中堅社員研修おすすめテーマ15選!選び方のポイントも解説
中堅社員研修を実施しようと検討している企業担当者にとって、「どのようなカリキュラムにすればよいのか」というのが悩みの種の一つではないでしょうか。
一言で中堅社員研修といってもテーマは多岐にわたるため、どのようなカリキュラムを選べばよいのか迷ってしまうことは多いでしょう。そこでこの記事では、中堅社員研修でおすすめのテーマ15選を紹介します。自社の中堅社員研修のプログラムを考える際の参考にしてください。
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中堅社員の抱える課題
中堅社員の抱える課題とは、管理職と若手社員の板挟みになることも多く、会社において微妙な立ち位置となりモチベーションが低下することです。管理職にはなっていないものの業務の中核メンバーとしての活躍を求められたり、新人や後輩の育成や指導も期待されていたりと、多くの役割を求められます。
また、社員によって能力やスキルのばらつきがあったり、コミュニケーションスキルにも差があったりと中堅社員が抱えている課題は多岐に渡ります。
中堅社員が伸び悩んでしまうことによるデメリットや課題については、以下の記事で詳しく紹介しています。
『中堅社員の伸び悩みが起こる要因とは|解決策と育成成功のポイント』
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中堅社員に求められるスキル
中堅社員に求められるスキルとは、下記のようなスキルです。
- プロフェッショナル意識
- リーダーシップ
- 新境地を開拓する意識
- チームレベルの問題解決力
- 他部署・社外との連携力
- プロジェクトマネジメント力
- メンバーの本音を引き出す力
- OJT指導力
- コミュニケーションのハブとなる力
このようなスキルを身につけるためにも、中堅社員が以下において解説する研修を行うことは意義があります。
中堅社員の役割については、以下の記事で詳しく紹介しています。
『中堅社員に求められる役割|必要なスキルや育成のポイントを紹介』
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中堅社員におすすめの研修テーマ15選
中堅社員研修で行われる研修内容は、どのようなものになっているのでしょうか。中堅社員におすすめの研修テーマは、下記の15種類です。
- ロジカルシンキング研修
- 仮説思考研修
- マーケティング研修
- 問題解決力研修
- プレゼンテーション研修
- コミュニケーション研修
- ファシリテーション研修
- ネゴシエーション研修
- プロフェッショナル意識の獲得
- 率先型のリーダーシップ
- 共創型のリーダーシップ
- OJTトレーナー研修
- コーチング研修
- 評価者研修
- キャリアデザイン研修
一つずつ詳しく解説します。
思考力を高める研修
ここでは思考力を高める研修として、ロジカルシンキング研修、仮説思考研修、マーケティング研修を紹介します。
ロジカルシンキング研修
ロジカルシンキングとは、物事を深くスピーディに考えた上で、それをわかりやすく伝えるため、体系的に筋道立てて考える力のことです。業務の中核を担い、問題解決を実践していく中堅社員には、ロジカルシンキングの力が必要不可欠です。
アルーのロジカルシンキング研修では、あらゆるビジネスの場面で役に立つロジカルシンキングの基本的な思考プロセスとスキルを身につけます。
ロジカルシンキング研修
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仮説思考研修
仮想思考とは、論点に対する仮説から物事を思考する方法です。中堅社員は日々の業務において、問題解決を求められることがあります。いきなり正解が見つかるものではないため、仮説思考に則った情報収集や仮説の構築、検証を行い、効率的に妥当な解答を導き出すことが必要です。 アルーの仮説思考研修では、ビジネスで重要な「論点設計」から始める仮説思考を学び、論点設計したあとに、仮説検証サイクルを回す方法を演習を通して習得していきます。
仮説思考研修
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マーケティング研修
マーケティングとは、顧客に自社の商品を買ってもらえる仕組みづくり全般を指します。マーケティングはビジネス活動全般のことだといっても差し支えなく、「マーケティング」と名の付く部署以外の研究開発や営業、財務、人事などビジネスに関わる多くの部署で必要とされています。
アルーのマーケティング研修では、マーケティングの基本フレームワークを体系的に学べます。また、ケーススタディと事例を用いた演習を取り入れることで、マーケティング初心者でもわかりやすい教材となっています。
マーケティング研修
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問題解決力を高める研修
問題解決力を高める研修をご紹介します。
問題解決力研修
問題解決力とは、「あるべき姿」と「現実」の間のギャップを「問題」と定義し、現状をあるべき姿に近づけていく力のことです。中堅社員には個人レベルの問題解決ではなく、チームレベルの問題解決を周囲を巻き込みながら行うことが求められます。
アルーの問題解決力研修では周囲へ働きかける力も鍛えるため、職場で実践できる問題解決力を身に付けられます。また、受講生のレベルやクライアントの希望に合わせて研修のカスタマイズが可能です。
問題解決力研修
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コミュニケーション力を高める研修
コミュニケーション力を高めるプレゼンテーション研修、コミュニケーション研修などをご紹介します。
プレゼンテーション研修
プレゼンテーション力は、顧客との商談や社内会議などのあらゆるビジネスの場面で必要とされます。事前準備が大事であり、実際のプレゼンテーション中は一方的に話すのではなく聴き手の興味関心を引き出す必要があります。
アルーのプレゼンテーション研修では、ロジカルなプレゼンテーションにむけた事前準備の大切さを学べます。また、教材のカスタマイズや最適な講師選定により、受講者が業務に活かせる学びを提供しています。
プレゼンテーション研修
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コミュニケーション研修
ビジネスを行なう上で、コミュニケーション力は人と良い関係性を構築するために必要です。中堅社員には、周囲のメンバーの本音を引き出し風通しの良いチーム作りをすることに加えて、利害が一致しない他部署やメンバーとも健全なコミュニケーションを通じて協働することが求められます。
アルーのコミュニケーション研修では、コミュニケーションの基本として「Weモード」で働きかけることを原則に、関係者別(上司、現場、他部署)のコミュニケーションの取り方を学べます。
コミュニケーション研修
中堅社員が担うべき「風通しの良い職場作り」について詳しくは以下のページをご覧ください。
『風通しの良い職場とは?施策例や事例、よくある勘違いをご紹介』
ファシリテーション研修
ファシリテーションとは、会議やミーティングなどを円滑に進めるための技法です。中堅社員は会議やグループでの進行をスムーズに行い、生産性の高い議論を促すことが求められます。ファシリテーション力を身につけることで、会議などの場で成果を最大化できるようになることが期待できます。
アルーのファシリテーション研修では、会議の進行に合わせて、ファシリテーションに必要なスキルを網羅的に学習できます。また、演習と講師や周囲からの客観的なフィードバックにより、学んだ内容の定着支援をします。
ファシリテーション研修
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ネゴシエーション研修
ネゴシエーションとは、交渉や折衝を行うスキルのことです。中堅社員は上司やクライアントとの交渉が必要になる場合がありますが、苦手意識を持っていたり交渉相手に対して感情的になってしまう人もいるでしょう。
アルーのネゴシエーション研修は、お互いがWin-Winとなるネゴシエーションスキルに特化したものです。また、価格交渉や契納期遅延など、現場でよくある交渉場面を演習やケーススタディに用いています。
ネゴシエーション研修
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ビジネスマナーを磨く研修
プロフェッショナル意識の獲得
中堅社員ともなると自分だけが成果を出すだけではなく、チームのために動くことが求められます。ただ、チームのためにといわれても、どのようにかかわっていけばよいかわからない人もいるでしょう。そこで、チームの目的のために、プロフェッショナルとして行動する意識が必要となります。
アルーのプロフェッショナル意識の獲得研修では、自分自身がプロフェッショナルとしてどのように業界や社会に貢献していきたいか改めて認識できます。
プロフェッショナル意識の獲得
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リーダーシップを強化する研修
リーダーシップを強化する研修として、率先型のリーダーシップと競争型のリーダーシップをご紹介します。
率先型のリーダーシップ
中堅社員には、チームの目的のためにプロフェッショナルとして自信を持って決断・行動していくリーダーシップが求められます。会社からも率先垂範するリーダーシップの発揮を期待されるでしょう。
アルーの率先型のリーダーシップ研修では、現実で起こるさまざまな状況において「いい決断」をするために、決断の裏側(決断する際に影響する要素)を考え始めるようなワークを行います。
率先型のリーダーシップ
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共創型のリーダーシップ
メンバーに対し否定的な評価をしたり期待をかけるコミュニケーションをとらなかったりといった課題が多い中堅社員もいるでしょう。
アルーの共創型のリーダーシップ研修は、リーダーシップを発揮するために必要な基本スタンスを学び、実践のイメージを持つことを目的としています。また、リーダーシップを発揮すると直面する、周囲からの批判に対する向き合い方を学べます。
共創型のリーダーシップ
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部下育成・後輩指導力を身に着ける研修
OJTトレーナー研修
OJT(On the Job Training)とは、職場の上司や先輩が後輩に対して、実際の仕事を通じて指導し知識や技術などを身に付けさせる教育方法です。中堅社員にOJTトレーナーとしての役割を期待している会社は多いでしょう。
アルーのOJTトレーナー研修では、今どきの新入社員の強みや課題といった傾向を捉えているため、OJTトレーナーに対してもトレンドをおさえた指導方法が可能です。
OJTトレーナー研修
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コーチング研修
コーチングとは、相手の能動的な思考や行動、視点を引き出すための手法です。コーチングはコーチと受け手の対話で成り立つものであり、コーチは受け手の特徴や隠れた能力を引き出し、さらなる成長を促します。
アルーのコーチング研修は、オンラインでの働き方に対応した研修設計となっています。昨今の労働環境を踏まえて、心理的安全性のある関係づくりのポイントやオンラインでのコミュニケーションのコツを学べます。
コーチング研修
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マネジメント力を高める研修
マネジメント力を高める研修をご紹介します。
評価者研修
中堅社員が管理職になると、組織全体の目標達成に向けて、メンバーの目標設定や実行支援、評価を適正に行うことが求められます。そのためには、組織目標をメンバーが自分ごととして捉えられるように落とし込み、メンバーの目標の結果を適切に評価し、評価内容を正しくメンバーに伝えないといけません。
アルーの評価者研修では、期初の目標設定から期末に行う評価フィードバックを通し、必要なプロセスや面談の進め方を体系的に学べます。
評価者研修
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キャリアをデザインする研修
キャリアをデザインする研修を紹介します。
キャリアデザイン研修
中堅社員のモチベーションを向上させるためには、キャリアデザイン研修を実施するのも効果的です。
キャリアデザイン研修では、自分自身がなんとなくイメージしているキャリアについて掘り下げ、自分の価値観や将来ビジョンを確立していきます。
中堅社員に対してキャリアデザイン研修を実施すれば、中堅社員が抱きがちなキャリアに対する不安を払拭することにもつながります。
また、キャリアデザイン研修を実施する際には、働き方の前提となっている「生き方」まで遡って考えるのがポイントです。
自分の価値観を深く見つめ直す中堅社員向けキャリアデザイン研修について詳しくは、以下のページからご覧いただけます。
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アルーの中堅社員研修の特徴
アルーでは、中堅社員研修に関するプログラムを提供しています。以下では、アルーの中堅社員研修の特徴を解説します。
自社の課題に合わせた研修を設計いたします
アルーでは、研修を始める前にクライアントの現状や課題をヒアリングし、課題に合わせた研修を設計します。そして、現場の声を反映して具体的なビジネスシーンでの対応策を学べるようにします。また、アウトプットの場を設けられるように演習も多く取り入れているため、スキル習得を早めることが可能です。
スキル付与だけでなく、マインドセットも重視しています
アルーでは、技術的課題(スキルを身につけることで解決する課題)のみならず適応課題(価値観を変更する、もしくは手放すことで解決する課題)にも注目し、社員のマインドセットや価値観の転換のための研修を行っています。スキルを付与するだけではなく、マインドセットも重視しているのが特徴です。
eラーニングを併用したブレンディッドラーニングも可能です
アルーでは集合型研修のみではなく、オンライン研修やeラーニングにも対応しています。また、集合型研修やオンライン研修、eラーニングを組み合わせた「ブレンディッドラーニング」も対応可能です。研修ごとの特徴を活かして学習ができるため、時間がない中で研修を行わなければならない中堅社員研修に向いています。
アルーでは、eラーニングの受講管理が容易になるLMS「etudes」を提供しています。etudesもあわせて利用することで研修にかかる工数を減らし、作業の効率化が図れるでしょう。
etudes(エチュード)で社内教育の課題を解決|LMS・クラウド型eラーニングシステム
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研修後のフォロー・効果測定も支援します
アルーでは、研修後のフォローや効果測定の支援も行っています。研修を実施するだけで終わってしまっては、研修の効果があったかどうかの判断が難しいでしょう。
そこでアルーでは、上記で紹介したLMS「etudes」や職場学習の支援ツール「compath」などを活用し、成果が一目でわかるような工夫を行っています。育成成果を可視化することで、学習の定着度や行動変容をスムーズに把握できます。
アルーが提供している「compath」については、以下のページで詳しく確認していただけます。
職場学習の支援ツール「compath」
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中堅社員研修の実施方法
中堅社員研修の代表的な実施方法は、下記の3つです。
- 集合研修
- オンライン研修
- eラーニング
メリットとデメリットを交えながら、一つずつ詳しく解説します。
集合研修
集合研修とは、同じ目的やレベルの人たちが一定期間、同じ場所に集まって行う研修です。メリットとデメリットがあるので、以下で紹介します。
<メリット>
- 講師や他の受講者と直接対話し、質問や意見交換ができる
- グループワークやロールプレイなどの実践的な演習によって、スキルを身につけられる
- 他の受講者とネットワークを作ることで、情報交換や相談ができる
<デメリット>
- 参加するための日程調整に手間がかかる
- 部署ごとや地域ごとでクラスを分けて実施する場合には、講師によっての教育のムラが起こる可能性がある
オンライン研修
オンライン研修とは、インターネット上で行う研修で、おもに2種類あります。
- ライブ形式:講師と受講者が同時にオンラインで参加する形式
- 録画形式:事前に録画された動画を受講者が自分の好きな時間に視聴する形式
オンライン研修のメリットとデメリットは、以下のとおりです。
<メリット>
- 好きな場所で参加できる
- 交通費や会場代がかからない
- 講師による教育のムラが起きにくい
<デメリット>
- ロールプレイングなどの対人でのアウトプットがしづらい
- 他の受講者との交流がしづらい
オンライン研修の効果的な実施方法やメリットは、以下の記事でも詳しく解説しています。
『オンライン研修とは?効果的な実施方法やメリット、成功事例を解説』
eラーニング
eラーニングとは、パソコンやスマートフォンなどのデバイスを使って行う学習です。eラーニングのメリットとデメリットは、以下のとおりです。
<メリット>
- 自分の好きな場所・時間に学習できる
- 学習内容を自分で選択できる
- 研修の予習・復習がしやすい
<デメリット>
- 学習環境やデバイスを各自で用意しなければいけない
- モチベーション管理や自己管理は各自で行わなければいけない
eラーニングを企業研修で活用するメリット・デメリットは、以下の記事でも詳しく解説しています。
『【簡単解説】eラーニングとは?企業研修で活用するメリット・デメリット』
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中堅社員研修の選び方のポイント
中堅社員研修は多岐にわたり、この記事でも15種類もの中堅社員研修を紹介しました。
中堅社員研修では、自社の課題や受講者の課題に合わせてテーマ決めを行うことが必要です。
以下では、中堅社員研修の選び方のポイントを解説します。
現状の課題を把握し、テーマを決める
中堅社員研修を選ぶときは、現状の課題を把握してからテーマを選びましょう。
現状の課題を把握するためには、個別面談やアンケート調査、上司からのフィードバックなどが有効です。
現状の課題に基づきテーマを選ぶことで、不必要なトピックを学ぶことなく、ためになる研修を実施することができるでしょう。
ブレンディッドラーニングに対応できるかで選ぶ
中堅社員研修には、上記で紹介した集合研修やオンライン研修、eラーニングなどの方法があります。オンライン研修は好きな場所で参加できて、講師による教育のムラが起きにくいなどのメリットがあります。そのため、集合型研修やオンライン研修、eラーニングを組み合わせた「ブレンディッドラーニング」が行えるかどうかもチェックポイントです。アルーでは、ブレンディッドラーニングに対応しています。
ブレンディッドラーニングについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
『【事例あり】ブレンディッドラーニングとは?効果的な方法や注意点を徹底解説』
アウトプットの機会が充実しているかで選ぶ
中堅社員研修では、知識やスキルを学ぶことだけでなく、アウトプットの機会が充実しているかが重要です。身につけた知識やスキルを実際に使いこなせるかが特に大切です。おもなチェックポイントは、以下のとおりです。
- グループワークやロールプレイなどの演習が研修に含まれているか
- プレゼンテーションやレポートなどの成果物を提出できるか
- 研修後のフィードバックやコーチングなどのサポートがあるか
- スキル付与だけでなく、マインドセットをできるかで選ぶ
中堅社員研修は、スキル付与だけでなくマインドセットができるかどうかで選びましょう。スキルを身につけても、中堅社員自身が新しい価値観を獲得し今までの価値観を変えられなければ行動変容には繋がりません。研修内容にマインドセットの変革を促す要素が入っているかどうかをチェックしましょう。
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アルーの中堅社員研修事例
サービス業界F社 管理職の視点からの仕事の進め方を学ぶ中堅社員研修事例
サービス業界F社では、中期経営計画の方針の転換に伴い、サービス品質の向上や、人材定着のための組織作り、専門人材とゼネラリスト育成を人材戦略として掲げていました。一方で、中期経営計画を実行していくためには、経営と職場をつなぐ管理職人材が不足していたため、3年間で管理職および管理職候補者を約800名育成することを掲げていました。中堅社員向けに期待役割を認識させ、その役割を果たすために必要なスキルを付与する研修を実施しました。
研修を実施した成果として、「研修での学びの活用イメージ」については96%の受講生が、職場で役立つ学びを得ることができたと回答があり、職場での活用イメージを抱かせることに成功しました。
この事例について詳細を知りたい方は以下をご覧ください。
管理職の視点からの仕事の進め方を学ぶ中堅社員育成 施策例
インフラ業界A社 チームの目的達成に貢献する中堅社員研修事例
インフラ業界A社では、中堅社員が、プレイヤーとしての活動や成果に満足しており、チーム視点で考えることが出来ないことが課題でした。そのため、中堅社員がチーム視点で仕事をとらえ、今後管理職へと成長していく為に、自身の業務を捉え直し、チーム視点で業務をとらえ貢献していく役割期待を認識する研修を実施しました。研修を実施したことで、中堅社員からは「自分自身の考えや視野の低さを再認識した」や、「自分自身をアップデートしていかなければならないと感じた」など、自身の足りない部分に気づき、自ら変化していかなければならないといった気づきを得られました。
この事例について詳細を知りたい方は以下をご覧ください。
自身の業務を捉え直し、チームの目的に貢献する為の行動が出来る中堅社員育成例
サービス業界D社 部下育成の強化と組織成果につなげる中堅社員研修事例
サービス業界D社では、現場のリーダーである中堅社員が、メンバーの間に入ってチームを動かさずに、プレイヤーとしての振る舞いにとどまっているという課題を抱えていました。また、リーダーを担える人材が少なく、育っていなかったため、現場のリーダーである中堅社員向けにプレイヤー意識から脱却しマネジメントへ意識転換させ、部下育成の強化、組織成果につなげるリーダーを創出することを目的に研修を実施しました。研修の成果として、研修後アンケートの「研修で学んだことは、職場で役立ちますか?」という質問に対して、すべての受講生が、職場で役立つ学びを得ることができたと回答があり、具体的なコメントとしては、「業務を自分ですべてやるのではなく、メンバーを動機づけていくことの重要性に気づくことができた」といったコメントが多く見られました。
この事例について詳細を知りたい方は以下をご覧ください。
部下育成の強化と組織成果につなげるリーダー育成 施策事例
中堅社員研修ならアルーにお任せください
この記事では、中堅社員研修でおすすめのテーマ15選を紹介しました。中堅社員が抱えている課題は多岐に渡り、必要とされるスキルも多くあります。そのため、どのスキルを身につけるためのカリキュラムにすればよいか迷ってしまうことがあるでしょう。
アルーでは中堅・リーダー層を対象とし、チームのリーダーとして人を巻き込み業務を進める業務遂行力やチームの業務レベルを上げるとともに、成果を牽引する力を身につける研修を実施しています。以下のページで詳細に解説しています。
中堅・リーダー層研修
この記事で解説した内容を参考に、中堅社員の育成を効率的に進めていってください。
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