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リーダーシップの具体例・必要な能力・発揮する行動を解説

「リーダーシップを伸ばしたいが、どのようにすればよいのかわからない」「どういった行動が身につけばリーダーシップを発揮していると言えるのだろうか」
こうしたお悩みを持つ人事担当者の方も多いのではないでしょうか。ビジネスの現場では、リーダーシップがさまざまな行動に現れます。リーダーシップを正しく理解するためには、リーダーシップが現れる具体的な行動を知ることが大切です。
この記事では、リーダーシップの具体例や行動、能力を高める方法を解説します。


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目次[非表示]

  1. 1.リーダーシップとは?
  2. 2.リーダーシップを発揮している人の具体的な行動例
  3. 3.リーダーシップが備わっている人の姿勢
  4. 4.リーダーシップを発揮するために必要な能力
  5. 5.リーダーシップに必要な能力を高める方法
  6. 6.リーダーシップ研修の事例
  7. 7.リーダーシップ研修ならアルーにお任せください
  8. 8.まとめ


リーダーシップとは?

リーダーシップとは、組織が目標を達成できるように、メンバーをゴールへ向かって導く力のことです。
組織全体としてのパフォーマンスを引き出すためには、メンバーに一つの方向を向いてもらう必要があります。そのためには、リーダーが積極的にゴールを共有し、目標達成に向けてメンバーを鼓舞することが重要です。高いリーダーシップがある社員は、メンバーと信頼関係を構築しながら、目標達成を効果的に後押しできます。
リーダーシップの概要や種類についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
リーダーシップとは?種類やリーダーシップがある人の特徴、身につける方法



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リーダーシップを発揮している人の具体的な行動例

リーダーシップを発揮する人に共通する具体的な行動例は以下の6つがあげられます。


  • 仕事を任せる
  • 褒める
  • 思考することを促す
  • 個人に合わせた指導をする
  • 明確な役割を持たせる
  • 適宜フィードバックを行う


それぞれ解説します。


仕事を任せる

リーダーシップのある人は、人に仕事を任せることができるという特徴をもっています。全てを自分でこなそうとするのではなく、メンバーの適性ややりがいを見て業務を振ることができるのです。
仕事を任せることでメンバーの成長に繋がり、チームとしての生産性向上にもつながるでしょう。


褒める

メンバーを褒める回数が多いことも、優秀なリーダーの特徴です。
普段からメンバーの言動をしっかりと観察しているため、良かった点を具体的に伝えることができます。褒めることでメンバーのモチベーション向上に繋がり、さらなる成果につながるでしょう。
ネガティブフィードバックをする際にも、最後は必ず褒めてモチベーションを上げるようにすると、「褒める」の回数を自然と増やすことができます。



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思考することを促す

リーダーシップのある人は、メンバー自らに考える機会を与えています。
リーダーが直接答えを示すのではなく、メンバーの中にある答えを引き出すようなコミュニケーションをとるのです。

そのために必要な力がコーチングスキルです。
コーチングスキルについて詳しくは以下のページをご覧ください。
コーチングとは|メリット・デメリットや必要スキルについて紹介


個人に合わせた指導をする

個人に合わせた指導をすることもリーダーシップのある人の特徴の一つです。
自身の価値観や仕事の進め方を押し付けるのではなく、メンバーそれぞれのやりがいや能力、価値観に合わせた指導をしています。
各メンバーがどのようなときにやりがいを感じるのか、課題に感じていることは何なのかを把握しているため、的確な指導ができるのです。

部下指導のコツについて詳しくは以下のページをご覧ください。
部下指導で大切なことや指導方法を解説!管理職の部下指導力を育成しよう


明確な役割を持たせる

リーダーシップのある人は、チーム内で各メンバーの役割を明確にしています。
役割が明確になっていれば、メンバーは迷わず目標達成に向けて動くことができます。メンバーそれぞれに期待される役割を伝え、チーム内で混乱が起こらないように調整できるのが優秀なリーダーの特徴です。


適宜フィードバックを行う

優秀なリーダーは適切なタイミングでフィードバックを行っています。
メンバーが自身の課題を把握し成長していくためには、リーダーからのフィードバックが欠かせません。普段からメンバーのことをよく観察し、問題が起こった場合にはすぐにフィードバックするようにするとよいでしょう。
また、具体的な事実を基にフィードバックを行うこと、メンバーの話を傾聴することもポイントの一つです。


リーダーシップが備わっている人の姿勢

リーダーシップの高い社員には、以下のような姿勢が見られます。


  • 自分らしさと組織らしさの重なりを見つけている
  • メンバーの可能性に目を向けて肯定的なコミュニケーションをとっている
  • メンバーへ心理的支援・環境的支援を行っている
  • 組織理念・自分の理念を体現し続けている
  • 組織の理念を自分の言葉で語っている
  • 上から伝えられたゴールを咀嚼してメンバーに伝えている
  • メンバーとともに「問い」を立てている
  • 批判を受け止めて対応している


リーダーシップが備わっている人の姿勢を解説します。



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自分らしさと組織らしさの重なりを見つけている

リーダーシップのある社員は、自分らしさと組織らしさの重なりを見つけることができます。
人には誰しも、自分の経験やスキルに基づく「自分らしさ」が存在します。リーダーシップの高い社員は、こうした自分らしさをうまく組織らしさへ結びつけ、組織からの期待に答えることができるのです。組織から期待される「理」と、自分の内面で感得した「感」を一致させる、「理感一致のリーダーシップ」を発揮することができるため、推進力を持って組織を動かせるでしょう。

アルーの提供する「理感一致のリーダーシップ」プログラムについては、以下のページでご確認いただけます。社員にリーダーシップを身につけてもらいたい、管理職の育成をしたいとお考えの方はぜひご覧ください。
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メンバーの可能性に目を向けて肯定的なコミュニケーションをとっている

リーダーシップのある社員は、メンバーの可能性に目を向けた肯定的なコミュニケーションをとることができます。
上司がメンバーに対して肯定的な期待をかければ、上司は自然とメンバーをフォローするようになり、メンバーの成果が上がります。こうした効果はピグマリオン効果と呼ばれており、メンバーのパフォーマンスを引き出す上で重要です。
また、上司がメンバーに期待をかけることで、メンバーは上司からの期待に答えようとして成果が向上します。これは、ホーソン効果と呼ばれています。リーダーシップのある社員はこうした効果があることを感覚的に理解しており、積極的にメンバーへポジティブな声掛けを行えるのです。


メンバーへ心理的支援・環境的支援を行っている

リーダーシップのある社員は、心理面と環境面の両方からメンバーへ支援を提供できます。
リーダーが積極的にサポートすれば、メンバー個人のパフォーマンスが向上し、チームがゴールへ到達できる可能性が高まります。リーダーシップのある社員はメンバーの悩みを的確に把握し、解消に向けたサポートを提供するのが上手です。「自信を持ってもらう」「コミュニケーションを増やす」といった本人に対する心理的なサポートに加え、人間関係の改善を始めとした環境改善も必要に応じて行うことができます。


組織理念・自分の理念を体現し続けている

リーダーシップの高い社員は、組織理念や自分の理念を常に体現し続けることができます。
常に組織視点で行動できるため、「自分が損をする」「孤立するかもしれない」といった短期的な損得にとらわれることがありません。組織全体としての長期的な利益を見据えているため、組織理念を体現するための行動を徹底できます。
リーダーの行動はメンバーに大きな影響を与えます。リーダーが組織理念を体現できていれば、メンバーにも自然と組織理念が浸透するでしょう。


組織の理念を自分の言葉で語っている

リーダーシップのある社員は、組織の理念を自分の言葉で語ることができます。
組織の理念を自分の言葉で紡ぐことで、組織理念にリーダー自身のエネルギーがこもります。そのため、理念に込められたエネルギーがリーダーを通じて組織へ伝播しやすくなり、効果的な理念浸透を促すことができるのです。
なお、理念を自分の言葉で語る際には、直感的でエネルギッシュな想像を膨らませるのが大切です。抽象的な論理から始めずに、まずは組織としての理念を自分ごととして捉えることを意識しましょう。


上から伝えられたゴールを咀嚼してメンバーに伝えている

リーダーシップのある社員は、上から伝えられたゴールを自ら咀嚼してメンバーへ伝えることができます。自分なりに工夫を施して説明するため、メンバーへゴールや施策の意義が伝わりやすいです。
例えば、係長が「来月から社員へのストレスチェックを実施することになった」という内容を課長から知らされたとします。このとき、「ストレスチェックは上からのとり決めでもあるので、しっかりとり組んでほしい」といったように伝達してしまうと、メンバーに対して施策の意義が伝わりづらいです。「職場環境の改善や、メンバーのメンタルケアにつなげるため、どうか協力してほしい」といった伝え方をすることで、施策の意義をメンバーの心に響かせることができます。



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メンバーとともに「問い」を立てている

リーダーシップのある社員は、メンバーとともに「問い」を立てることができます。
組織全体の目標達成に向けて、メンバーと問いを共有し、自分とメンバーの意識を方向づけることができるのです。
また、リーダーがメンバーへ一方的に問いを渡したり、あるいはメンバーから問いを一方的に受けとったりする関係にならず、「リーダーとメンバーが一緒に考える・生み出す」といった関係になります。そのため、組織全体として一体感が生まれ、目標達成に向けた戦略を実行しやすくなるのです。


批判を受け止めて対応している

リーダーシップのある社員は、批判を受け止めて対応することができます。
リーダーとして働く以上、何らかの場面で批判される可能性があります。例えば、「予算削減」や「チームの人員削減」といった施策は批判を受けやすいですし、残業の禁止や業務内容の変更も場合によっては批判されるでしょう。
リーダーシップの高い社員は批判に対して正しく向き合うことができるため、批判へ必要以上に動揺することがありません。リーダーシップを発揮することに萎縮せず、利害関係の一致しないメンバーとも正しく向き合うことができるのです。


リーダーシップを発揮するために必要な能力

リーダーシップを発揮するためには、以下のようなスキルが必要です。


  • 目標設定能力
  • 説明能力
  • 推進能力
  • 育成能力
  • 判断能力
  • 学習能力
  • 誠実性・責任感
  • コミュニケーション能力


こうした能力を高めておくことで、リーダーとして必要な行動がとれるようになるでしょう。リーダーシップを発揮するために必要な能力を詳しく解説します。
なお、リーダーシップの種類や特徴などを詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
リーダーシップとは?種類やリーダーシップがある人の特徴、身につける方法


目標設定能力

リーダーシップを発揮するためには、目標設定能力が必要です。
リーダーが組織の目標を設定しなければ、メンバーは何に向かって仕事を進めればよいのかわかりません。また、組織全体の方向性があやふやになると、メンバー間で対立が発生したり、認識のズレが発生して業務が滞ったりします。
リーダーは、組織全体にとって利益となるような目標を設定するのが大切です。チームの現状と照らし合わせながら、適切な難易度の目標を設定することが求められます。その際には、数値指標なども交えながら、なるべく内容を具体化することも重要です。

リーダーの目標設定については、以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。
リーダーの目標設定のポイントとは|必要なスキルや具体例を紹介


説明能力

説明能力も、リーダーシップを構成する能力の一つです。
チームを一つの方向へ導くためには、リーダーがチームの目標を説明する必要があります。このとき、誰がどのような役割を担うのかを、メンバーそれぞれへ明確に伝える力が重要です。それぞれのメンバーの役割を明確化することで、個人とチーム全体のつながりが見えてきます。
また、説明は一度だけでなく、何度も繰り返し行う意識が必要です。時間が経っても内容を忘れないよう、定期的に目標の意義や意味、進捗状況を説明することが求められます。


推進能力

リーダーシップを発揮するためには、推進能力も求められます。
リーダーは、自分自身の役割をまっとうするために、積極的な行動をとることが大切です。優柔不断な態度をとるのではなく、勇気を出してアクションをとる意識を忘れないようにしましょう。リーダーが積極的に行動していれば、メンバーの不安や心配を和らげ、鼓舞することができます。
また、目標達成に向けた施策を推進する際には、周りを巻き込む意識も求められます。リーダーだけが独走するのではなく、部下やメンバーからの協力を引き出すようにしましょう。


育成能力

育成能力も、リーダーシップに含まれる能力の一つです。
リーダーは、常にメンバーの成長を見据えながら、中長期的な組織の競争力向上を目指す必要があります。その際には、単純な数値管理だけのマネジメントにとらわれず、メンバーの精神的成熟に目を向けた育成を行うことが大切です。
例えば、「今月の数値目標は達成できなかったが、積極的に他部署との連携を進めていた」「売上は向上したが、視座が高まらず自分のことしか見えていない」といったケースもあるでしょう。数値目標だけにとらわれていると、メンバーの精神的成熟の機会を逃しかねません。目標達成の成否だけを気にするのではなく、一人ひとりのメンバーへ丁寧に向き合い、場面に応じた適切な指導を行うことが重要です。


判断能力

リーダーシップを発揮するためには、判断能力も重要です。
最近は、グローバル化やIT化の進展により、ビジネス環境の複雑さが増しています。こうした状況で適切な意思決定を行うためには、高い判断力が必要です。リーダーは、チームが置かれている状況やメンバーの能力などを見極め、チームの利益につながる選択をする必要があります。リーダーの独断だけで決めるのではなく、ときにはメンバーへ意見を求めて意思決定に活かすことも、判断能力の一環です。

管理職に求められる意思決定については、以下の記事でも詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。
管理職の意思決定力を向上させるには?うまくいかない理由と必要なスキル


学習能力

リーダーシップを構成する要素として、学習能力も挙げられます。
昨今のビジネス環境は変化の激しさを増しています。新しい技術やビジネスモデルが次々と登場しており、知識の定期的なアップデートは欠かせません。
リーダーは、これまでの自分の成功体験だけにとらわれることなく、常に学び続けることが重要です。「今まではこの方法でうまくいったから」と固定概念にとらわれず、新たな方法を常に模索し、教訓を得るよう心がけましょう。


誠実性・責任感

誠実性や責任感も、リーダーシップを発揮する上では欠かせません。
「部下の責任をとる」「チーム全体の結果に責任をとる」というのは、リーダーにとって大切な仕事の一つです。たとえ自分のせいでない失敗が起こったとしても、「任せた自分に責任がある」と考えられるかどうかが、リーダーとしての資質を大きく左右します。
責任感のあるリーダーは、メンバーからの信頼が厚いです。チームを牽引していく上で、責任感は必要不可欠な要素と言えるでしょう。


コミュニケーション能力

リーダーシップを発揮するためには、高いコミュニケーション能力を持つ必要があります。
部下育成や社内外との折衝など、リーダーが行うほとんどの業務ではコミュニケーションが求められます。コミュニケーション能力がなければ、関係者と信頼関係を構築することが難しいです。
なお、コミュニケーションをとる際には、「傾聴」を意識しましょう。自分の考え方や価値観を一方的に押し付けるのではなく、相手の話を尊重して耳を傾けることが、効果的なコミュニケーションへの近道です。

ビジネスの場面で活用できるコミュニケーション能力の概要や鍛え方などは、以下のページで詳しく解説しています。
仕事に活きるコミュニケーション能力とは?鍛える方法や高い人の共通点



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リーダーシップに必要な能力を高める方法

リーダーシップを発揮するために必要な能力は、ビジョニングや研修、現場での実践などを通じて習得することができます。また、メンターをつけることも、リーダーとしての能力を磨くためには効果的な手法です。
ここからは、リーダーシップに必要な能力を高める具体的な方法を解説します。


ビジョニング

リーダーシップを発揮するためには、ビジョニングが役立ちます。
ビジョニングとは、組織が進むべき明確な方法を定めることです。ビジョニングを行う際には、以下のステップで行いましょう。


  1. 組織が成功しているイメージをビジョンとして膨らませる
  2. 成功イメージから、理想とするチーム像やリーダー像、メンバー像を洗い出す
  3. チーム、リーダー、メンバーそれぞれの観点から、理想と現実のギャップを明らかにする
  4. ギャップを埋めるための行動や評価基準を策定し、自己評価する
  5. 定めたビジョンが組織に浸透しているか継続的にチェックする


ビジョニングを正しい手順で行うことで、組織に道標を与え、目標達成に向けてメンバーの士気を向上させることができます。


研修を受ける

研修を受けてもらうことも、リーダーシップを磨く上で効果的な方法です。
リーダーシップを発揮するための研修例としては、例えば以下のようなものが挙げられます。


  • コミュニケーション研修
  • ロジカルシンキング研修
  • 部下育成研修
  • 組織レベルでの問題解決力を学ぶ研修
  • ティーチング・コーチング研修


研修を実施する際には、座学でリーダーシップについて学んでもらうだけでなく、演習やロールプレイングなどを積極的に盛り込むのがポイントです。研修中にアウトプットの機会を設ければ、実践的なスキル習得を後押しすることができます。

リーダーシップに必要な能力を高めるのに有効な「リーダー研修」については、以下の記事でも詳しく紹介しています。
リーダー研修とは?おすすめの内容や研修設計のコツ・事例を紹介


実務の中で実践する

リーダーシップとして必要な能力を伸ばしてもらうためには、実務の中で実践させることも大切です。
リーダーとして必要な行動は多岐にわたります。そのため、こうした期待行動を頭で理解しているだけでは、現場でリーダーとしての役割をまっとうできません。研修だけを実施して満足するのではなく、リーダーとしての行動を現場で実践できる機会を設けましょう。その際には、チェックシートや評価面談などの制度を用意して、定期的に実践状況を振り返る機会を与えることが大切です。


メンターをつける

メンターをつけることも、リーダーシップを磨く上でおすすめの方法です。
リーダーシップを実践する状況では、なかなか自分で客観視できません。リーダーシップを自分だけで実践していると、どうしても「自分では優しい言い方をしているつもりだったのに、部下から威圧的と言われてしまった」「指示が曖昧で、メンバーが困惑していた」といった事態が起こってしまいます。
リーダーとしての行動をサポートするメンターを配属し、必要に応じてアドバイスを行いましょう。徐々にメンターから独り立ちして、リーダーとしての行動を自然と実践できるようになることが理想です。

メンタリングについては、以下の記事でも詳しく紹介しています。さらに詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
メンタリングとは?メリットや進め方、効果的に実施するポイントも解説



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リーダーシップ研修の事例

アルーでは、リーダーシップを磨くための研修を数多く実施しています。ここからは、アルーがこれまでに実施したリーダーシップ研修の中から、特に参考となるものを3つピックアップして紹介します。リーダーシップを獲得する研修の進め方や具体例について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
なお、リーダーシップを磨く方法について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
リーダーシップとは?種類やリーダーシップがある人の特徴、身につける方法


東急株式会社様 部長・部長候補者向けリーダーシップ研修導入事例

東急株式会社様では、現代の激しい外部環境の変化に適応するため、管理職に「インサイドアウトのリーダーシップ」を身につけてほしいと考えていました。そこで、東急グループの次世代経営者となる部長や部長候補者を対象に、リーダーシップを磨く研修を実施しています。
本事例では、東急グループのDNAと自分自身のつながりを理解するワークにとり組んでいます。その後、研修参加者にそれぞれ組織の変革ビジョンを考えてもらいました。考えたビジョンは講師と1on1で壁打ちを行い、思考力の強化を狙っています。

本事例の詳細は、以下のページからご覧ください。
【東急株式会社導入事例】経営人材の鍵は、矛盾を両立するインサイドアウトのリーダーシップ


ポーラ化成工業株式会社様 女性リーダー研修導入事例

ポーラ化成工業株式会社様では、女性活躍を推進したいと考えていました。そこで、選抜人材となっている生産系の女性約18名を対象として、リーダーシップを磨く研修を実施しています
本事例では、まず傾聴を実践するワークを行っています。相手の話に深く共鳴するスタンスを学んでもらい、リーダーに求められるコミュニケーションスキルの習得を促しました。研修中では、メンバーが主体となるグループワークも数多く実施し、リーダーとして重要な主体性の育成にとり組んでいます。

本事例についてさらに詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。
【ポーラ化成工業株式会社導入事例】女性活躍推進の風土づくりに「リーダーシップ」「チームワーク醸成」の重要性を理解する


コスモ石油株式会社様 上司向け新任ライン長研修導入事例

コスモ石油株式会社様では、ライン長を対象とした研修を実施しています。
本事例では、「他責から自責」をスローガンとして、リーダーに求められる責任感を養いました。メンバーに応じたマネジメントを実現するため、一人ひとりのメンバーの思いを踏まえたリーダーシップを発揮する方法を学んでもらっています。
また、グループワークではあえて技術系と事務系の社員を同じグループに配属するなど、工夫を行いました。普段一緒に働かないメンバーとも顔を合わせることで、違う組織形態の中で働いているリーダーがいることを実感してもらっています。

本事例の詳細は、以下のページをご覧ください。
【コスモ石油株式会社】信じて任せる。 人をマネジメントする 新任ライン長研修の意義とは。



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リーダーシップ研修ならアルーにお任せください

リーダーシップ研修なら、ぜひアルーへお任せください。
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アルーの提供しているリーダーシップ研修は、以下のページから詳しくご覧ください。
リーダーシップ研修



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まとめ

リーダーシップを発揮するために必要な能力や行動、具体例について詳しく解説しました。
リーダーシップの高い社員は、自分らしさと組織らしさの重なりを見つけつつ、メンバーのモチベーションを向上させるために前向きな行動をとることができます。こうした行動をとってもらうためには、目標設定能力や説明能力、推進能力や育成能力といった幅広い能力を磨くことが重要です。ぜひこの記事の内容を参考に、リーダーシップへの理解を深め、社員のリーダーシップを効果的に磨いていきましょう。



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アルー株式会社
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20年以上、企業向けに人材育成コンサルティングや研修を提供してきた。新入社員・管理職といった階層別研修や、海外駐在員やグローバルリーダーなどのグローバル人材育成、DX人材育成に強みを持つ。その実績は取引企業総数1400社以上、海外現地法人取引社数400社以上に及ぶ。京都大学経営管理大学院との産学連携など、独自の研究活動も精力的に行っている。
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