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2年目社員研修とは?目的やおすすめのプログラム、成功させるコツを紹介

後輩社員ができたことによる孤独感や、成長の停滞など様々な課題に直面しがちな2年目社員。2年目社員にありがちな課題を解消し、効果的な教育を行うためには2年目社員研修の実施がおすすめです。

そこでこの記事では、2年目社員研修を実施する目的やおすすめの研修プログラム、研修を成功させるために必ず知っておきたいポイントを解説します。


より深く知るための『オススメ』お役立ち資料




目次[非表示]

  1. 1.2年目社員向けの研修とは
  2. 2.2年目社員研修の目的
  3. 3.2年目社員が持ちがちな悩み
  4. 4.2年目社員研修でおすすめのプログラム
  5. 5.2年目社員研修を成功させるポイント
  6. 6.アルーの2年目社員研修の事例
  7. 7.2年目社員研修ならアルーにお任せください


2年目社員向けの研修とは

2年目社員向けの研修とは、これまでの業務経験と学びの棚卸を行う振り返り研修を中心に、業務遂行力向上研修や、問題解決能力向上研修、アサーティブコミュニケーション研修、ビジネスマインド研修など、2年目の社員を対象として実施する研修の総称です。

入社から1年間が経過して一通りの業務を経験した2年目の社員には、成長実感が不足したり、後輩社員ができたことによる孤独感が生まれたりします。2年目社員向け研修では、こうした課題解決にフォーカスした研修を実施するのが効果的です。2年目社員の成長をサポートするとともに、将来のキャリアにも目を向けてもらうことで、2年目社員の離職を防ぐこともできます。


2年目社員研修の目的

2年目社員研修を実施する目的は、求められる役割の確認や業務効率の向上、エンゲージメントの向上など様々です。また、入社から1年が経過した時期に実施することが多いため、新入社員研修のフォローアップといった側面もあります。

2年目社員研修を実施する目的を確認していきましょう。


新入社員研修のフォローアップ

2年目社員研修には、新入社員研修のフォローアップという目的があります。入社から1年間が経過して2年目に突入する頃には、新入社員研修で学んだ内容を実践できている社員とそうでない社員との差が表れてきます。実践できていない社員には復習や再学習が必要ですし、実践できている社員も新たな課題や悩みを抱えている可能性があります。

ここで再度社員へ集まってもらえば、業務に携わる中で見えてきた課題の検討や、解決策の模索、成功体験の共有などを行うことができます。スキルの定着を促すとともに、悩みや疑問点を解決する場にしましょう。


2年目社員に求められる役割の確認

2年目社員は、新入社員の頃と比べて求められる役割が変化します。2年目社員に求められる役割の確認も、2年目社員研修を実施する目的の一つです。

例えば、2年目社員は「仕事を覚える」という段階から脱却し、徐々に企業の主戦力として活躍することが求められます。相手の期待に応えるだけでなく、相手の期待を超えるような仕事が求められるのも2年目からです。
また、2年目社員が新入社員のメンターやコーチとなって、彼らの指導を担当することもあるでしょう。こうした役割を研修で確認し、2年目社員として必要なマインドセットの獲得を促すのが重要です。


業務効率の向上

2年目社員研修を実施する目的として、業務効率の向上も挙げられます。新入社員の頃は一から仕事を覚えていくため、業務の質を高めることまで意識できないことが多いです。一方、ある程度の経験がある2年目社員では、徐々に業務効率など質的な側面にアプローチできるようになります。

後述するように、タイムマネジメント研修やロジカルシンキング研修、問題解決力研修などを通じて、業務効率の向上を目指す必要があります。研修を通じて業務効率が向上すれば、2年目社員にありがちな「成長実感がない」といった悩みの解消にもつながります。


主体的な行動ができるようにする

入社したばかりの時期は、上司からの指示に従って与えられた仕事をこなすので精一杯の社員がほとんどです。一方、2年目の社員には、求められる姿勢が変化します。

主体的な行動ができるようにするのも、2年目社員研修を実施する目的です。指示を待つだけではなく自分から率先して仕事をこなす姿勢や、今までにプラスアルファの働きが求められることを理解してもらいましょう。研修を通じて、2年目社員として必要なマインドセットの獲得を促すのが大切です。

主体的な行動ができるようになるための研修については、以下のページで詳しくご確認いただけます。
ひとりだち意識の獲得

▼資料ダウンロードはこちら

  『ひとりだち意識の獲得』資料ダウンロード 『ひとりだち意識の獲得』の資料をダウンロードいただけます。こちらの研修では「仕事へのオーナーシップを持ち、自ら仕事を進めていくひとりだち意識を得ること」について学びます。本資料では、実際の研修で扱うアジェンダやワーク資料などをご紹介するとともに、自己認識の持ち方、主体性の発揮の仕方などについても解説しています。 アルー株式会社


会社へのエンゲージメント向上

会社へのエンゲージメントは、社員のパフォーマンスを大きく左右することが知られています。いくら優秀な2年目社員であっても、会社に対するエンゲージメントが低ければ成果は上がりにくいですし、最悪の場合は離職へつながってしまいます。

2年目社員研修を実施する目的として、会社へのエンゲージメント向上が挙げられます。研修を通じてマインドセットの獲得やキャリアへの自覚を促し、会社への信頼感や愛着意識を高めてもらうことが重要です。



2年目社員が持ちがちな悩み

2年目社員は、後輩が入ってきたことによる孤独感や、新入社員の時期と比べた成長実感の不足など、様々な課題に直面しがちです。こういった課題が、離職を考えるきっかけとなることも少なくありません。

2年目社員研修のプログラムを考える上で知っておきたい、2年目社員が持ちがちな悩みを見ていきましょう。


後輩が入ってきたことによる孤独感

多くの企業では、入社したばかりで右も左もわからない新入社員に対して徹底した研修プログラムを用意しています。また、メンター制度などを始めとする充実したサポート体制を整えている企業も多く、先輩社員も積極的に声をかけるはずです。

一方、新入社員と比べると2年目社員のフォローは手薄になりがちです。2年目社員に対しては研修プログラムが整っていないケースも多く、先輩社員も新入社員ばかり気にかけて2年目社員へのサポートが後回しになる場合があります。こうした中で孤独感を覚え、悩みを抱えたり、離職を検討したりする2年目社員が多いです。


後輩に仕事を教えるのが難しい

2年目社員は新入社員に一番近い存在として、新入社員の教育に何らかの形で携わる場面が多いです。しかし、ほとんどの2年目社員にとって、他の社員の教育は初めての経験でしょう。

後輩に仕事を教えるのが難しく、思うように育成が進まずに悩んでしまうというのも、2年目社員にありがちな課題です。指導を2年目社員に丸投げしてしまうと、本人の負担感を増大させる原因となり、悩みにつながってしまいます。

2年目社員が任されることの多いOJTのコツについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
OJT教育とは?指導やマニュアル作成のコツ、メリット・デメリット


モチベーションの低下

新入社員として仕事に取り組む1年目の間は、ほとんどの業務が本人にとって新鮮です。目の前の仕事を回すことで精一杯で、仕事を一つこなすことそのものにモチベーションを感じる社員も多いでしょう。

一方、2年目社員となると徐々に業務へ慣れが出てきます。また、一通り会社の業務を経験したことで、新入社員時代には見えなかった新しい会社の側面が見えてくるでしょう。理想と現実の違いに気づくことも多く、こうしたことが2年目社員のモチベーションを下げてしまいます。


人間関係の悩み

仕事に慣れが出てきた2年目社員は、ふと社風や会社の人間関係について考えてしまうことがあります。また、1年目に感じていた些細な人間関係の悩みが徐々に顕在化し、我慢ができなくなってくるのもこの頃です。

人間関係の悩みも、2年目社員が抱きがちな悩みの一つです。居心地の悪さや価値観との不一致を意識する場面が増え、「自分はこの会社に向いていないのかもしれない」「人間関係がストレスで、仕事をやめたい」と感じてしまうケースがあります。


成長実感がない

新入社員の頃は、仕事一つ一つが本人にとって新鮮なため、目の前の仕事に取り組むことだけで成長を実感できるものです。一方で経験の蓄積された2年目社員は、今まで通り仕事をこなすだけでは徐々に成長実感が薄れていきます。

成長実感がないというのも、2年目社員によくある悩みです。また、同期と自分を比較する人も出てくるでしょう。「同期と比べて自分はあまり成長していない」「今の環境では成長できないのではないか」と悩んでしまうケースも多いです。




2年目社員研修でおすすめのプログラム

	講義風景

2年目社員は、後輩が入社したり、仕事に慣れが出てきたりすることで、様々な課題に直面しがちであるとわかりました。では、こうした課題を解決し、2年目社員のさらなる成長をサポートするためにはどういった研修プログラムが効果的なのでしょうか。

ここからは、2年目社員研修でおすすめの具体的なプログラムをご紹介します。


タイムマネジメント研修

限られた時間で最大限の成果を発揮するためには、優先順位をつけて仕事をこなすタイムマネジメントの視点が欠かせません。ただ業務をこなすだけでなく、効率的に業務をこなすことが求められる2年目社員には、特にこの考え方が重要です。

タイムマネジメント研修は、2年目社員研修におすすめのプログラムです。ゴールを明確にし、計画を立てて効率的に仕事を進めていくスキルを身につけてもらいましょう。


▼タイムマネジメント研修のカリキュラム例

テーマ
概要
進め方

イントロダクション

研修目的を確認する


講義:
原則を学ぶ

  • 持参したスケジュール表を確認しながら、「効率を上げる」「時間を確保する」ことにより、仕事の成果を上げることができる余地がないかを確認する
  • 大原則(自分から動いて、重要事項を優先する)と、3つの要点(設定する、計画する、調整する)

グループワーク


ノック1本目
ゴールを明確に設定する


  • 狙い:自身のゴール設定の癖を確認する
  • 学び:SMARTゴール
  • 現状取組んでいる業務の中から1つ選び、SMARTの観点でゴールを明確にする演習を行う

グループワーク


ノック2本目
仕事の優先順位付けとスケジューリング


  • 狙い:仕事の優先順位付けの観点を確認する
  • 学び:自分の考えを持つ、相手と「重要度」と「緊急度」の認識をすり合わせる、重要度と緊急度で考えて重要事項を優先する、重要度の基準(会社全体で見たときの影響度、人への影響範囲)
  • 業務内容のスケジューリングについて先輩に相談するという設定。先輩からのアドバイスに従い、仕事の優先順位を検討する演習を行う

グループワーク


ノック3本目
重要事項が優先できない


  • 狙い:緊急ではないが重要な仕事について、どのように着手していけばよいか確認する
  • 学び:重要な仕事を確実に実行するために、自分からスケジューリングし周囲と共有する、重要事項への対処法(期限を早める、中間ゴールを定める、他者への発表・レビューの機会を設ける、少しずつでも着手する)
  • 重要度は高いが、緊急性は低い業務に着手できていないと上司から指摘を受け、自身のスケジュールを見直し、改善点と理由を考える演習を行う

グループワーク


コラム
仕事の効率向上のための方法


<コラム①>

  • 学び:スキマ時間TODOリスト
  • お客様先に訪問した際、先方の都合により10分の待ち時間ができたという設定。この時間をどのように活用するか考える演習を行う

 <コラム②>

  • 仕事の効率向上のための5つのルール作り(いつやるか決める、曖昧さをなくす、集中できる環境を作る、制限時間を作る、やる気を高める)

グループワーク


ノック4本目
上司からの依頼


  • 狙い:自身の仕事の依頼の受け方を見直す
  • 学び:5W2Hでゴールを確認して代替案を持って調整する、返答のポイント(依頼を引き受ける意志をまず伝える、自分の仕事の都合を正確に伝える)、DESC法
  • 突然、上司から2~3時間を要する調査業務の依頼が来る設定。その依頼をどのように引き受けたらよいか考える演習を行う

グループワーク


まとめ

振返りと質疑応答



タイムマネジメント研修の詳しいカリキュラムは、以下のページから詳しくご覧いただけます。
タイム&プライオリティマネジメント100本ノック

▼資料はこちらからダウンロードできます。

  タイム&プライオリティマネジメント100本ノックサービス資料ダウンロード 「タイム&プライオリティマネジメント100本ノック」のサービス資料をダウンロードいただけます。限りある時間の中で重要なことを成し遂げるための、自分から動いて状況に働きかけていくことができるようになることを目指します。 アルー株式会社


アサーティブコミュニケーション研修

徐々に中核的な仕事をこなす場面も増える2年目社員は、上司や新入社員とコミュニケーションを取る場面も増えるでしょう。

アサーティブコミュニケーション研修を実施すれば、「いつも上司の言いなりになってしまう」「新入社員を責めるような言い方で指導してしまう」といった課題を解決できます。アサーティブコミュニケーション研修も、2年目社員におすすめの研修プログラムです。

▼アサーティブコミュニケーション研修のカリキュラム例

午前
午後
  • イントロダクション
  • アサーティブコミュニケーションとは?
  • 心構え ~自分も相手も大切にする~
  • リクエストを明確にする
  • 相手に配慮して伝える
  • 受け止めてから伝える
  • 相手の傾向に応じたコミュニケーションをとる
  • まとめ


DESC法などの基本スキルを習得した上で、グループワークなどで実践を重ねてアサーティブコミュニケーションを身につけていきましょう。アサーティブコミュニケーションの詳しいカリキュラムは、以下のページをご覧ください。

アサーティブコミュニケーション研修


ビジネスマインド研修

2年目社員の仕事に対するモチベーションが低下してしまう原因の一つは、自分自身の「志」を獲得できておらず、目指したい姿が確立されていないことです。ビジネスマインド研修を実施して、こうした課題を解決するのもおすすめです。

「志の獲得」では、仕事の目的を自ら定め、自分の手で仕事を作り出していくという意識を持って仕事に取り組む姿勢を持ってもらうのが目的です。また、「自己マスタリー」を通じて、自分の描く理想を明確化し、それに向けて学び続ける成長戦略を立てることができます。

▼志の獲得研修のカリキュラム例

テーマ
概要
進め方

イントロダクション

研修目的とグランドルールを確認する


さんに期待されること


  • 狙い:仕事に対する「志」を持つことが期待されていることを理解する
  • 仕事を取り巻く環境の変化を理解し、仕事に対する「志」を持つことの意義を感じる
講義

仕事に対する志を見出す

  • 狙い:自分の仕事に対する「志」を明確にする
  • 学び:志には「自分への想い」と「他者への想い」の両方が含まれている
  • 入社してからこれまで取り組んだ仕事を振り返るなど5つのワークを通して、仕事に対する「自分への想い」と「他者への想い」=「志」を言語化する(※事前課題を使用する)

個人ワーク&
グループ共有


志の実現に向けてこだわりを持つ


  • 狙い:志の実現に向けて、自分の担当業務及び個々の仕事に対するこだわりを明確にする
  • 学び:こだわりを持って仕事に取り組む
  • 「自己満足」と「こだわり」の違いを意識しながら、自分の担当業務及び個々の仕事に対するこだわりを言語化する

個人ワーク&
グループ共有


総括セッション

振り返り、質疑応答



▼自己マスタリー研修のカリキュラム例

テーマ
概要
進め方

イントロダクション

グランドルールと研修目的を確認する


導入講義

  • 狙い:自分が極めたい分野で熟達するための能力開発の必要性とそのための方法を知る
  • 学び:専門性を高め、活躍の幅を広げていく
  • すでに受講生は自分の担当業務では成果を出すことができるようになっているが、意識して自分の能力を高めていかないと成長の失速したそこそこの人材になってしまう可能性がある。中長期的に自分の伸ばしたい能力について考え、能力開発していくことで、自らの力で優れた仕事をしていけるようになる

①ありたい姿を描く

  • 狙い:自分の「ありたい姿」を描くことで、ありたい姿到達のために必要な能力を知る。また、ありたい姿に向かうための動機づけを行う
  • 学び:自分らしい活躍のイメージを描く
  • 未来インタビューを通して、自分の未来(5~10年後)のありたい姿を描く。その未来の自分が備えている能力を、「知識/スキル/志向・態度」×「水準」に分けて考える

グループワーク


②自分から経験を
選んで呼び込む

  • 狙い:ありたい姿到達のために、自分が得たい経験を呼び込むための方法を知る
  • 学び:自分にとっての「良い機会」がくるように戦略的に働きかける
  • 自分にとっての「ありたい姿」が備えている能力を確認し、その能力を得ることができる経験を考える

グループワーク


③経験から最大限
学ぶ

  • 狙い:すべての学習スタイルを活用し、経験学習の質を高める必要性と方法を学ぶ
  • 学び:学習の柔軟性を高める
  • コルブの学習スタイル理論を用いる。まず、ワークシートを使い自分の好む学習スタイルを知る。次に、自分の苦手な学習スタイルを知り、自分の苦手な学習スタイルを活用してすべての学習スタイルを柔軟に活用していくための方法を学ぶ

グループワーク


④成長機会を自ら
デザインする

  • 狙い:与えられた仕事をそのまま実行するのではなく、自分の能力向上のために仕事の難易度や実行プロセスを検討し、デザインする方法を学ぶ
  • 学び:自分の能力を高めるための課題・プロセスを自らデザインする
  • 今取り組んでいる業務の挑戦水準と能力水準を確認する。そのバランスがとれていないときに、どのようにしたら業務を挑戦水準と能力水準のバランスがとれる最も学びの大きい領域に持っていくことができるかを考える

グループワーク


停滞を乗り越える

  • 継続的に能力を高め続けるために、「成長が停滞した」と感じたときの乗り越え方を知る
  • 振り返り、行動指針の作成、質疑応答


それぞれの研修カリキュラムの詳細は、以下のページからご確認いただけます。
志の獲得

▼資料はこちらからダウンロードできます。

  志の獲得 『志の獲得』の資料をダウンロードいただけます。こちらの研修では「志」を持って仕事に取り組み、周囲の期待を超える価値を生み出す方法について学びます。本資料では、実際の研修で扱うアジェンダやワーク資料などをご紹介しています。 アルー株式会社

自己マスタリー

▼資料はこちらからダウンロードできます。

  自己マスタリー 『自己マスタリー』の資料をダウンロードいただけます。こちらの研修では自分の力量や成果など、現実を直視しつつも常に自分の描く理想の姿に向けて高い目標を掲げて、学び続けるための自分の成長戦略を描く方法について学びます。本資料では、実際の研修で扱うアジェンダやワーク資料などをご紹介しています。 アルー株式会社


ロジカルシンキング研修

ロジカルシンキングは、ビジネスの様々な場面で役立つ基本の思考スキルです。論理的に筋道だった考えを展開できるようになれば、要点を整理して上司と円滑にコミュニケーションが取れるようになりますし、説得力のあるプレゼンで相手を納得させられるようになります。

ロジカルシンキング研修も、2年目社員におすすめの研修プログラムです。ピラミッド構造やグルーピングといったロジカルシンキングに必要なフレームワークを学び、論理的な思考を展開するスキルを向上させましょう。

▼ロジカルシンキング研修のカリキュラム例

項目
概要
進め方

イントロダクション

研修目的を確認する


アイスブレイク
(頭の体操)
エレベータートーク

  • 狙い:ロジカルシンキングに対する苦手意識を取り払う
  • 学び:ピラミッド構造を使えば、簡単に情報を整理することができる
  • 新商品の生産委託先の検討結果を上司に報告する場面。上司は多忙のため30秒で報告する必要がある

ペアワーク

ロジカルシンキングの原則を学ぶ

ピラミッド構造と4つのルール(グルーピング、メッセージ、根拠付け、MECE)について学ぶ


ケーススタディ①
論理関係の把握

  • 狙い:説得力のある報告やプレゼンには、しっかりとした根拠が必要となることを理解する
  • 学び:グルーピング、メッセージ、根拠付けのルールを活用した論理関係の整理方法
  • 「人件費を削減するためには1人あたりの残業時間を削減するべき」と、上司に提案をするため、その根拠となる情報を整理する演習

グループワーク


ケーススタディ②
メッセージ・
論点の分解


  • 狙い:抜けモレがあると、説得力が欠けることを理解する
  • 学び:MECEの考えで整理すれば抜けモレが減り、説得力のある根拠となる
  • 依頼された調査を進めていると、意思決定に必要な検討が抜けていることが判明した場面。どこの検討が抜けているかを特定し、何を追加調査する必要があるかを考える演習

グループワーク


ケーススタディ③
議事録の作成

  • 狙い:文字の羅列では読み手に伝わりにくい文書になることを理解する
  • 学び:ピラミッド構造で整理し、意味のある順序に並べると、読み手に配慮した分かりやすい文書になる
  • 競合商品に関して上司と議論し、バラバラに散らばった議論を議事録にまとめ、販売好調の要因を抽出する演習

グループワーク


ケーススタディ④
会議のファシリ
テーション

  • 狙い:脈絡なく話していては、参加者と認識を合わせながら議論を前に進めることはできないことを理解する
  • 学び:ロジカルシンキングの考え方で論点を整理・メッセージを抽出していくことで、会議を進行することができる
  • お客様へ自社商品のプレゼンを行ったものの、反応が悪く、社内で振り返りをしている場面。紛糾した議論の内容をホワイトボードに整理し、次の提案に向けて議論すべきポイントを抽出する演習

グループワーク


ケーススタディ⑤
ショッピングモール事業を立て直せ!

  • 狙い:論理構造が弱いと、適切な問題解決に至らないことを理解する
  • 学び:4つのルールを駆使することで、問題解決をしていくことができる
  • 経営しているショッピングモールの業績悪化の原因と、その解決策についてお客様から相談された場面。業績悪化の問題を特定して、その原因と解決策を考える演習

グループワーク

まとめ

振り返り、質疑応答



ロジカルシンキング研修のカリキュラムの詳細は、以下のページからご確認ください。
ロジカルシンキング研修

▼資料はこちらからダウンロードできます。

  『ロジカルシンキング研修』資料ダウンロード 「ロジカルシンキング研修」の資料をダウンロードいただけます。分かりやすい口頭報告や簡潔でポイントを押さえたビジネス文書作成など、あらゆるビジネスの場面で役に立つロジカルシンキングの基本的な思考プロセスとスキルを身につけます。 アルー株式会社


問題解決力研修

2年目社員には、指示待ちではなく自分から問題を発見する姿勢が求められます。また、自分だけでなく周囲の協力も仰ぎながら問題を解決する姿勢を持ってもらう必要があります。

2年目社員研修では、問題解決力研修を実施するのもおすすめです。どうすれば潜在的な問題をうまく定義してアプローチできるのか、周囲と協力しながら問題解決するにはどのようなコミュニケーションが有効なのかといった内容を学んでもらい、現場での問題解決に役立ててもらいましょう。

▼問題解決力研修のカリキュラム例

1日目

2日目

課題形成力
 

  • 講義
    • 問題解決の5つのステップ
  • 実践演習
    • ケーススタディ①残業削減策を検討せよ
    • ケーススタディ②飲食店の利益低迷に手を打て
    • ケーススタディ③ショッピングモールを立て直せ
    • ケーススタディ④寿樹の売り上げを回復せよ
    • ケーススタディ⑤自社新規事業を黒字化せよ

課題遂行力
 

  • 実践演習
    • 問題を認識し共有する
    • 問題の所在を特定する
  • 講義
    • 進捗確認と改善
  • 実践演習
    • 実行のためのコミュニケーション


問題解決力研修のカリキュラムについては、以下のページからご覧いただけます。
問題解決力研修


プレゼンテーション研修

2年目社員は、自分自身で立案した施策を周囲の人へプレゼンする機会も増えるでしょう。場合によっては新入社員研修でプレゼンしたり、対外的なプレゼンの場に参加したりする機会もあるかもしれません。

プレゼンテーション研修も、2年目社員研修のおすすめの研修プログラムです。プレゼンテーション研修を実施すれば、内容が伝わりやすい話を構成したり、説得力のある話し方ができるようになったりします。

▼プレゼンテーション研修のカリキュラム例

項目
概要
進め方

イントロダクション

グランドルールと研修目的を確認する


ワーク①
プレゼンテーションの原則

  • 狙い:分かりやすいプレゼンテーションとは何かを体感する
  • 学び:プレゼンテーションの原則(相手の心をつかみ、動かす)、プレゼンテーション実施までの5つのプロセス(ゴール、ストーリーライン、シンプルスライド、リハーサル、インタラクティブ)

グループワーク


ワーク②
プレゼンテーションのゴール設定

  • 狙い:聴き手によって響くポイントが変わるため、伝える内容や伝え方が変わることを理解する
  • 学び:相手を動かすために、聴き手と話し手の期待を具体的に設定する。
  • お客様へのプレゼンテーションの準備をする場面を想定し、相手の期待やプレゼンテーションのゴールを設定する演習を行う

グループワーク


ワーク③
ストーリーライン作成

  • 狙い:相手によって、聞きたい内容や順番が違うことを理解する
  • 学び:相手を動かすために、ピラミッド構造にもとづいて最も効果的な順序と深さを決める
  • 状況が異なる2人の部長に対し、集めた情報をピラミッド構造に整理し、報告のストーリーを組み立てる演習を行う

グループワーク


ワーク④
シンプルなスライド作成

  • 狙い:意味のないスライドは、相手へ求めるアクションが不明瞭になることを理解する
  • 学び:相手を動かすために、スライド1枚1枚に明確な意味を持たせる
  • 先輩から上司への報告資料の一部作成を任された場面を想定し、プレゼンテーション資料の形式で3枚のスライドを作成する演習を行う

グループワーク


ワーク⑤
リハーサル

  • 狙い:資料ができただけで満足してはいけないことを理解する
  • 学び:相手を動かすために、言葉と身体を意識的に整える
  • 先輩に向けてリハーサルをする場面を想定し、ワーク④で作成した3枚の資料とまとめ部分を3分間でプレゼンテーションする
  • ポイントをまとめたチェックシートを活用し、相互フィードバックを実施

個人ワーク・グループワーク


ワーク⑥
インタラクティブなプレゼンテーション

  • 聴き手を傍観者から当事者にすることで、相手を動かすことが可能になることを理解する
  • 学び:相手を動かすために、インタラクティブに巻き込み聴き手を当事者に仕立てる。質疑応答の事前準備
  • ワーク⑤のフィードバックポイントと撮影した映像を参考に改善点を考え、全部署の部長へプレゼンテーションをする演習を行う

グループワーク

まとめ

振り返り、質疑応答



プレゼンテーション研修のカリキュラムの詳細は、以下のページからご確認ください。
プレゼンテーション研修

▼資料はこちらからダウンロードできます。

  『プレゼンテーション研修』資料ダウンロード 「プレゼンテーション研修」の資料をダウンロードいただけます。アルーのプレゼンテーション研修では、ストーリーライン作成方法やシンプルなスライド作成、インタラクティブなプレゼンテーションをグループワークを通じて学ぶことができます。 アルー株式会社


マーケティング研修

自社の製品やサービスを購入してもらうためには、顧客のニーズを正しく理解するマーケティングの視点が求められます。マーケティングはビジネス活動の根幹をなす大切な考え方であるため、2年目という早い段階からぜひ身につけてほしいものです。

2年目社員研修では、必要に応じてマーケティング研修を取り入れるのもおすすめです。外部環境分析やSWOT分析、セグメンテーション・ターゲティングといったマーケティングのテクニックを学べば、より効果的なマーケティング施策を立案できるようになります。

▼マーケティング研修のカリキュラム例

1日目

項目
概要
進め方

イントロダクション

研修目的を確認する


ワーク①
マーケティングとは

マーケティングの定義、領域、必要性等を学び、本研修で学ぶマーケティングの4つの基本(事業環境分析、市場機会の見極め、戦略立案、G-PDCA)について理解する

講義・グループワーク


ワーク②
外部環境分析

外部環境分析のための4つのポイント(市場規模の変化、収益性の変化、顧客ニーズの変化、競合環境の変化)を学び、実際に分析する

講義・グループワーク


ワーク③
内部環境分析

バリューチェーン分析を通じて、会社の強みと弱みを分析する

講義・グループワーク


ワーク④
SWOT分析

SWOT分析をし、機会や強み、脅威や弱みを考え、提言する

講義・グループワーク


ワーク⑤
セグメンテーション・ターゲティング

セグメンテーションの軸の妥当性を判断する材料として、4R(Rank、Realistic、Reach、Response)を使いながら、セグメンテーションをする

講義・グループワーク


まとめ

振り返り、質疑応答


2日目

項目

概要
進め方

イントロダクション

前日の振り返り


ワーク⑥
セグメンテーション・ターゲティング

セグメント自体の魅力度(市場規模の変化、収益性の変化)、自社にとっての魅力度(目標達成の見込み、自社の強み、自社の弱み)を総合的に見て、ターゲットを絞り込む

講義・グループワーク

ワーク⑦
ポジショニング

誰もいないポジションを作る、競合が取りづらいポジションを取る、自社の他商品とカニバリを起こさないようにするというポイントをもとに、選定の2軸を選び、ポジショニングマップを描いて検討する

講義・グループワーク

ワーク⑧
マーケティング・ミックス

4P(Product、Price、Place、Promotion)の観点で、お客様がとるべきマーケティング・ミックスを検討する

講義・グループワーク

ワーク⑨
G-PDCA

戦略のプロセスを一つひとつ見直し、原因仮説から考えられる修正のポイントと、その理由を検討する

講義・グループワーク

学びの実践

2日間で学んだ内容を整理し、今後、マーケティングを実務でどのように活用していくのかを明確にする

グループワーク


マーケティング研修のカリキュラムについて、詳しくは以下のページからご覧いただけます。
マーケティング研修


ティーチング研修

2年目社員は、新入社員の指導に携わることが多いです。新入社員に一番近い立場の存在として、新入社員からの疑問に率先して答えたり、メンターとしてサポートを担当したりすることもあるでしょう。

こうした際に役立つのが、ティーチング研修です。新入社員を指導する際に必要な心構えや、効果的なコミュニケーションの取り方などを学んでもらえば、自分のスキルや知識を的確に相手へ伝達できるようになります。


▼ティーチング研修のカリキュラム例

項目
概要
進め方

イントロダクション

グランドルールと研修目的を確認する


講義
ティーチングとは

学び:ティーチングの心構え、ティーチングの基本の型(イソロク指導)

講義

ワーク①
上司へのお詫び方法の指導

  • ティーチングの基本の型を実践
  • 先輩役と新人役に分かれて演習を行う
  • 新人が始業時間に遅刻した時の、上司への適切なお詫びの仕方について指導する。

ペアワーク


ワーク②
トラブル時の相談方法の指導

  • 先輩役と新人役に分かれて演習を行う
  • トラブルがあった際の報告方法について指導する設定
  • 演習後、新人役から先輩役へ指導内容に対するフィードバックを行う

ペアワーク


ワーク③
ティーチングのTIPS

今までの経験をもとに、ティーチングに役立つTIPSを共有

グループワーク

まとめ

振り返り、質疑応答



ティーチング研修のカリキュラムの詳細は、以下のページをご覧ください。
ティーチング研修




2年目社員研修を成功させるポイント

2年目社員研修を成功させるためには、いくつかのポイントが存在します。例えば、1年間仕事に取り組む中で見えてきた現状の課題を確認したり、上司からのフォローやフィードバックを行ったりするのが大切です。

ここからは、2年目社員研修を成功させるために知っておきたいポイントを解説します。


現状の課題を確認する

2年目社員研修には、新入社員研修のフォローアップという役割があります。効果的なフォローアップを実施するためには、2年目社員が現状抱えている課題を明確化するのが大切です。

2年目社員研修を実施する際には、事前に現状の課題を確認しておきましょう。仕事に取り組む中でどういった課題が見えてきて、現在どのような悩みを抱えているのかを確認しておけば、研修内容をより2年目社員のニーズに合ったものにできます。


上司からのフォロー、フィードバックを行う

2年目社員研修では、上司からのフォローやフィードバックの機会を積極的に取り入れるのが大切です。例えばディスカッションやグループワークに取り組んでもらった後で、良かった点や悪かった点を上司に振り返ってもらいましょう。一年間ともに働いてきた上司からの的確なフィードバックがあれば2年目社員のさらなる成長を促せますし、孤独感の解消やモチベーションの向上といった効果もあります。


上司向けの研修を行う

2年目社員研修を実施する際には、上司向けの研修も合わせて実施するのがおすすめです。

上司向けの研修では、まず自分と若手社員ではキャリアに対する考え方が異なることを知ってもらう必要があります。その上で、上司が積極的にメンバーのキャリアを考えていく必要があることを理解してもらいましょう。

また、上司がメンバーのキャリアを考えていく上では1on1ミーティングなど、1対1で本音を話し合う場面を設けるのが有効です。上司向けの研修では、1on1ミーティングのコツなど、部下のキャリアを考える具体的な方法についても学んでもらいましょう。

1on1ミーティングの心構えやコツを学べる研修は以下から詳しく確認いただけます。
1on1ミーティングの基本

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  1on1ミーティングの基本サービス資料ダウンロード 「1on1ミーティングの基本」のサービス資料をダウンロードいただけます。 アルー株式会社


入社後の成功体験を共有する

2年目社員研修を成功させるための重要なポイントの一つは、「入社後の成功体験を共有する」ことです。この一年を振り返り、自身がどのように成長したか、何ができるようになったかを共有することで、自身の成長を実感し、今後のさらなる成長に向けてモチベーションを上げることができます。

2年目社員自身が自分の成長を認識することは、自己肯定感を高め、自己効力感を強化するために重要です。また、他の社員と成功体験を共有することで、チーム全体の絆や連携も深まります。

したがって、2年目社員研修では、自己反省や自己評価の時間を設け、各自が自分の成長を振り返り、成功体験を共有する機会を提供することが推奨されます。これにより、2年目社員はこれまでの成長を実感し、モチベーションを向上させることができるでしょう。

これまでの成長についての振り返りを含めた研修については、以下のページで詳しくご確認いただけます。
キャリアの可能性を拡げる 20代社員向け

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  キャリアの可能性を拡げる 20代社員向けサービス資料ダウンロード 「キャリアの可能性を拡げる 20代社員向け」のサービス資料をダウンロードいただけます。受講者が、所属企業において、キャリアの可能性を拡げるために、強みを活かして仕事䛾経験を蓄積していくことを目指します。 アルー株式会社


中長期的な目標を設定してもらう

2年目社員の会社に対するエンゲージメントを向上させるためには、中長期的な目標を設定してもらうことが重要です。2年目社員研修では、キャリアについて見つめ直し、5年後、10年後を考えるような中長期的な目標を設定してもらいましょう。

研修を通じて「将来どうなりたいか」という理想像が確立できれば、目の前の仕事に取り組む動機付けになります。また、主体的に仕事へ取り組む姿勢を身につけることもできるでしょう。

2年目社員がキャリアプランを見つめ直す研修については、以下のページで詳しくご確認いただけます。
キャリアの可能性を拡げる 20代社員向け

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  キャリアの可能性を拡げる 20代社員向けサービス資料ダウンロード 「キャリアの可能性を拡げる 20代社員向け」のサービス資料をダウンロードいただけます。受講者が、所属企業において、キャリアの可能性を拡げるために、強みを活かして仕事䛾経験を蓄積していくことを目指します。 アルー株式会社


研修内容を現場で実施し、評価・改善を行う

2年目社員研修で知識をインプットした後は、研修内容を現場で実践する期間を設けましょう。その後、実践内容を評価し、改善を行う機会を設けるのが大切です。

研修内容を現場で実践すれば、研修の場だけでは見えてこなかった課題点や疑問点が明らかになります。それらを講師や上司、先輩社員へ質問して改善できれば、さらなる成長を促せるでしょう。研修を単発で終わらせてしまうのではなく、実践期間を挟んで中長期的に教育するのが大切です。



アルーの2年目社員研修の事例

講義中

人材育成を専門に手掛けているアルーでは、ロジカルシンキング研修や問題解決力研修など、幅広い2年目社員研修の実績があります。

ここからは、アルーがこれまでに実施した2年目社員研修の事例をご紹介します。


ロジカルシンキング研修

不動産業のA社では、社員が管理職として活躍するようになるまでの期間に、社員の論理的思考力を高める必要があり、そのために若手社員の自走意識が欠かせないと考えていました。そこで、2年目社員に対しての、期待役割の理解と論理的なコミュニケーション・文書作成の研修を実施したのが本事例です。

プログラム


この事例では、2日間の研修プログラムで「相手がしたいことの解決」「論理関係の把握」といった4つのノックに取り組んでもらいました。ロジカルシンキングを学ぶとともに、3年目社員としてありたい姿を言語化した研修事例です。

本事例については、以下のページから詳しくご覧いただけます。
日常で起こることの本質を正しく捉え、伝える力を鍛える

▼資料はこちらからダウンロードできます。

  『日常で起こることの本質を正しく捉え、伝える力を鍛える若手社員研修事例』資料ダウンロード 不動産業社の研修事例資料です。 2年目社員が3年目に上がる前に期待役割の理解と論理的なコミュニケーション・文書作成を学ぶ研修をご紹介いたします。 アルー株式会社


問題解決&数的センス向上研修

コールセンター業務を行う2年目社員に行った研修では、2日間に渡り、問題解決思考と、事実・データの分析手法を学ぶ数的センス向上トレーニングを行いました。
1日目の課題として、自チームの課題について問題解決プロセスの原因追及までを行ってもらいます。
2日目には課題成果の発表や、追加での基礎的な統計手法の手法を行いました。
実務に近い形で数学力を学ぶことで、明日から使えるスキルを身につけることができる研修となっています。


上司向け研修も同時に行なった研修事例

2年目社員に対し、チームの目的に貢献するための行動は何なのかを考え、、あるべき目標に対してメンバーを巻き込むことができるようになることをゴールとした事例です。
この研修では、社員1人ひとりが主体的に仕事のとらえ方や行動を修正し、やらされ感のある仕事をやりがいのあるものに変容させるジョブ・クラフティングを行いました。


上司向け研修も同時に行なった研修事例


この研修では2年目社員と同時に、その上司に向けた研修も同時に行なったことが特徴です。
上司向け研修では、なぜメンバーのキャリアを考える必要があるのかを考え、1on1のコツを学びます。研修後、職場での実践期間をはさみ、自身の適応課題と向き合う研修となっています。

適応課題については、以下の記事でも詳しく解説しています。
適応課題と技術的課題の例を紹介。研修で適応課題にアプローチする方法




2年目社員研修ならアルーにお任せください

アルーは、人材育成を専門に手掛けている企業です。新入社員研修や階層別研修、グローバル人材育成研修を始め、数々の研修を実施した実績があります。

2年目社員研修の実施をご検討の場合は、ぜひアルーへお任せください。2年目社員には、目の前の仕事をこなすだけでなく、期待以上の成果を発揮する主体的な姿勢が必要です。アルーでは、こうした2年目社員の期待役割も踏まえながら、お客様の企業の課題に沿った最適な研修プログラムをご提案します。研修の体系図の作成段階からの伴走が可能なため、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

2年目社員を含めた若手社員の研修については、以下のページで詳しくご確認いただけます。
若手社員研修



アルー株式会社
アルー株式会社
20年以上、企業向けに人材育成コンサルティングや研修を提供してきた。新入社員・管理職といった階層別研修や、海外駐在員やグローバルリーダーなどのグローバル人材育成、DX人材育成に強みを持つ。その実績は取引企業総数1400社以上、海外現地法人取引社数400社以上に及ぶ。京都大学経営管理大学院との産学連携など、独自の研究活動も精力的に行っている。
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