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新入社員への適切な接し方とは?上司・OJTトレーナーがすべきこと

「新入社員とうまくコミュニケーションが取れない」
「上司と新入社員の間の信頼関係構築がうまくいっていないように見える」
こうした悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。世代の離れた新入社員に対するコミュニケーションは、上司にとってよくある課題の一つです。
この記事では、新入社員に対する適切な接し方や、新入社員との信頼関係構築に向けて上司やOJTトレーナーがすべきことを解説します。


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目次[非表示]

  1. 1.【テンプレートプレゼント!】新人教育育成計画書
  2. 2.新入社員への適切な接し方
  3. 3.新入社員へのNGな接し方
  4. 4.最近の新入社員の特徴
  5. 5.新入社員が上司やOJTトレーナーに求めること
  6. 6.新入社員への適切な接し方を身につける方法
  7. 7.新入社員の上司・OJTトレーナー研修ならアルーにお任せください。
  8. 8.OJTトレーナー研修事例
  9. 9.まとめ

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新入社員への適切な接し方

新入社員との信頼関係を構築するためには、新入社員への適切な接し方を知ることが重要です。新入社員と接する際には、以下の点を心がけてみましょう。


  • 多様な価値観を認める
  • 一個人として接する
  • プライベートを詮索しすぎない
  • 感情的にならない
  • 先輩社員から歩み寄る


新入社員に対する適切な接し方を解説します。


多様な価値観を認める

新入社員と接する際には、多様な価値観を認めるよう意識してみてください。
新入社員と世代の離れた上司は、新入社員の意見や価値観に対して「それは違うのではないか」と感じる場合があるかもしれません。しかし、新入社員の意見や価値観を否定してしまうと、新入社員と効果的に信頼関係を構築するのは難しいです。
育ってきた時代や価値観はそれぞれ異なることを意識して、意見や価値観を押し付けないようにしてみてください。価値観を否定せずに対応すれば、徐々に新入社員と良好な関係が構築されます。
多様な価値観を認めるスタンスを身につけるためには、ダイバーシティ研修の実施がおすすめです。

ダイバーシティ研修の詳細は、以下のページで解説しています。
ダイバーシティ研修とは?必要な理由や効果的なゲームを紹介



一個人として接する

新入社員と接する際には、一個人として接することを意識することも重要です。
上司の中には、新入社員を一括りに捉えてしまう人がいます。しかし、「新入社員」や「Z世代」といった枠にとらわれすぎると、新入社員一人ひとりの持つ個性を見失いかねません。また、新入社員も一括りにされるのはいい気分ではないでしょう。
新入社員によって能力や特性は違うことを意識して、一個人として接するのが大切です。新入社員それぞれに合わせたコミュニケーションを心がけることが、信頼関係構築につながります。


プライベートを詮索しすぎない

プライベートを詮索しすぎないのも、新入社員と接する際のポイントです。
プライベートな話題は、新入社員と距離を縮めるきっかけになることもあります。しかし、仲良くなる前にいきなりプライベートな話をしすぎると、新入社員は警戒したり拒絶したりして、人間関係が嫌になってしまいかねません。
プライベートなことに関しては、仲良くなるまで細かく聞きすぎないようにしましょう。仲良くなるまでプライベートな話題は避け、日常的な会話でコミュニケーションを重ねることが大切です。


感情的にならない

新入社員と接する際には、決して感情的にならないようにしましょう。
上司が新入社員に対して感情的な態度を取ると、新入社員は萎縮してしまいます。また、怒ったりイライラしたりしている上司には、なかなか質問や相談をしづらいものです。上司がマイナスの感情を表に出していると、職場全体のコミュニケーションが滞ってしまいます。
新入社員と接する際には、できるだけ冷静に接するよう心がけてみてください。感情に任せずにコミュニケーションを取ることで、効果的な信頼関係構築につながります。


先輩社員・上司側から歩み寄る

先輩社員・上司から歩み寄ることも、新入社員と接する際のポイントです。
先輩社員や上司の中には、新入社員からのコミュニケーションを待っている人もいます。また、「何か困ったことがあれば、新入社員の方から質問や相談をしてくれるだろう」と考える上司も少なくありません。
しかし、忙しそうな上司・先輩社員に対して新入社員から話しかけるのは難しいものです。先輩や上司から積極的にコミュニケーションを取り、新入社員が話しやすい雰囲気を作りましょう。周りから話しかけることで、新入社員も徐々に心を開いてくれるでしょう。


新入社員へのNGな接し方

新入社員と接する際には、いくつかの避けるべき行動が存在します。具体的には、以下の3つの行動が新入社員に対するNGな接し方です。


  • 抽象的な指示をする
  • 自分の常識や考えを押し付ける
  • 言うことが毎回違う


新入社員へのNGな接し方について、一つずつ解説します。



抽象的な指示をする

新入社員と接する際は、抽象的な指示を避ける必要があります。
例えば、「あれをやっておいて」「これをやっておいて」といった指示は、抽象的で意味を理解するのが難しいです。特に、入社したばかりで右も左もわからない新入社員は、こうした指示を受けると困ってしまいます。
上司が指示するときは、5W1Hを意識した明確な指示を意識しましょう。何をどのようにやればよいのか明確化されることで、新入社員も指示に沿った行動を取りやすくなります。


自分の常識や考えを押し付ける

上司にとっての常識や、上司自身の持つ考えを新入社員に押し付けるのも、新入社員に対するNGなコミュニケーションの一つです。
上司の常識を押し付けてしまうと、新入社員と適切なコミュニケーションが取れません。また、新入社員が「その常識は違うのではないか」と感じても、目上の上司に対して異を唱えるのは難しいものです。上司の気づかないうちに新入社員からの信頼を失い、業務にも影響が出る可能性もあります。
新入社員と接する際には、「自分の常識は人の非常識である」という心構えを持ちましょう。新入社員の意見や価値観を安易に否定せず、違いを受け入れるスタンスを取るのが大切です。


言うことが毎回違う

言うことが毎回違うのも、新入社員に対するNGなコミュニケーションの一つです。
気分によって言うことが毎回違うと、新入社員は混乱してしまいます。こうした状況が続くと、「あの上司は何をしてほしいのかわからない」と、新入社員からの信頼を失いかねません。どの発言を信じればよいのかわからなくなり、業務が停滞してしまう可能性もあります。
その日の気分や機嫌にとらわれず、一貫性のある発言を意識しましょう。そのためには、日頃からできるだけ冷静なコミュニケーションを心がけることや、上司自身の軸を明確にしておくことが大切です。



最近の新入社員の特徴

最近の新入社員の特徴を理解すると、新入社員と効果的なコミュニケーションを取る際のヒントになります。
最近の新入社員は、素直で真面目だったり、同世代との関係構築スキルが高かったりするのが特徴です。一方で、周囲から抜きん出る行動をしなかったり、手の届く情報で満足しがちだったりといったネガティブな傾向も存在します。
ここからは、最近の新入社員に共通する特徴を解説します。

なお、新入社員の特徴や成長を促すためのポイントは、以下のページでさらに詳しく解説しています。
【最新】新入社員の特徴といまどき新入社員の成長を促すポイント


素直で真面目

最近の新入社員には、素直で真面目であるという傾向があります。
頑固さや変なこだわりを持たずに、人からのアドバイスを素直に受け入れることのできる新入社員が多いです。上司が新入社員にアドバイスするときも、伝えた内容を素直に取り入れてもらえることが多いでしょう。
また、言われた仕事を的確にこなす点も、最近の新入社員の特徴です。途中で投げ出すことは少なく、指示した内容は真面目に最後まで取り組む傾向があります。


必要だと理解した事柄を取り入れる柔軟さ

必要だと感じた事柄を柔軟に取り入れることも、最近の新入社員の特徴の一つです。
思い込みにとらわれることが少ないため、必要な理由がわかればすぐに改善行動に移すことができます。フットワークが軽く、業務改善に必要であれば新しいことも積極的に取り入れようとするでしょう。ITスキルも全般的に高いため、新たなツールやAIなどを導入するのにも積極的なことが多いです。


同世代との関係構築スキルが高い

最近の新入社員は、同世代との関係構築スキルが高いです。
仲間意識を持った同期の新入社員とは、積極的にコミュニケーションを取る傾向があります。SNSでのつながりを大切にする人も多く、チャットや通話で自然と関係を構築することができます。
また、最近の新入社員は新型コロナウィルスが流行する中で大学生活を送っています。オンラインでのコミュニケーションにもある程度慣れているため、リモートワークの環境下でも積極的に同世代と関係を構築できるでしょう。


手の届く情報で満足し、自己完結しがち

新入社員のネガティブな傾向として、手の届く範囲の情報で満足し、自己完結しがちな点が挙げられます。
最近の新入社員は、インターネットがすでに普及した環境で育ちました。小中学校の時代からインターネット検索を使う機会が多く、「知りたいことは何でも知れる」と考える傾向にあります。自分の足で動いて情報を収集しようという意識が低いため、自己完結してしまう場面も多いです。
また、こうした傾向は研修やOJTでも顕著に現れます。新入社員から質問がまったく出ずに困る場面が目立つ場合は、そもそも情報を自分から手に入れようとする姿勢があるか確認してみましょう。


周囲からどう見られるかという点への意識が低い

周囲からの見られ方に対する意識が低いことも、最近の新入社員に見られる傾向です。
周囲からどう見られているかを意識できていないため、マナーやモラルに反する言動が目立つことがあります。また、SNSを通じた軽率な行動が、大きなトラブルを招くことも少なくありません。
理由としては、新型コロナウィルスの影響で大学時代の授業がリモート化されていたことや、SNSがコミュニケーションの中心となる生活を送っていることなどが挙げられます。周囲と対面で関わる機会が少なく、周囲の目線を気にする習慣がついていない人も多いです。


他者から抜きん出る行動をしない

他者から抜きん出る行動をしないのも、最近の新入社員に見られる傾向です。
言われたことは忠実にこなしてくれますが、「言われたことをやっていればそれで十分」と考えてしまいます。自分からどう動けばより良くなるのか、どうすれば周囲と差をつけられるのかなどを考えず、集団に馴染むことをとにかく重視する人も多いです。
また、競争意欲を表に出すことや、そもそも競争意欲を持っていない人もいます。全体の中で目立つ行動を避けるため、成長する機会を失ってしまいがちです。


納得しないと動かない

最近の新入社員は、納得しないと動かないという傾向があります。
以前は、「会社が一番」「仕事が優先」という価値観が一般的でした。しかし、現代の若者は、仕事を最優先に考えるという価値観が希薄になりつつあります。「会社の指示に従うことが当たり前」というスタンスで新入社員に接すると、反発されたり、指示に従わなかったりする可能性も否めません。
また、自分や社会にとって有益だと感じないことに対して、最近の新入社員はモチベーションが湧きづらいです。そのため、雑務と感じた仕事には手を抜く傾向もあります。


会社よりも自分のために働きたい

最近の新入社員には、会社よりも自分のために働きたいと考える人が多いです。
一般社団法人日本能率協会の実施した調査では、働く目的として「自分の能力を高めること」「社会の役に立つこと」と回答した人が、それぞれ4割近くにのぼりました。これは、「自分や社会のために働きたい」という最近の若手社員の持つ価値観を反映しています。
また、雇用の流動化も、こうした意識が生まれている背景の一つです。自分のキャリアアップやスキルアップを意識する人が多いため、会社に貢献したい年上の社員や管理職とは価値観のギャップが生まれつつあります。


できるだけ失敗を避けて成長したい

最近の新入社員は、できるだけ失敗を避けて成長したいと考える傾向もあります。
従来は、「失敗しながらでも成長していきたい」と感じる人も多くみられました。一方で、最近では「失敗はできるだけ避け、最短距離で進んでいきたい」と感じる新入社員が増えてきています。
成長意欲はあるものの、「失敗したくない」という思いが強く、挑戦を躊躇してしまうケースも少なくありません。アル―が行った2023年に理想のOJTトレーナーについて調査したところ、「OJTトレーナー自身の成功体験やノウハウを積極的に教えてくれる」と答えた新入社員が大手企業の場合、60%以上という結果になりました。研修やOJTでは、上司が積極的に「失敗してもフォローする」という姿勢を伝えるなど、挑戦を後押しする工夫が求められます。


上昇志向が少ない

上昇志向が少ないことも、最近の新入社員に見られる傾向です。
これまで主流だった仕事中心の価値観が薄れつつあり、仕事よりもプライベートを優先する新入社員が増えてきています。「自分から新しいことに取り組んで成果を出そう」といった上昇志向を持たないため、業務も無難で指示通りのものになりがちです。
アル―が行った2023年の新入社員調査によると、「組織を動かしてスケールの大きな仕事や責任のある仕事をしたい」「人が避けるような困難な仕事や高い目標にもあえて挑戦したい」と答えた新入社員は、大企業で10%以下という結果でした。
また、「無理のない範囲で仕事に取り組みたい」と考える新入社員も少なくありません。仕事での成果よりもワークライフバランスを重視する傾向は、ここ数年で特に目立ってきています。

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新入社員が上司やOJTトレーナーに求めること

最近の新入社員は、上司やOJTに以下のようなことを求めています。


  • 組織の調和を重視してほしい
  • 個性を尊重してほしい
  • 公正・公平な判断をしてほしい
  • 効率的に業務を進めるための支援をしてほしい
  • 上司・OJTトレーナー側から積極的に声掛けをしてほしい


新入社員が何を求めているのかわかれば、上司やOJTトレーナーと新入社員の適切な関わり方も見えてきます。最近の新入社員が、上司やOJTトレーナーに求めていることを解説します。


組織の調和を重視してほしい

新入社員が上司やOJTトレーナーに求めることとして、組織の調和が挙げられます。
弊社アルーの実施した調査では、理想とする上司像に当てはまるものとして「人当たりがよく、誰とでも良好な人間関係を築くリーダー」が最も多く選ばれました。

③理想のリーダー像は どのようなものですか?

このことからも、それぞれのメンバーとしっかりコミュニケーションを取り、スムーズに仕事を回せる組織を構築できる上司が求められていることがわかります。心理的安全性が高く、全体として調和した組織を求める新入社員が増えてきているのです。

風通しの良い職場を作るための施策や事例は、以下のページで詳しく解説しています。
風通しの良い職場とは?施策例や事例、よくある勘違いをご紹介


個性を尊重してほしい

個性の尊重も、新入社員が上司やOJTトレーナーに求めることの一つです。
前述した調査では理想の上司像として「メンバーのやり方を尊重し、一人ひとりの個性を活かすリーダー」が2番目に多く選択されました。上司の価値観やスタイルを押し付けるのではなく、それぞれのやり方を尊重する姿勢が求められています。OJTなどで新入社員と接するときも、命令口調で指示を出すのではなく、「こうしたらどうかな?」といったように提案するのがよいでしょう。


公正・公平な判断をしてほしい

公正で公平な判断をすることも、新入社員が上司やOJTトレーナーに求めていることの一つです。
もし上司の判断が公平でなかったり、公正でなかったりしても、新入社員は目上の立場である上司になかなか反論しづらいものです。特に最近の新入社員は、上司の判断の素直に従う傾向があります。「指示に逆らう行動を取る」という選択肢が頭の中にないため、上司に的確な判断をしてほしいという考えが一層強いです。


効率的に業務を進めるための支援をしてほしい

最近の新入社員は、効率的に業務を進めるための支援を上司やOJTトレーナーに求めています。
先ほども解説した通り、最近の新入社員は失敗をできるだけ避け、最短距離で成長したいと考えることが多いです。そのため、上司やOJTトレーナーからできるだけ効率的に業務を進める方法を教えてもらいたいと考えます。
また、いわゆる「タイパ」の概念が浸透したことも、こうした要望が生まれている背景です。かけた時間に対して最大限の効果を得たいという考えが根底にあるため、業務の効率化を求める傾向が高まっています。


上司・OJTトレーナー側から積極的に声掛けをしてほしい

上司やOJTトレーナー側からの積極的な声掛けも、新入社員が求めていることの一つです。
アルーの実施した調査では、80%近い学生が「自分のことを気にかけて、OJTトレーナー側から関わりを持ってほしい」と考えていることが明らかになりました。

新入社員側から声掛けをしなくても、こまめに進捗確認や仕事の助言をしてくれるOJTトレーナーを理想としていることがわかります。リモートワークの浸透によって対面でのコミュニケーションが希薄化している昨今だからこそ、上司側から積極的に関われるかどうかが信頼関係構築の鍵になっているのです。

新入社員とのコミュニケーションがうまくいかない原因や、コミュニケーションの正しい取り方は以下のページで詳しく解説しています。
新入社員とのコミュニケーションがうまくいかない原因と正しい取り方。有効な研修は?



新入社員への適切な接し方を身につける方法

新入社員への適切な接し方を身につけるためには、サーバントリーダーシップを学んだり、コーチング研修を実施したりするのがおすすめです。また、OJTの実施前に、OJTトレーナーを対象とした研修を実施するのもよいでしょう。
ここからは、新入社員への適切な接し方を身につける方法を解説します。


サーバントリーダーシップを学ぶ

サーバントリーダーシップとは

新入社員との接し方を身につけるためには、上司側がサーバントリーダーシップについて学ぶことをおすすめします。
サーバントリーダーシップとは、上司やリーダーが部下へ積極的に関わって意見を聞き、その上で目標が達成できるように主体的な行動を促すリーダーシップのスタイルを指します。サーバントリーダーシップは、従来のリーダーシップとは異なり、上司の意思で部下の支援に接するのが特徴です。
こうしたリーダーシップは、命令や指示に抵抗感を覚えがちな最近の新入社員と相性がよく、効果的に信頼関係を構築する上で役立ちます。リーダーシップ研修を実施するなど、会社側がサーバントリーダーシップについて学ぶ機会を設けるのも手です。

サーバントリーダーシップの詳細は、以下のページで詳しく解説しています。
サーバントリーダーシップとは?メリット・デメリットや10の特性


コーチング研修の実施

コーチング研修を実施するのも、新入社員との適切な関わり方を身につける上でおすすめの方法です。
コーチングとは、上司や先輩社員を新入社員にコーチとして配属し、部下の主体性を引き出すような質問やフィードバックを投げかける指導スタイルを指します。コーチングを実施すれば、新入社員の自主性を尊重した上で、個々の強みを引き出して促進することが可能です。
最近の新入社員は、主体性や積極性が十分に身についていない人も少なくありません。コーチングを実施すれば、主体性を持った部下の育成に役立つでしょう。

コーチング研修の内容や目的、メリットは、以下のページで詳しく解説しています。
【事例あり】コーチング研修の内容や目的、メリットを解説


OJTトレーナー研修を実施

OJTトレーナー研修を実施することも、新入社員との適切な関わり方を身につける方法の一つです。
OJTは実践的なスキルを素早く身につけられる一方で、教育効果がOJTトレーナーの指導力に左右されがちという弱点があります。OJTトレーナーに十分な指導力がない場合、いつの間にか放置になってしまうなど、求めている効果が上がりません。
OJTトレーナー研修を実施して、OJTの概念や進め方、工夫の仕方などを学んでもらいましょう。また、OJT施策中にも随時フォローアップ施策を実施して、OJTを進める中で生じた指導に関する疑問点などを解消してもらうのも有効です。

OJTの内容や目的、Off-JTとの違いは、以下のページで詳しく解説しています。
新入社員教育に効果的なOJT。内容や目的・研修(Off-jt)との違いを解説



新入社員の上司・OJTトレーナー研修ならアルーにお任せください。

新入社員との接し方を身につける上司やOJTトレーナー向けの研修は、ぜひアルーへお任せください。
人材育成を手掛けているアルーでは、新入社員との接し方を学べる研修を数多くご用意しています。アルーの研修は、豊富な新入社員研修の実施実績から見えた、新入社員の最新傾向を反映させているのが特長です。最近の新入社員の価値観や考え方を尊重した、時代に合ったリーダーシップやコミュニケーションスタイルを身につけることができます。

アルーが提供しているOJTトレーナー向けの研修についてさらに詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。
OJTトレーナー研修

▼サービス資料をメールで受け取る

  OJT指導力100本ノックサービス資料ダウンロード 「OJT指導力100本ノック」のサービス資料をダウンロードいただけます。プログラムの目的やカリキュラム、実施形態などが掲載されています。 アルー株式会社



OJTトレーナー研修事例

アルーでは、これまでにさまざまな業界でOJTトレーナー向けの育成施策を実施してまいりました。ここからは、その中でも特に参考となる事例を3つ紹介します。
OJTトレーナー向け研修の具体例や進め方などを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。


中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京株式会社様

中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京株式会社様では、新入社員を育成するOJT活動や風土が形成されておらず、新入社員を迎える環境が整っていなかったという課題がありました。
そこで、アルーでは新入社員の初期教育を行うためのOJTの実施をサポートし、新入社員がOJTを通じて成長できる環境整備
を行っています。本事例では、「新入社員が何度も聞きやすくなるようなOJTトレーナーの関わり方を目指す」ことを目標に、新入社員との関わり方についてOJTトレーナー側に詳しく学んでもらったのがポイントです。
研修後には、新入社員からOJTトレーナーに感謝の声が伝えられるなど、新入社員の成長実感が生まれました。

中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京株式会社様の事例についてさらに詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。
中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京株式会社 OJTトレーナー研修 導入事例


OJT指導者・推進者の役割理解とスキルを習得するOJT育成施策例

不動産・建築建設業のA社では、若手社員の早期戦力化やコミュニケーション不足によって離職が増加しているという課題がありました。そこで、育成をOJT担当者と推進者が協力して行う環境を整えるため、OJT指導者・推進者の双方を対象とした研修をアルーが提供しています。

本事例では、OJTトレーナーと新入社員の間の「関係の質」改善にフォーカスし、OJTトレーナーに関係の質を向上させるためのスタンスを身につけることに重きをおいたのがポイントです。また、OJT指導者とOJT推進者の役割を明確化し、両者が連携できるような研修を企画しました。
研修後には、「色々な意見を聞くことができて大変有意義だった」「他のOJTトレーナーの思いを知ることができた」といった声が上がっています。

本事例についてさらに詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。
OJT指導者・推進者の役割理解とスキルを習得するOJT育成施策例

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  OJT指導者・推進者の役割理解とスキルを習得するOJT育成 OJT指導者・推進者の役割理解とスキルを習得するOJT育成と題する管理職研修の導入事例をダウンロードいただけます。課題の特定から解決までのフローをご確認いただけます。 アルー株式会社


組織ぐるみで育成を行うOJT環境づくり施策例

製造業のO社では、上司が部下の育成を担っている意識が希薄であり、育成風土が根付いていないといった課題がありました。そこで、体系的なOJTによる育成制度を整えることを目的に、新入社員を育てるための方法やスタンスを学ぶOJT研修をアルーが提供しています。

本事例では、「OJTプラン進捗確認シート」の導入を行うなど、組織ぐるみの育成を実現したのがポイントです。1年間に3回の研修を実施することでOJT施策を継続的に組織へ浸透させ、育成風土の醸成に成功しました。
研修後には、参加者の88%が「業務上で活かせそうな研修内容だった」と回答するなど、好評の声を頂いています。

本事例の詳細は、以下のページをご確認ください。
組織ぐるみで育成を行うOJT環境づくり施策例

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  組織ぐるみで育成を行うOJT環境づくり 組織ぐるみで育成を行うOJT環境づくりと題する管理職研修の導入事例をダウンロードいただけます。課題の特定から解決までのフローをご確認いただけます。 アルー株式会社



まとめ

新入社員との接し方について、適切な接し方やNGな接し方、最近の新入社員の特徴などを幅広く解説しました。
最近の新入社員は素直で真面目な一方、納得しないと動かなかったり、会社よりも自分のために働きたいと考えたりする傾向があります。こうした最近の新入社員特有の価値観を正しく理解することは、新入社員と信頼関係を構築する上で非常に大切です。また、OJTトレーナーを対象とした研修を実施するなど、上司の育成スキルを磨くのもよいでしょう。アルーのOJTトレーナー研修は、以下のページからご覧いただけます。
OJTトレーナー研修

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  OJT指導力100本ノックサービス資料ダウンロード 「OJT指導力100本ノック」のサービス資料をダウンロードいただけます。プログラムの目的やカリキュラム、実施形態などが掲載されています。 アルー株式会社

ぜひこの記事をきっかけに新入社員との接し方について理解を深め、育成や戦力化を効果的に進めましょう。


アルー株式会社
アルー株式会社
20年以上、企業向けに人材育成コンサルティングや研修を提供してきた。新入社員・管理職といった階層別研修や、海外駐在員やグローバルリーダーなどのグローバル人材育成、DX人材育成に強みを持つ。その実績は取引企業総数1400社以上、海外現地法人取引社数400社以上に及ぶ。京都大学経営管理大学院との産学連携など、独自の研究活動も精力的に行っている。
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