シェアドリーダーシップとは|事例やメリット・デメリット、効果的な導入方法を解説
シェアドリーダーシップを導入すれば、メンバー全員がリーダーシップを発揮する組織を実現できます。新入社員や若手社員のうちからリーダーシップの発揮が期待できるため、リーダー育成やモチベーションの向上にもつながるでしょう。
この記事では、シェアドリーダーシップの概要や背景、導入するメリットやデメリットを解説します。シェアドリーダーシップについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
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シェアドリーダーシップとは
シェアドリーダーシップとは、部署やチームでリーダーの役割が共有され、全員がリーダーシップを発揮している状態のことです。
共有型リーダシップとも呼ばれます。日本では立教大学・石川淳経営学部教授がシェアドリーダーシップ論を提唱しています。
シェアドリーダーシップが浸透している組織では、仕事内容やチームの状況によって、リーダーシップを発揮するメンバーが入れ替わります。ただし、シェアドリーダーシップを採用している組織であっても、完全に全体のリーダーが不在というわけではなく、対外的な役職としてのリーダーは必要です。
シェアドリーダーシップ以外によく取り上げられる2つのリーダーシップを以下の項目でご紹介します。
なお、その他のリーダーシップの種類については、以下の記事でも詳しく解説しています。
『リーダーシップとは?種類やリーダーシップがある人の特徴、身につける方法』
サーバントリーダーシップとは
サーバントリーダーシップは、メンバーの業務をリーダーがサポートするタイプのリーダーシップです。サーバントリーダーシップでは、サーバント(奉仕者)という名前の通り、リーダーが裏方の仕事に徹します。
サーバントリーダーシップの代表例としては、資生堂の元社長である池田守氏が知られています。池田氏は企業の上層部を「店頭スタッフのサポートを行う存在」と位置づけた上で現場第一主義を徹底し、サーバントリーダーシップを実践しました。
オーセンティックリーダーシップとは
オーセンティックリーダーシップとは、リーダーの価値観や考え方を元にしながら組織を牽引するタイプのリーダーシップです。
このタイプのリーダーシップでは、リーダーがメンバーそれぞれの強みや弱みをしっかり把握した上で、それを効果的に組織へ活かすことが求められます。なお、オーセンティックリーダーシップを発揮する際には、リーダーに高い倫理観や道徳観が必要です。組織の多様性が求められる現代と相性のよいリーダーシップとして知られています。
シェアドリーダーシップを導入した事例
ここからは、シェアドリーダーシップの導入に成功した事例を紹介します。シェアドリーダーシップの具体的な導入例を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
キヤノンマーケティングジャパン株式会社では、グループ初の取り組みとなった案件に対応するため、プロジェクトチームを発足させました。チームには営業やITソリューションスペシャリストなど、各分野の専門スキルを持った人材が集結しているため、シェアドリーダーシップを導入しています。
10名のプロジェクトメンバーがお互いのスキルや立場を考えながら周囲を巻き込み、シェアドリーダーシップによってお客様の課題解決に成功した事例です。
参考:これからの時代を勝ち抜くために必要な強いチームの条件とは|ビジネストレンド|キヤノン
株式会社JR東日本テクノハートTESSEI
株式会社JR東日本テクノハートTESSEIでは、「おもてなし経営」の一環として仕事の再定義を行う中で、シェアドリーダーシップを導入しました。メンバーそれぞれが顧客のために動いたり、改善提案を行ったりするようになり、社員の主体性が向上しました。
また、シェアドリーダーシップを浸透させるためには、社員の自己効力感が大切です。株式会社JR東日本テクノハートTESSEIでは表彰制度の採用やエンジェルレポートの導入を行い、社員のリーダーシップの発揮を促しました。
参考:3Kから「奇跡の職場」への大変革! 世界が注目する新幹線清掃チームをつくりあげた組織マネジメントとは
カルビー株式会社
カルビー株式会社では、変化の激しい状況に対応するため、シェアドリーダーシップを導入しました。以前は事務局が決めた制度を現場におろしていくという方式でしたが、シェアドリーダーシップの導入後は現場主体の判断を促進したため、変化への対応力を高めることに成功しています。
さらに、現場をよく知るマネージャーの裁量が増えたことで、「あの工場長なら」「あの支店長なら」といった最適化された判断が増え、業務の効率化が実現しました。
参考:自律型組織を育む シェアド・ リーダーシップ
シェアドリーダーシップが注目されている背景
シェアドリーダーシップが注目されている背景として、変化の激しいVUCA時代の到来が挙げられます。また、デジタル化やDXの推進も、シェアドリーダーシップが注目を集めている要因の一つです。
シェアドリーダーシップが注目されている背景を2つ解説します。
VUCA時代の到来
VUCA時代の到来は、シェアドリーダーシップが注目されている背景の一つです。
グローバル化やIT化の進んだ現代のビジネス環境は、ますます変化の激しさを増しています。前例のなかったイレギュラー対応も増え、これまでどおりのトップダウン方式ではうまく業務が回らない場面も増えました。
そこで、シェアドリーダーシップを導入することで現場の裁量を増やし、柔軟な対応を実現する手法が注目を浴びています。VUCAの概要や、VUCA時代に対応するための組織づくりのポイントは以下の記事から詳しくご覧ください。
『VUCAとは?求められる人材や対応する組織作りのポイント』
デジタル化・DXの推進
デジタル化やDXの推進も、シェアドリーダーシップが注目を浴びている背景です。
最近では、AIを用いた予測を行う、RPAを用いた自動化を行うなど、業務の至る場面でIT技術が活用されています。IT技術の活用は、すべての企業にとって喫緊の課題です。
シェアドリーダーシップではメンバー全員が意思決定に携わります。そのため、AIを使ったミクロな判断が求められる現代のビジネス環境と相性が良いです。メンバーそれぞれがリーダーシップを発揮すれば、IT技術を活用した柔軟な判断が下せる環境が整います。
シェアドリーダーシップのメリット
シェアドリーダーシップを取り入れるメリットとしては、以下の4点が挙げられます。
- チームメンバーのモチベーション向上
- 生産性向上
- イノベーションの創出
- 次世代のリーダー育成につながる
シェアドリーダーシップを取り入れるメリットを解説します。
チームメンバーのモチベーション向上
シェアドリーダーシップを導入すれば、チームメンバーのモチベーション向上につながります。
シェアドリーダーシップは、メンバーそれぞれがリーダーシップを持っている状態です。一人ひとりに従来よりも大きな裁量が与えられるため、メンバーは自分なりに創意工夫をしながら仕事に望むことができます。そのため、メンバーのモチベーションの向上が期待できるのです。モチベーションが向上すれば、離職や休職の削減など多くのメリットがあります。
生産性向上
生産性の向上も、シェアドリーダーシップの導入によるメリットです。
シェアドリーダーシップを導入すれば、一人ひとりのメンバーが持つ裁量が高まります。その結果、上層部による型にはまった判断から脱却し、現場レベルでのミクロな判断を促進でき、生産性の向上につながるのです。ルールに無駄がなくなり、効率的に動けるようになるでしょう。
また、シェアドリーダーシップを導入すれば、メンバーの長所を活かした仕事の割り振りもしやすくなります。柔軟に仕事をアサインできるため、チームのパフォーマンスの最大化が可能です。
イノベーションの創出
シェアドリーダーシップを導入すれば、イノベーションの創出につながります。
リーダーシップが共有されれば、メンバーの自主性が養われます。その結果、メンバー同士での意見交換が活発化し、新しいアイディアが生まれやすくなるのです。
特に、営業やマーケティング、エンジニアなど複数の専門領域を持ったプロフェッショナルが集結しているようなプロジェクトチームでは、シェアドリーダーシップの導入が有効です。それぞれの強みを活かしながら意見交換を行えば、今までになかった発想が生まれやすくなります。
次世代のリーダー育成につながる
シェアドリーダーシップを導入するメリットとして、次世代のリーダー育成につながるという点も挙げられます。
シェアドリーダーシップでは、勤続年数や年齢に関わらず、すべてのメンバーがリーダーシップを発揮することが求められます。そのため、普段はなかなかリーダーシップを発揮する場面の少ない若手社員もリーダーシップを発揮する経験を積むことができるのです。若手社員が日々の業務でリーダーシップを実践することは、次世代リーダーの育成につながるでしょう。
次世代リーダーの育成方法や、育成におすすめの研修は以下の記事をご覧ください。
『【事例あり】次世代リーダー育成方法とおすすめ研修。よくある課題と解決策』
シェアドリーダーシップのデメリット
シェアドリーダーシップを取り入れることには多くのメリットが存在しますが、反対にいくつかのデメリットが存在するのも事実です。シェアドリーダーシップのデメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
- 管理職に高いファシリテーション能力が求められる
- 環境づくりに時間がかかる
- 合意までに時間がかかる
- 責任の所在がみえにくくなる
シェアドリーダーシップのデメリットを見ていきましょう。
管理職に高いファシリテーション能力が求められる
シェアドリーダーシップを導入する際には、管理職に高いファシリテーション能力が必要です。
ファシリテーションとは、意見交換や会議の場を有意義にするために、話しやすい雰囲気作りを行ったり、メンバーからの意見を引き出したりする取り組みのことです。シェアドリーダーシップでは、「限られた人材がリーダーシップを発揮する」「話し合いが膠着して結論が出ない」といった課題がしばしば発生します。こうした課題を克服するためには、管理職の高いファシリテーションスキルが求められるのです。
ファシリテーションスキルの概要や、向上させるコツは以下の記事をご覧ください。
『ファシリテーションスキルとは?必要な4つのスキルと向上させるコツ』
環境づくりに時間がかかる
シェアドリーダーシップを導入するデメリットとして、環境づくりに時間がかかる点が挙げられます。
シェアドリーダーシップを導入している企業はまだまだ少なく、シェアドリーダーシップの概念に馴染みのない社員も多いでしょう。そのため、シェアドリーダーシップの意義や目的をしっかりと理解してもらうのには時間がかかります。
シェアドリーダーシップについて間違った理解をしたまま導入を進めてしまうと、かえって業務が非効率になってしまう可能性もあります。シェアドリーダーシップの環境づくりには時間がかかる点に注意しておきましょう。
合意までに時間がかかる
シェアドリーダーシップのデメリットとして、合意までに時間がかかる点が挙げられます。
シェアドリーダーシップは、リーダーシップをメンバーが共有しているのが最大の特徴です。そのため、従来のリーダーシップでは役職上のリーダーに判断が一任されるような場面でも、メンバーそれぞれの合意を得る必要があります。組織全体に関わる重要な判断を行う際には、合意までに時間がかかる点にも注意が必要です。
責任の所在がみえにくくなる
責任の所在がみえにくくなるのも、シェアドリーダーシップのデメリットです。
シェアドリーダーシップには、明確な責任者が存在しません。そのため、万が一トラブルが発生した場合に、誰が責任を取ればよいのか分かりづらくなります。
責任の所在があやふやになってしまうと、組織としての信頼を失う可能性もあります。どの案件に誰が対応するのか決めておくなど、組織の仕組みを整えておくのが大切です。
シェアドリーダーシップを効果的に導入する5つのポイント
シェアドリーダーシップを効果的に導入するためには、目的やビジョンを明確にするのが大切です。また、組織のメンバーがフォロワーシップについて理解したり、チーム内の心理的安全性を醸成したりするのもよいでしょう。
シェアドリーダーシップを効果的に導入する上で知っておきたいポイントを解説します。
目的・ビジョンを明確にする
シェアドリーダーシップを導入する際は、目的やビジョンを明確にしましょう。
目的やビジョンを共有せずにシェアドリーダーシップを導入してしまうと、チーム全体の方向性がバラバラになってしまいます。必ずチームの目指すべき方向性をすり合わせてから、シェアドリーダーシップを導入するようにしてください。
なお、チームの目的やビジョンを定める際には、なるべくシンプルでわかりやすい表現にすることが大切です。メンバーがいつでも思い出せるような内容にすることで、常に目的やビジョンを意識しながら動けるようになります。
組織のメンバーがフォロワーシップについて理解する
組織のメンバーに対し、フォロワーシップについて理解してもらうのも大切です。
フォロワーシップとは、他のメンバーがリーダーシップを発揮できるよう、積極的にリーダーをサポートすることを指します。リーダーの指示へ忠実に従うだけでなく、時にはリーダーの方向性に対して異議を唱えることも必要です。
組織にフォロワーシップを浸透させれば、シェアドリーダーシップにおけるリーダーシップがスムーズに発揮できるようになります。また、意思決定の検証や振り返りも徹底できるため、組織として正しい方向へ進みやすくなるでしょう。
フォロワーシップについて詳しくは以下の記事でご覧いただけます。
『フォロワーシップとは?リーダーシップとの違いや必要な能力を解説』
チーム内の心理的安全性を醸成する
チーム内の心理的安全性を醸成するのも、シェアドリーダーシップを成功させるポイントの一つです。
心理的安全性とは、「この組織であればありのままでいられるな」という安心感のことを指します。心理的安全性の高い組織では、メンバーが率直に意見交換できるようになるため、シェアドリーダーシップが発揮しやすいです。
反対に、心理的安全性が低いままシェアドリーダーシップを導入しても、「限られた人しかリーダーシップを発揮しない」「従来のリーダーシップのほうが効率的だった」といった問題が発生するでしょう。組織の心理的安全性を高める方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
『心理的安全性とは?高める方法や人事が行うべき施策について』
リーダーシップの定義を理解させる
リーダーシップの定義を理解させるのも、シェアドリーダーシップを成功させるポイントの一つです。
リーダーシップの定義が明確化されていないと、「リーダーシップをシェアしてください」と言われても、何から手を付ければよいのかわからないでしょう。シェアドリーダーシップの導入と同時に、「リーダーシップとは何なのか」「組織の一員として、どうチームに貢献できるのか」などを共有し、リーダーシップの定義の標準化を行ってください。
リーダーシップの概要や、リーダーシップを身につける方法などは以下の記事で詳しく解説しています。
『リーダーシップとは?種類やリーダーシップがある人の特徴、身につける方法』
チームメンバーへのアプローチ方法を身につける
チームメンバーへのアプローチ方法を身につけるのも、シェアドリーダーシップを導入する際のポイントです。
シェアドリーダーシップを実現するためには、まず役職上のリーダーがメンバーへ働きかける必要があります。この際に役立つのが、ファシリテーションやコーチングといったスキルです。
まずは役職上のリーダーが積極的にファシリテーションやコーチングを実施することで、徐々にメンバー全員がリーダーシップをシェアする状態が実現します。研修などを受講してもらい、メンバーに対する働きかけのためのスキルを高めてもらいましょう。
ファシリテーションに関しては、以下のページで詳しく解説しております。
『ファシリテーションとは?必要なスキルや手法、事例をわかりやすく紹介』
シェアドリーダーシップに最適な研修
人材育成を手掛けているアルーでは、シェアドリーダーシップを実現するのに役立つさまざまな研修を実施しています。
ここからは、これまでにアルーが実施した研修の中から特に役立つものを3つピックアップして紹介します。シェアドリーダーシップのための研修について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
シェアドリーダーシップを含めた研修事例
A社では、リーダー層の社員が次のような課題を抱えていました。
- 上司からの指示に基づき自身の担当業務の範囲内では業務遂行できているが、リーダーとして周囲を巻き込む意識を持てていない
リーダーとして行うべき後輩育成のポイントを押さえておらず自己流となっているそこで、一人ひとりが職場の牽引者、上席者として、組織がより大きな成果を成し遂げていくために必要なリーダーシップを身につける研修を実施しました。
その結果、「職場で、シェアドリーダーシップを実践できていますか?」というアンケートに対し、「80%当てはまる」「100%当てはまる」と回答した割合は本人評価で69%、上司評価で75.8%と高い成果を得られています。
若手社員向け 自分から動くことで人を動かすリーダーシップ研修
自分から動くことで人を動かすリーダーシップ研修は、役職がない若手社員でも自らリーダーシップを発揮し、チームを引っ張っていくための「率先垂範のリーダーシップ」のため、シェアドリーダーシップを若手社員でも習得できるプログラムの1つです。
役職がなくても、人を動かすために、どのような視点で物事を考えていくかを学び、自ら一歩踏み出す際にとらわれている自分自身の価値観を認識したうえで、できることに目を向けていきます。
アルーの提供している自分から動くことで人を動かすリーダーシップ研修の概要は、以下のページからご覧ください。
自分から動くことで人を動かすリーダーシップ研修
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リーダーシップ研修
リーダーシップ研修は、管理職や若手、中堅層などのリーダーシップが求められる社員を対象とした研修です。
まずは講義を通じてリーダーシップやフォロワーシップといった概念を学び、リーダーとしての役割認識を深めます。その後、実践演習を通じて具体的な業務場面におけるリーダーシップの発揮方法を学び、相手への働きかけや他部署との折衝で必要なスキルを養うという流れです。このほか、クリティカルシンキングや問題解決力についても学ぶことができます。
アルーの提供しているリーダーシップ研修の概要は、以下のページからご覧ください。
リーダーシップ研修
リーダーシップ100本ノック
リーダーシップ100本ノックは、プロジェクトを推進していく力を身につける実践的な研修です。研修内では、以下のようなテーマのノックに取り組んでもらい、実践力を磨いてもらいます。
- 新会社の掲げるべきビジョンを策定する
- 策定したビジョンに基づき、プロジェクトが達成すべき数値目標を設定する
- 2つの親会社の間で利害が対立する中、いかにプロジェクトを破綻させずに両者の合意を取るか
なお、カリキュラムの内容はご希望に合わせて柔軟に変更することが可能です。アルーの提供しているリーダーシップ100本ノックの詳細は、以下のページをご覧ください。
リーダーシップ100本ノック
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シェアドリーダーシップの環境づくりならアルーにお任せください
シェアドリーダーシップの環境づくりなら、ぜひアルーへお任せください。
シェアドリーダーシップをスムーズに導入するためには、管理職のファシリテーションスキルやメンバーのリーダーシップ、フォロワーシップなどが大切です。こうした能力を研修で伸ばしておけば、シェアドリーダーシップが効果的に実現できます。
アルーは人材育成を手掛けている企業で、ファシリテーションやリーダーシップに関する研修を数多く実施してまいりました。シェアドリーダーシップの環境を作りたいとお考えの企業様、人事担当者様は、アルーまでお気軽にご相談ください。