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新入社員研修で報連相の重要性を伝えよう!メリットと成功事例を解説

報告・連絡・相談という3つの頭文字を取った「報連相」は、新入社員になるべく早く身につけてもらいたい基本スキルの一つです。一方、リモートワークも増えてきた昨今では、「新入社員の報連相が徹底されていない」という課題感をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、新入社員研修で報連相の重要性を伝えるメリットや研修のポイント、成功事例を解説します。

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目次[非表示]

  1. 1.【テンプレートプレゼント!】新人教育育成計画書
  2. 2.報連相とは
  3. 3.新入社員研修で報連相の重要性を伝えるメリット
  4. 4.報連相ができないままだと陥る失敗例と解決策
  5. 5.報連相を定着させるための研修内容のポイント
  6. 6.アルーの報連相に関する新入社員研修
  7. 7.アルーの報連相に関する新入社員研修事例
  8. 8.報連相に関する新入社員研修はアルーにお任せください


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報連相とは

報連相とは、「報告」「連絡」「相談」の3つを意味する言葉で、それぞれ以下のような内容を指します。


  • 報告……仕事の進捗や結果などについて、上司や先輩へ知らせること
  • 連絡……仕事のゴールに到達する上で必要な内容を共有すること
  • 相談……仕事の上で問題や困難に直面したときに、周囲の社員へアドバイスを求めること


それぞれの内容は一見簡単に思えるかもしれませんが、実際にこれらをすべて徹底するのは案外難しいものです。トラブルを防ぐためにも、報連相という概念や、その重要性をよく理解してもらう必要があります。


なぜ報連相が重要か

そもそも、どうして報連相はビジネスの現場でこれほどまでに重視されるのでしょうか。

報連相の重要性の一つに、仕事をスムーズに進められる点が挙げられます。新入社員へ報連相を徹底させることで、上司は部下の進捗状況を楽に把握できるようになるでしょう。これによって、必要なサポートを素早く提供できたり、次に必要なアクションをあらかじめ準備しておいたりできます。

また、報連相は周囲との信頼関係構築にも大きな役割を果たします。しっかりと仕事に必要な情報を共有できれば、お互いに「安心して仕事を任せられる」と感じられるようになるでしょう。こうした地道な信頼構築が、昇進を始めとしたステップアップにつながる場合も少なくありません。


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新入社員研修で報連相の重要性を伝えるメリット

新入社員研修では、報連相の重要性をしっかりと理解してもらうのが重要です。新入社員研修で報連相の重要性を伝えれば、早い段階で報連相のやり方が指導できたり、習慣化できたりといったメリットがあります。

新入社員研修で報連相の重要性を伝えるメリットを解説します。


新入社員のうちに正しい報連相のやり方を指導できる

社会人経験の浅い新入社員は、報連相という言葉自体は知っていても、その重要性を体感していることは少ないでしょう。しかし、報連相の重要性がわからないまま「報連相を徹底して」と伝えても効果的ではありませんし、研修にもやらされ感が出てしまいます。

報連相の重要視を伝えるメリットの一つに、新入社員のうちに正しい報連相のやり方を指導できる点が挙げられます。報連相の重要性を理解してもらうことが、報連相を早い段階から実践するための第一歩なのです。


新入社員のうちに報連相を習慣化できる

報連相は、習慣化して身につけるのが効果的です。当たり前のように報連相を実践し続けることで、いつの間にか報連相の姿勢が定着していたというのが理想といえます。

新入社員研修で報連相の重要性を伝えるメリットとして、新入社員のうちに報連相を習慣化できる点も挙げられます。早い段階から報連相の重要性を理解して実践することで、量をこなして報連相を習慣化できるのです。


社内全体の仕事の効率化につながる

報連相を実践すれば、周囲が必要なサポートを提供しやすくなります。例えば新入社員が仕事で困っている場合、報連相によってその内容を上司や先輩社員が把握できれば、「手順はこのマニュアルに書いてあるよ」「これは〇〇さんが詳しいよ」といったように適切な介入ができるでしょう。

こうしたサポートがスムーズになることで社内全体の仕事が効率化する点も、報連相の重要性を伝えるメリットです。社内での意思伝達が円滑になり、チームの生産性が向上します。


部下の状況を把握しフォローしやすくなる

新入社員は、誰しもミスや失敗を重ねながら成長していくものです。しかし、もし新入社員が報連相を徹底できていないと、周囲へ仕事の状況を知らせることができません。そのため、先輩や上司がミスをフォローすることができなくなってしまいます。

新入社員研修で報連相を伝えるメリットの一つに、部下をフォローしやすくなる点が挙げられます。部下の状況を把握してミスをカバーするのは、上司や先輩の役割です。スピーディーな対処を実現するためにも、日頃から仕事の状況を共有するクセをつけておくのが大切です。


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報連相ができないままだと陥る失敗例と解決策

	男性社員に注意する男性上司

報連相ができないままになってしまった場合、どういった失敗が起こってしまうのでしょうか。ここからは、報連相ができないままだと陥ってしまう失敗例と、それぞれの解決策を解説します。


報告

報連相のうち報告ができていない場合、上司は部下の状況を把握できなくなってしまいます。そのため、上司は部下の仕事が実際にどの程度進んでいるのかわかりません。結果として、業務がスケジュール通りに進んでいないことに気付けない、タスクの抜けもれに気付けないなどのトラブルに陥ってしまう可能性があります。

報告を徹底することによって、こうした状況は改善します。定期的に進捗報告を実施したり、成果物を上司へ共有したりすれば、仕事がどれほど進行しているのかを上司側と一緒に確認できるでしょう。


連絡

連絡が不足してしまった場合、チームとしての連携が弱くなってしまいます。その結果、仕事に必要な情報が共有できず、仕事が進まなかったり、非効率な業務が増えたりといった失敗を招いてしまうでしょう。また、メンバー間の信頼を築けないため、人間関係の悪化やメンバーの離脱といったトラブルを招いてしまう可能性もあります。

「連絡」を徹底することで、メンバー間でスムーズに連携して業務を行うことができるでしょう。


相談

相談が不足すると発生する問題として、大きなトラブルが発生してしまうというものが挙げられます。部下が上司に頻繁に相談していれば、ミスやトラブルを早い段階で上司が把握し、必要な対処を行えます。一方で相談が徹底されていないと、小さなミスが放置されてしまい、結果として大損失に繋がる可能性も考えられます。

相談を徹底することで、トラブルの放置による損失を防ぐことが可能です。上司との意見交換やフィードバックの場があれば、事態が深刻になる前に対処し、大きな損失を防ぐことができます。


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報連相を定着させるための研修内容のポイント

報連相を定着させるためには、研修でベースとなるスキルを身につけてもらうのが大切です。また、配属前と配属後の二段階で実施して定着を図るのも重要なポイントと言えます。

報連相を定着させるために意識しておきたい、研修のポイントを解説します。


ベースとなるスキルを身につけてもらう

報連相を正しく実践するためには、いくつかのベースとなるスキルがあります。例えばロジカルシンキングができないまま報連相をしても、上司側は「報告がまとまっていなくて結局何をいいたいのかわからない」と思ってしまうかもしれません。また、コミュニケーションスキルが不足している場合も、要領よく報連相ができない可能性があります。

報連相を研修で身につけさせる際には、ベースとなるスキルをあわせて習得してもらうのがポイントです。ロジカルシンキングやコミュニケーション研修も同時に実施して、これらが報連相に活かせることを伝えましょう。
アルーが行っているロジカルシンキング研修とコミュニケーション研修については以下のページで詳しくご確認いただけます。
ロジカルシンキング研修のサービス詳細

▼サービス資料ダウンロードはこちら

  『ロジカルシンキング研修』資料ダウンロード 「ロジカルシンキング研修」の資料をダウンロードいただけます。分かりやすい口頭報告や簡潔でポイントを押さえたビジネス文書作成など、あらゆるビジネスの場面で役に立つロジカルシンキングの基本的な思考プロセスとスキルを身につけます。 アルー株式会社

コミュニケーション研修のサービス詳細


配属前と配属後に実施する

報連相をテーマとした研修でありがちな課題として、「配属前に研修を実施しているが、実際に配属された時点では内容を忘れてしまっており、現場でなかなか定着しない」というものが挙げられます。

報連相を研修で身につけさせる際には、配属前の研修で実践形式のアウトプットまで行い、行動として定着させるのが理想的です。配属後は、研修で学んだことを実践しながら上司や先輩社員にフィードバックをもらいながら定着させることが大切です。


実践・アウトプットを重要視する

報連相を定着させるためには、長い時間をかけて習慣化させることが大切です。いくら報連相の概念や重要性を頭で理解していたとしても、実際に報連相を行わなければ行動は定着しませんし、重要性も実感できません。

報連相を研修で伝える際には、実践やアウトプットを重要視するのがポイントです。例えば実際の職場を想定したケーススタディを取り入れ、どういった情報共有が必要なのかを考えてもらったり、現場で自分の報連相の取り組みを定期的に振り返ってもらったりするのがよいでしょう。


上司や先輩社員に研修内容を共有する

自分がどれほど正しく報連相を実践できているかを自分自身で認識するのは難しいものです。報連相を行う際には、周囲からのフィードバックを受ける必要があります。

研修後に行われる現場でのフィードバックにつなげるため、上司や先輩社員には報連相研修の内容を共有しておきましょう。どういったポイントに気をつけてフィードバックしてほしいかを伝えておけば、新入社員の成長につながる効果的なフィードバックが期待できます。必要に応じて、上司や先輩社員を対象としたフィードバック研修やティーチング研修を実施するのもおすすめです。

アルーの実施しているティーチング研修のプログラムは、以下のページからご覧ください。

ティーチング研修のサービス詳細


プロフェッショナルスタンスコミュニケーション~ホウ・レン・ソウ7つ道具編~


アルーの報連相に関する新入社員研修

	研修を受ける人たち

人材育成を専門としているアルーでは、適切な報連相を実践する方法を学ぶ研修プログラムをご用意しています。アルーの提供する報連相に関する新入社員研修プログラムの特徴をご紹介します。


実践重視で知識の定着を図る

研修でいくら知識をインプットしても、時間が経てば自然と内容を忘れてしまうものです。また、知識として身についていても、それを現場で活用できるかは別問題です。アルーでは、現場での行動変容につながる研修を実施するためには、アウトプット中心のカリキュラムが大切だと考えています。

アルーの提供している報連相の研修プログラムは、実践重視で知識の定着を図っているのが特徴です。研修の中で報連相を実践しながら学べるため、現場で使える報連相の姿勢が定着します。


アルーではeラーニングによる研修が可能

リモートワークが一般化した昨今、eラーニングによる研修を導入する企業も増えてきています。eラーニングで研修を実施すれば、社員の主体性を重視した学びが実現できる点もメリットです。

アルーでは、eラーニングによる報連相研修の実施にも対応しています。アルーの提供するeラーニングの報連相研修プログラムは、動画での確認や演習での実践を豊富に含んでいるのが特徴です。プログラムの具体的な構成は、以下のページから確認いただけます。
『報告・連絡・相談』eラーニングプログラムの詳細


サーベイを利用して成長の可視化を実現できる

報連相研修が成功したかどうかを知るためには、効果測定が欠かせません。効果測定を正しく行うことで、研修後の新入社員へのフォローアップにつなげられますし、来年度以降の研修内容を改善するポイントが見えてくるでしょう。

アルーでは、研修の成果を簡単に可視化できるツールである”compath”を提供しています。compathを使えば、社員が研修後に学びを活かせているかどうかを継続的に可視化することが可能です。

アルーの提供する職場学習支援システムは、以下のページから詳しくご覧ください。
Compathのツール概要

▼資料ダウンロードはこちら

  『compathのご紹介』資料ダウンロード 行動変容にこだわる職場学習支援システムのご紹介資料です。 アルー株式会社


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アルーの報連相に関する新入社員研修事例

アルーは、これまで様々な業界の企業様に対して、報連相に関する新入社員研修を支援して参りました。ここでは、報連相研修の際に特に参考になる事例を3つ、ご紹介します。


株式会社NTTドコモ様

株式会社NTTドコモ様では、新入社員導入研修のうちビジネスマナー・スキル研修において、アルーがご支援しています。オンライン研修としてご提供した本研修では、オンラインの特性を踏まえながら内容を調整し、2日間に渡るプログラムを構成しました。

報連相については、2日目のプログラムの中で個別指導を行い、スキルを定着させています。本事例についてさらに詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。
学生から社会人への変革(オンライン研修)(株式会社NTTドコモ)


第一生命保険株式会社様

第一生命保険株式会社様では、新入社員の挑戦を促す仕組みや働きかけを取り入れたいといった課題のもと、新入社員研修を実施しました。アルーでは、全2週間に渡る研修プログラムのうち、2.5日間のオンライン研修のパートを支援しております。

本事例では、学んだことを理解するだけでなく、「できる段階」まで引き上げることを重視して研修を実施しました。オンラインとオフラインを違和感なく組み合わせつつ、報連相を始めとした社会人としての基本スキルを効果的に学んでもらった研修事例です。

本事例は、以下のページでさらに詳しく紹介しています。
「つながり」「たくましさ」「しなやかさ」を備えた新入社員への育成(第一生命保険株式会社導入事例)

▼資料ダウンロードはこちら

  第一生命保険株式会社様 新入社員研修導入事例 アルーでは、第一生命保険株式会社様に2023年度新入社員研修を提供いたしました。第一生命保険株式会社様の感想やを資料にてご覧いただけます。 アルー株式会社


実践演習を交えた報連相研修

実践演習を交えた報連相研修の事例では、社会人としての基本行動を学んでもらいました。250名を超える新入社員を対象に、ビジネスを進める上での基礎知識を幅広く習得してもらった研修事例です。

本研修では、相談のタイミングや手段、内容について配属後に発生していた課題に対処したのがポイントです。また、判断を求める際には相手がYes/Noで答えられるような聞き方をしたり、業務実施報告書を的確に作成するためのポイントを学んでもらったりしました。プログラムのうち、報連相に関連する部分は以下のような構成となっています。

1日目

項目

概要

イントロダクション

グランドルールと研修目的の確認

プロフェッショナルスタンスの原則

G-PDCAサイクルの行動習慣や、相手からの期待に応えるための心構えについて学ぶ

ノック(ホウ・レン・ソウ)

報連相なしで仕事を進めるとどういったトラブルが起きる丘を理解するため、いくつかの場面で報連相する内容をまとめ、実践する

総括

振り返りと質疑応答


2日目

項目

概要

イントロダクション

自己紹介と研修目的の確認

報連相される側の気持ちを体感する

上司側の気持ちを体感して相手に配慮した報連相を実現するため、上司役と部下役に分かれて報連相を実践する。部下側はわかりやすい報連相とわかりづらい報連相の2パターンを行い、上司役はフィードバックを提供する

総括

振り返りと質疑応答

合計2ヶ月以上に及ぶプログラムの中では実践や振り返りも行われ、報連相を始めとした社会人としての基本行動の定着に成功した研修事例です。


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報連相に関する新入社員研修はアルーにお任せください

報連相に関する新入社員研修は、ぜひアルーへお任せください。

アルーでは、職場での報連相の重要性を理解して実践するための「プロフェッショナルコミュニケーション ホウ・レン・ソウ7つ道具編」というプログラムをご用意しております。本プログラムでは、相手に配慮しつつ短期間で要領よく情報共有を行う報連相スキルが身につくのが特徴です。プログラムの詳しい内容や特徴は、以下のページをご確認ください。
プロフェッショナルスタンスコミュニケーション ホウ・レン・ソウ7つ道具編

ぜひこの記事の内容を参考にして報連相研修を実施して、効果的な新入社員研修を実施しましょう。


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