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リテラシーとは?ビジネスで求められる種類をわかりやすく解説

デジタル化やDXが注目されている昨今、社員のリテラシーを高める重要性がますます高まっています。社員のリテラシーを高めるためには、研修やeラーニングの実施が効果的です。
この記事では、リテラシーの定義や種類、高め方を紹介します。リテラシーを高めるための研修も紹介するので、ぜひ参考にしてください。


▼リテラシー向上に役立つ研修3選




目次[非表示]

  1. 1.リテラシーとは
  2. 2.ビジネス上で重要なリテラシーの種類
  3. 3.社員のリテラシーを高める重要性
  4. 4.リテラシーが高い人の特徴
  5. 5.リテラシーが低い人の特徴
  6. 6.リテラシーを高める方法
  7. 7.社員のリテラシーを高めるポイント
  8. 8.リテラシーに関する研修ならアルーにお任せください
  9. 9.まとめ


リテラシーとは

リテラシー(literacy)とは、簡単にいうと「特定の分野についての知識や能力」のことです。もともと「読み書きの能力」を表す言葉でしたが、最近では「IT」や「金融」といった、特定の領域における知識や能力といった意味合いで使われます。

リテラシーは、ビジネスや教育などさまざまな場面で注目されている概念です。特にビジネス領域では、人的資本投資や人生100年時代といった概念が浸透してきており、研修やeラーニングの拡充などで社員のリテラシー向上を図る企業が増えています。


リテラシーとコンピテンシーの違い

リテラシーとよく似た概念に、コンピテンシーが挙げられます。

コンピテンシーとは、組織の中で成功する人材に共通して見られる行動特性のことです。例えば社内で優秀な社員の行動を分析し、いくつかの共通する要素を抽出することで、コンピテンシーを明らかにすることができます。当然組織やポジションによってコンピテンシーは異なりますが、例えば「緊張しても冷静を保っている」「周囲の意見を素直に受け入れる」といった内容がコンピテンシーの典型的な内容です。

一方、リテラシーとは特定の領域に対する知識や能力を意味します。コンピテンシーが優秀な人材の持つ行動特性であるのに対し、リテラシーとは誰にとっても必要な知識や技術だと考えておきましょう。

コンピテンシーについてさらに詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。
コンピテンシーとは?人材育成のプロがおすすめする具体例や使い方


リテラシーとスキルの違い

リテラシーと似た概念としてもう一つ挙げられるのが、「スキル」です。
スキルとは、技能や技量を意味します。特に、ある分野に関する専門知識という意味合いが強く、スキルを身につけるためには専門のトレーニングが必要な場合が多いです。
一方でリテラシーとは、基本的に社会人であれば誰もが最低限の水準を身につけるべき、知識や技能のことを指します。特定の専門的な仕事をこなすのに求められるのがスキル、業務全般を遂行するために求められるのがリテラシーだという点が、両者の最大の違いです。


ビジネス上で重要なリテラシーの種類

リテラシーには、いくつかの代表的な種類が存在します。ビジネスにおいて重要なリテラシーは、主に以下の6つです。


  • ITリテラシー
  • DXリテラシー
  • デジタルリテラシー
  • 金融リテラシー
  • ビジネスリテラシー
  • ヘルスリテラシー


ここからは、それぞれのリテラシーについて詳しく解説します。


ITリテラシー

ITリテラシーとは、ITに関する知識やスキル全般のことを指します。リテラシーの中でも重要視されることが多く、DXを進めるために社員のITリテラシーを高めようとする企業が非常に多いです。
ITリテラシーの具体例としては、「ExcelやWordといったOffice系ソフトの操作ができる」「情報漏えいを起こさないよう、インターネットを適切に使える」といったものが挙げられます。
また、「情報リテラシー」や「ネットリテラシー」も、このITリテラシーの一部です。
なお、社員のITリテラシーを高めるためには、IT研修の実施が効果的です。

IT研修の内容やポイントは、以下のページでさらに詳しく解説しています。
IT研修におすすめの内容を紹介。ついていけない社員を出さないポイント


DXリテラシー

DXリテラシーとは、「DXを正しく理解した上で、活用するための能力」です。最近ではペーパーレスの推進や生成AIを用いた新規事業の創出など、至るところでDXが進んでいます。こうしたDXを成功させる上で欠かせないのが、このDXリテラシーです。DXを進めるのに必要なITスキルはもちろんのこと、DXによって業務改革を進めるノウハウ、組織を変革するノウハウなどがDXリテラシーに含まれます。
前述したITリテラシーと比較すると、DXによる業務改革や組織変革に重点が置かれているのが最大の違いです。

DXリテラシーの具体例や、ITリテラシーとの違いについてさらに詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。
DXリテラシーとは? ITリテラシーとの違いや向上させる方法などをわかりやすく解説


デジタルリテラシー

デジタルリテラシーは、デジタル技術を理解し、それを適切に活用するために必要な知識や技術のことを指します。
最近ではパソコンやスマートフォン、タブレット端末などを用いて仕事を進める機会が多くなりました。こうしたデジタル基盤を正しく理解し、業務に活用できる能力がデジタルリテラシーです。
前述したITリテラシーと比較すると、デジタルリテラシーの方が幅広い範囲をカバーしています。ただし、実際にはITリテラシーとほぼ同義で用いられることも少なくありません。

デジタルリテラシーについては、下記の記事で詳しく解説しています。
デジタルリテラシーとは?意味や求められる背景、高める方法をわかりやすく解説


金融リテラシー

金融リテラシーとは、お金に関する知識や判断能力のことです。
金融リテラシーには、例えば金融や投資、資産形成に関する知識が含まれます。金融リテラシーを身につければ、資金を正しく管理できるようになり、投資や借り入れなどをスムーズに遂行できるようになるでしょう。また、悪質な投資詐欺の被害を防ぐことができるなど、日常生活でも大きなメリットがあります。


ビジネスリテラシー

ビジネスリテラシーとは、いわゆる「社会人基礎力」のことです。ビジネスマナーや報連相など、社会人として必要な職種共通のスキルセットが含まれます。
ビジネスリテラシーは、仕事を進める上で必要不可欠なものです。そのため、多くの企業では新入社員研修などを通じて入社段階で社員のビジネスリテラシーを高め、社会人として活躍する土台を形成しています。

社会人基礎力については、下記の記事で詳しく解説しています。
社会人基礎力とは|診断方法から鍛え方まで詳しく解説


ヘルスリテラシー

ヘルスリテラシーとは、健康や医療に関する正しい知識を集めたり、それを活用したりする能力のことです。
昨今では健康志向の高まりから、自分自身の健康について見つめ直す人が増えてきています。一方、インターネットや書籍には健康に関する情報が氾濫しており、その中から情報を取捨選択するのにはヘルスリテラシーが必要です。
社員のヘルスリテラシーを高めることで、社員の心身の健康が増進され、生産性の向上や離職率の低下が期待できます。また、健康寿命の延伸や病気の予防など、社員個人にとっても大きなメリットがあるでしょう。


社員のリテラシーを高める重要性

リテラシーは、日常を安心安全に、なおかつ豊かに過ごしていく上で欠かせない存在です。進化を続けるITやDXなどの恩恵を受けるため、また巧妙な詐欺の手口やAIを悪用したフェイクニュースなどによる被害を避けるためには、さまざまなリテラシーを磨く必要があります。
企業としても、社員のリテラシーを高めることは社員の安心安全を守り、会社の信用を向上させる上で大切です。さらに、会社に依存しないキャリア形成や資産形成を後押しするのにも、社員のリテラシー向上が役立ちます。

ここからは、企業が社員のリテラシーを高める重要性を解説します。


進化を続けるIT技術やDXに対応していくため

社員のリテラシーを高めることで、進化を続けるIT技術やDXに対応することができます。
最近では生成AIの登場などによって、ITトレンドは目まぐるしく変化しています。また、業務の効率化を進める上で、DXは今や業界や業種を問わず求められている取り組みです。
社員のリテラシーを高めることで、IT技術やDXといったトレンドをキャッチアップできるようになり、現場レベルでのさまざまな業務効率化につながります。さらに、企業の持続的な成長や競争力の向上など、マクロな効果も期待できるでしょう。


会社の信用を守るため

会社の信用を守る点も、社員のリテラシーを高める重要性の一つです。
社員のリテラシーが低い場合、インターネットを不適切に利用したり、社外で機密情報を話したりする機会が増えてしまいます。こうした状態を放置しておくと、顧客情報の流出といった重大な問題を引き起こし、会社の信頼失墜にもつながりかねません。
社員のITリテラシーやビジネスリテラシーを高めることで、情報漏えいが起こりづらい環境を作ることができます。その結果、会社の信頼を失うような重大な問題に発展するリスクを防止できるのです。


コミュニケーションや情報共有を円滑にするため

コミュニケーションの促進や、情報共有の円滑化も、社員のリテラシーを高めるメリットの一つです。
社員のITリテラシーが高まれば、ZoomやMicrosoft Teamsなどを用いたオンライン上でのコミュニケーションが活性化します。また、チャットツールなどを使いこなせるようになることで、必要な情報がスムーズに共有され、業務が円滑に進むでしょう。社内のコミュニケーションが活性化することで、生産性向上やモチベーションアップといった多くの効果が期待できるのです。


監修者からひとこと
業務を円滑に進める上で、リテラシーがあるかどうかは重要です。例えば、日常業務で使用するパソコンのショートカットキーや使い方、タイピング速度の速さは、日々の生産性に大きく影響します。


リテラシーが高い人の特徴

リテラシーが高い人には、どういった特徴が見られるのでしょうか。

リテラシーが高い人の特徴として、第一に業務の効率化を図れるという点が挙げられます。例えばITリテラシーが高い社員は、ExcelやWordを使いこなし、単純作業を大幅に削減できるでしょう。Slackなどの連絡ツールも効果的に活用し、社内の連絡を効率化できることも多いです。
また、適切なリスクマネジメントを行えるという点も、リテラシーが高い人の特徴です。インターネット上や社外での軽はずみな言動も少ないため、機密情報を漏らす心配がありません。
さらに、円滑なコミュニケーションができる、正確に情報を発信することで信頼性の向上に貢献できるといった特徴もあります。


リテラシーが低い人の特徴

反対に、リテラシーが低い人にもいくつかの特徴があります。
まず、リテラシーの低い人は情報を鵜呑みにする傾向が強いです。例えばインターネット上で目にした情報の真偽を自分で判断せず、信憑性の低い情報を周囲へ伝えてしまうことがあります。

また、リテラシーの低い人は情報を自分から収集することがありません。「〇〇さんに言われたから」「そう聞いたことがあるから」といった理由で意思決定を行っているため、自分で書籍を読んだり、一次情報を集めたりといった姿勢が希薄です。


リテラシーを高める方法

社員のリテラシーを高めるためには、以下の2通りの方法が考えられます。


  • 研修の実施
  • eラーニング


昨今では特にITリテラシーが重要視されているため、これら2つの手段を上手く組み合わせながら社員のITリテラシーを伸ばしていくのがおすすめです。ここからは、社員のリテラシーを高める方法を解説します。


研修の実施

社員のリテラシーを高めるためには、研修を実施するのが効果的です。
例えばITリテラシーを伸ばす場合には、以下のような内容を学べる研修を実施するとよいでしょう。


  • ExcelやWordなど、Office系ソフトの操作方法
  • ZoomやMicrosoft Teams、Slackなどのツールの使い方
  • インターネットやパソコンの基礎知識・仕組み
  • 情報漏えいを起こさないためのインターネットの使い方


研修を通じてこうした内容を定着させれば、社員のITリテラシーを底上げすることができます。演習などを通じて実際に手を動かし、ITツールに慣れてもらうのが大切です。また、ディスカッションを導入して、インターネットの危険な使い方について議論してもらうのもよいでしょう。

効果的な研修を実施するためにおさえておきたいポイントは、以下のページで解説しています。
意味がないと言われてしまう研修とは?効果のある研修をする10のコツ


eラーニング

社員のリテラシーを高める方法として、eラーニングの導入も挙げられます。
eラーニングとは、LMSと呼ばれる学習管理システム上で配信される動画教材などを通じて学習を進める方法です。eラーニングを活用すれば、社員はいつでもどこでも自分のペースで学ぶことができます。
ITに関する知識は社員の間で差が大きく、同じ内容を全員にレクチャーするのが効率的ではない場合も少なくありません。そのため、基礎知識のインプットには積極的にeラーニングを活用し、個人のペースにあった学習をサポートするのが得策です。

eラーニングを企業研修で活用するメリットやデメリットを知りたい方は、以下のページをご覧ください。
【簡単解説】eラーニングとは?企業研修で活用するメリット・デメリット


監修者からひとこと
知識インプットが目的であれば、eラーニングでリテラシーを学んでもらうのがおすすめです。社員一人ひとりが学びたいものを学べる環境にし、且つ費用も抑えることができます。アルーでも様々なテーマを扱ったeラーニングを取り揃えています。初期費用なしで手軽に導入できるため、ご興味があればぜひお問い合わせください。

LMS「etudes」のeラーニング教材一覧


社員のリテラシーを高めるポイント

社員のリテラシーを高める際には、継続的に施策へ取り組むことが大切です。また、定期的にテストを実施して社員のリテラシーの到達度をチェックしたり、ブレンディッドラーニングや資格を活用して効果的に教育したりするのもよいでしょう。
ここからは、企業が社員のリテラシーを高める際に意識したいポイントを3つ解説します。


継続的に施策に取り組む

社員のリテラシーを伸ばす際には、継続的に施策へ取り組むよう意識しましょう。
リテラシーは、短時間ですぐに身につくものではありません。何度も反復して学んだり、実際にITツールを活用したりする中で、少しずつ定着し、業務へ活かせるようになります。

例えば研修によってリテラシーを育成するなら、単発の研修で終わらせないようにしましょう。研修後のフォローアップにも力を入れ、学んだ内容を実務に活かせているかどうか、追加の研修が必要かどうかなどを都度判断してください。一過性ではなく、継続的なスキルアップに注力することがポイントです。


定期的に定着度テストを行う

社員のリテラシーを伸ばす際には、定期的に定着度テストを実施するのも大切です。
前述した通り、リテラシーを一朝一夕で身につけるのは困難です。研修後のテストを実施することで、社員にどの程度リテラシーが定着しているのか判断しやすくなります。その結果、社員の成長に役立つフィードバックを提供しやすくなったり、今後の研修のブラッシュアップにつなげられたりするでしょう。

さらに、テストによって社員のリテラシーを把握すれば、他の施策を進める際の判断材料を得ることもできます。例えばITリテラシーに関するテストを実施しておくことで、社員のレベル感に合ったDX施策は何なのかを見いだしやすくなり、社内の現状に合わせた最適な打ち手を見いだせるのです。


ブレンディッドラーニングも効果的

社員のリテラシーを高める際には、ブレンディッドラーニングの実施も検討してみましょう。
ブレンディッドラーニングとは、研修と併せてeラーニングを実施するタイプの学習方法を指します。ブレンディッドラーニングを実施すれば、例えばeラーニングでインプットを行い、対面研修でアウトプットを行う、といった役割分担が可能です。

インプットとアウトプットをそれぞれ最適な方法で行えるため、全体として効率よくリテラシーの向上を実現することができます。
ブレンディッドラーニングの進め方や注意点を知りたい方は、以下のページをご覧ください。

【事例あり】ブレンディッドラーニングとは?効果的な方法や注意点を徹底解説


IT関連資格の取得支援も検討する

IT関連資格の支援を実施するのも、社員のリテラシーを向上させるために効果的な方法の一つです。
例えばITリテラシーに関連する資格としては、ITパスポートやMOSなどが知られています。また、少々専門的な内容も含まれますが、基本情報処理技術者の取得を支援するケースも多いです。
ITに関連する資格を取得してもらうことで、ITの知識を体系的に身につけることができます。また、資格取得という目標ができることで、学習意欲の向上にもなるでしょう。資格取得に対して報奨金を支給する、書籍購入費に補助を出すといった形で、社員の資格取得支援を検討してみてください。


監修者からひとこと
社員のリテラシーを高めるには、全社員が受講必須の研修を設けた上で、選択型の研修を用意すると効果的です。全社員が学ぶ必要のあるリテラシーとしては、コンプライアンス研修などが当てはまります。定期的に実施し、受講後のテストで満点を取らないと完了しないような仕組みにしましょう。ただし、人事部の管理コストも高くなるため、LMS等を導入して管理コストを最小限にし効率的・効果的に行うとよいでしょう。
LMSをご検討の際はぜひ当社の国産LMS「etudes」もご検討ください。


リテラシーに関する研修ならアルーにお任せください

リテラシーに関する研修なら、ぜひアルーへお任せください。
アルーでは、DXリテラシーやビジネスリテラシーを強化する研修を豊富に取り揃えています。アルーの研修はアウトプットを豊富に含んでおり、内容を効果的に定着させられるのが最大の特長です。
ここからは、アルーの提供しているリテラシーに関する研修を3つ紹介します。


DXリテラシー習得研修

DXリテラシー研修は、DX関連のコンテンツを体系的に網羅する全社員向けの研修事例です。

まずはイントロダクションにおいて、社内で既に成功しているDXの事例を紹介しました。その後、ディスカッションを実施してDXの意義について考えてもらい、DX推進に向けたモチベーションの形成を行っています。さらに、DX推進に必要となる定量思考やデザイン思考、仮説思考なども学んでもらい、思考力の強化に取り組みました。最後にDXで活用されるツールの具体的な紹介を行い、自分の業務にDXツールをどう取り入れるのか考えてもらっています。

思考力を鍛える、DXツールの活用法を考えてもらうなど、DXを推進する具体的なイメージを持ってもらうことに注力した研修事例です。


社会人の基本100本ノック

社会人の基本100本ノックは、社会人として求められる基礎スキルであるビジネスリテラシーを幅広く習得する研修です。
具体的なカリキュラム例は、下記の通りです。

テーマ

概要

進め方

イントロダクション

  • グランドルールと研修目的を確認する

-

社会人の基本とは?

  • 社会人の前提(与えられる側から与える側に)と社会人として基本(自立する)を理解する
  • 4つの心構え(モラルを守る、責任感を持つ、相手を尊重する、周囲に貢献する)を学ぶ

-

導入ワーク 初めての提案

  • 社会人としての自身の現在地(求められているレベル、できていること、改善すべきこと)を知る
  • 訪問を複数回繰り返して社会人に求められる心構えと基本行動を体感し、それを乗り越える体験する

グループワーク

ノック1本目 モラルを守る

  • 企業の一員としての影響範囲が想像よりも広いことを実感し、モラルを守ることの大切さを理解する
  • 人との約束や、社会のルール・倫理を守る

ペアワーク

ノック2本目 責任感を持つ

  • 「責任感を持つとは何か」の認識をそろえ、どう行動すればいいのかを確認する
  • 目的を達成するまでやり遂げる、個人と組織の責任を両立させる

ペアワーク

ノック3本目 相手を尊重する

  • 立場の異なる相手から協力を引出すことの難しさを実感し、相手を尊重する大切さを理解する
  • 相手の立場を理解して違いを受けとめる

ペアワーク

ノック4本目 周囲に貢献する

  • 自分から行動に移さなければ、ゴールは達成できないことを実感する
  • 周囲に貢献できることを見つけて、自分から動くための3つのテクニックを学ぶ

グループワーク

まとめ

振り返り、行動指針の作成、質疑応答

-

本研修では、まず社会人の基本に立ち返り、社会人に必要な4つの心構えについて学んでもらいました。その後、訪問ワークなど実践的な演習を交えながら、会社の代表として仕事に臨む実感の形成を行っています。その後、「モラルを守る」「責任感を持つ」「相手を尊重する」といったノック形式の演習に取り組んでもらい、社会人として経験する具体的なシーンでの適切な行動を定着させました。

社会人の基本100本ノックについてさらに詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。
社会人の基本100本ノック(新入社員向け研修)


グローバルマインド醸成研修

グローバルマインド醸成研修は、「グローバル化」を自分ごととして捉え、グローバル化するビジネスに必要な心構えやスキルを学ぶことのできる研修です。
具体的なカリキュラム例は、下記の通りです。

テーマ

概要

進め方

日本・企業・自分を取り巻く環境を知る

  • グローバル化の渦中にいる日本・企業・自分がどのような状態にあるかを学ぶ

講義

イントロゲーム Taboo!

  • ある英単語について、5つの「Tabooワード」を使わずに、他の言葉を使って説明し、当てるゲームを実施

グループワーク

グローバルマインドの全体像を学ぶ

  • 大原則:「違い」を恐れず、やってみる
  • スタンス:「まずやる」「違いを楽しむ」「枠を広げる」

講義

演習① ナイフとフォーク

  • テーマ(例:ナイフとフォーク)を、ペアまたはグループで、言葉を使わずに体のみを使って表現するワークを実施

ペアワーク
グループワーク

演習② なるほどプラス

  • 「社内英語公用語化」を行うべきかどうかについて議論をしながら、相手の話を「なるほど」と受け止めるワークを実施

グループワーク

演習③ 私は誰でしょう?

  • テーマ(例:会社)に沿って、事前の相談することなく、そこにいる人を演じるワークを実施

グループワーク

演習④ グローバル会議

シミュレーショ

  • 映像の主人公として、英語での会議に参加しているという設定で映像を視聴
  • 映像内で、お客様役より「みなさんの会社の社員として、グローバル化に対して、日々の業務でどのようなことに取り組んで行きたいか」を発表するよう依頼を受ける
  • グループで内容をまとめ、英語でプレゼンテーションを実施

グループワーク

まとめ

  • 振り返り
  • 本日の気づき・学んだこと
  • 質疑応答

まずはイントロゲームとして、あらかじめ設定された5つの「Tabooワード」を使わずに、英単語を説明するゲームを行いました。その後、グローバルマインドについて基礎的な説明を行い、自己紹介や会議などの場面を想定した演習を実施しています。ゲーム形式やグループワークでの演習が豊富に含まれており、グローバルに活躍する上で必要なマインドセットやスキルを効果的に身につけることのできる研修プログラムです。

グローバルマインド醸成研修の詳細は、以下のページからご確認いただけます。
グローバルマインド醸成研修(基礎編)


ビジネススキル研修

アルーでは、ビジネスリテラシーに必要なビジネススキルが学べる研修を提供しています。
アルーが提供するビジネススキル研修では、若手社員から管理職まで各階層で必要となるビジネススキルを、大きく下記3つに分けて網羅的に学べます。

スキル

プログラム(一例)

ヒューマンスキル

  • アサーティブコミュニケーション
  • ネゴシエーション
  • コーチング

コンセプチュアルスキル

  • ロジカルシンキング
  • ファシリテーション
  • マーケティングの基本

キャリア・リーダーシップ

  • キャリアの自己決定
  • キャリアを切り拓く
  • キャリアの未来地図デザイン

ビジネススキル研修では、他にも豊富な研修プログラムを用意しております。

本研修の詳しい内容は、下記からご覧ください。
ビジネススキル研修


まとめ

リテラシーについて、定義や種類、高める方法を解説しました。
グローバル化やIT化が進む昨今では、社員のリテラシーを向上させる重要性がますます高まっています。社員のリテラシーを引き上げることで、社内の生産性が向上し、企業の長期的な業績向上や競争力向上といった効果が期待できるでしょう。そのためには、研修やeラーニングの実施を通じて、社内教育を充実させることがポイントです。
ぜひこの記事の内容を参考にリテラシーに対する理解を深め、社員のリテラシーを効果的に高めていきましょう。

アルー株式会社
アルー株式会社
20年以上、企業向けに人材育成コンサルティングや研修を提供してきた。新入社員・管理職といった階層別研修や、海外駐在員やグローバルリーダーなどのグローバル人材育成、DX人材育成に強みを持つ。その実績は取引企業総数1400社以上、海外現地法人取引社数400社以上に及ぶ。京都大学経営管理大学院との産学連携など、独自の研究活動も精力的に行っている。
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