人見知りとは?原因や社員の人見知りを改善するために企業ができる対策
「初対面の人と会うと緊張してしまう」「新しい環境にうまく馴染めない」
こういった悩みを抱える社員は、もしかすると「人見知り」が原因で悩んでいるのかもしれません。人見知りで悩む大人は決して少なくありませんが、ビジネスで円滑な関係を構築するためには早い段階で人見知りを改善することが重要です。
この記事では、人見知りの特徴や原因、社員の人見知りを改善するために企業ができる対策を解説します。
▼社員の人見知り改善に役立つ研修3選
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人見知りとは
人見知りとは、「初対面の人とうまく話せない」など、人とのコミュニケーションに対して必要以上に緊張してしまう状態のことです。具体的には、以下のような特徴を持つ人が、いわゆる人見知りに該当します。
- 初対面の人と会うと緊張して、うまく話せなくなってしまう
- プレゼンテーションやスピーチなど、人前で話すことに強い苦手意識がある
- 新しい環境で緊張してしまい、周囲に馴染めないことがある
人は誰しも、初対面の人と会うときや人前で話すときは、ある程度緊張するものです。しかし人見知りの場合、こうした傾向が必要以上に強く表れてしまいます。人と思い通りにコミュニケーションが取れないことで、「初対面の人とうまく話せない」などと本人が悩みを抱えているケースも多いです。
人見知りの大人の特徴|チェックポイント6選
人見知りの人には、以下の6つの特徴が見られます。
- コミュニケーションがうまく取れない
- 挨拶やプレゼンテーションなどで緊張しやすい
- 受け身であることが多い
- 自己開示が少ない
- 傷つきやすい
- 周囲からの評価を気にしがち
こうした項目にいくつも当てはまる場合、人見知りである可能性が高いです。人見知りの大人に共通して見られる特徴について、一つずつ詳しく解説します。
コミュニケーションがうまく取れない
人見知りの場合、周囲とのコミュニケーションがうまく取れません。
自分の思い通りに会話ができず、「自分にはコミュニケーション能力がない」と悩んでいるケースも多いです。また、「自分が話を振っても盛り上がらない」といったように、コミュニケーション能力に対して自信を失っている人もいます。
特に、初対面の人とのコミュニケーションは苦手と感じることが多いでしょう。何を話せばよいのかわからず黙り込んでしまったり、相手が話しかけても思い通りに返せなかったりすることも多いです。
ビジネスにおけるコミュニケーション能力は、後天的に身につけることができます。
コミュニケーション能力を鍛える方法は、以下のページで詳しく解説しています。
『コミュニケーション能力を鍛えるには?練習方法を解説』
挨拶やプレゼンテーションなどで緊張しやすい
人見知りの人は、挨拶やプレゼンテーションなどで緊張しやすいという特徴があります。
大人数の前で話さなければいけない挨拶やプレゼンテーションで緊張するのは、ある意味自然な反応です。しかしながら、人見知りの人はその傾向が特に強く、緊張しすぎるあまり本来の実力を発揮できないことがあります。挨拶やプレゼンテーションに苦手意識を持っているため、「実力はあるのにチャレンジする機会を失ってしまう」といったケースも少なくありません。
受け身であることが多い
人見知りの人は、全体的に受け身である傾向が強いです。
例えば周囲とコミュニケーションを取るときも、自分から積極的に話しかけることは少ないです。いつも話しかけられるのを待っているため、周囲との関係構築が他人依存になりがちで、気づいたら組織の中で孤立してしまうこともあります。
また、人見知りの人の中にはそもそも人への興味や関心がない人も少なくありません。人と積極的な交流を持とうとしないため、コミュニケーションも受け身になりがちです。
自己開示が少ない
自己開示が少ないことも、人見知りの人に共通する特徴です。
自分のことについて話す機会が少なく、相手から質問されても必要最低限の答えしか返さないことが多いです。もちろん聞き役に回ることは悪いことではありませんが、あまりに自己開示が少ないと「あの人はよくわからない」とネガティブなレッテルを貼られるケースもあるでしょう。
また、話し合いの場面で周りが意見を出し合っているときにも、自己主張をしたがらない傾向もあります。コミュニケーションに対する苦手意識などから、自己主張をせず周囲が決めたまま行動する人も多いです。
傷つきやすい
人見知りの人は、周囲の発言に敏感で、傷つきやすいという特徴もあります。
会話から時間が経ったあとでも、「あの人はどういう意図であの言葉を言ったのだろう」と考え込んでしまうことも多いです。メンタルが傷つきやすいため、積極的に発言できず人見知りになる人は少なくありません。また、過去に周囲からの発言で傷つくことが多かった人は、無意識に人との関わりを割けてしまうこともあります。
周囲からの評価を気にしがち
周囲からの評価を気にしがちなことも、人見知りの人に共通する傾向です。
挨拶や会話をする際も、常に「自分は他人からどう思われているのだろう」と考えているため、必要以上に緊張してしまいます。特に初対面の人とのコミュニケーションや新しい環境ではこの傾向が強く、こうした「気にしすぎ」が原因となってうまく会話できない場面も少なくありません。
周囲からの評価を気にするのは決して悪いことではありませんが、気にしすぎるあまりかえってコミュニケーションが阻害される場合は、人見知りの原因になっていると言えるでしょう。
人見知りになる原因
人見知りになる原因はさまざまなものが考えられますが、大きく分けると以下の4つに集約されます。
- 自己防衛心が働いている
- コミュニケーションの方法がわからない
- 自分に自信がない
- ストレスの多い環境にある
どれか一つだけの原因で人見知りになっているというよりは、これらのうちいくつかの要因が絡み合って人見知りになっているケースが多いです。人見知りになる原因を一つずつ見ていきましょう。
自己防衛心が働いている
人見知りになる原因として、自己防衛心が働いているという点が挙げられます。
例えば、人見知りの人の中には、過去に人間関係で失敗したり、傷ついたりした経験がある人が少なくありません。こうした経験がトラウマとなり、コミュニケーションに対する苦手意識を形成している場合があります。
また、過去に自分が周囲からの評価を気にせざるを得なかった状況に置かれていたことで自己防衛心が芽生え、常に周囲からの見られ方を気にしたり、相手の発言をネガティブに受け止めたりする習慣がついていることも多いです。
コミュニケーションの方法がわからない
人見知りの原因として、コミュニケーションの方法がわからないケースも挙げられます。
例えば外交的な人であれば、幼少期からさまざまな人とコミュニケーションを取る中で、自然と周囲との関わり方を身につけていくでしょう。
一方で内向的な傾向が強い場合、社会人になっていきなり知らない人とコミュニケーションを取るのは困難です。コミュニケーションの効果的な方法を知らないため、自分のコミュニケーション能力に自信を失ってしまう人もいます。
仕事で活用できるコミュニケーション能力の身につけ方は、以下のページで詳しく解説しています。
『仕事に活きるコミュニケーション能力とは?鍛える方法や高い人の共通点』
自分に自信がない
自分に自信がないということも、人見知りになる原因の一つです。
もちろん「自分のコミュニケーションスキルに自信がない」というケースが多いですが、それ以外にも「仕事の実力に自信がない」といったようにコミュニケーション面以外での自信を持っていない場合もあります。さまざまな面での自信を失ってしまうあまり、自分と周囲との間に「壁」を作ってしまうケースも珍しくありません。
ストレスの多い環境にある
人見知りになる原因として、ストレスの多い環境も挙げられます。
ストレスが多い環境にいると、人は誰しもストレスを避けたくなるものです。例えば疲れている場合に、「一人で静かに過ごしたい」「誰とも話したくない」と感じた経験がある人は多いのではないでしょうか。
常にストレスの多い環境にいると、こうした回避的な行動が習慣化してしまい、人見知りの原因となります。この場合、本人の努力だけでは解決できないため、環境改善に向けた外部からのアプローチが必要不可欠です。
企業で実施できる人見知りの改善方法
社員が人見知りの場合、企業側の対策によって改善できる場合があります。ここからは、企業側が社員の人見知りを改善する方法を解説します。人見知りの社員の改善に取り組みたいと考えている人事や育成担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
見知らぬ人に話しかける環境に身を置く
人見知りを改善するためには、見知らぬ人に話しかける環境へ身を置くことが有効です。
人見知りの社員の中には、新しい人と話すことに慣れていない人が少なくありません。こうした社員には積極的に見知らぬ人に話しかけやすい環境へ身を置いてもらい、コミュニケーションの経験値を積んでもらいましょう。
具体的には、以下のような活動が特におすすめです。
- フィールドワーク
- テレアポ
- 飛び込み訪問
- ビラ配り
- 選挙活動支援
こうした活動へ取り組むことで、人へ話しかけることへの抵抗心を減らしてもらうことが重要です。
なお、アルーでは人へ話しかける環境へ身を置くことのできる研修として、短期海外派遣型研修をご用意しています。
アルーの短期海外派遣型研修についてさらに詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。
短期海外派遣型研修
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リフレーミングを身につけてもらう
リフレーミングを身につけてもらうことも、人見知りを改善する方法の一つです。リフレーミングとは、物事を多面的に見つめ、今までとは異なる枠組みで捉え直すことを指します。
例えば、上司から厳しいフィードバックをもらい、自分は評価されていないと落ち込んでしまったとします。このとき、落ち込むのではなく、「上司は自分の成長を期待しているからこそ、具体的なフィードバックをくれたのだ。この機会を活かして、自分を改善しよう」といった具合にポジティブな思考へ転換することをリフレーミングと言います。こうしたリフレーミングが習慣化すれば、身の回りの人とのコミュニケーションをポジティブに捉えられるようになり、人見知りが改善するはずです。
傾聴力を身につけてもらう
傾聴力を身につけてもらうことも、人見知りを改善する方法の一つです。
ビジネスにおける信頼関係構築を進めるためには、相手の話によく耳を傾け、深く共感することが大切です。人見知りを改善しようとするとつい「積極的に話そう」とばかり考えてしまいがちですが、傾聴力を鍛えることも忘れないようにしましょう。
特に初対面の人と共通点が見つからずに話が盛り上がらない場合は、まず相手の話をしっかりと聞き、相手へ興味関心を抱く姿勢が大切です。傾聴するスキルや姿勢を身につけ、人見知りの改善に役立てましょう。
傾聴力をコミュニケーションで活かすコツや、傾聴力を鍛える方法は以下のページで詳しく解説しています。
『傾聴力とは?コミュニケーションで活かすコツと鍛える方法をご紹介』
コミュニケーション研修を実施する
コミュニケーション研修を実施することも、社員の人見知りを改善する方法の一つです。
コミュニケーション研修を実施すれば、周囲の人と信頼関係を構築するためのスキルセットが身につきます。人とコミュニケーションを取る際のコツやポイントはもちろん、コミュニケーションにおける心構えをはじめとしたマインド面を総合的に育成することがおすすめです。
研修を実施すればコミュニケーションスキルが向上するだけでなく、コミュニケーションスキルに対する自信のなさを改善することにもつながります。
コミュニケーション研修の内容やコツは、以下の記事で詳しく解説しています。
『【事例あり】コミュニケーション研修とは?おすすめのゲームや成功のコツ』
チームビルディング研修を実施する
チームビルディング研修を実施することも、社員の人見知りを改善する方法の一つです。
チームビルディング研修では、社員同士の関係構築を促進するさまざまなワークに取り組みます。チームビルディング研修をきっかけに人見知りの社員が周囲とコミュニケーションを取れば、コミュニケーションに対する苦手意識を払拭するきっかけになるでしょう。
チームビルディング研修には、いくつかのおすすめのゲームがあります。チームビルディング研修におすすめのゲームや、研修を成功させるコツは以下のページをご覧ください。
『【事例あり】チームビルディング研修の目的やおすすめのゲームを紹介』
1on1ミーティングを実施する
社員の人見知りを改善する方法として、1on1ミーティングの実施が挙げられます。
1on1ミーティングを実施すれば、上司が社員へ人見知りを改善するためのコツを直接伝えることができます。また、人見知りの人の中には「1対1の方が話しやすい」と感じる人も少なくありません。1on1ミーティングであれば、人見知りの社員から普段は引き出しづらい本音を聞くことができるでしょう。
なお、1on1ミーティングを実施する際には上司側のスキル向上も大切です。
1on1ミーティングを成功させるためのポイントや目的は、以下の記事で詳しく解説しています。
『1on1とは?目的や意味がないと言われる理由、効果を高めるポイントを紹介!』
同業種・同職種での交流会の機会を作る
同業種や同職種での交流会を実施することも、社員の人見知りを改善する方法の一つです。
人見知りの社員でも、何か共通点があればコミュニケーションを取りやすくなります。同業種や同職種の人を社内外問わず集め、交流会や研修を実施してみましょう。
例えば弊社アルーでは、カルビー株式会社様へ女性活躍推進のためのキャリア研修を実施しています。本事例では、研修という形で複数の食品メーカー合同で若手女性社員を集めました。そこで、女性社員同士の交流の機会を設け、コミュニケーションを促進しました。
本事例の詳細は、以下のページからご確認いただけます。
カルビー株式会社 女性活躍推進のための若手女性キャリア研修 導入事例
▼事例資料をメールで受け取る
「人見知り」に対し企業が施策に取り組む際のポイント
人見知りに対して企業が施策に取り組む場合には、以下のようなポイントに気を付ける必要があります。
- 風通しのよい職場環境を整える
- ストレスの軽減をはかる
- ゲームなどを取り入れ、取り組みやすい施策にする
- 自己主張の機会を増やす
- 研修や学びの機会は定期的に行う
上記のポイントに気を付けることで、社員の人見知りを効果的に解消し、職場でのコミュニケーションをより活性化できるでしょう。人見知りに対して企業が施策へ取り組む際のポイントを解説します。
風通しのよい職場環境を整える
人見知りに対して施策に取り組む際には、風通しのよい職場環境を整えることを意識しましょう。
職場の風通しが悪いと、いくら社員が「コミュニケーションを取りたい」と感じていても、コミュニケーションはなかなか生まれません。職場環境そのものを変えて、社員がコミュニケーションをしやすい状態を作ることが大切です。心理的安全性を高めたり、チームメンバー間のチームビルディングを行ったりして、自発的なコミュニケーションが生まれる風土を作りましょう。
風通しのよい職場を作るための施策や事例について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
『風通しのよい職場とは?施策例や事例、よくある勘違いをご紹介』
ストレスの軽減をはかる
ストレスの軽減をはかることも、社員の人見知りを改善するための方法です。
記事の前半でも解説した通り、社員の中には強いストレスから人見知りになってしまう人が少なくありません。職場がストレスフルな環境の場合、明るい社員でもいつの間にか人見知りのように振る舞ってしまうものです。
社員が職場に対して感じるストレスが多い場合には、業務量を調整したり職場環境を整えたりして、ストレスの軽減を行いましょう。また、職場でのコミュニケーションを活性化することも、ストレスの軽減に役立ちます。
職場でのコミュニケーションを活性化するための具体的な施策は以下の記事で詳しく解説しています。
『職場のコミュニケーションの重要性と活性化のための具体例8選』
ゲームなどを取り入れ、取り組みやすい施策にする
ゲームを取り入れて施策へ取り組みやすくすることも、社員の人見知りを改善するための施策の一つです。
例えば人狼やビブリオなどのゲームを実施して、社員同士が自然とコミュニケーションを取るきっかけを作りましょう。ゲームをきっかけに社員同士が話すきっかけが生まれ、その後の関係が続くことも珍しくありません。
コミュニケーション研修で使える具体的なゲーム22選は、以下のページで紹介しています。
『コミュニケーション研修で使えるゲーム22選!効果的に実施するポイントも紹介』
自己主張の機会を増やす
社員の人見知りを改善するためには、自己主張の機会を増やすこともよいでしょう。
例えば会議ではファシリテーターが全参加者に話を振り、人見知りの社員でも発言できる機会を増やすといった施策が考えられます。自己主張をする機会が増えれば、徐々に自発的な意見表明も増えていくでしょう。
また、日常業務の場面でも上司が積極的に部下へ意見を求めることが大切です。自己主張を自発的に行わない社員に対しては積極的に上司が意見を聞くようにするなど、自己主張しやすくなるサポートを行ってみてください。
研修や学びの機会は定期的に用意する
研修や学びの機会を定期的に設けることも、人見知りを改善するための施策の一つです。
例えばコミュニケーション研修やチームビルディング研修を実施する際に、一度だけで施策を終わらせてしまってはあまり効果が上がりません。
数ヶ月〜半年に1回程度の頻度で継続的に実施することで、徐々に社員同士のコミュニケーションが活性化し、人見知りが改善していきます。中長期的な行動変容を促すためにも、研修や学びの機会は定期的に設けるよう意識しましょう。
「人見知り」の社員に対する施策ならアルーへお任せください
人見知りの社員に対する施策なら、ぜひアルーへお任せください。
人材育成を手掛けているアルーでは、社員のコミュニケーションを活性化させ、人見知りを改善するのに役立つ研修プログラムを数多くご用意しています。アルーの研修は、中長期的な行動変容を見据えた継続的なカリキュラムになっていることが特徴です。
また、企業の持つ課題に合わせて、カリキュラム内容を柔軟にカスタマイズすることもできます。社員のコミュニケーションに課題を感じている場合には、お気軽にアルーまでご相談ください。
人見知りの社員におすすめの研修
アルーでは、人見知りを改善するのにおすすめの研修プログラムを豊富にご用意しています。どれも現場での行動変容へ徹底的にこだわるアルーならではのカリキュラムとなっており、人見知りの改善に取り組みたい企業へおすすめの研修です。
アルーの提供している人見知りの社員におすすめの研修を4つ紹介します。
短期海外派遣研修
短期海外派遣研修は、海外現地で修羅場体験を積みながら、現地語で異文化対応能力を強化できる研修です。
本研修では海外現地で外国人とチームを組み、ビジネス課題の仮説を検証するワークに取り組みます。課題をこなす際には知らない人と協力することが必要不可欠なため、自然と人見知りが改善することが特徴です。また、海外の現地社員と直接交流するという貴重な経験を通じて、日本だけでは身につけられないコミュニケーションの積極性や異文化対応力を磨くこともできます。
アルーの短期海外派遣型研修についてさらに詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。
短期海外派遣型研修
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自分らしさを活かすことで仕事と他人との関わり方を考えるワークショップ
自分らしさを活かすことで仕事と他人との関わり方を考えるワークショップは、MBTI®(※注) を用いて、自己理解や他者理解を深めるための研修です。
当ワークショップではまずMBTI®の背景となっているタイプ論などについて学んだあと、実際に自身や他の受講者のMBTI®の結果を理解していきます。ペアワークやグループワークを通じて、MBTI® の結果に基づく他者との関わり方を学べることが特徴です。MBTI®をきっかけに自分や他人のスタイルについて理解を深めれば、コミュニケーションスキルを改善して人見知りを改善するきっかけになるでしょう。
※注:MBTI is a registered trademark of the Myers&Briggs Foundation in the United States and other countries.
日本文化体験チームビルディング
日本文化体験チームビルディングは、オンライン上で実施されるユニークなチームビルディング研修です。
参加者は、生け花や水墨画といった日本文化に触れながら、チームビルディングを進めることができます。日本文化という題材を通じてチームビルディングを進められるため、コミュニケーションの活性化や人見知りの改善につながるでしょう。また、日本文化への理解を通じて、グローバルな環境で通用するコミュニケーション力の基礎となる教養を身につけることもできます。
日本文化体験チームビルディングについて詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。
日本文化体験チームビルディング オンライン
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DNAワーク
DNAワークは、会社に受け継がれているDNAについて理解する研修です。
まずは会社のDNAについて理解を深めてもらったあと、「お客様から『会社のDNAについて説明してほしい』という要望を受ける」という想定でワークに取り組みます。ワークではグループで協力しながら会社のDNAについて整理や洗い出しを行い、最終的にプレゼンテーションの形で発表してもらうことが特徴です。
グループで協力して調査や発表へ取り組むことで、自然とコミュニケーションが活性化して信頼関係を構築できるとともに、会社のDNAに対する理解を深めることができます。新入社員など、まだ自社理解の進んでいない社員に特におすすめの研修です。
DNAワークの紹介資料は、以下のページからダウンロードすることが可能です。
まとめ
人見知りの特徴や原因、人見知りを改善するために会社ができる対策などを解説しました。
社員の中には、初対面や大人数でのコミュニケーションに特別強い苦手意識を持っている人見知りの人も多いでしょう。特に対面でのコミュニケーションが減少している現代では、人見知りの傾向を持つ人が増えてきていてもおかしくありません。
職場でのコミュニケーションを活性化させるためにも、ぜひ会社が積極的に研修などの対策を実施して、社員の人見知りを改善していきましょう。