サービス業界D社様では、継続的に成果を上げるために、現場力の強化を戦略として掲げていた。
その中で、現場のリーダーである中堅社員に対して、メンバーとの間に入ってチームを動かさずに、自身もプレイヤーとしてのみの振る舞いにとどまっているという課題を抱えていた。また、リーダーを担える人材が少なく、育っていないという課題も抱えていた。
上記課題に対して、プレイヤーではなくマネジメント側への視点の変換、部下育成を強化し、組織成果につなげるリーダーを創出することを目指して、研修を実施することを決定した。
研修の場をスキル付与の技術的課題のみのアプローチにするのではなく、今後求められるマネジメントという役割にどのように向き合うのか、適応課題まで踏み込んだ設計とする。
研修内でバディ(3人1組の少数グループ)を組み、研修後にバディで研修内容の実践度合いについて振り返りを行う設計とし、業務の状況や実践の様子を共有し合い、相互刺激をもたらしながら、自発的な学習や学びの定着を図る。