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高卒新入社員の教育方法|イマドキ高卒社員の特徴や育て方のポイント

高卒新入社員には、大卒新入社員とは異なる特徴があります。
そのため、高卒新入社員を育成する際には、高卒ならではの特徴を踏まえた施策が必要です。
そこでこの記事では、高卒新入社員の教育方法や、イマドキの高卒社員の特徴を徹底的に解説します。育て方のポイントや研修の事例も紹介するので、高卒社員の育成に取り組んでいる企業担当者の方はぜひ参考にしてください。




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高卒人材の教育方法が分かる_新人導入研修プログラム紹介



目次[非表示]

  1. 1.高卒新入社員の特徴
  2. 2.大卒社員との違い
  3. 3.高卒新入社員に教育が必要な理由
  4. 4.高卒新入社員に必要な研修内容
  5. 5.高卒新入社員の教育の5つのポイント
  6. 6.アルーが行っている高卒新入社員向け研修の事例
  7. 7.高卒新入社員への教育ならアルーにお任せください


高卒新入社員の特徴

高卒新入社員の最大の特徴として、以下のような特徴が挙げられます。


  • 特殊な就職活動を行っている
  • 早期離職率が高い
  • 社会経験が少ない
  • 挑戦よりも安定を求める
  • コスパ・タイパを重視する


以上のように、特殊な就活活動を行っている点や、大卒新入社員と比べると早期離職率が高く、社会経験にも乏しいことが特徴です。また、最近では挑戦よりも安定を求める、コスパやタイパを重視するといった新しい傾向も出てきています。
最新の高卒新入社員の特徴を以下の項目で詳しく確認していきましょう。


特殊な就職活動を行っている

高卒新入社員の特徴として、学業に支障をきたさないために特殊な就職活動を行っている点が挙げられます。
具体的には、応募できる企業が1人1社までの「1社ルール」が最大の特徴です。
1社ルールとは、1社目で内定をもらえなかった場合のみ、2社目に応募することができるルールで、2023年現在も全国のほとんどのエリアでこのルールが適用されています。
大卒新入社員は何十社もの説明会へ参加して、選考での合格や不合格を繰り返した末に採用を獲得します。一方で高卒新入社員の場合は、ハローワークから高校へ送付された求人票を通じて応募するケースがほとんどなのです。


早期離職率が高い

早期離職率が大卒新入社員と比較して高いことも、高卒新入社員ならではの特徴です。
以前は「7-5-3」とも言われていたように、新卒の3年以内離職率は中卒が7割、高卒が5割、大卒が3割という離職率が一般的でした。
最近では中卒や高卒の離職率が改善傾向にあるためここまで極端な差はありませんが、それでもほとんどの企業で高卒の早期離職率は高い傾向にあります。
高卒新入社員の場合、高校の教師から「受験が難しいなら就職へ切り替えてみてはどうか」と打診されて就活するケースも多く、就業意識や「この企業を自分が選んだ」という自覚が乏しいことも離職率が目立つ要因の一つです。


社会経験が少ない

高卒新入社員の場合、当然ながら社会経験が大卒新入社員よりも浅いです。
多くの大学生は、大学生の間にアルバイトやインターンシップを通じて一定の社会経験を積んでいきます。一方で高校生の場合はほとんどが親の収入に頼って生活しており、学業や部活動で忙しい人も多いです。
ベネッセ教育総合研究所が公表した「第1回子ども生活実態基本調査報告書」によると、高校生のおよそ8割はアルバイト経験を持ちません。「正社員として働く」という感覚を持っていない人も多いです。
参考:ベネッセ教育総合研究所『第1回子ども生活実態基本調査報告書』


高卒人材の教育方法が分かる_新人導入研修プログラム紹介




挑戦よりも安定を求める

最近の高卒社員には、挑戦よりも安定を求める傾向が見られます。
挑戦よりも安定を求める傾向はZ世代と呼ばれる最近の大卒新入社員にも共通して見られますが、高卒の場合は特にその傾向が強いです。
検索して「正解」を知ることが当たり前な環境で育っているため、質問したり失敗したりすることを恥ずかしいと感じてしまいます。
周囲に合わせ強調して働くという意識は高い一方で、「我こそは」と他に先んじて取り組む積極性や冒険心に欠ける傾向があることを念頭に置いておきましょう。


コスパ・タイパを重視する

SNSに慣れ親しみながら育った世代にあたる高卒新入社員は、「コスパ(コストパフォーマンス)」や「タイパ(タイムパフォーマンス)」を重視する傾向が強いです。
最近ではさまざまなSNSを通じて、世界中の膨大な情報が瞬時に手に入るようになりました。そのため、「安くておいしい飲食店を探す」「おしゃれな服をできるだけ安く買う」などの、コスパを重視したお金の使い方を常に意識しています。
また、「動画は1分未満のショートが主流」「短くまとめられた文章を流し読みする」といった、タイパを重視する点も大きな特徴です。
こうした傾向は仕事にも現れることが多く、時間やお金のムダに敏感な傾向があります。

最新の新入社員に見られる傾向について、詳しくは以下のページで詳しく解説しています。
Z世代の特徴から見る教育方法。接し方のポイント


高卒人材の教育方法が分かる_新人導入研修プログラム紹介


大卒社員との違い

高卒社員に最適化された研修を実施するためには、高卒社員と大卒社員の間に見られる違いについて正しく理解することが重要です。


  • 大人としての責任を問われる立場になったことがない
  • 自分の意志で自発的に行動する経験が少ない
  • 自分とは違う属性・タイプとのコミュニケーション経験が少ない
  • 失敗を過度に恐れる


上記の高卒社員と大卒社員で見られる傾向の違いについて以下の項目で詳しく解説します。


大人としての責任を問われる立場になったことがない

アルバイトなどで一定の社会経験を積んでいる大卒社員と異なり、高卒社員は、大人としての責任を問われる立場になったことがないという特徴があります
基本的に高校生は、周囲の大人に守られる立場です。身の回りのことや生活を家族が支えることも多く、自分自身が大人として責任を取られる機会はほとんどありません。
一方で大卒社員の場合、アルバイトやインターンシップ、あるいは下宿して自立した経験を持つ人も多いです。高卒新入社員を対象とした研修プログラムを考える場合、こうした経験の違いを踏まえる必要があります。


自分の意志で自発的に行動した経験が少ない

大卒社員と比べ、高卒社員は自分の意志で自発的に行動した経験が少ないです。
高校生は、基本的に周囲から「やるべきこと」を与えられる立場です。学校での勉学はもちろん、部活などでも大人からの指示に従って行動することが多いでしょう。
こうした背景から、高卒新入社員は自分の意志で自発的に動くことが難しい傾向にあります。「自分のやりたいことをやる」環境になかったため、周囲からの指示がなければ動けないという状態になってしまうのです。


自分とは異なる属性・タイプとのコミュニケーション経験が少ない

高卒社員の場合、自分とは異なる属性・タイプの人とコミュニケーションを取る経験も、大卒社員と比べると少ない傾向にあります。
大学の場合、さまざまな年齢や経験、考え方や文化的背景を持った人が集まります。そのため大学では、授業やサークル活動などを通じて多様な人材と交流する機会が多いです。
一方で高校生は、同じ年齢の同じような文化背景を持ったクラスメートとのコミュニケーションが中心の生活を送ってきており、多様性のある場をなかなか経験できません。
そのため、高卒新入社員は自分と近しい人ばかりと接してきた人が多いです。
多様な価値観に触れる経験を積んでもらったり、多様性を受け入れる心構えを形成したりする必要が考えられるでしょう。


失敗を過度に恐れる

大卒社員と高卒社員の間に見られる違いとして、高卒社員は失敗を過度に恐れる傾向が強い点も挙げられます。
社会人経験の浅い高卒社員の場合、仕事で大きな失敗をした経験がほとんどありません。そのため、失敗を過度に恐れてしまい、挑戦しなくなってしまうのです。
特にキャリアに関しては、その傾向が顕著です。「失敗を避けたい」「無理のない範囲で働きたい」と考える人が多く、出世を望まない高卒社員も増えてきています。


高卒人材の教育方法が分かる_新人導入研修プログラム紹介




高卒新入社員に教育が必要な理由

相談しあう女性社員

次に、高卒社員に教育が必要な理由を解説していきます。


  • 早期離職を防ぐため
  • 早期戦力化による生産性向上のため
  • 周囲に悪影響を及ぼす人材になることを防ぐため
  • 不祥事などのリスクがあるため


高卒新入社員に教育が必要な理由として、早期退職の防止や生産性の向上が挙げられます。また、周囲の人に悪影響を及ぼす人材になることを防ぐことも、教育の重要な目的です。
高卒新入社員に教育が必要な理由をいくつかの観点から解説します。


早期離職を防ぐため

高卒新入社員に教育が必要な理由として、早期退職の防止が挙げられます。
高卒新入社員は特殊な就職活動を経験しているため、「自分がこの会社を選んだ」という気持ちが浅く、会社に対するこだわりや帰属意識も低いことが特徴です。
こうした状況をそのままにしてしまうと、早期退職によるコストの損失を招いてしまいかねません。
大卒と比較するとどうしても就業意識が低くなりがちな高卒社員には、研修を通じてモチベーションを向上させたり、就業意識を醸成したりすることを重視しましょう。

若手社員の離職を防止する対策方法については以下のページでも詳しく解説しています。
若手社員の離職を防止するには?早期離職の原因と対策方法


早期戦力化による生産性向上のため

高卒社員を対象とした教育には、高卒社員に対して早期戦力化を促し、会社の生産性を向上させるという目的もあります。
社会人経験の浅い高卒社員は、周囲と協働するために自分がどう立ち回ればよいのかわからない人が少なくありません。
研修を実施して高卒社員に期待役割やノウハウを伝達すれば、高卒社員をいち早く早期戦力化させることが可能です。
早期戦力化に成功した高卒社員は、同じ年齢の大卒社員と比較すると経験の面でアドバンテージを持つこともできるでしょう。高卒社員の早期戦力化が、組織の生産性向上や業績改善につながるのです。


周囲に悪影響を及ぼす人材になることを防ぐため

周囲に悪影響を及ぼす人材になることを防ぐことも、高卒社員を教育する目的の一つです。
高卒社員は社会経験が浅いため、仕事に対する当事者意識が低い人も多いです。「何でも人のせいにしてしまう」傾向をそのままにして在籍年数を重ねてしまうと、将来的に周囲へ悪影響を及ぼしかねません。
なるべく早い段階から仕事に対して誇りや責任感を持ってもらい、当事者意識を形成することが大切です


不祥事などのリスクがあるため

高卒新入社員を対象とした研修には、不祥事などのリスクを防ぐ目的もあります。
社会経験を持たない高卒社員は、職業倫理が欠落しているケースが多いです。
こうした状態を放置してしまうと、仕事での手抜きにつながりかねません。
また、最近ではインターネットに囲まれて育った世代の新入社員が、SNSに関連する不祥事を引き起こしてしまうケースも増えています。
「不祥事によって会社へ損害を与える事態に対するリスクヘッジ」の意味でも、高卒新入社員を早期に育成することは重要です。


高卒人材の教育方法が分かる_新人導入研修プログラム紹介




高卒新入社員に必要な研修内容

次に、高卒新入社員に必要な研修内容を具体的に紹介します。


  • 学生から社会人へのマインドセット
  • ビジネスマナー
  • コミュニケーションスキル
  • 報連相
  • 他者の受容・尊重


高卒新入社員には、学生から社会人へのマインドセットや、ビジネスマナーを教育しましょう。また、コミュニケーションスキルや報連相を身につけてもらうこともおすすめです。
以下の項目で、詳しく高卒新入社員に必要な研修内容を解説します。


学生から社会人へのマインドセット

高卒新入社員には、学生から社会人へのマインドセットを身につけてもらいましょう。
高卒新入社員には、失敗を過度に恐れてしまったり、自発性がなかったりといった傾向が見られます。
そのため、社会人として必要なマインドセットを研修によって獲得してもらうことをおすすめします。具体的には、会社の一員として求められるモラルや責任感を身につけたり、積極性や挑戦心を引き出して指示待ちからの脱却を促したりしましょう。


▼学生から社会人へのマインドセット研修のカリキュラム例

テーマ
概要
進め方

イントロダクション

グランドルールと研修目的を確認する


社会人の基本とは?

社会人の基本(与えられる側から与える側に)を知る。自立した人とは、自ら周囲に価値を与え、周囲からその価値を認められている人であり、そのために3つの行動(モラルを守る、責任を果たす、相手を尊重する)ことが必要であるを学ぶ


導入ワーク:
仕事の依頼

  • 狙い:「与えられる側から与える側に」社会人に求められる3つの行動とは、具体的にどのような行動なのかを体感する
  • 学び:「与えられる側から与える側に」「社会人に求められる3つの行動」
  • 直属の先輩から、ちょっとした仕事(提案資料の資料組み、注文書と請求書のチェック、領収書の糊付け)を受ける場面。社会人になると周囲にどのような影響があるのかどうかを考えることで、社会人としての意識づけを行う

ペアワーク

ノック1本目
モラルを守る

  • 狙い:企業の一員としての影響範囲が想像よりも広いことを実感し、モラルを守ることの大切さを理解する
  • 学び:人との約束や、社会のルール・倫理を守る
  • 個人開設したブログで、お客さまの抱える課題を書込み、後日、先輩から呼び出される設定。関係者や影響範囲の洗い出しをする演習を行う。また、掲載したいくつかの事例の行動が、社会人としてモラルを守っているかを考える

ペアワーク

ノック2本目
責任を果たす

  • 狙い:「責任を果たすとは何か」の認識をそろえ、どう行動すればいいのかを確認する
  • 学び:目的を達成するまでやり遂げる、個人と組織の責任を両立させる
  • 初めての提案書作成という設定で、①先輩に提案書を作成させる、②自分で作ると言ったものの、前日にも仕上がらず、先輩に手伝ってもらうという2つのケースを用いる。両ケースを見て、責任を果たすとはどのようなことかを考える演習を行う

ペアワーク

ノック3本目
相手を尊重する

  • 狙い:立場の異なる相手から協力を引出すことの難しさを実感し、相手を尊重する大切さを理解する
  • 学び:相手の立場を理解して違いを受けとめる
  • 異なる部署・立場の背景を持った相手に対して全社横断プロジェクトへの参加依頼をする演習を行う

ペアワーク

総合演習:
はじめての訪問

  • 狙い:社会人としての自身の現在地(求められているレベル、できていること、改善すべきこと)を知る
  • 学び:訪問を複数回繰り返して、1日学んできた社会人の基本行動と求められる3つの行動を実践し、学びと職場での実践を結びつける
  • 受講者は「会社の代表」としての信頼を得るため、お客様を訪問し、商談を行う。お客様は、社会人の基本、マナーの基本、仕事に臨む姿勢をフィードバックする

グループワーク

まとめ

振り返り、行動指針の作成、質疑応答



アルーの提供している「学生から社会人への意識転換」研修は、以下のページから詳しくご覧ください。
「学生から社会人への意識転換」のプログラム詳細

▼サービス資料をダウンロードする

  『学生から社会人への意識転換』資料ダウンロード 『学生から社会人への意識転換』の資料をダウンロードいただけます。こちらの研修は社会人として求められる心構えと基本行動を学び、自信を持って社会人として䛾第一歩を踏み出せることを目指すものです。研修で実際に行われる講義からワークまでどのようなフローで研修が進むのか、またそれらからどのような効果が期待できるのかご紹介しています。 アルー株式会社


ビジネスマナー

ビジネスマナーも、高卒新入社員を対象とした研修におすすめの内容です。
高卒新入社員の場合、ビジネスマナーの内容を知らないことに加え、ビジネスマナーが必要とされる背景について十分理解できていないケースが多いです。
研修では、ビジネスマナーがなぜ必要なのか、などの背景から丁寧に解説することがおすすめです。
その後、具体的なビジネスマナーを教え、ロールプレイングなどを通じて定着を図っていきましょう。

▼ビジネスマナー研修のカリキュラム例

テーマ
概要

イントロダクション

グランドルールと研修目的の確認

マナー理解度テスト

  • マナーの基礎知識を確認するテストを実施
  • ラーニングポイントに沿って自己紹介動画を撮影し、動画を自己採点する

マナーを体現するための心構え

社会人にとってのマナーとは何か、なぜ大事かを確認し、「一人ひとりが会社の代表として相手に信頼感・安心感を与える」というマナーの心構えについて理解する

講義「印象管理」

身だしなみ、挨拶、表情、立ち居振る舞い、言葉遣いをテーマに、周囲から信頼感・安心感を持ってもらえる状態をどのように作るかを学ぶ

実践演習「印象管理」

  • 尊敬語、謙譲語、丁寧語、普通語に関してチェックテストを行う。「ら抜き言葉」、「二重敬語」など、よくある間違いについて確認する
  • 再度自己紹介動画を撮影し、チェックする

講義「実務マナー」

職場ですぐに実践するマナーとして、名刺交換、電話応対、メール応対、来客・訪問・席次について学ぶ

実践演習「実務マナー」

  • 1対1の名刺交換
  • 複数人の名刺交換
  • 電話対応
  • 来客対応のシミュレーション

講義「マナーと人間関係」

気持ちよく働くための環境づくりと、人間関係の構築として、会食・宴会でのマナーについて学ぶ

実践演習「マナーと人間関係」

会食・宴会中に起こりえるアクシデントについて、自分ならどのように対応するかをテストする

まとめ

職場での実践に向けて研修での気付きをまとめ、目標を立てる


アルーの提供している高卒新入社員向けのビジネスマナー研修は、以下のページから詳しくご覧ください。
「高卒向けプロフェッショナルマナー」研修プログラムの詳細

▼サービス資料をダウンロードする

  『高卒向け 新人導入研修プログラム紹介』ダウンロード 学生と社会人の違いを理解し、社会人として求められる4つの基本行動と社会人としての心構えを理解する土台を作るための研修プログラムです。 アルー株式会社


コミュニケーションスキル

高卒新入社員には、ビジネスで必要とされるコミュニケーションスキルを学んでもらいましょう。
社会人として仕事を進める上では、自分の都合だけではなく「相手の視点」を常に意識して行動する必要があります。また、仕事を進める際には相手と必ず事前に相談し、ゴールや仕事の段取りについて認識をすり合わせることが重要です。
コミュニケーションスキル研修を行えば、こうした基本的な姿勢について学んでもらい、仕事に必要な情報共有を的確に行えるようになるでしょう。


▼コミュニケーション研修のカリキュラム例

テーマ
概要
進め方

イントロダクション

研修目的を確認する


導入講義:
仕事の進め方とコミュニケーションについて、大枠を理解しましょう

  • 狙い:本題に入る前に、学習内容の概要を理解する
  • 学び:仕事の進め方とコミュニケーションの概要
  • 学生時代の試験勉強の進め方を元に、G-PDCAサイクルとその中で必要になるコミュニケーションについて理解する
講義

ビジネスコミュニケーションの基本

  • 狙い:話をする際のポイント、話を聞く際のポイントを理解する
  • 学び:話をする際のポイント(伝える順番/言葉遣い/声の表情/顔の表情)、話を聞く際のポイント(アイコンタクト/表情・態度/うなずき・相づち/話をさえぎらない)
  • 配属された職場への初出社日を想定し、自己紹介を行う。実施後、お互いの話をする姿勢、話を聞く姿勢についてフィードバックをする

ペアワーク

【Goal】:
ゴールの確認

  • 狙い:5W2Hで目的などを確認することで、仕事の依頼者の期待に応えられることを理解する
  • 学び:ゴールを自分から確認する
  • お客様が遠方から来ることになり、先輩からホテルの予約を頼まれた場面。先輩のメモとホテル候補一覧から、最適なホテルを選定する演習を実施する

個人ワーク・
グループワーク

【Plan】:段取り

  • 狙い:作業に抜け漏れがなく、納期までに仕事が完了できる段取りの方法を理解する
  • 学び:仕事の段取りを自分で考えて、相手とすり合わせる
  • グループで親睦を深めるために日帰りキャンプに行くことになり、カレーライスをつくる計画を立てる演習を実施する

個人ワーク・
グループワーク

【Do】:
ホウ・レン・ソウ

  • 狙い:簡潔でわかりやすいホウ・レン・ソウを行うための方法を理解する
  • 学び:相手が知りたいことを自分から共有する
  • フォーマットに相談したい内容をまとめ、実際にホウ・レン・ソウをする演習を実施する

個人ワーク・
ペアワーク

【Check/Action】:
結果の確認/カイゼン

  • 狙い:ゴールに対する結果との差を確認し、原因と解決策を考えて改善する方法を理解する
  • 学び:結果の確認とは、ゴールに対して結果との差を確認すること/カイゼンとは、問題が起きたときに、原因に立ち戻って解決策を打つこと
  • (段取りの演習の設定の続き)カレーライスの調理が遅れてしまったことについて、結果の確認を行い、振り返りを行う演習を実施する

個人ワーク・
グループワーク

まとめ

 振り返り、質疑応答



高卒社員を対象とした、仕事の進め方やコミュニケーションについて学べるアルーの研修は以下のページからご覧ください。
「高卒向け仕事の進め方とコミュニケーション」研修プログラムの詳細

▼サービス資料をダウンロードする

  『高卒向け 新人導入研修プログラム紹介』ダウンロード 学生と社会人の違いを理解し、社会人として求められる4つの基本行動と社会人としての心構えを理解する土台を作るための研修プログラムです。 アルー株式会社


報連相

報連相も、高卒新入社員向けの研修にぜひ盛り込みたい内容の一つです。
「報連相(報告・連絡・相談)」は、ビジネスパーソンとしての基本スキルです。
一方で、正しい報連相をいきなり実践できる新入社員はそう多くありません。
報連相の内容は理解していても、忙しい上司に報連相を実践することを躊躇してしまったり、自分の情報を整理してから相手へ伝えられなかったりするケースもあるでしょう。
研修を通じて報連相の重要性や情報を整理するコツなどを学んでもらい、正しい報連相を実践してもらいましょう。

▼報連相研修のカリキュラム例

テーマ
概要
進め方

イントロダクション

グランドルールと研修目的を確認する


頭の体操 
~伝言ゲーム~

  • 狙い:闇雲に伝えても、意図したことが相手に伝わらないことを理解する
  • 学び:コミュニケーションには、共通の尺度という道具が必要である
  • 手元の「絵」を口頭のみで伝達し、聞き手に再現をさせるゲームを実施。「数字」を使ってはいけないルールがある

ペアワーク










講義
ホウ・レン・ソウの原則

ホウ・レン・ソウの目的(仕事を前に進める、職場の全員が気持ちよく働く)と、心構え(チームの成功を第一に考えホウ・レン・ソウを行う)、ホウ・レン・ソウの7つの道具(場のすり合わせ、エレベータートーク、リクエストの明確化、リクエストの明確化、積極的傾聴、理解の確認、フィードバック)について学ぶ

ノック1本目
場のすりあわせ

  • 狙い:相手と前提認識を合わせないと、コミュニケーションが成立しないことを理解する
  • 学び:相手と目的をすり合わせてから本題に入る
  • 上司からの指示で資料を準備する設定。リストアップが終わったため、上司に状況のホウ・レン・ソウをする演習を行う

ノック2本目
エレベータートーク

  • 狙い:相手が知りたいことは、「要は何か」ということだと理解する
  • 学び:端的に用件を伝えるためのエレベータートーク(用件、結論、ポイントの整理方法)を学ぶ
  • 上司が自分に依頼をした業務について心配していると先輩から聞いた設定。先輩からもらったホウ・レン・ソウフォーマットを活用し、上司にホウ・レン・ソウする演習を行う

ノック3本目
リクエストの明確化

  • 狙い:より仕事が前に進みやすくするためには、リクエストを明確化したホウ・レン・ソウが有効であると理解する
  • 学び:相手に依頼したいネクストアクションまで伝える(現在地の確認、選択肢の洗い出し、優先順位付け、他の可能性も含めて、相手に提示する)
  • 他部署への業務依頼が発生する設定。どのように依頼をすればいいのか分からず、上司にホウ・レン・ソウする演習を行う

ノック4本目
BAD NEWS FIRST

  • 狙い:聞く側の態度が、話し手の気持ちに影響を与えることを理解する
  • 学び:相手の話を真剣に聞き、積極的に理解しようとする(書き、反応しながら相手を理解する)
  • 上司から、急ぎの業務があると話しかけられる設定。上司からの依頼内容を聞く演習を行う

ノック5本目
積極的傾聴

  • 狙い:相手に起きた経験が相手にとってどのような意味があるのか気づきを促すためのスキルを理解し、実践度合を確認する
  • 学び:相手の感情に注目し、その経験がどのような意味を持つのかを引き出す
  • 相手の「今悩んでいること」について、事柄や感じていること、背景を聴き、気づきを促すかかわり方を練習する

ノック6本目
理解の確認

  • 狙い:不明点や誤解があるまま業務を進めても、成果につながりにくいことを理解する
  • 学び:相手の話を聞いた後、自分の理解を確認する
  • 上司から早口で業務指示を受ける設定。不明点や自分の理解の確認をする演習を行う

ノック7本目
フィードバック

  • 狙い:成果を出すため、また自分の成長のためには、自分からフィードバックをもらうことが効果的であることを理解する
  • 学び:自分からフィードバックをもらい、改善したことを報告する
  • 先輩のアドバイスのもと、上司に自分の仕事についてフィードバックをもらう演習を行う

ノック8本目
総合演習

  • 狙い、学び:研修学びの理解・習熟度合いを確認する
  • ホウ・レン・ソウ研修を受講し終えた設定。上司に研修内容の報告をする演習を行う
まとめ

1日のまとめ、質疑応答



アルーの提供している報連相に関する研修は、以下のページから詳しくご覧いただけます。
「プロフェッショナルスタンスコミュニケーション ホウ・レン・ソウ7つ道具編」研修プログラムの詳細

▼サービス資料をダウンロードする

  プロフェッショナルスタンスコミュニケーションサービス資料ダウンロード 「プロフェッショナルスタンスコミュニケーション~ホウ・レン・ソウ7つ道具編~」のサービス資料をダウンロードいただけます。職場におけるコミュニケーションの重要性を理解し、ビジネスコミュニケーションの基本となるホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)ができるようになることを目指します。 アルー株式会社


他者の受容・尊重

高卒新入社員向けの研修では、他者を受容して、尊重する姿勢を獲得してもらうのもよいでしょう。
最近では組織に多様な視点を取り入れようとする企業も多く、性別や国籍、価値観や文化的背景などでダイバーシティを推進する場面も多いです。
一方で多様な人材と交流する経験を持たない高卒新入社員は、自分と異なる考え方を持つ他者を受容し、尊重することが難しいケースがあります。
研修を通じて多様な相手と協働する際の心構えやスタンスを学び、周囲の人との良好な関係構築を促していきましょう。


▼他者の受容・尊重研修のカリキュラム例

テーマ
概要
進め方

イントロ

ダクション

グランドルールと研修目的を確認する


良い関係性を築く

自分から周囲と良い関係性を築き、協力を得やすくするために自分から働きかける重要性を理解する


一緒に働きたくなる人になるための心構え

  • 狙い:相手の捉え方と自分の捉え方によって、長期的な良い関係性構築につながることを知る。また、自分自身の傾向について考え、望ましい捉え方を探る
  • 学び:I’m OK, You’re OK(自分を受入れ、相手を受けとめる)
  • 「自分」と「相手」に対しての捉え方を知り、自分の捉え方の傾向を認識する。その上で自己卑下しがちな状況・他者攻撃しがちな状況から抜け出すためのきっかけを探す

ペア

ワーク

いつの間にか信頼を
積める印象管理

  • 狙い:印象管理として2つの基準があることを知り、よくあるケースをもとに自分ごととして印象管理を捉える
  • 学び:「一緒に働く人」として認められる立ち居振舞いをする
  • ビジネスパーソンとして必ず満たすべき基準(身だしなみやマナーなど)の講義で学び、職場や人の価値観によって異なる基準をケースワークで学ぶ

グループワーク

相手がもっと話したくなる話の聴き方

  • 狙い:能動的に「聴く」方法を学ぶ
  • 学び:相手がもっと話したくなるように能動的に「聴く」
  • まずは、自分なりに能動的に「聴く」ことを実践してみる。講義を経て2回目のワークを実施し、能動的に聴く方法を実践する

ペア

ワーク

良い仕事を引き寄せる話しかけ方

  • 狙い:自ら積極的に話しかけ、日常的なコミュニケーションをとる方法を知る
  • 学び:自ら積極的に話しかける
  • 講義で日常的なコミュニケーションの方法を学び、その後、職場で上司・先輩に話しかける場面で、どのようなタイミングでどのようなことを話すかを考える

ペア

ワーク

成長につながるフィードバックの受け取り方

  • 狙い:フィードバックにはポジティブなフィードバックとネガティブなフィードバックの2種類があることを理解し、ネガティブなフィードバックをどのように受け取ると、自分自身の成長に活かせるかを知る
  • 学び:フィードバックを成長の機会と捉える
  • 上司から、仕事に関するネガティブなフィードバックをもらう場面。人と事を切り分けて捉えて、自身の成長につなげる方法を学ぶ

ペア

ワーク

まとめ

振り返り、行動指針の作成、質疑応答



アルーの提供している「他者の受容・尊重」研修は、以下のページから詳しくご覧ください。
「他者の受容・尊重」研修プログラムの詳細

▼サービス資料をダウンロードする

  『他者の受容・尊重』資料ダウンロード 『他者の受容・尊重』の資料をダウンロードいただけます。こちらの研修では自分から周囲と良い関係性を築き、協力を得やすくするために自分から働きかける重要性について学びます。本資料では、実際の研修で扱うアジェンダやワーク資料などをご紹介するとともに、印象管理の基準や能動的に「聴く」方法などについても解説しています。 アルー株式会社


高卒人材の教育方法が分かる_新人導入研修プログラム紹介




高卒新入社員の教育の5つのポイント

	仲の良い社員

大卒新入社員とは異なる特徴を持つ高卒新入社員を教育する際には、いくつかの意識しておきたいポイントが存在します。


  • 人としての成熟度を高める教育を行う
  • 役割の変化に合わせて段階的な教育を行う
  • 行動し、フィードバックを受ける機会を繰り返し設ける
  • 社会経験の差があることは上司・管理職も知っておく
  • マイクロラーニングもおすすめ


高卒新入社員の教育を成功させるために知っておきたい上記の5つのポイントを解説します。


人としての成熟度を高める教育を行う

高卒新入社員を教育する際には、人としての成熟度を高める教育にフォーカスしましょう。戦力化のために仕事での習熟度を高めたいと考えがちですが、まずは人としての成熟を促すところからスタートしてみることをおすすめします。
人としての成熟を促す際には、以下の3つの要素を意識してみましょう。


  • 対自分(ジブン)……視座を高め、見える世界を拡げる
  • 対仕事(シゴト)……障害を乗り越え、仕事の目的を達成する
  • 対他人(ヒト)……自分と異質な人とも協力し合える


上記の3つの領域でそれぞれ成長を促すことで、責任感の醸成や社会人としてのマインドが形成されていきます。


役割の変化に合わせて段階的な教育を行う

高卒新入社員を育成する際には、役割の変化に合わせて段階的な教育を行いましょう。
例えば入社直後の段階では、報連相やビジネスマナーといった社会人としての基礎スキルを磨いてもらうことが効果的です。同時に、社会人としての責任感を獲得するためのマインドセット研修などにも取り組みましょう。
社会人としての基本的なスタンスが形成されてきたら、徐々に応用的なビジネススキルを教えていきます。高卒新入社員のレベルを見ながら、フェーズにあった教育を実施することが大切です


行動し、フィードバックを受ける機会を繰り返し設ける

高卒新入社員を育成する際には、行動し、フィードバックを受ける機会を繰り返し設けましょう。
一定の社会経験がある大卒新入社員の場合、研修で知識やスキルを学べば早い段階で実践できるようになります。一方で高卒新入社員の場合、研修で知識やスキルを伝えるだけではなかなか必要性を理解してもらえず、現場での実践に結びつかないケースも多いです。
高卒新入社員を育成する際には、


  1. 「行動する」
  2. 「フィードバックを受ける」
  3. 「気づきを得る」
  4. 「自分の言動を改める」


以上の4つのサイクルを回すことをおすすめします。

高卒の研修に必要な仕掛け

上司が受講者に対して積極的にフィードバックを提供して、まだ見えていない世界を体験させるしくみを作りましょう。
一方的に「やれ」と指示を出すのではなく、「やらないといけないな」と実感させることがポイントです。


社会経験の差があることは上司・管理職も知っておく

高卒新入社員と上司の間には社会経験の差の存在が存在することを上司や管理職も認識することが大切です。
高卒新入社員を育成する際には、上司や管理職が高卒新入社員のバックグラウンドを踏まえた上で積極的にサポートする必要があります。「なんでこんなこともできないんだ」と憤るのではなく、高卒社員と上司の間にはジェネレーションギャップが存在することも理解しましょう。社会経験の差を踏まえながら、基本的な内容から着実に身につけさせることが大切です。


マイクロラーニングもおすすめ

マイクロラーニングを実施することも、高卒新入社員を育成する際にはおすすめです。
マイクロラーニングとは、1回分が数分〜10分程度で完結するような短いコンテンツを通じて学びを深める学習スタイルです。
スキマ時間を活用しながらいつでも学習できるため、忙しい現代のビジネス環境に適した学習方法として注目を浴びています。
特に、TikTokなどで短尺コンテンツに慣れ親しんでいる高卒新入社員に対して、マイクロラーニングは相性のよい教育手法です。マイクロラーニングの学習環境を整えれば、空いた時間をうまく活用しながらスムーズに学んでもらえるでしょう。


高卒人材の教育方法が分かる_新人導入研修プログラム紹介



アルーが行っている高卒新入社員向け研修の事例

人材育成を専門としているアルーでは、高卒新入社員を対象とした研修を実施しています。その中から特に参考となる事例を2つ、紹介します。
高卒新入社員向け研修の具体的な流れやプログラムについて知りたい方は、ぜひ参考にしてください。


高卒新入社員研修

高卒新入社員研修は、高卒新入社員に対して社会人としての基本スタンスを獲得してもらうことを目的とし、以下のような課題を抱えた高卒新入社員に向けて実施した研修です。


  • アルバイトの意識が抜けないなど社会人としての意識が欠落している
  • 遅刻を繰り返したり、 すぐに他人任せにしたりなど基本行動に関して指摘される


具体的内容

◼ オリエンテーション

  • この研修は何のためにあるのか
  • 研修をどのように受けるとよいか
    •  どのような受講者であっても、まずは研修そのものに意味を感じるよう動機付けを行い、前向きに受講することができるよう導く


◼ 仕事をする前に大事なこと

  • 社会の中で生きていくためには
  • 他人から尊重されるためには
    •  仕事に入る前に社会の中で生きていくうえで他者の存在があることを知っていただき、人として信頼されるためにはどのように振舞うとよいかを理解する(自分の特性に合った態度、行動を考える)◼ 「仕事をする」とはどういうことか
  • 仕事は何のためにあるのか
  •  何を持って仕事をしたことになるのか✓ 仕事とは言われた作業をこなすのではなく、自分たちの仕事を必要としてくれる人(お客さま)のためにあることを実感していただき、自身の仕事の意義を感じていただく


◼ 仕事をするときの心構え

  • 仕事をするときの自分に期待されることは何か
  • 期待を超えるいい仕事とはどんな仕事か
    • 仕事には相手がいることを理解し、相手の視点で相手が自分に何を期待しているのかを実感することで、相手目線に立つことの重要性を認識していただく



◼ どんな仕事でも役に立つ基本行動

  • 仕事で困ったときにどうすればよいか
  • 困ったときに助けてもらえるようにするためには
    • どんな仕事でも欠かせない「あいさつ」と「報告・連絡・相談」について重要性をまず実感していただき、自分なりのコミュニケーションの取り方を見つけていただくことで職場での実践イメージを持っていただく



◼ まとめ


受講者たちに「社会人であること」をしっかりと認識してもらうために、以下の質問を投げかけ、自身の言葉で答えてもらいました。


  • 「価値を与えられる側から与える側になるとは?」
  • 「そのために自立するとはどういうことか?」
  • 「社会人として必要な心構えは?」 
  • 「なぜ社会人としてマナーが必要なのか」


高卒としての自分の「当たり前」は「社会人としての当たり前ではない可能性がある」ということを伝え、気づくきっかけを与えています。
最後に、どんな仕事をする際にも共通して求められる基本行動として、周囲へのサポートの求め方や報連相、挨拶の重要性について学んでもらいました。


高卒3年目社員研修

高卒3年目社員研修は、高卒で入社した3年目の社員を対象として、仕事に対する前向きな姿勢を持ってもらうことを目的に実施した研修です


1日目(0.5日)

2日目(1.0日)

テーマ
STEP1

仕事についてこれまでと違った角度から考えてみる

STEP2

少し先の自分を想像してみる


STEP3

目指す姿に向けて仕事に取り組んでみ


内容

◼ お客様パート

◼ イントロダクション

  • 1日目の振り返り



◼ 自分自身の特性を理解する

  • 自分の個性を自覚してみる
  • 個性が強みになる場面、弱みになる場面を見つける



◼ 自分自身の特性の活かし方を考える

  • 仕事において自分がどの様な活躍ができるのかを考える


◼ 習慣としてできることを見つける

  • どうすれば日々の業務の中で実践することができるのかを考える
  • 習慣を積み重ねることの重要性を知る



◼ 周囲の人と良い関係を築くために

  • 相手によい印象を与える話しかけ方
  • 成長に繋がるフィードバックの受け取り方



◼ 総括

  • 振り返り
  • 質疑応答

◼ イントロダクション

  •  研修のグランドルール


◼ 入社からこれまでの振り返り

  • 成長したこと/現在の課題


◼ 仕事の捉え方

  • 目的や仕事内容について
  • ワーク:「3人のレンガ積みの話」
  • ワーク:「今の仕事をどう捉えているか?」


◼ 職業人として成長するための2つの方法

  • 成熟と熟達
  • 2人のある職業人の紹介


◼ まとめ

  • 今日の気付き



2日間のプログラムであり、1日目はまず入社から現在までに成長したことを振り返ってもらうワークに取り組んでもらいました。
その後、これまでの成長を踏まえながら、さらなる成長には何が必要なのかを考えてもらっています。
2日目には、自分自身の特性を理解するワークや、自分の特性の活かし方を見つけるワークに取り組んでもらいました。最後に、周囲と良好な関係構築を行うための基本行動を伝え、社会人としてのコミュニケーション力を伸ばしてもらっています。


高卒人材の教育方法が分かる_新人導入研修プログラム紹介



高卒新入社員への教育ならアルーにお任せください

高卒新入社員への教育なら、ぜひアルーへお任せください。
高卒新入社員を育成する際には、社会人経験が浅い、特殊な就職活動を行っている、などの高卒新入社員ならではの特徴を踏まえた施策が重要です。
人材育成を専門としているアルーでは、これまでにさまざまな業界で高卒新入社員の育成をサポートしています。
研修の企画段階から丁寧なヒアリングを実施し、お客様の企業に最適な研修プログラムをご提案させていただきます。

アルーの提供している高卒新入社員向け研修は、以下のページから詳しくご覧ください。
高卒向け社会人の基本

ぜひこの記事の内容を参考に、高卒新入社員の特徴を踏まえた効果的な育成施策を実施していきましょう。


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アルー株式会社
アルー株式会社
20年以上、企業向けに人材育成コンサルティングや研修を提供してきた。新入社員・管理職といった階層別研修や、海外駐在員やグローバルリーダーなどのグローバル人材育成、DX人材育成に強みを持つ。その実績は取引企業総数1400社以上、海外現地法人取引社数400社以上に及ぶ。京都大学経営管理大学院との産学連携など、独自の研究活動も精力的に行っている。
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