新入社員の元気がなくなる原因とは?元気がなくなるタイミングと対策を紹介
「最近、新入社員の元気がないように見える」
「少し前までは楽しそうに働いていた新入社員が、ここ1ヶ月、急に落ち込んでいる……」
こうしたお悩みを持つ人事担当者の方も多いのではないでしょうか。新入社員が順調に成長していくためには、メンタル面のケアが欠かせません。
この記事では、新入社員の元気がなくなる原因やタイミング、対策を紹介します。
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新入社員が元気がなくなる原因
新入社員の元気がなくなる原因としては、仕事への疲れや仕事の頑張りすぎ、成長実感の不足などが挙げられます。また、人間関係の悩みや仕事でのミスなども、新入社員のメンタルに悪影響を与える要因です。
まずは、新入社員の元気がなくなる原因を見ていきましょう。
仕事への疲れ
新入社員の元気がなくなる原因の一つが、仕事への疲れです。
新入社員は、学生から社会人への環境変化に対応する必要があります。しかし、こうした環境変化に対応できず、慣れない環境でストレスを溜め込んでしまう人が多いです。
こうしたケースでは、社会人として必要なマインドセットが十分に醸成されていないことも少なくありません。社会人としてのスタンスや心構えが形成されておらず、学生気分が抜けないまま仕事に臨んでしまうのです。
仕事の頑張りすぎ
仕事の頑張りすぎも、新入社員の元気がなくなる要因の一つです。
新入社員の中には、「入社したのだから頑張らなければ」と必要以上に気を張っている人もいます。こうした緊張感を常に持っていると、上手にオンとオフの切り替えができず、自分で自分を苦しめてしまうでしょう。休日は自分なりの休息を取るなど、上手にガス抜きする必要があります。
また、仕事の優先順位付けができておらず、スケジュール調整が上手くいっていない場合にも、こうした疲れは起こります。会社によっては、無理な仕事を頼まれた際に断れず、残業が増えてしまう新入社員も多いです。
同期と比べて成長が遅いと感じている
同期と比べて成長が遅いと感じた新入社員も、元気をなくすことがあります。
「同期はもう大きな仕事を任せられているのに、なぜ自分はいつまでも雑用ばかりなのだろう」「どうして自分はなかなか今の仕事を覚えられないのだろう」など、周囲と比較して劣等感を持つケースです。周囲と比較するクセがついてしまうと、「自分はこの仕事に向いていないのかもしれない」と感じ、早期離職につながる危険性もあります。
独り立ちへの不安
元気がなくなる新入社員の中には、独り立ちへの不安を抱いている人も少なくありません。
入社から一定期間が経過すると、単独での顧客対応などを任せられるようになるでしょう。徐々に上司から自立して仕事を進めなければいけないことに対して、不安を感じる新入社員は多いです。
こうした不安を軽減するためには、上司からのサポートを継続的に行うのが重要です。いきなり独り立ちさせるのではなく、少しずつ任せられる範囲から任せていくようにしましょう。
新入社員が独り立ちすべき時期や、新入社員の不安を解消するためのポイントは以下の記事で詳しく解説しています。
『新入社員の独り立ちはいつ?不安を解消するために企業が行うべきこと』
理想と現実のギャップ
新入社員の元気がなくなる原因として、理想と現実のギャップを感じてしまう点も挙げられます。
入社前には、多くの新入社員が仕事面や待遇面でさまざまな理想を抱いているものです。しかし、入社後にすべてが理想通りになるとは限りません。「仕事のイメージが入社前と違う」「入社前は直ぐに仕事を覚えて活躍するつもりだったのに、なかなか仕事を覚えられない」など、現実と理想のギャップを感じることもあります。
こうしたギャップは「リアリティショック」とも呼ばれ、新入社員の早期離職を発生させる大きな要因の一つです。会社と新入社員の接点を保ち続けるなど、積極的に対策する必要があります。
人間関係の悩み
人間関係の悩みも、新入社員の元気がなくなる要因の一つです。
学生時代は、基本的に自分と気が合う友人や先輩、後輩と仲良くしていれば、それ以外の人と無理に関わる必要がないことが多いです。一方で会社では、自分とそりが合わない同期や先輩、上司であっても、毎日顔を合わせなければいけません。こうした環境が、新入社員のストレスを生む原因となっています。
また、周囲の人間関係にストレスを感じる場合、職場で悩みを気軽に相談できる人も少ないでしょう。誰にも人間関係の悩みを相談できないまま、気づいたら元気をなくしてしまう新入社員も多いです。
ミスが増えて自信をなくす
ミスが増えて自信をなくすのも、新入社員の元気がなくなる原因の一つです。
入社後しばらくすると、業務量が増えてきたり、イレギュラーな業務が増えてきたりして、業務の難易度が上がります。その結果、入社直後の段階では見られなかったミスが発生し、落ち込んでしまうのです。
また、自分の力を過信して失敗するケースもあります。ミスが増えた結果、「自分は周囲に迷惑をかけているのではないか」と感じ、職場へ居づらくなってしまう新入社員も少なくありません。
後輩に教えられるかどうか不安
新入社員の元気がなくなる原因の一つとして、後輩に教えることに対する不安が挙げられます。
入社直後の段階では自分の仕事を覚えることで精一杯だった新入社員も、年度の後半には徐々に後輩へ指導する立場への役割変化を意識します。しかし、当然ながら新入社員は「後輩に仕事を教える」という経験がありません。そのため、「自分が教えてもらったように教えられるのだろうか」「自分のせいで後輩社員に迷惑をかけないか」といった心配が生まれます。こうした心配が積み重なると、いつの間にか大きなストレスとなり、元気をなくしてしまうのです。
今後のキャリアが見えない
今後のキャリアが見えないことも、新入社員の元気がなくなる原因の一つです。
Z世代とも呼ばれる最近の若者は、自分の成長を強く意識して働く傾向があります。そのため、「自分の将来が見えない」「仕事を通じて自分のキャリアを形成できない」と感じると、大きな不安につながることが多いです。キャリア面や将来性に不安を感じて早期離職を検討する新入社員も珍しくありません。
新入社員の元気がなくなるタイミング
新入社員は配属後の6月以降、様々なタイミングで元気をなくしてしまう可能性があります。そのタイミングは大きく以下の3つに分かれます。
- 組織適応期(6〜8月)
- 業務適応期(9〜12月)
- 戦力化・充実期(1〜3月)
それぞれの時期によって直面する壁が異なるため、元気をなくす理由も時期によってさまざまです。ここからは、新入社員が抱えがちな悩みについて、時期ごとに分けて解説します。
組織適応期(6~8月)に抱える悩み
組織適応期は、主に組織やチームへ馴染む時期です。この時期の主な悩みとしては、以下の3つが挙げられます。
- わからないことばかりで戸惑う
- 理想と現実の違いを感じ、ショックを受ける
- 同期と比べて成長が遅いと感じる
入社直後の新入社員は、何から手を付ければよいのか何もわからない状態です。ビジネスマナーや業務内容など、学ぶべき内容も膨大にあります。こうした状況に困惑してしまい、慣れない環境でストレスを感じてしまうのです。また、理想と現実の違いを感じてショックを受けたり、同期と比べてなかなか仕事が覚えられずに劣等感を抱いたりする人もいます。
業務適応期(9~12月)に抱える悩み
業務適応期は、実際に業務を担当しながら、徐々に顧客視点や目的意識を獲得していく時期です。ある程度仕事を覚えている時期ですが、一定の経験を積んだからこそ業務適応期特有の悩みを抱えることがあります。具体的な悩みとしては、以下の2つが代表的です。
- 自分の実力を過信してミスをする
- 業務量が増え、モチベーションが下がる
この時期の新入社員は、すでに「何をやればよいのかわからない」という段階ではありません。しかし、業務の知識やスキルは、まだまだ不足している段階です。そのため、この時期に実力を過信してしまうと、大きなミスやトラブルにつながります。また、業務量が増えることで仕事に追いつかなくなり、モチベーションが下がる人も多いです。
戦力化・充実期(1~3月)に抱える悩み
戦力化・充実期は、徐々に社員としての成長実感を持ち始める時期です。業務の質が安定し始める時期ですが、後輩指導などでこれまでとは異なる悩みが増えることもあります。
戦力化・充実期における代表的な悩みは以下の2つです。
- 後輩指導に不安を感じる
- 今後のキャリアに不安を感じる
新入社員にとって、後輩指導は未知の体験です。そのため、「仲良くなれるだろうか」「自分より優秀な後輩社員を指導できるのだろうか」といったように、後輩指導に対して不安を感じることがあります。
また、この時期には新入社員も一通りの業務を経験しています。そのため、「これからずっとこの仕事を続けてよいのだろうか」などと、将来やキャリアに対する不安を感じる人も多いです。
新入社員の元気がなくなることによる悪影響
新入社員の元気がなくなると、会社にさまざまな悪影響が発生します。具体的には、以下の3つの悪影響が生まれるでしょう。
- 生産性の低下
- ミスが増える
- 離職につながる
ここからは、新入社員の元気がなくなることで生まれる悪影響について解説します。
生産性の低下
新入社員の元気がなくなることの悪影響として、生産性の低下が挙げられます。
メンタル面で不調を抱えている新入社員は、パフォーマンスも低下する傾向があります。業務に対するモチベーションが低下するため、業務への取り組みが消極的になってしまうのです。
さらに、新入社員の業務効率や業務品質が低下すると、その分の仕事を誰かが穴埋めしなければいけません。その結果、組織全体の生産性にも悪影響を与えることがあります。
ミスが増える
ミスが増えることも、新入社員の元気がなくなることによって生まれる悪影響の一つです。
仕事に対して感じるストレスが多いと、集中力が続かなくなります。その結果、調子の良いときにはしないようなミスが増えたり、失敗が続いたりして、さらにストレスが増える悪循環に陥ってしまうのです。
また、心理的な余裕がなくなると、今までは気づいていたミスにも気づけなくなることがあります。業務全体の品質が低下して、組織全体のパフォーマンスを下げる要因になってしまうでしょう。
離職につながる
新入社員の元気がなくなると、離職につながるという悪影響もあります。
慣れない環境での仕事や人間関係、理想と現実のギャップなど、新入社員の受けるストレスは想像以上です。そのため、仕事が原因で元気がない新入社員は、最悪の場合離職を検討することも珍しくありません。
離職につながった場合、会社は離職した新入社員の分の人員を補充する必要がありますし、採用コストの回収も難しくなります。新入社員も、中途半端な職歴で退職すると苦労する可能性が高いです。
新入社員が早期離職する原因や対策、研修方法は以下のページで詳しく解説しています。
『新入社員が早期退職する理由は?対策の方法6選と効果的な研修について』
新入社員の元気がなくなる前にできる対策
新入社員の元気がなくなると、会社に多くの悪影響が生まれることがわかりました。新入社員の元気をなくさないためには、会社による積極的な対策が重要です。
新入社員の元気がなくなる前にできる対策としては、以下のようなものが挙げられます。
- 新入社員研修を実施する
- フォローアップ面談の実施
- メンター制度の導入
- ネットワーキング作りの支援
- ストレスチェックの実施
- 相談窓口の設置
- ストレスマネジメント研修の実施
- 管理職・OJTトレーナーへの研修の実施
それぞれの対策について、要点を解説します。
新入社員研修を実施する
新入社員の元気をなくさないための対策として、新入社員研修の実施が挙げられます。
新入社員研修では、ビジネスマナーや仕事の進め方はもちろんのこと、社会人として求められるマインドやスタンスも扱いましょう。社会人の基礎となるマインドや基礎力を身につけることで、スムーズに業務に臨めるようになります。また、マインドやスタンスを研修で学んでもらえば、学生から社会人への切り替えを促すきっかけにもなるでしょう。
新入社員研修におすすめのカリキュラムや、研修を成功させるためのポイントは、以下の記事で詳しく解説しています。
『新人社員研修のおすすめカリキュラム16選|研修会社の選び方や成功させる方法』
フォローアップ面談の実施
新入社員の元気をなくさないためには、フォローアップ面談を実施するのもおすすめです。
新入社員にとって一番良くないのは、一人で悩みを抱えこんでしまうことです。誰にも悩みを相談できずにいると、ストレスを溜め込んでしまったり、小さなストレスが大きな悩みにつながってしまったりします。
フォローアップ面談を実施して、定期的に上司や人事部が新入社員の課題や悩みを解決する機会を提供しましょう。仕事の悩みや課題を聞いてくれる人が身近にいるだけでも、新入社員のストレスを軽減することができます。
新入社員フォローアップ面談の流れやポイントについて詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。
『【質問例あり】新入社員フォロー面談の進め方や目的を解説』
メンター制度の導入
メンター制度を導入するのも、新入社員の元気をなくさないための対策です。
メンター制度とは、新入社員に対して先輩や上司を一人ずつメンターとして配属する制度を指します。メンター制度では、仕事に関する質問だけでなく、キャリアや日常生活に関する相談などを幅広く受け付けるのが特徴です。
先輩社員など頼りになるメンターがいれば、新入社員が一人で悩みを抱えこまなくなり、ストレスの軽減につながります。また、日常的にメンターとコミュニケーションを取れる環境が整えば、職場へのエンゲージメント向上なども期待できるでしょう。
メンター制度のメリットや進め方、ポイントなどを詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。
『メンタリングとは?メリットや進め方、効果的に実施するポイントも解説』
ネットワーキング作りの支援
ネットワーキング作りの支援も、新入社員の元気をなくさないための方法です。
新入社員は、主に以下の3方向でネットワークを広げるとよいでしょう。
- 縦……同じ部署の先輩や上司
- 横……新入社員の同期同士
- 斜め……他の部署の先輩社員
こうした三方向のつながりを作る機会を設ければ、新入社員がストレスを相談しやすい環境が整います。多方向へのネットワークを広げておくことで、万が一同じ部署での人間関係にストレスを感じた場合でも、横や斜め方向のネットワークを活かして解消することが可能です。懇親会やランチ会、研修の実施などを通じて、新入社員がネットワークを広げる支援を行いましょう。
ストレスチェックの実施
新入社員の元気をなくさないための対策として、ストレスチェックの実施も挙げられます。
ストレスチェックとは、定期的に社員のストレス状況について調査を行い、ストレスに対する気付きを促す制度のことです。ストレスは、自分では気付かないうちに大きくなっていることも珍しくありません。ストレスチェックで自身のストレスを自覚できれば、悩みが大きくなる前に対策を打つことができます。
なお、労働安全衛生法によって、50人以上の企業では毎年1回のストレスチェックが義務化されています。ただし、社員にストレスチェックを強制することはできないため注意が必要です。
ストレスチェックに関しては、以下のページでより詳しく解説しています。
『新入社員にストレスチェックは必要?ストレスチェックの方法・企業の対策を紹介』
相談窓口の設置
相談窓口を設置することも、新入社員の元気をなくさないための対策の一つです。
社内に相談窓口を設置して、人間関係や仕事に関するストレスをいつでも相談できる環境を整えましょう。相談窓口があれば、それだけで「何かあったときでも相談できる」という安心感につながります。また、人間関係の悩みなどは、身近に相談できる人がいないケースも多いです。相談窓口があれば、こうした悩みも解消できます。
なお、相談窓口に相談が来た場合には、メンタルヘルスの研修を受けてもらう、配置替えを検討するなどの対策を行いましょう。場合によっては、産業医への引き継ぎを行うことも必要です。
ストレスマネジメント研修の実施
新入社員の元気をなくさないためには、ストレスマネジメント研修を実施するのもよいでしょう。
ストレスマネジメント研修は、ストレスを自分で管理して対処するための知識を身につける研修です。ストレスマネジメントを正しく実践できるようになれば、業務上のストレスに対して上手に対応できるようになり、メンタル不調に陥る事態を減らすことができます。
ストレスマネジメント研修の中では、ストレスにしなやかに対応する「レジリエンス力」を新入社員に身につけてもらうといいでしょう。レジリエント研修の目的や内容、ポイントは以下の記事で詳しく解説しています。
『レジリエンス研修とは|目的や内容、成功させるポイント 』
管理職・OJTトレーナーへの研修の実施
管理職やOJTトレーナーを対象とした研修を実施するのも、新入社員の元気をなくさないための方法です。
例えば、管理職には世代の離れた社員とのコミュニケーション方法を学ぶ研修を実施しましょう。管理職と新入社員が密にコミュニケーションを取れるようになれば、新入社員の悩みをすくい上げる機会が増え、新入社員の元気がなくなる事態を防げます。
また、OJTトレーナーを対象とした研修を実施するのもおすすめです。新入社員との関わり方や指導の際の心構え、コミュニケーションの取り方などを教え、新入社員との信頼関係構築に役立ててもらいましょう。
OJTの進め方やメリットは、以下のページで詳しく解説しています。
『OJT教育とは?指導やマニュアル作成のコツ、メリット・デメリット』
新入社員のメンタルケア研修の実施ならアルーにお任せください
新入社員のメンタルケア研修なら、ぜひアルーへお任せください。人材育成を手掛けているアルーでは、新入社員が元気をなくさないようにするための研修を豊富にご用意しています。
新入社員向けの研修では、レジリエンス研修がおすすめです。レジリエンス研修では、新入社員自身がストレスを上手にマネジメントできるようになるための知識やスキルが身につきます。単発で終わらせず継続的に施策を実施するため、効果的にレジリエンスを高めることが可能です。
▼レジリエンス研修の資料をメールで受け取る
管理職向けの研修としては、メンタルヘルス研修をご用意しています。メンタルヘルス研修では、自分自身のメンタルを管理する方法はもちろん、新入社員のメンタルをケアする方法や、そのための信頼関係構築方法などを幅広く学ぶことが可能です。
管理職向けのメンタルヘルス対策については、以下の記事で詳しく解説しています。
『管理職がメンタルヘルス対策で担うべき役割とは?研修事例も紹介』
アルーの新入社員向けメンタルヘルス研修の事例
サービス業のA社では、クレーム処理の部署において毎年メンタル不調者が出ているという課題がありました。
そこで、早い段階でレジリエンスの考え方や知識、コミュニケーション知識を身につけるための研修を実施しています。
本研修では、「感情に気づく」「目的・結果を据えてポジティブに捉える」といったトピックでレジリエンスに対する理解を深め、ストレスを溜め込まない考え方の浸透を促しました。自分の内面に対するアプローチを重ねることで、価値観の転換やマインド面での成長を促したのがポイントです。
研修後には、9割近い受講者が「今後職場で活用できる学びを得られた」と答えるなど、好評が得られました。
本事例についてさらに詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。
【研修事例】環境に適応しながら働き続けるために重要となる心構え・スキルを学ぶ
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まとめ
新入社員の元気がなくなる理由やタイミング、対策について解説しました。
新入社員の元気がなくなると、生産性が低下したり離職が発生したりといった、さまざまな悪影響が発生します。しかし、慣れない環境で不安を感じ、元気をなくしてしまう新入社員が多いのも事実です。会社が何の対策もしないままだと、元気をなくしてしまう新入社員を減らすことは難しいでしょう。
ぜひこの記事の内容を参考に、新入社員のメンタルに対するケアを行い、新入社員が元気に活躍できる環境を整えてみてください。