ファシリテーション研修

集団による場を効率的に運営するスキルを習得

ファシリテーション研修で得られる効果

サラリーマン
受講前

会議の参加者に意見を求めたり、集めた意見を基に会議を進行させたりすることが苦手。先日、会議に参加したメンバーから「司会の役割を果たしていない」と指摘されてしまった。

受講後

会議の参加者が意見を出しやすいよう会議中の環境を整え、参加者から多様な意見を引き出せるようになった。

また、会議中の論点や議論の進捗を誰が見ても分かるような形で整理することができるようになり、議題が本題から逸れないように進行できるようになった。

女性
受講前

定例会議で他部署の意見をまとめる役割を担っている。一問一答であれば問題なく答えられるが、雑談を交えながら様々な方向に逸れる議題をうまくまとめることができない。

毎回、今後に向けた合意度の高い結論を導き出すことができず、「無駄な会議なのではないか」という声も上がっている。

受講後

会議を始める前に場の全体設計をしっかり行い、限られた時間内で最大の効果が出せるよう会議を進めることができるようになった。

 

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アルーのファシリテーション研修で学べる内容

ファシリテーションとは、集団による知的相互作用を促進する働きのことです。

ファシリテーションを学び、集団による場を効率的に運営するスキルを習得することで、会議などの場で成果を最大化できるようになります。

 

  • ファシリテーションの原則
  • ファシリテーションに必要な6つのポイント(全体設計、場作り、議論整理、問題対応、合意形成、行動計画)

について講義とグループワークを通じて学ぶことで、ファシリテーションスキルを身につけることができます。

 

次のような課題を持った若手社員、中堅社員におすすめの研修です。

  • そもそも何のために会議を行うのかが明確でないまま、会議を進めてしまう
  • 会議を開催するのに場の全体設計ができておらず、非効率な会議を行ってしまう
  • 会議の進行役として、参加者の多様な意見を引き出すことができない
  • 会議の進行役として、場に出てきた情報を分かりやすく整理することができない
  • 今後に向けて合意度の高い結論を導くことができない

対象

  • 若手社員
  • 中堅社員

推奨受講人数

10~42名程度

プログラム例

項目 概要 進め方
イントロダクション 研修目的を確認する

ワーク①

会議の実践

  • 狙い:ファシリテーションの重要性を理解する
  • 学び:現時点の自身のファシリテーション力を確認する
グループワーク

講義

  • ファシリテーションの6つのポイント(全体設計、場作り、議論整理、問題対応、合意形成、行動計画)とその必要性
  • メンバーの感情への配慮の必要性
講義

ワーク②

会議の全体設計を行う

  • 狙い:効率的・効果的に会議進行をするために、事前にできることがあることを理解する
  • 学び:5W1Hで会議の全体設計を行い、参加者の目線をそろえる
  • 会議の目的確認やアジェンダ設定をする演習
グループワーク

ワーク③

場の雰囲気を作る

  • 狙い:活発な議論を促進する肝となる、会議最初の雰囲気作りができているかを確認する
  • 学び:アイスブレイクを活用した、全員が発言しやすい場の作り方を学ぶ
  • 参加者が発言しやすい雰囲気を作る演習
グループワーク

ワーク④

議論の内容を構造化する

  • 狙い:情報の羅列と構造化の違い、その効果を理解する
  • 学び:グルーピング、MECEなどを活用し、議論を構造化して整理する方法を学ぶ
  • 紛糾した会議をファシリテーターとしてまとめていく演習
グループワーク

ワーク⑤

問題場面への対応

  • 狙い:場当たり的な対応ではなく、原因を突き止めてから問題を解決しているかを確認する
  • 学び:問題解決のステップ(問題の特定、原因追及、解決策)を学ぶ
  • 各メンバーが思っていることをうまく言えない設定。集団に起きている問題を解決し、議論を前に進める演習を行う
グループワーク

ワーク⑥

合意形成を行う

  • 狙い:対立した意見を述べるメンバーの本質的要望に目を向けることができているかを確認する
  • 学び:Win-Winの合意形成に役立つ5つのツール(全体のパイの拡大、抵抗の原因の軽減、MUST/ WANTの入れ替え、折衝対象以外の報酬、双方の要望の組み合わせ)を学ぶ
  • 表面的には利害が対立している2つのグループに分け、それぞれの情報を元に折衝を行いながら、お互いにとって良い解決策を導く演習
グループワーク

シミュレーション⑦

行動計画の策定

  • 狙い:実効性のある行動計画が策定できているかを確認する
  • 学び:決定された行動計画を実行に移すためのポイント(SMARTゴール)を学ぶ
  • 会議で大まかな方向性が決まった後に、今後の具体的な行動を策定する演習を行う
グループワーク
まとめ 振り返り、質疑応答

 

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アルーのファシリテーション研修の特徴

スキルを網羅

会議の進行に合わせて、ファシリテーションに必要なスキルを網羅

会議のファシリテーションには、議論を構造化するためのロジカルシンキングスキル、協働するためのネゴシエーションスキルなど様々なスキルが求められます。
アルーのファシリテーション研修では、実際の会議のケースを題材に、会議前に必要なポイント、会議の進行中に必要なポイント、会議を終える際に必要なポイントに分けて、ファシリテーションに必要なスキルを網羅的に学習します。
ファシリテーションの実践演習

実践演習と客観的なフィードバックによる定着支援

場づくりのコツや議論の構造化のポイントを理解していても、現在の課題を明確化したうえで、反復して実践を行わないとなかなか身につきません。
アルーのファシリテーション研修では、実際の会議の場面を想定したケース演習や模擬会議などの実践演習と、講師や周囲からの客観的なフィードバックにより、学んだ内容の定着を支援します。
生産性向上

企業の生産性の向上にも貢献

生産性の向上を目的にファシリテーション研修を行う場合には、ファシリテーションスキルを学ぶ前に、まずは「会議が必要かどうか」から判断できるようになることも必要です。「議論の必要性」と「問題解決の必要性・緊急性」を考慮して、会議が必要かどうか判断することが、ムダの削減につながります。
アルーのファシリテーション研修は、ファシリテーションスキルの習得だけでなく、組織の生産性向上にも寄与します。

ファシリテーション研修 受講者の声

グループワークで、自分とはバックグラウンドが異なる方々と意見を交換できたのがよかったです。特に、会議のアジェンダに関する問題点について、自分にはない考えを多く聞くことができました。また、今後の実際の会議の中で活かせるようなTipsも習得できました。(ソフトウェア・通信)
チームにわかれてファシリテーションする様子を見ることで、ファシリテーションの仕方を実体験とともに体感でき、その前後の講義の内容をより深く理解することができました。講義とペアワークが交互に行われることで、具体的なイメージを持つことができたのだと思います。また、研修の参加者は同じような悩みを持っていたので、意見交換をしながら解決策を見出すことができて良かったです。学びの多い1日となりました。ありがとうございました。(金融)
会議をリードするうえで必要な要素が体系だてて示されており、それをベースとして振り返りをすることで、自分が抱えている悩み・自分に足りないものを構造的に理解し、言語化できました。
振り返り後の講師の方のコメントで目からうろこだったのは、「自分が努力することで対処できること」と「自分だけでは対処しきれないため、周りを上手に巻き込むべきこと」の2種類があるということです。時には周りの助けも借りながら、ファシリテーション力を向上させていきたいです。(メーカー)
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よくあるご質問

Q.オンラインでも研修を受けることはできますか?

はい、オンラインでも研修を受講いただけます。
ZOOMのブレイクアウトセッション等を利用し、少人数でのグループワークも問題なく行っていただけます。

Q.ファシリテーション研修の目的はなんでしょうか?

年次や役割に関わらず、会議の進行役を務めることが多い方向けに、議題設定や議論整理、合意形成などのスキル習得を目的として実施することが多いです。

ご支援事例の中には、生産性の向上を目的として、会議の無駄を減らすことを目的とする事例や、会議だけでなくプロジェクトを前に進めるためのファシリテーションスキルを習得することを目的とした事例もございます。

Q.ファシリテーション研修の費用を教えてください。

費用について詳しくはお問い合わせください。
お客さまの課題や希望に合わせて、ご提案とお見積りをお出しします。

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