係長研修の内容と目的を解説。リーダーシップをもった係長を育てる方法
現場の最前線に立つリーダーとして、チームを牽引することが求められる係長。自分のチームに割り当てられた仕事を的確にこなし、マネジメント力を発揮していくためには係長を対象とした研修の実施が効果的です。
この記事では、係長研修の内容と目的を解説します。係長にプレイヤーの意識から脱却してほしいとお考えの人事担当者様は、ぜひこの記事を参考に係長研修を実施してみてください。
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目次[非表示]
- 1.係長研修の内容
- 2.係長研修の目的
- 3.係長の役割
- 4.係長研修の対象者
- 5.係長研修を効果的に実施するポイント
- 6.係長研修の実施方法
- 7.アルーの係長研修事例
- 8.係長研修ならアルーにお任せください
- 9.まとめ
係長研修の内容
係長研修では、リーダーシップについて学んでもらうとともに、管理職の補佐として仕事を進めていくという役割認識を持ってもらう必要があります。また、問題解決力やコミュニケーション力、OJTスキルといった具体的な能力を育成するのも大切です。
まずは、係長研修で扱う具体的な内容を一つずつ確認していきましょう。
リーダーシップ
係長の中には、初めて部下を束ねる立場になったという方もいます。係長研修では、まずリーダーシップを学んでもらいましょう。係長が身につけるべきリーダーシップには、「率先型のリーダーシップ」と「共創型のリーダーシップ」という2種類が存在します。
率先型のリーダーシップは、チームの目的達成のために必要な施策を自ら決断し、実行していくリーダーシップです。共創型のリーダーシップは、メンバーとの信頼関係を重視しながらパフォーマンス発揮を支援するリーダーシップです。これら2つのリーダーシップが組み合わさることで、組織の成果を最大限に引き出すリーダーとなることができます。
2つの観点からリーダーシップを学んでもらい、人と組織を動かす力をつけてもらいましょう。リーダーシップを伸ばす研修は、それぞれ以下のページで詳しくご紹介しています。
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役割認識
係長は、多くの社員にとって管理職の入り口となるポジションです。これまではプレイヤーとして自分自身の仕事で成果を出すことが求められていましたが、係長以上の役職ではメンバーを動かして成果を出す姿勢も求められます。
係長研修では、管理職として働くことに対する役割認識を深めてもらいましょう。プレイヤーとして成果を出すことに加え、チームを動かして課題解決や部下育成を行うという組織視点を持ってもらうのがゴールです。
問題解決力
チームとして成果を出すためには、チームの目標達成を阻害する要因となる問題を解決する力が必要です。さらに、目に見えている問題にアプローチするだけでなく、チームの抱える潜在的な問題を見つけ出し、適切に対処する力も求められます。
係長研修では、チームとして問題を解決する力を磨いてもらいましょう。これまでの個人レベルの仕事という視点から脱却し、チームの仕事として問題解決に取り組むという意識を持ってもらうのが重要です。
アルーの「チームレベルでの問題解決・標準化」プログラムについては、以下のページから詳しくご覧いただけます。
チームレベルの問題解決・標準化
▼資料はこちらからダウンロードできます。
コミュニケーション力
係長は、現場のメンバーと上司、さらには自部署と他部署をつなぐ、コミュニケーションのハブとなる存在です。係長がコミュニケーションのハブとなることで、組織の仕事が円滑に回るようになります。
係長研修では、コミュニケーション力を身につけてもらいましょう。係長として必要な、コミュニケーションのハブとなる力を伸ばす研修は、以下のページで詳しく解説しています。
コミュニケーションのハブ
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また、係長は徐々に後輩指導の役割も担い始めます。後輩とコミュニケーションを取る際には、後輩の本音を引き出す力が大切です。後輩の本音を引き出すためのコミュニケーションを学ぶアルーの研修は、以下のページをご覧ください。
本音を引き出す
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OJTスキル
係長は、後輩育成を行う必要があります。OJTトレーナーとして直接後輩社員の指導に携わることもあれば、OJTの管理者としての立場からOJT全体を統括する場合もあるでしょう。
OJTを効果的に運用するためにはOJTトレーナーに求められる能力を体系的に学んでもらう必要があります。係長向け研修では、OJTスキルを磨くカリキュラムも用意するのがおすすめです。
アルーの提供するOJTトレーナー研修は、以下のページから詳しくご覧いただけます。
OJTトレーナー研修
係長研修の目的
係長研修では様々な内容を扱う必要があるとわかりました。それでは、そもそも係長研修を実施する目的とはどのような点にあるのでしょうか。
係長研修を実施する目的として、第一に「人を巻き込んで仕事を進める」ことを学ぶ点が挙げられます。これまではプレイヤーとして一人で成果を発揮するのがメインでしたが、係長からは人を巻き込む姿勢が重要です。
さらに、係長になると部下育成や組織の問題解決など、新たな業務も増えます。こうした今まで経験したことのない業務をこなす方法について学んでもらうのも目的の一つです。
加えて、係長研修にはこれから課長、部長と本格的に管理職として活躍していくためのステップアップという目的もあります。係長の段階で管理職の補佐ができる人材を育成し、さらなるレベルアップにつなげていくのが大切です。
係長の役割
係長の主な役割は、課長を始めとした上司のマネジメント補佐や組織の課題解決、チームの目標管理です。また、先述した通り、コミュニケーションのハブとして他部署との連携を進めるという役割もあります。さらに、社外との連携や後輩指導も係長の仕事の一環です。係長の果たすべき役割を一つずつ解説します。
マネジメント補佐
多くの企業では、係長は課長のひとつ下の役職です。一般的に、課長は主にマネジメントを行うため、課長自身が現場業務を行うことは少ないでしょう。一方、係長は現場業務をこなしながらチームをまとめる、現場の原動力となる存在です。
係長の役割として、課長のマネジメントを補佐するというものがあります。現場に最も近いリーダーとして、係長がしっかりとチームを作ってまとめあげれば、課長もマネジメントしやすくなります。結果として、チーム全体の仕事が円滑に進むようになり、パフォーマンスも向上するのです。
組織の課題解決
組織が目標達成を目指す際には、様々な問題が発生します。目標達成するためには、こうした問題を着実に解決するとともに、潜在的な課題を見つけ出して適切なアプローチを行うことが大切です。
組織の課題解決を行うのも、係長の重要な役割です。現場社員時代のように個人の業務に関する課題解決に注力するのではなく、チームとしての課題を解決する必要があります。リーダーである係長は、チーム視点を意識した課題解決が重要です。
課題解決に必要なステップや、課題解決力を鍛える方法については、以下のページで詳しく解説しています。
『問題解決力のトレーニング方法|鍛えるメリットや基本の3ステップ』
目標管理
組織が目標を達成するためには、組織にとって価値のある目標を設定するとともに、KPIマネジメントなどを通じて設定した目標を管理し続ける必要があります。チーム全体の目標を管理するのは、係長の大切な役割の一つです。
さらに、係長は部下の育成やマネジメントを担当する場合もあります。仕事に取り組み始めて間もない社員が、自分自身で目標を管理するのは難しいです。必要に応じてアドバイスをしたり、目標達成をサポートしたりといった、部下の目標管理も係長の仕事です。
他部署・社外との連携
ビジネスにおいては、どうしても部署間や社外との対立が発生してしまうものです。例えば少しでも製品を多く売りたい営業部と、製品の品質を保持したい品質管理部、といった対立があります。
利害の一致しない相手とコミュニケーションを取りながら、積極的に連携する上では係長が重要な役割を果たします。対立関係があったとしてもお互いが納得できる点を見つけながら、積極的にコミュニケーションをとってプロジェクトを進めていく姿勢が重要です。
後輩指導
係長の役割として、後輩指導も挙げられます。具体的には、OJTを通じて部下の育成をサポートする場面が多いでしょう。現場に近い立場にある係長だからこそ、現場社員の成長につながる指導が実現できる場合も少なくありません。効果的なOJT教育を実施する方法は、以下の記事をご覧ください。
『OJT教育とは?指導やマニュアル作成のコツ、メリット・デメリット』
後輩社員を効果的に育成するためには、メンバーの本音を引き出すコミュニケーションが重要です。また、後輩の能力開発につながるような業務をアサインするよう意識することも大切です。
係長研修の対象者
係長研修の対象者は、主に新任の係長です。より具体的には、係長としての活躍が見込まれており、以下のような課題を抱えている社員を中心に教育するとよいでしょう。
- 係長として期待されている役割を認識できていない
- プレイヤーとしては優秀だが、メンバーを管理することに慣れていない
- 部下の育成を担当したことがなく、育成業務に不安がある
係長研修では、係長としての役割認識を深めたり、部下とのコミュニケーションを学んだりすることができます。上記のような課題を解決し、係長として活躍するための基盤を作りたい社員を中心に係長研修を実施するのがおすすめです。
係長研修を効果的に実施するポイント
係長研修を効果的に実施するためには、どういったポイントに気をつければよいのでしょうか。
まず気をつけたいポイントとして、適応課題へアプローチするという点が挙げられます。また、実践的な演習を取り入れたり、最新の技術や社会情勢などトレンド要素を取り入れたりすることも有効です。係長研修を効果的に実施するために知っておきたいポイントを解説します。
適応課題にアプローチする
適応課題とは、本人の持つ価値観や考え方に起因する課題のことです。一方で技術的課題とは、本人が現時点で持っているスキルや知識が原因の課題を指します。
係長研修では技術課題のみが注目されがちですが、実際に係長が直面する課題は技術課題と適応課題の両方の側面があります。例えばメンバーとのコミュニケーションが上手くいかない場合、係長のコミュニケーション力が不足しているという技術的課題だけでなく、「係長はメンバーに対してこう接するべき」といった係長の持つ固定概念も原因である可能性が高いです。適応課題について詳しくは以下の記事で解説しています。
『適応課題と技術的課題の例を紹介。研修で適応課題にアプローチする方法』
実践的な演習を取り入れる
係長研修では、リーダーシップやコミュニケーション力、問題解決力など幅広い内容を扱います。こういった内容を講義だけで理解し、実践できるレベルに至るのは難しいものです。もちろん最低限の知識は講義形式でレクチャーする方が効率的ですが、基礎的な知識が身についたら実践に積極的に取り組んでもらうのが重要です。
係長研修を実施する際は、実践的な演習を豊富に取り入れるようにしてみてください。例えば係長の役割をテーマとした参加者同士のディスカッションを設定したり、実際の現場で起きた課題解決に取り組むワークを取り入れたりすることがおすすめです。
最新の技術や社会情勢を取り上げる
最近は、IT技術の発達やグローバル化の進展により、先の見通せないVUCAの時代に突入しています。変化の激しいビジネス環境の中でリーダーとしての実力を発揮するためには、変化にも対応できるしなやかさが重要です。
目まぐるしく変化するビジネス環境で勝ち抜いていくためにも、係長研修では最新の技術や社会情勢をテーマに取り上げることがおすすめです。例えばChatGPTなどの生成AIを始めとしたITトレンドを取り上げたり、エネルギー危機などの時事的な問題を取り上げたりしましょう。トレンド要素を交えながら解説すれば、時事に関する知識が深まるだけでなく、「時代の変化へついていく」という意識を係長に醸成することができます。
アクションラーニングを取り入れる
アクションラーニングとは、現実の問題に対して行動を起こして問題解決を行い、「学ぶ力」を伸ばしていく学習手法です。係長研修では、アクションラーニングを盛り込むのも有効です。
例えば研修後、実際に自分のチームの課題解決を行い、発表会などを設けて講師や上司からフィードバックをもらうことで、行動変容とさらなる成長につなげることができます。
優秀な管理職は、経験から学ぶ力が高いことがわかっています。経験から学ぶ力が高いと、管理職として活躍する際に必要なスキルを自発的に伸ばし続けられるようになるため、変化への対応力や将来性が大きく向上します。係長研修ではアクションラーニングの手法を取り入れて、課長、部長へのステップアップへとつなげていきましょう。
アクションラーニングについて詳しくは以下のページをご確認ください。
『アクションラーニングとは|効果や進め方・注意点について』
フォロー研修を行う
研修を実施した際、「あとは現場で活用してください」と終わらせてしまっては行動変容につながりません。研修で知識やスキルを獲得したあと、それを現場で実践することで初めてノウハウを自分のものにできます。
研修を実施したあとは、実践をサポートするためのフォロー研修をおこないましょう。具体的には、研修実施が終了から2〜3ヶ月前後のタイミングで再び係長に集まってもらい、研修内容をどの程度実践できているのかをヒアリングしたり、必要に応じてサポートを提供したりします。こうしたフォローアップは係長のスキルアップだけでなく、次回以降の研修の質の改善にもつながるため、おすすめです。
係長研修の実施方法
係長研修を実施する際には、対面形式で実施する方法と、オンライン研修やeラーニングを利用する方法、さらには人材育成会社を活用する方法の3種類が考えられます。それぞれの手法には異なる特徴があるため、自社の状況にあった実施方法を選択するのが重要です。係長研修の実施方法を解説します。
対面研修
対面研修は、その名の通り係長に研修会場へ集まってもらい、対面形式で講義などを実施する研修です。対面形式には、講師と参加者、あるいは参加者同士でのコミュニケーションが取りやすいというメリットがあります。また、係長という同じ役職に就く社員に集まってもらうことで、係長同士の横のつながりを作ることにも役立つでしょう。
ただし、対面研修は研修を実施するコストが高いというデメリットがあります。また、現場のリーダーの役割を果たしていることも多い係長へ繰り返し対面研修への参加を強制してしまうと、日常業務を圧迫してしまう可能性もあるでしょう。
オンライン研修・eラーニング
係長研修を実施する際には、ZoomやYouTube Liveなどを用いたオンライン形式での実施や、eラーニングを活用するのもおすすめです。オンライン研修の場合、管理職へ研修会場まで出向いてもらう必要もなく、研修参加側と研修実施側双方の負担軽減につながります。
eラーニングでは、個々人のペースに合わせた学習が可能です。係長の中でスキルにばらつきがある場合でも、それぞれに最適な学習を実施できます。ただしeラーニングを自社で実施する場合、LMSを導入したり、高品質な動画教材を用意したりする必要があるため、完全に内製するハードルはやや高いです。
アルーの提供するetudesというeラーニングシステムは、初期費用0円で運用でき、多数の教材をご用意しています。etudesに関して詳しくは以下のページをご確認ください。
etudes(エチュード)
人材育成会社による研修
係長研修を実施する方法として、人材育成会社の実施する研修を活用するというものがあります。人材育成会社の中には、係長研修のセットプログラムを用意していたり、係長として必要な能力を伸ばすのに役立つ個別のプログラムを提供していたりするところがあります。
こうした人材育成会社を活用すれば、社内に研修実施の負担をかけることなく高品質な研修が実施できます。ただし、人材育成会社を選定する際には、研修が自社にあった内容にカスタマイズできるか、また人材育成会社に豊富な管理職研修の実績があるかをよく確認しておきましょう。
研修の外部委託については、以下のページで詳しく解説しています。
『研修は外部委託すべき?委託している割合や委託先選定のポイント』
アルーの係長研修事例
人材育成を専門に手掛けるアルーでは、アクションラーニングを取り入れた係長研修や、係長を対象としたコミュニケーション研修を実施しています。係長の効果的な育成に成功したアルーの研修事例を2つ紹介いたします。
アクションラーニングを取り入れた係長研修事例
大手メーカーA社では、4月から翌年の3月までの1年間に渡る長期的な係長研修を実施しました。
4月に事前課題に取り組んでもらい、5月〜7月に毎月それぞれ1日程度、以下のような内容の講義と演習に取り組んでもらいました。
- 係長としての役割認識を深めてもらう
- ストレングスファインダーなどを通じて、リーダーシップを磨く
- 設定した課題を共有し、周りを巻き込む力を学ぶ
さらに、7月からはアクションラーニングとして実際に現場で仕事を進めてもらい、毎月1回1時間〜半日程度のセッションで定期的に振り返りを行いました。3月にまとめとして係長としての成長を発表し、係長として活躍するための基盤を固めた研修事例です。
係長向けコミュニケーション研修
係長向けコミュニケーション研修は、係長が各階層の役割に応じたコミュニケーションを通じて信頼関係を構築できるようになるために実施した研修事例です。この研修事例では、会社全体のハブとして、係長にどのような動きが必要なのかを2日間のプログラムで理解してもらいました。
1日目は、係長が期待されている役割を理解し、コミュニケーションの難しさを把握してもらいました。また、心理的安全性や4つのコミュニケーションスキルについても取り上げ、コミュニケーションの基本となる心構えを習得してもらいました。2日目は引き続きコミュニケーションスキルを扱うとともに、自身のメンタルモデルを見つめ直し、最後にまとめとしてアクションプランの宣言に取り組んでもらいました。
係長の役割認識を深め、コミュニケーションを活性化するための具体的なアクションプランの策定につながった研修事例です。本事例について、詳しくは以下のページをご覧ください。
コミュニケーションを活性化し、組織力を向上させるための期待役割を認識する係長育成施策例
▼事例資料はこちらからダウンロードできます。
係長研修ならアルーにお任せください
アルーは人材育成を専門に手掛けている企業で、新入社員研修やグローバル人材育成研修はもちろん、係長研修を始めとした管理職研修の豊富な実績があります。係長研修でお悩みの場合は、ぜひアルーへお任せください。
人材育成会社では定められたカリキュラムに沿った内容のみを提供している場合も多いですが、アルーではお客様の課題に合わせて柔軟にカスタマイズした研修プランを提供いたします。演習を豊富に含んだ研修の実施が特徴で、係長の育成計画の策定段階からお手伝いすることが可能です。
アルーによる中堅・リーダー層研修受講者の声
アルーでは、係長を始めとした中堅・リーダー層研修として様々な研修プログラムをご用意しております。アルーによる中堅・リーダー層研修を受講した結果、これまでに以下のような声をお寄せいただいています。
- 受講生同士の強みや弱みを把握し、「そんな一面もあるんだ」と意外に思った。相互理解が深まり、それぞれの強みを発揮できるようなリーダーになりたいと思った
- 研修を通じて、今の自分は経営層と現場層の中間地点にいることを認識できた。両者の要望のずれや矛盾の解消に取り組んで、効果的な目標設定ができそうだと感じた
- リーダー像としてカリスマ性ばかりを考えていたが、そうではなく自分の強みを活かしたマネジメントができることに気づいた
まとめ
係長研修でおすすめの内容や、研修実施時に意識しておきたいポイントなどを解説しました。現場の最前線に立つリーダーとして上司と部下をつなぐことが求められる管理職は、会社の潤滑油ともいえる重要な存在です。
係長が積極的に部下を動かして育成し、コミュニケーションのハブとしての役割を果たすことで、これまで以上にチームのパフォーマンスは向上するでしょう。ぜひこの記事で解説した内容を参考にしながら係長の育成計画を立て、組織の成果創出につながる育成を実践してください。