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コミュニケーション研修で使えるゲーム22選!効果的に実施するポイントも紹介

社内の生産性を向上させるためには、正しいコミュニケーションが欠かせません。
その際役立つのが、円滑なコミュニケーションの方法について学ぶコミュニケーション研修です。
コミュニケーション研修を実施すれば信頼関係の構築や質問力の向上など、さまざまな効果が期待できます。
本記事では、コミュニケーション研修の概要をはじめ、主な目的やおすすめのゲーム、研修を成功させるためのポイントなどを解説します。


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コミュニケーション研修で使えるゲーム22選!効果的に実施するポイントも紹介



目次[非表示]

  1. 1.コミュニケーション研修で使えるゲーム22選
  2. 2.コミュニケーション研修でゲームを活用するメリット
  3. 3.コミュニケーション研修でゲームを実施する流れ
  4. 4.ゲームを活用したコミュニケーション研修を効果的に実施するポイント
  5. 5.コミュニケーション研修で行うゲームに関するよくある質問
  6. 6.アルーが行ったコミュニケーション研修の事例
  7. 7.ゲームを活用したコミュニケーション研修はアルーにお任せください


コミュニケーション研修で使えるゲーム22選

コミュニケーション研修を実施する際は、ゲームを活用することで効率的にコミュニケーションを促すことが可能です。
ここでは、コミュニケーションを活性化させる際に役立つゲームを22個紹介します。


Talking in the Park

Talking in the Parkは、メンバーへの想いを会話形式で伝えるカジュアルなゲームです。
参加者は全員が公園で雑談をしているという設定で、一人が「寝落ち」します。
寝落ちしたら、残ったメンバーは「寝落ちした人に感謝していること」「すごいと思っていること」「こうなればさらによくなるところ」などを語り合います。
普段、面と向かって話すことの少ない本音やメッセージを伝えることができるゲームです。
オンラインでの研修でも活用できるため、比較的気軽に行えるゲームといえるでしょう。

Talking in the Parkの詳細は、以下のページをご覧ください。
オンラインチームビルディングにおすすめのゲームと事例を紹介


コミュニケーション研修で使えるゲーム22選!効果的に実施するポイントも紹介

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嘘つきあてゲーム

嘘つきあてゲームは、嘘つきを当てるというアクティビティを通じてチーム内のコミュニケーションを活性化させるアクティビティです。
まずは参加者に3~5名ずつのチームをつくってもらい、チームごとに「お題」を割り振ます。
その後、チーム内で一人だけお題に対して嘘をつく人を決め、残りの人はお題に対して本当のことを話してもらいます。
チーム間で質問を交わしていき、最終的に嘘つきを見破れたチームの勝利です。
コミュニケーションが活性化するのはもちろんのこと、嘘つきを見破られないようにするための戦略的思考や協力姿勢も学べます。

嘘つきあてゲームの詳細は、以下のページをご覧ください。
オンラインチームビルディングにおすすめのゲームと事例を紹介


条件プレゼン

条件プレゼンは、各チームにいくつかのキーワードを渡し、渡されたキーワードをすべて盛り込んだプレゼンを実施してもらうゲームです。
進め方はシンプルですが、キーワードのチョイスによってゲームの難易度に幅が生まれます。
チーム内で「キーワードをどう盛り込むか」と作戦を立てる過程でコミュニケーションが発生するほか、プレゼンスキルなど実用的な能力も磨けるゲームです。

条件プレゼンの詳細は、以下のページをご覧ください。
オンラインチームビルディングにおすすめのゲームと事例を紹介


コンビニ経営ゲーム

コンビニ経営ゲームは、チームごとにコンビニを経営している設定でコンビニチェーンを育てていくゲームです。
ゲーム開始時には、各チームがそれぞれ店舗を所有しています。
その後、それぞれのチームは他チームの出店状況を見ながら自社が出店するエリアを決めていき、優勢を目指します。
コミュニケーション能力以外にも、ビジネスに必要な戦略的思考や経営視点が養われるゲームです。

コンビニ経営ゲームについて詳しくは以下のページをご覧ください。
ビジネスゲーム研修「コンビニ経営ゲーム」の詳細

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コミュニケーション研修で使えるゲーム22選!効果的に実施するポイントも紹介

伝言ゲーム

伝言ゲームは、図形の描かれた絵を伝言によって他メンバーへ再現してもらうゲームです。
話し手は図形の描かれた資料を手渡せされ、聞き手は話し手の説明に基づき話し手の手元にある図形を再現していきます。
その際、数字を用いたり直接場所を指さしたりは禁止です。
あくまでも言葉での説明を通して、図形を再現していきます。
目的達成に向けて、相手がどのようなコミュニケーションを求めているのかを学べるゲームです。


空き缶ワーク

空き缶ワークは、スタート位置からゴール位置までできるだけ早く対象物を移動させていくゲームです。
A役とB役に分かれ、B役の人には目を閉じてもらいます。
また、B役は紐を持っており、紐を使って対象物を移動させられます。
A役の人は目を閉じているB役の人に向かって、どのようにすればゴールへ対象物を移動できるのかを伝えていくという内容です。
上司や部下間でのコミュニケーションの促進や、チームビルディングに適しているゲームです。


折り紙オブジェ

折り紙オブジェは、折り紙を用いてそれぞれ担当するパーツを作成していき、最終的にチームで一つの作品を作り上げるゲームです。
1チームが6つのグループに分かれ、恐竜の頭や首、胴といった各パーツを制作していきます。
各パーツが完成したら全体を組み合わせ、恐竜の完成です。
複数チームで実施する場合は、全体の完成度などで優勝チームを決めます。
周囲との協働を通じて、他メンバーと協力する必要性を実感できるゲームです。


地図作成ゲーム

地図制作ゲームは、参加者ごとに渡された情報を整理しながら全体の地図を完成させていくゲームです。
まずは4~6名のグループをつくってもらい、1名につき数枚の「情報カード」を配布します。
情報カードには、「病院の隣にバス停」「家からまっすぐの場所に公園」など、断片的な情報のみが記載されています。
情報カードをほかのメンバーに見せることなく、口頭の話し合いを通じて全体の地図を完成させていきましょう。
コミュニケーションに加え、論理的思考力や情報処理能力も鍛えられるゲームです。

地図作成ゲームの詳細は、以下のページをご覧ください。
研修で使えるアイスブレイク11選!新入社員研修にもオススメ


他己紹介ゲーム

他己紹介ゲームは、ペアとなる相手を他メンバーに紹介していくゲームです。
まずは2名ずつのペアをつくってもらい、相手に対して質問を重ねて情報収集を進めていきます。
その後、情報収集した結果をもとにして、他メンバーに対してペアの他己紹介を行いましょう。
短時間で相手の情報を収集するヒアリング力が身につき、相手のことをより深く理解できるため、コミュニケーションの活性化が期待できます。

他己紹介ゲームの詳細は、以下のページをご覧ください。
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バースデーライン

バースデーラインは、ジェスチャーのみを用いて誕生日の早い順に並んでもらうゲームです。
ゲーム中は声を出してはいけないため、身振り手振りのみで誕生日の順番を推定する必要があります。
正しい順番で早く並べたチームの勝ちです。
道具が不要で気軽に実施できるほか、軽く体を動かすことによってリフレッシュできる効果もあります。
また、相手の誕生日を知ることによってコミュニケーションのきっかけが生まれやすいでしょう。

バースデーラインの詳細は、以下のページをご覧ください。
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ブロックゲーム

ブロックゲームとは、ブロックを使ったビジネスゲームです。
参加者にはいくつかのブロックが配布され、提示されるブロックの配置の手本と同じになるように、素早くブロックを組み立てられたチームの勝利です。
ブロックを並べるというシンプルなゲームですが、どこを誰が組み立てるのかといった役割分担やコミュニケーション、効率化などを学べます。

ブロックゲームについては、下記のページでも確認できます。
ブロックゲームとは


マネジメントゲーム

マネジメントゲームはソニーが開発した経営者育成のゲームであり、マネジメントの一連のプロセスを学べるボードゲームです。
参加者はマネジメントの各段階をゲームで経験しながら、マネジメントに必要な要素やマインドを学んでいきます。
若手社員から経営者層まで、幅広い階層の社員が気軽にマネジメントを体験できるため、人気が高まっています。

マネジメントゲームについては、下記のページでも確認できます。
マネジメントゲームとは


ビブリオバトル

ビブリオバトルは、本を紹介するアクティビティを通じてコミュニケーションを図るゲームです。
参加者は、それぞれが面白いと思った本を持って集まります。
順番に一人5分ずつそれぞれの本について紹介していき、紹介後に2~3分ほどのディスカッションを行います。
最後に「どの本が一番読みたくなったか?」を投票で決め、最も多くの票を集めた参加者が勝利です。
学生・社会人問わず人気のゲームであり、地区大会や全国大会も開催されています。

ビブリオバトルの詳細は、以下のページをご覧ください。
ロジカルシンキングを学べるゲーム・アプリ8選。ゲームで学ぶメリットもご紹介


人狼ゲーム

人狼ゲームは、誰が人狼なのかを当てる推理ゲームです。
参加者はそれぞれ「村人」「騎士」「占い師」などの役職を持っており、そのなかに「人狼」が紛れ込んでいます。
毎晩経過するごとに、人狼に一人ずつ襲撃されていきます。
村人はディスカッションによって人狼を特定し、村の全滅を防ぐことができれば勝利です。
ディスカッションを通じてコミュニケーション力が鍛えられるのはもちろん、ロジカルシンキングや戦略的思考も伸ばすことが期待できます。

人狼ゲームの詳細は、以下のページをご覧ください。
ロジカルシンキングを学べるゲーム・アプリ8選。ゲームで学ぶメリットもご紹介


コリドール

コリドールは、コマと壁を動かすことでゴールへの到達を目指すボードゲームであり、フランスが起源です。
2~4名のチームに分かれ、壁やコマをうまく配置しながら自チームの勝利を目指します。
20分前後で終了する手軽なゲームですが、勝つためにはチーム内でのコミュニケーションや論理的思考が欠かせません。

コリドールの詳細は、以下のページをご覧ください。
ロジカルシンキングを学べるゲーム・アプリ8選。ゲームで学ぶメリットもご紹介


ナンバーワン・ベーカリー

ナンバーワン・ベーカリーは、パン屋の経営を通じてコミュニケーションを活性化するゲームです。
「クリームパン」や「くるみパン」などのパンのイラストが描かれたカードを用いながら、「儲かるパン屋を作る」という目的を達成していきます。
チーム内でのコミュニケーション活性化以外にも費用や利益、キャッシュフローの仕組みを理解できるゲームです。

ナンバーワン・ベーカリーの詳細は、以下のページをご覧ください。
ロジカルシンキングを学べるゲーム・アプリ8選。ゲームで学ぶメリットもご紹介


NASAゲーム

NASAゲームは、チームでのコミュニケーションを通じて合意形成プロセスを学べるゲームです。
まずは、1チーム4~5名程度に分かれてもらいます。
その後、月に不時着したという設定のもと、遠く離れた母船へ戻るために必要なアイテムを優先順位づけしていきます。
NASAゲームには模範解答が用意されており、最後にそれと照らし合わせて最も近い優先順位をつけたチームの勝利です。
異なる考えを持つ相手とのコミュニケーションを通じて、合意形成の方法を学べます。

NASAゲームの詳細は、以下のページをご覧ください。
効果的なダイバーシティ研修とは?内容やオンラインでできるワークを紹介


私の好きなもの

私の好きなものは、自分の好きなものを相手へ紹介するゲームです。
自分の好きなものを3~5つ程度紙に書き出してもらい、それを順番に紹介していきます。
紹介のあとでもっと知りたいことがある場合は、お互いに質問してもらいましょう。
好きなものの紹介を通じて相手との共通点が見えてきたり、意外な点を知ったりできるといった効果があります。

私の好きなものの詳細は、以下のページをご覧ください。
もう悩まない!新入社員研修を面白くするネタ8選


みんなで当てよう!3択クイズ

みんなで当てよう!3択クイズは、自分のことで3択のクイズをつくり、お互いに答えを当て合うゲームです。
出題者が口頭で自分のことに関するクイズを出題し、何番の選択肢が正解なのかを当ててもらいましょう。
聞き手が自由に質問して良いというルールを設ければ、さらにコミュニケーションを活発化させることが可能です。
特に必要な道具がないため気軽に実施でき、3択クイズを通じて相手への理解を深められるゲームです。

「みんなで当てよう!3択クイズ」の詳細は、以下のページをご覧ください。
もう悩まない!新入社員研修を面白くするネタ8選


ソシオメトリー

ソシオメトリーは、「問いに対して当てはまる位置に立ち、感じていることを共有する」というゲームです。
まずはファシリテーターが、「今日は緊張していますか?リラックスしていますか?」というような問いを投げかけます。
その後、「緊張している方はこちら、リラックスしている方はこちらへ移動しましょう」といったように参加者へ移動を促します。
ファシリテーターはそれぞれの場所に立った社員へ、感じていることやその場所へ立った理由を共有してもらうといった流れです。
オンラインの場合は、「緊張している方は手を上に、リラックスしている方は手を下にしてみましょう」などのように実施できます。

ソシオメトリーの詳細は、以下のページをご覧ください。
もう悩まない!新入社員研修を面白くするネタ8選


ボール回し

ボール回しは、その場の全員でキャッチボールを行うゲームです。
ボールを持っている人はほかの人にボールをパスしますが、その際に「名前を呼ぶ」「声をかける」といったルールを設定するとコミュニケーションが取りやすくなるでしょう。
4人~8人程度での実施がちょうど良いゲームであり、実際に体を動かすのでリフレッシュにもつながります。

ボール回しの詳細は、以下のページをご覧ください。
もう悩まない!新入社員研修を面白くするネタ8選


私のオススメ

私のオススメは、自分のオススメしたいものを相手へ伝えるゲームです。
ただ単に相手へ紹介するのではなく、「結論」「論拠」といった形を意識しながら伝えることが大切です。
結論から話す練習を積むことで、ロジカルなコミュニケーションを行う習慣がつきます。
また、相手のオススメを知ることで新たなコミュニケーションのきっかけとなるでしょう。

「私のオススメ」の詳細は、以下のページをご覧ください。
もう悩まない!新入社員研修を面白くするネタ8選


コミュニケーション研修で使えるゲーム22選!効果的に実施するポイントも紹介



コミュニケーション研修でゲームを活用するメリット

	真剣な会議

コミュニケーション研修でゲームを活用するとどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、コミュニケーション研修でゲームを活用する主なメリットを3つ解説します。


楽しみながらコミュニケーション能力を向上させられる

コミュニケーション研修でゲームを取り入れるメリットに、楽しみながらコミュニケーション能力を向上させられる点が挙げられます。
コミュニケーションは、口頭で方法などを説明しても自分自身で実践しなければなかなか定着しません。
ゲームを用いることで、楽しみながらコミュニケーションを実践できるようになります。
また、ゲームに夢中になっているうちに効果的なコミュニケーションスタイルが身につきやすいでしょう。


自然にコミュニケーションができる

自然にコミュニケーションが取れることも、コミュニケーション研修にゲームを取り入れるメリットです。
コミュニケーション研修で実践の場を設ける際には、ゲーム以外にもロールプレイングなどを取り入れる方法が考えられます。
ロールプレイングも知識の定着には有効ですが、どうしても型にはまった台本通りとなってしまいがちです。
ゲームであれば自然なコミュニケーションを重ねるなかで実践ができるため、定着がよりスムーズになる可能性があります。


社員同士の理解が深まる

社員同士の理解が深まることも、コミュニケーション研修にゲームを取り入れる大きなメリットの一つです。
たとえば、ゲームを通じてそれぞれのメンバーの好きなことや得意なことについて理解を深められれば、その後のコミュニケーションのきっかけとなります。
また、他メンバーの特性を把握できれば、相手に合わせたコミュニケーションが取りやすくなるでしょう。
ゲームを進行するなかで社員同士の理解が深まり、その後の日常業務も今までよりスムーズに進められることが期待できます。


コミュニケーション研修で使えるゲーム22選!効果的に実施するポイントも紹介



コミュニケーション研修でゲームを実施する流れ

コミュニケーション研修でゲームを実施する流れ

コミュニケーション研修でゲームを実施する際には、以下の5つのステップで進めていきましょう。


  1. ゲームを選定する
  2. ゲームを行う意味や目的を共有する
  3. ゲームのルールを説明する
  4. ゲームを実施する
  5. 振り返りを行う


それぞれのステップについて詳しく解説します。


ゲームを選定する

まずは、コミュニケーション研修に取り入れるゲームを選定しましょう。
コミュニケーション研修を実施する目的に沿って、適切なゲームを選ぶことが大切です。
たとえば、社員同士の理解を促進したい場合は、「私の好きなもの」「私のオススメ」「他己紹介ゲーム」などがおすすめです。
一方、合意形成のプロセスについて学んでもらいたい場合は、NASAゲームなどのコンセンサスゲームが良いでしょう。
研修全体の目的を見ながら、最適なゲームを選んでみてください。


ゲームを行う意味・目的を共有する

ゲームを選定したら、ゲームを行う意味や目的を共有します。
コミュニケーション研修にせっかくゲームを取り入れたとしても、ゲームを実施する意義が共有されていなければ学びの効果が半減してしまいます。
ゲームの前に、「このゲームを通じて〇〇が身につきます」といったような説明をあらかじめ行うようにしてください。
また、研修が「楽しかった」で終わってしまわないようにするためにも、意味や目的をはじめにしっかりと理解してもらうことが大切です。


ゲームのルールを説明する

ゲームの意味や目的を共有したら、ゲームのルールを説明します。
あらかじめ資料などを用意して、ゲーム中にいつでも見返せるようにしておくのもおすすめです。
ルールが複雑なゲームを実施する場合は、講師が一度お手本を示すと良いでしょう。
オンラインで実施する場合は、全体チャットなどに簡単なルールを書き込んでおくことも有効です。


ゲームを実施する

ここまで終えたら、いよいよゲームを実施します。
ゲームを実施している間は適宜講師が受講者の様子を観察し、定期的に声かけを行いましょう。
もし、ルール通りに進んでいないグループやゲームが停滞しているグループがある場合は、講師がしっかりとサポートすることが大切です。
また、ゲーム中の質問にも随時対応できるよう、必要に応じてアシスタントを配置するのもおすすめです。


振り返りを行う

ゲームを終えたら、ゲームの振り返りを行います。
ゲームを利用したコミュニケーション研修を有意義なものにするためには、実施後の振り返りが重要です。
たとえば、合意形成を行うゲームを行ったあとには、「このコミュニケーションが決定打になった」「この場面ではもう少し〇〇なコミュニケーションを取るべきだった」といった振り返りが考えられます。
ゲーム全体のプロセスを振り返ることで、本来の目的であるコミュニケーション力の向上につなげられます。
受講者同士の振り返りはもちろん、講師からのフィードバックも積極的に提供しましょう。


コミュニケーション研修で使えるゲーム22選!効果的に実施するポイントも紹介



ゲームを活用したコミュニケーション研修を効果的に実施するポイント

ゲームを活用したコミュニケーション研修を効果的に実施するためには、どういったことに気をつければ良いのでしょうか。
ここでは、コミュニケーション研修を成功させるためのポイントを2つ解説します。


研修の目的やゲームを行う意図を明確にする

コミュニケーション研修でゲームを実施する際には、研修の目的やゲームを行う意図を明確にすることが肝心です。
一言でコミュニケーション研修といっても、その目的はさまざまです。
コミュニケーション能力全般を伸ばしてほしい場合があれば、メンバー間の理解を促進して関係構築を進めてもらいたい場合もあるでしょう。
研修の目的が何なのかによって取り入れるべきゲームの種類も変わってきます。
事前に研修の全体像を整理しておき、一貫性のあるプログラムをつくるように意識することが大切なポイントです。


振り返りでは、今後何を実践するかを明確に言語化する

コミュニケーション研修の振り返りを実施する際には、今後何を職場で実践するのかを言語化することも重要です。
研修後に振り返りを行う際、単純にゲームの内容を復習するだけでは不十分です。
職場での実践へとスムーズに接続するためには、今後自分のコミュニケーションをどう変えていくのかをはっきりと言語化する必要があります。
ゲームのあとの振り返りでは、これから意識することをアクションプランなどの形でまとめてもらい、現場での実践を意識させましょう。
また、アクションプランをまとめたシートの活用も有効な手段です。


コミュニケーション研修で使えるゲーム22選!効果的に実施するポイントも紹介




コミュニケーション研修で行うゲームに関するよくある質問

	手を挙げる人達

ここでは、コミュニケーション研修でゲームを実施する際によくある質問を2つ解説します。


オンラインでも実施はできますか?

コミュニケーション研修はオンライン上で実施することも可能です。
ただし、取り入れられるゲームの種類は対面形式の場合より限られてしまいます。
本記事で紹介したTalking in the Parkや人狼ゲームなどであれば、オンライン上でも実施可能です。
一方、折り紙オブジェなどはオンライン上での実施は難しいかもしれません。
コミュニケーション研修をオンライン上で実施したい場合は、ゲームの内容をよく確認して決めることが肝心です。


「楽しかった」で終わらないようにするコツは?

研修が「楽しかった」で終わってしまわないようにするためには、職場で何を実践するのかを明確に言語化してもらうことが大切です。
もし、研修実施後に何のフォローも行わない場合、ゲームを実施しただけで満足してしまうかもしれません。
ゲームでの学びを現場での行動変容につなげるためには、「これからどう現場でのコミュニケーションを変革するのか」を行動レベルまで落とし込む必要があります。
研修終了後に振り返りの時間を設け、これからの行動変容について宣言してもらうと良いでしょう。

行動変容に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
行動変容を促す社員研修のポイント|ステージ理論に沿った働きかけとは


コミュニケーション研修で使えるゲーム22選!効果的に実施するポイントも紹介



アルーが行ったコミュニケーション研修の事例

人材育成を専門に手掛けているアルーでは、これまでにさまざまなコミュニケーション研修を実施してきました。
ここでは、アルーがこれまでに実施したコミュニケーション研修のなかから、特に参考となる事例を2つピックアップして紹介します。
ゲームを取り入れたコミュニケーション研修の実施を検討している場合は、ぜひ参考にしてください。


オンラインで行ったチームビルディングのための研修

本事例は、アルーの商品開発部を対象として実施した事例です。
組織が一新され新体制となった商品開発部では、チームビルディングの必要性を感じていました。
そこで、商品開発部のメンバー同士の理解を深めるためのゲームとして「私の好きなもの」を実施し、自分の好きなものを紹介してもらいながらお互いのことを知る機会を設けました。
また、「最近あった嬉しいことは?」「今の気持ちを天気で表すと?」などの質問を積極的に投げかけ、話しやすい雰囲気をつくっています。


コンビニ経営ゲームを用いた研修

社員のビジネスへの理解や意識がそれほど高くなく、改善を図りたいと考えていたA社では、コンビニ経営ゲームを用いた研修を実施しました。
まずは導入セッションで研修の目的を共有し、コンビニ経営ゲームのルールを説明しました。
その後、実際にコンビニ経営ゲームに取り組んでもらい、全7ターンの行動を通じて作戦や交渉のプロセスを体験してもらっています。
最後に「チームでの意思決定の困難さ」「Win-Winな関係構築の重要性」などの解説を行い、学びを深めてもらいました。


コミュニケーション研修で使えるゲーム22選!効果的に実施するポイントも紹介


ゲームを活用したコミュニケーション研修はアルーにお任せください

ゲームを活用したコミュニケーション研修なら、ぜひアルーへお任せください。
アルーでは、アウトプットを重視したコミュニケーション研修を数多く実施してきた企業です。
オリジナルのゲームを取り入れた研修事例も豊富で、他者と良い関係性を構築するためのコミュニケーションを効率的に学習できます。
また、幅広いゲームを取り揃えているため、オンライン上での実施も可能です。
アルーの提供しているコミュニケーション研修のプログラムは、以下のページからご覧ください。
コミュニケーション研修
ぜひこの記事をきっかけに、コミュニケーション研修におけるゲームを効果的に活用してみてはいかがでしょうか。


コミュニケーション研修で使えるゲーム22選!効果的に実施するポイントも紹介




アルー株式会社
アルー株式会社
20年以上、企業向けに人材育成コンサルティングや研修を提供してきた。新入社員・管理職といった階層別研修や、海外駐在員やグローバルリーダーなどのグローバル人材育成、DX人材育成に強みを持つ。その実績は取引企業総数1400社以上、海外現地法人取引社数400社以上に及ぶ。京都大学経営管理大学院との産学連携など、独自の研究活動も精力的に行っている。
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