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セルフマネジメントとは?8つの構成要素やできない人の特徴、具体例を解説

ビジネスシーンにおいて、「セルフマネジメント」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
セルフマネジメントは、社員が目標達成や健康管理、マインド管理などを適切に行う上で非常に重要です。セルフマネジメントができるようになれば、仕事のパフォーマンスは大きく向上するでしょう。
この記事では、社員のセルフマネジメントを向上させたい企業担当者の方向けに、セルフマネジメントの重要性や8つの要素、セルフマネジメントを実現する方法などを詳しく解説します。

▼セルフマネジメント力向上に役立つ研修3選



目次[非表示]

  1. 1.セルフマネジメントとは
  2. 2.セルフマネジメントの重要性や注目されている背景
  3. 3.セルフマネジメントを構成する8つの要素
  4. 4.社員のセルフマネジメント力を高めるメリット
  5. 5.セルフマネジメントができない人の特徴
  6. 6.社員のセルフマネジメント力を向上させる方法
  7. 7.セルフマネジメント力を高める研修例
  8. 8.アルーでのセルフマネジメント事例
  9. 9.セルフマネジメント研修ならアルーにお任せください

セルフマネジメントとは

セルフマネジメントとは、目標の達成や自己実現のため、自身の思考や感情・行動を管理すること、もしくはそうした管理を行うためのスキルのことを指します。直訳すると、「自己管理」です。
セルフマネジメントの目的は、自らを管理することによって、自分自身の精神状態や健康状態を安定させ、自分のパフォーマンスを最大限に引き出すことです。セルフマネジメントができる人材は、自律して付加価値の高い仕事をこなすことができるため、上司や同僚、さらには取引先などからも重宝されます。




セルフマネジメントの重要性や注目されている背景

セルフマネジメントが注目されている背景は、主に3つ挙げられます。

・政府による働き方改革の推進
最近では、政府によって働き方改革が積極的に推進されています。以前の日本では、働いた時間が長ければ長いほど、評価される風潮がありました。また、自己管理能力の低い人材であっても、他の社員より長く働くことによって、周囲とのパフォーマンス差を埋めることができていたのも事実です。しかしながら、昨今では多くの企業で労働時間の管理が厳しくなっています。限られた時間でいかに効率よく成果を出せるかが重視されているため、自己管理能力が以前よりも重視されてきているのです。

・コロナ禍以降のテレワークの普及
テレワークの普及も、セルフマネジメントの重要性が高まりつつある要因の一つです。新型コロナウィルスの流行以降、テレワークがさまざまな業界に広がりました。対面と比べて上司の目が届きづらいテレワークでは、当然ながら自己管理が強く求められます。細かな指示がなくても動くことのできる、自律性に優れた人材が必要とされています。

・少子高齢化による働き手不足
セルフマネジメントの重要性が高まっている背景として、少子高齢化も挙げられます。昨今の日本では働き手が不足しており、今後もしばらくこのトレンドは続くでしょう。働き手不足の中で会社が成果を出すためには、社員一人ひとりが高い主体性を持って仕事に臨む必要があります。セルフマネジメント能力を持つ社員は主体性に優れているため、会社にとって貴重な人材なのです。

監修者からひと言
昨今、社員の「自律」という言葉がよく用いられます。キャリア自律や自律型学習を推進したり、社員に求める人材像に「自ら考えて行動できる人材」といった自律を前提とした表現を置いたりと言った企業が増えています。セルフマネジメントが重要視されている背景には、上記のような外部環境の変化に伴い、「自律できる人材」を求める企業が増えていることが挙げられます。




セルフマネジメントを構成する8つの要素

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セルフマネジメントを構成する要素は、大きく以下の8つです。

  • メンタルヘルスケア(セルフケア)
  • レジリエンス力
  • アンガーマネジメント
  • マインドフルネス
  • セルフモチベーション
  • タイムマネジメント
  • セルフコントロール
  • キャリアデザイン

ここからは、セルフマネジメントを構成する8つの要素について解説します。


メンタルヘルスケア(セルフケア)

メンタルヘルスケアとは、メンタルの健康を維持することを指します。セルフマネジメントにおいて、メンタルヘルスケアは重要な要素の一つです。
例えば、仕事でストレスを受けた場合に自分なりのストレス解消法を実践するといった行動が、メンタルヘルスケアの一例として挙げられます。また、ストレスが溜まる前に適度な休息をとることも、メンタルヘルスを維持する上で大切です。メンタルヘルスを自分自身で維持することは、仕事のパフォーマンスを安定させる上で欠かせない行動です。


レジリエンス力

レジリエンス力とは、大きなプレッシャーがかかる状況でも柔軟に対処し、モチベーションの低下やストレスからしなやかに立ち直る能力のことです。
社会人として仕事に臨む以上、業務で直面するストレスを完全になくすことは現実的ではありません。そこで大切になるのが、ストレスから速やかに立ち直るレジリエンス力です。レジリエンス力が高ければ、逆境やプレッシャーから必要以上にストレスを受けることなく、常に最大限のパフォーマンスを発揮できるでしょう。セルフマネジメントを実践する際には、高いレジリエンス力を備えられるかどうかが重要なカギとなります。

レジリエンスの詳しい定義や、社員のレジリエンスを高める研修について知りたい方は、以下のページをご覧ください。
レジリエンスとは?ビジネスで注目される理由や高めるポイントを紹介


アンガーマネジメント

アンガーマネジメントとは、自分自身の怒りをコントロールすることによって、常に冷静な対応や判断ができるようにすることです。
アンガーマネジメントができる人材は、周囲に対して自分自身の感情をぶつけることがありません。必要以上に部下を叱責したり、感情的な対応で取引先との関係性を悪化させたりすることがないため、職場でより円滑な人間関係を構築することができます。アンガーマネジメントを実践することも、セルフマネジメントを実現する上で大切な要素です。

アンガーマネジメントを実施する方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
アンガーマネジメントとは?やり方や6秒ルールと診断について解説


マインドフルネス

マインドフルネスとは、集中力を高めるために目の前の物事だけに意識を集中させる瞑想方法のことです。
仕事では、日々さまざまなストレスに直面します。大きなストレスがかかる状況が続くと、無意識のうちに雑念にとらわれてしまい、本来のパフォーマンスが発揮できなくなることが多いです。
マインドフルネスを実践すれば、こうした雑念から離れ、今この瞬間だけに目を向けることができるようになります。その結果、不安やストレスから解放され、自らの感情をコントロールするセルフマネジメントにつながるのです。


セルフモチベーション

セルフモチベーションとは、自分自身でモチベーションをコントロールして、目標達成へと向かう心理的機能のことです。
セルフモチベーションができる人材は、仕事に対するモチベーションの上下が少ないため、生産性が安定しやすいという特徴があります。また、モチベーションを自分でコントロールできるため、周囲からの指示や働きかけがなくても、自分自身で積極的に行動することが可能です。セルフマネジメントを実践するためには、セルフモチベーションによって常に前向きな姿勢を維持することが欠かせません。


タイムマネジメント

タイムマネジメントは、タスクの優先順位をつけたり効率的な時間配分を考えたりすることで、限られた時間を最大限有効に使う取り組みです。
タイムマネジメントが得意だと、スケジュールに沿って確実に業務をこなせるため、周囲からの信頼を得やすいです。また、最近では働き方改革が進んでいることもあり、以前のように「間に合わない分は残業でカバーする」といった立ち回りがしづらくなっています。セルフマネジメントを行う上で、限られた時間を有効に使って生産性を向上させるタイムマネジメントはますます重要になってきているのです。


セルフコントロール

セルフコントロールとは、小さな誘惑に負けないよう、自分自身の行動や思考をコントロールすることを指します。
例えば、「事務作業が終わらないが、スマホが気になる」「朝早く出勤したいが、もう少し寝ていたいな」など、小さな誘惑を感じた経験は誰しもあるのではないでしょうか。セルフコントロールができる人材は、こうした誘惑に負けることなく、目標に向かって行動し続けることができます。セルフマネジメントを実践するためには、長期的な視野を持った判断を心がけるなど、セルフコントロールを徹底することも大切です。


キャリアデザイン

キャリアデザインとは、自分が将来やりたい仕事や働き方をイメージしながら、その実現のために行動を積み重ねることです。
自分自身が将来なりたい姿やビジョンが明確にイメージできていれば、目の前の仕事に意義を見出しやすくなります。「この仕事は自分にとってこのような意味がある」と自分の言葉で言語化できるようになるため、仕事にも主体性を持って取り組みやすいです。反対に、自分自身のなりたい姿が曖昧なままだと、どうしても「仕事をやらされている」と感じてしまいます。自分のなりたいビジョンを明確化するキャリアデザインも、セルフマネジメントを構成する重要な要素の一つです。





社員のセルフマネジメント力を高めるメリット

社員のセルフマネジメント力を高めると、さまざまなメリットがあります。具体的には、以下の3点が主なメリットです。


  • 風通しの良い職場の実現
  • モチベーションの維持・向上
  • 業務効率化による生産性の向上


風通しの良い職場の実現

社員のセルフマネジメント力を高めると、風通しの良い職場の実現に役立ちます。
セルフマネジメントができる社員は、仕事に対して主体性を持つようになります。その結果、仕事に取り組む中で見つけた改善点や次の目標などを他の社員へ積極的に共有するようになり、職場の風通しが改善するのです。
また、セルフマネジメントの得意な社員は、自分自身の感情をコントロールできます。それぞれの社員が感情に任せず円滑なコミュニケーションが取れるようになれば、困ったことなどを気軽に相談できる風通しの良い職場の構築につながるでしょう。

風通しの良い職場を作るためのポイントや方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
風通しの良い職場とは?よくある勘違いや作り方を紹介【事例あり】

モチベーションの維持・向上

社員のモチベーションを向上させられる点も、セルフマネジメント力を高めるメリットです。
セルフマネジメント力の高い社員は、ストレスやプレッシャーを感じても、必要以上に落ち込むことがありません。また、仕事でミスをしてしまった場合でも、「次につながる学びが得られたな」と前向きに捉えることができます。ミスを引きずらずに精神的な健康を維持できるため、常に仕事に対してモチベーションを高く保つことができるのです。


業務効率化による生産性の向上

社員のセルフマネジメント力を高めると、業務効率化を実現できるというメリットもあります。
セルフマネジメント力が高い社員は、タスク管理やタイムマネジメントが得意です。それぞれの社員が自分でタスク管理やタイムマネジメントを実行できるようになれば、業務の効率化が期待できます。また、管理職が些細な指示を出さずとも動けるようになるため、マネジメントのコストも低下するでしょう。
さらに、セルフマネジメントができる社員は主体性も高いため、業務が非効率だと感じたら積極的に改善へ向けたアクションを取ることができます。非効率な業務が放置されることが減り、業務プロセスが自然と効率化するのです。




セルフマネジメントができない人の特徴

セルフマネジメントができない人には、以下のような特徴が見られます。


  • 業務を「やらされている」と感じている
  • こだわりが強く完璧主義
  • 自分でタスクを抱えてしまい、人を頼ることが苦手
  • ストレス解消ができない


セルフマネジメントが苦手な人は、業務を「やらされている」と感じる傾向があります。自分自身のありたい姿や実現したいキャリアを十分に考えられていないため、主体性を持って仕事に臨むことができず、本来のパフォーマンスを発揮できません。
また、何事にもこだわりが強い人は、完璧を求めすぎるあまり、タスクの優先順位づけがおろそかになってしまうことがあります。また、完璧主義な人は、小さなミスでも必要以上に落ち込んでしまうことが多いです。モチベーション低下からの立ち直りにも時間がかかるため、周囲から「セルフマネジメントが苦手な人」と認識されてしまいます。
さらに、セルフマネジメントが苦手な人には、人を頼ることが苦手な傾向も見られます。自分でタスクを抱え込んでしまうため、残業時間が周囲より突出して増えてしまうケースも珍しくありません。こうした状況が続くと、本人は精神的に追い詰められてしまい、自分の能力を発揮できなくなります。
加えて、ストレスを溜め込んでしまいがちな人も、セルフマネジメントが苦手です。ストレスを解消できない人はメンタルが安定しないため、仕事のパフォーマンスもブレが大きくなります。

監修者からひと言
セルフマネジメントできない人の特徴には、上記以外に「業務の先延ばし」があります。やるべきことを後回しにしがちで、結果的に仕事が溜まってしまい、納期までに業務遂行ができないというサイクルに陥ってしまいます。たとえば、メールやチャット等の返信、ルーティンタスクの処理などを「後でやろう」と判断し、やることを忘れてしまったり、やらないといけないとわかっていても、「明日やろう」と判断することを繰り返してしまったりといった言動があります。




社員のセルフマネジメント力を向上させる方法

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社員のセルフマネジメントを向上させる方法としては、以下のようなものが挙げられます。


  • SMART法に沿った目標設定を促す
  • 1on1ミーティングやOJTを実施する
  • 風通しの良い社内環境を整える
  • 外部研修を実施する


社員のセルフマネジメントを促進するためには、これらの施策を継続的に実施するのがおすすめです。社員のセルフマネジメント力を向上させる方法について詳しく解説します。


SMART法に沿った目標設定を促す

社員のセルフマネジメント力を向上させるためには、SMART法と呼ばれるテクニックに基づいた目標設定を促すのが有効です。
SMART法とは、理想的な自分のメンタル状態について考えたり、キャリアに目指すゴールを設定したりする際に役立つ方法です。

SMARTの法則

SMART法では、以下の5つの観点を意識しながら目標を設定します。


  • Specific(具体的)
  • Measurable(計測可能)
  • Attractive(魅力的)
  • Realistic Result-oriented(現実的、成果に基づいていること)
  • Time-bound(時間的な制約)


まずは、自分が漠然と「やりたい」と考えていることを、具体的かつ計測可能な目標へ落とし込みましょう。その後、その目標が魅力的で心からやりたい、達成したいと思うか、現実的で成果に基づいているかどうかを検証し、最後に時間的な制約を設定して時間的な制約を担保するのが一般的です。
SMART法に沿って目標を設定すれば、現実的で有意義な計画を立てることができ、セルフマネジメントに役立ちます。


1on1ミーティングやOJTを実施する

セルフマネジメントを促進するためには、1on1ミーティングやOJTを実施するのも効果的です。
1on1ミーティングでは、上司が一対一で社員の悩みや困りごとを聞くことができます。普段は相談しづらい悩みや、仕事をする際に気づいた些細な悩みなどをきめ細やかにフォローできるため、社員のモチベーションが向上し、セルフマネジメントにつながるでしょう。
また、セルフマネジメントを行う際は、社員が自立して業務に取り組むことが大前提です。OJTによって業務の基礎的な内容を吸収することで、上司の細かな指示がなくても社員は自走できるようになり、セルフマネジメントにつながります。
1on1ミーティングの効果的な実施方法や事例について詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。
1on1ミーティングの効果的な導入方法と事例を紹介
また、OJTの効果的な実施方法は以下のページで解説しています。
OJTとは?OFF-JTとの違いや効果的な方法をわかりやすく解説


風通しの良い社内環境を整える

セルフマネジメントを実践してもらうためには、風通しの良い社内環境を整えるのも良いでしょう。
もし社内の風通しが悪いと、業務を進める中で疑問に思ったことを周囲へ共有できません。こうした状態が続くと、「非効率に思えるが、誰にも相談できないので放置しておこう」「無駄な仕事だと思うが、上司に指示されたから仕方なく終わらせておこう」などと、社員の仕事に対する主体性が徐々に失われていきます。
反対に、風通しが良い社内環境があれば、仕事を進める中で生じた疑問点や改善点を周囲へ共有することが容易です。また、社内のコミュニケーションが円滑だと、ストレスを溜め込むことも少なくなり、セルフマネジメントが促進されます。シャッフルランチやフリーアドレス制度を導入する、社員間の交流会を開催するなど、社内の風通しを改善する施策を講じましょう。

風通しの良い職場を作る方法についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

『風通しの良い職場とは?よくある勘違いや作り方を紹介【事例あり】』


外部研修を実施する

セルフマネジメントスキルの習得や定着化を目指す場合には、外部研修がおすすめです。
外部の専門家やコンサルタントによる講習を受けることで、セルフマネジメントに必要なスキルを体系的に習得できます。さらに、内部研修では得られない新たな視点やマインドを得ることも可能です。外部研修をきっかけに、これまで社内にはなかった新たな視点が生まれ、社員の主体性やセルフマネジメントが劇的に促進される事例も少なくありません。

なお、研修を外部委託する際には、委託先選定の際に意識しておきたいいくつかのポイントが存在します。研修を外部委託する際のポイントは、以下のページからご確認ください。
研修は外部委託すべき?委託している割合や委託先選定のポイント

監修者からひと言
社員のセルフマネジメント力を向上させる方法の1つに研修があります。研修でセルフマネジメント力を身につけてもらうためには、実施タイミングを工夫しましょう。業務の進め方などの基礎的な内容は、入社直後に行なうことを推奨します。入社直後のフレッシュなタイミングで、期待される行動についてインプットしてもらうことで、職場での行動イメージをもたせることができます。



セルフマネジメント力を高める研修例

セルフマネジメント力を高めるためには、研修の実施が効果的です。具体的な研修テーマとしては、以下の5つが特におすすめです。


  • タイムマネジメント研修
  • 問題解決力研修
  • レジリエンス研修
  • キャリアデザイン研修
  • モチベーション研修


ここからは、セルフマネジメント力を高めるのに役立つ研修例を5つご紹介します。


タイムマネジメント研修

タイムマネジメント研修は、限られた時間を最大限有効に使う技術を習得するための研修です。タイムマネジメント研修では、以下のような内容を学びます。


  • タスクの優先順位づけの方法
  • 仕事のやり方を工夫する方法
  • 自分の業務を見つめ直し、非効率な部分の改善策を考える


働き方改革によって労働時間の制限が厳しくなりつつある昨今では、タイムマネジメントによって仕事の生産性を向上させることが欠かせません。タイムマネジメント研修を実施して社員の仕事効率を上げ、セルフマネジメントにつなげましょう。

アルーが提供しているタイムマネジメント研修の詳細は、以下のページでご覧いただけます。
タイム&プライオリティマネジメント100本ノック

▼サービス資料ダウンロード

  タイム&プライオリティマネジメント100本ノックサービス資料ダウンロード 「タイム&プライオリティマネジメント100本ノック」のサービス資料をダウンロードいただけます。限りある時間の中で重要なことを成し遂げるための、自分から動いて状況に働きかけていくことができるようになることを目指します。 アルー株式会社

問題解決力研修

問題解決力研修は、職場で直面するさまざまな問題を解決するスキルを身につける研修です。
仕事をこなす際には、大なり小なりさまざまな課題に直面します。こうした課題を解決するためには、周囲の人を巻き込みながら、主体性を持って課題に向き合うことが必要です。
問題解決力研修を実施すれば、問題解決に向けたステップを体系的に学ぶことができ、仕事で向き合う問題を効率的に解決できるようになります。
弊社アルーの提供している問題解決力研修のプログラムは、以下のページからご確認ください。
問題解決力研修

なお、問題解決力研修を実施する際には、問題解決力のトレーニング方法や鍛えるメリットについて正しく理解することが必要です。
問題解決力を鍛える方法やメリット、基本となる3つのステップは以下の記事で詳しく解説しています。
問題解決力とは|トレーニング方法・鍛えるメリット・基本の3ステップ


レジリエンス研修

レジリエンス研修は、ストレスやモチベーションの低下から素早く回復するレジリエンス力を身につけるための研修です。
セルフマネジメントを実践するためには、ネガティブな状態から素早く立ち直るレジリエンスを鍛えることが求められます。レジリエンス研修では、仕事で直面するストレスやプレッシャーなどからいち早く回復し、メンタルヘルスを維持する方法を学ぶことが可能です。

レジリエンス研修の内容や目的、成功させるために意識しておきたいポイントは以下の記事で解説しています。
レジリエンス研修とは?内容や目的、成功させるポイント

また、アルーが提供しているタイムマネジメント研修の詳細は、以下のページでご覧ください。
セルフケアのためのレジリエンス研修サービス資料ダウンロード


キャリアデザイン研修

キャリアデザイン研修は、「人生100年時代」に向けて必要なキャリア戦略を描く研修です。
セルフマネジメントを実現するためには、社員が自分の理想とするキャリアを実現するために、主体的な行動を重ねることが求められます。そのためには、まず社員一人ひとりが将来のなりたいビジョンを明確化することが必要です。
キャリアデザイン研修では、自分のこれまでの仕事経験やスキルの棚卸しなどを行い、人生100年時代に必要なキャリア戦略を描くことができます。キャリアデザイン研修を通じて社員それぞれのキャリアビジョンが明確化すれば、社員それぞれが主体的なキャリア構築を行うようになるため、セルフマネジメントが実現するでしょう。

アルーの提供しているキャリアデザイン研修の詳細は、以下のページからご確認いただけます。

キャリア未来地図デザイン研修

また、アルーのキャリアデザイン研修のサービス資料は、以下からダウンロードすることが可能です。
キャリア未来地図デザイン研修サービス資料


モチベーション研修

モチベーション研修は、仕事に対するモチベーションを維持するための研修です。モチベーション研修では、以下のような内容を実施するのが一般的です。


  • 過去の経験の振り返り
  • モチベーションをマネジメントする基本方法の習得
  • モチベーション維持に役立つゲームの実施


モチベーション研修を実施して社員の前向きな姿勢を醸成すれば、社員は自然と主体的に仕事へ取り組むようになり、セルフマネジメントが実現します。セルフマネジメントを推進する際には、ぜひモチベーション研修の実施も検討してみましょう。

モチベーション研修におすすめのゲームやカリキュラム例は、以下の記事で詳しく解説しています。
モチベーション研修とは|おすすめのゲームやカリキュラム例を紹介





アルーでのセルフマネジメント事例

アルーでは、人材育成のプロフェッショナルが社員のセルフマネジメントを徹底的に促進する研修を数多く実施してまいりました。ここからは、これまでにアルーが実施したセルフマネジメント研修の事例の中から、特に役立つものを3つピックアップして紹介します。
セルフマネジメント研修の事例を知りたい方、研修の具体的な流れやポイントを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
セルフマネジメント力を向上させるポジティブシンキング研修
株式会社ストルアス様では、「お客様の成功を目指す」をスローガンに、お客様の要望へ積極的に応える組織づくりを進めています。多様化するお客様のニーズへきめ細やかに応えるためには、社員一人ひとりが主体的に仕事へ向き合うことが欠かせません。
そこで、ポジティブシンキング研修を実施しました。本研修では、ポジティブな考え方を行うための基本的な考え方や、マインドについて学んでもらっています。周囲の人と意見交換を行うグループワークなども取り入れながら、社員同士の交流を意識したのが本研修のポイントです。
研修実施後には、「ポジティブシンキングという言葉が社内の共通言語になった」「個々人でも研修後にポジティブシンキングの考え方を応用させようとする動きが見られた」など、社内にポジティブな考え方が浸透したと好評の声をいただきました。結果的に、セルフマネジメントの向上にもつながった事例です。

株式会社ストルアスにおけるポジティブシンキングの事例は、以下のページから詳しくご覧いただけます。
株式会社ストルアス  ポジティブシンキング研修 導入事例

▼事例資料ダウンロード

  『株式会社ストルアス様ポジティブシンキング研修導入事例lv』資料ダウンロード アルーがご支援したポジティブシンキング研修により、ポジティブなコミュニケーションが組織としての成長を促した仕組みと、活発な意見の飛び交う研修を実現した方法をご紹介します。 アルー株式会社

セルフマネジメントにつながる「つながり」「たくましさ」「しなやかさ」を備えた新入社員育成事例

第一生命保険株式会社では、「つながり」「たくましさ」「しなやかさ」という3つの要素を備えた新入社員を育成する研修に取り組みました。
本事例では、新入社員の挑戦を促す仕組みや働きかけを積極的に取り入れたのがポイントです。社会人としてのマインドやスタンス、ビジネスマナーなどについてバランスよく学んでもらうとともに、リモートワークにおいて求められる積極性について特に重点的に扱いました。
研修の結果、最終日にはこれまで手を挙げなかった社員が積極的に発言する様子が見られるなど、新入社員のセルフマネジメント実現に向けた土台作りに成功したという効果が出ています。

第一生命保険株式会社の新入社員研修事例をさらに詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。
第一生命保険株式会社 新入社員研修 導入事例

▼事例資料ダウンロード

  第一生命保険株式会社様 新入社員研修導入事例 アルーでは、第一生命保険株式会社様に2023年度新入社員研修を提供いたしました。第一生命保険株式会社様の感想やを資料にてご覧いただけます。 アルー株式会社

キャリアを考える若手女性研修

カルビー株式会社では、女性社員に早期のキャリア教育を実施し、主体的にキャリアを描いてほしいという課題がありました。そこで、アルーでは若手女性を対象に、キャリアデザイン研修を支援しています。
本事例のポイントは、先輩社員の講話などを通じてモチベーションを上げ、主体的にキャリアを描く姿勢を醸成している点です。本事例は3週間の実践期間を挟んで合計2回に分けて研修を実施しました。第1回ではまずキャリア曲線の共有を行い、その後先輩社員の講話を通じて主体的にキャリアを描くイメージをつけてもらっています。実践期間では、グループ共有会などで情報共有を行いながら、キャリアについて考える習慣をつけてもらいました。第2回ではキャリアを自立的に描く方法について学んでもらい、最後にアクションプランを策定してまとめています。
研修後には、受講者が次の役職候補になったり、人事担当者から「ぜひ継続してほしい」という声が挙がったりするなど、主体的なキャリアデザインを通じてセルフマネジメントが実現する効果が出ました。
カルビー株式会社の事例をさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
カルビー株式会社 女性活躍推進のための若手女性キャリア研修 導入事例

▼事例資料ダウンロード

  『カルビー株式会社様合同若手女性研修導入事例』資料ダウンロード 【食品メーカー合同】社外に同志を作る若手女性研修 アルー株式会社




セルフマネジメント研修ならアルーお任せください

セルフマネジメント研修なら、ぜひアルーへお任せください。
人材育成を手掛けているアルーでは、経験豊富な講師が社員のセルフマネジメント力向上を実現する研修プログラムを数多くご用意しております。アウトプット中心の設計になっているため、「やらされている感」の少ない、社員の主体性を引き出す研修の実施が可能です。社員のセルフマネジメント推進を考えている際は、どんな内容でもお気軽にアルーまでご相談ください。



アルー株式会社
アルー株式会社
20年以上、企業向けに人材育成コンサルティングや研修を提供してきた。新入社員・管理職といった階層別研修や、海外駐在員やグローバルリーダーなどのグローバル人材育成、DX人材育成に強みを持つ。その実績は取引企業総数1400社以上、海外現地法人取引社数400社以上に及ぶ。京都大学経営管理大学院との産学連携など、独自の研究活動も精力的に行っている。
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