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海外研修とは?目的やメリット、成功させるポイントをご紹介

グローバルに活躍できる人材を育成するために行われる海外研修。外国企業とのやり取りや将来的な海外進出が予定されている場合、海外研修を導入し、社員に語学力やコミュニケーションスキルを習得させたいと考える企業も多いでしょう。
本記事では、海外研修について基本的な内容や目的を解説し、メリットやデメリット、海外研修を成功させるコツについて詳しく説明します。


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目次[非表示]

  1. 1.海外研修とは
  2. 2.海外研修の形態
  3. 3.海外研修を実施する目的
  4. 4.海外研修を実施するメリット
  5. 5.海外研修を行うデメリット
  6. 6.海外研修を成功させるポイント
  7. 7.海外研修の事例
  8. 8.海外研修ならアルーにお任せください
  9. 9.まとめ


海外研修とは

海外研修とは、企業や組織の社員が海外へ行き、現地でのプログラムや経験を通じて語学やコミュニケーション能力、専門スキルなどを学ぶ制度です。
海外研修には、語学研修だけでなくフィールドワークやインターンシップなどさまざまな種類があります。
したがって、海外研修は、単に現地の言語を話せるようになることだけでなく、その地域で生活することでしか得られない経験を通してグローバルに活躍ができる人材を育てることを目的としています。


海外研修の形態

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海外研修には、身につけたいスキルによってさまざまな形態があります。
海外研修の形態は、以下のとおりです。


  • 海外トレーニーとして海外現地法人赴任
  • 短期海外派遣研修(フィールドワーク)
  • 海外視察
  • 語学留学
  • 大学留学
  • 海外インターンシップ
  • 海外現地法人の社員との合同研修


以下では、上記7つの形態について詳しく紹介します。社員の語学レベルや滞在できる期間を考慮し、目的に合ったものを選びましょう。


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海外トレーニーとして海外現地法人へ赴任

海外トレーニーとは、企業が社員を研修生として自社の海外拠点(現地法人)へ派遣する制度です。数ヶ月〜数年程度で実施されるのが一般的で、現地でさまざまな業務を経験することでスキルアップを目指します
海外トレーニーとして赴任する際は、高い語学力や異文化対応力が求められるでしょう。さらに、現地の業務を遂行できるだけのビジネススキルや専門知識だけでなく、現地法人独自の技術、業務の進め方などを学ぶ必要もあります。

海外トレーニーについては、以下の記事で詳しく解説しています。
【成功事例あり】海外トレーニーとは?目的や成功させるポイント

短期海外派遣研修(フィールドワーク)

短期海外派遣研修(フィールドワーク)では、現地で与えられるお題(ミッションやタスクなど)に沿った現地調査を現地の方とチームを組んで行い、お題に対するアウトプットを最後に報告します。
短期海外派遣研修(フィールドワーク)のメリットは、その土地独特の文化や慣習を肌身で感じ取り、英語または現地語を用いて現地の方と協働しながらアウトプットができることです。企業の研修として短期海外派遣研修(フィールドワーク)を行うことで、英語での実践的なコミュニケーション力やグローバルな環境で求められるビジネス視点などを養うことができるでしょう。
短期海外派遣研修(フィールドワーク)は、将来のグローバル要員として海外現地経験を積んでほしい場合や、将来海外駐在員として赴任する可能性が高い人がいる場合に行うのがおすすめです。実際に海外駐在した際に現地に溶け込めるスタンスを要しているのか、海外のアウェイな環境で行動力やコミュニケーションを備えているかを確かめることができるでしょう。

アルーはグローバル人材に必要なグローバルマインドの醸成と異文化対応力の強化をご支援します。アルー独自の海外派遣型研修プログラムについては以下のページで詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
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海外視察

海外視察では、現地企業や自社の現地法人などに赴き、オフィスや工場で日々どのような業務が行われているかを直接見て学びます。
視察では、ただ漫然と現地の業務を見学するのではなく、視察するべきポイントをまとめておき、日本法人より優れている点や日本法人で活かすべき点などを見つけることが大切です。
帰国後は、視察で学んだ内容を組織の運営や日々の業務に活かし、業務効率化や収益向上につなげます。
海外視察では、自社の現地法人や取引先の業務や技術を視察することが主な目的です。


語学留学

語学留学は、語学力向上を目的としたプログラムです。
海外の大学や語学学校などに一定期間通学し、集中的に授業を受けることで語学力アップを目指します。
授業は全て現地の言語で行い、その他の生活時間も日本語をほとんど使いません。そのため、短期間で集中して語学力をアップさせたい場合に有効です。
また、日常的なやり取りからビジネス会話まで幅広く習得できるのもメリットです。
帰国後は留学で得た語学力を活かし、海外企業とのやり取りを積極的に行うなど、さらなるグローバルコミュニケーションスキルの向上につながります。

語学留学を導入を検討している方は、以下で詳しく解説しております。
海外語学留学(ALUGO BOOT CAMP)

また、オンラインでの語学留学も可能です。詳しくは以下のページをご覧ください。
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大学留学

企業の海外研修の中に留学制度を取り入れている企業では、海外現地の大学に留学することが可能です。
海外の大学留学は、経営学などの修士を取得することが最終アウトプットとなるケースが多いです。
たとえば、経営学を学ぶプログラムである「MBA」などが挙げられます。MBAは、経営学における大学院の修士課程に当たるプログラムです。
留学期間は、短期集中型のものもあれば、1年以上の長期にわたるものもあります。
身につけたいスキルや、スケジュールに合わせて選ぶとよいでしょう。
当然、大学での講義は全て現地の言語で行われるので、ビジネス用語を聞き取れるレベルの高い語学力が求められます。
無事にやり遂げれば、ビジネスに必要なスキル・語学力の向上だけでなく海外のネットワークの拡大をさせることができます。


海外インターンシップ

海外インターンシップは、現地のNGOや企業のスタッフとして働くことで、現地の企業社員と協働することを通じて、語学やビジネススキル、コミュニケーション、異文化対応力などを向上させることができます。日本で行われているインターンシップと共通点も多いものの、言語や文化、商習慣が異なるだけでなく、日本人が一人もいない企業先もあるため日本国内のインターンシップよりは難易度が高いです。
自身も現地の組織の一員として勤務することで、その国の文化や企業風土などを肌身で感じながら学べるため、日本では学べない考え方や業務の進め方を学べるのがメリットです。
また、海外で仕事をすることで積極性や責任感の向上も期待できます。


海外現地法人の社員との合同研修

海外現地法人がある場合、現地の社員と合同研修を行うプログラムもあります。
本社と現地法人の交流以外にも両社の理念や業務、必要なスキルなどについて意見交換したり、同じ研修を受講することによるネットワーキング向上を図ったりします。
研修は基本、英語で行われるため、ビジネスに関する専門用語を聞き取れるだけの高い語学力が必要です。
研修を通じて、国内の社員と現地の社員が交流できる点が特徴です。国内と海外現地との連携を強化したい企業におすすめです。


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海外研修を実施する目的

海外研修を実施する目的には、主に以下のものが挙げられます。


  • グローバル人材のプールを増やす
  • 海外の事例を学び、世界的なトレンドを知る
  • 語学力を向上させる
  • 異文化対応力を強化する


以下では、上記4つの目的について詳しく説明します。いずれもグローバルな視野を持ち、海外企業と対等にビジネスを進めていく上で重要です。


グローバル人材のプールを増やす

社員に海外研修を経験してもらうことで、グローバル人材を増やすことが目的の一つです。
グローバル人材とは、単に語学スキルが高いだけでなく、さまざまな国や地域の文化や慣習への理解があり、海外ビジネスで幅広く活躍できる人材を指します。
企業がさらなる発展を目指し、国内だけでなく海外の同業他社と肩を並べて競争していくためには、海外企業のステークホルダーと対等にやり取りできる人材が必要です。
したがって、企業のグローバル化のためにも早い段階で社員に海外研修へ参加してもらい、国際感覚を身につけてもらうことが大切です。

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海外の事例を学び、世界的なトレンドを知る

海外研修には、日本にはない海外の事例を学び、グローバルなトレンドを肌身で知るという目的もあります。
海外企業のインターンシップへの参加は、その国・地域が実践している独自技術やスキームを直接自身の目で確認し、自社の業務に活かすことが目的の1つです。
海外企業でインターンシップを経験すれば、最新技術や幅広い知見が身につくでしょう。
海外で研修に参加することで、その地域の潜在的なニーズを確認でき今後のビジネスビジョンにもつながるでしょう。


海外現地の厳しさを肌身で知る

将来的に現地法人に赴任したり、国内でグローバルな業務を担当したりすることを見据え、海外現地の厳しさを肌身で知ることを目的とすることもあります。
日本を離れれば、言葉だけでなく文化や慣習が大きく異なります。そのような環境で生活すると、はじめは困難やストレスを覚えやすいかもしれません。
将来的に海外企業で働くことが期待される人材には、早い段階で海外現地の厳しさを体感してもらうのがおすすめです。実際に赴任した際、早期に現地の生活に慣れ、業務をスムーズに進めていくことができるようになります。


語学力を向上させる

現地で使われている言語をマスターすることも、海外研修の大きな目的の一つです。
語学力を向上するためには、極力日本語を使わず仕事から日常会話までその国の言語で生活する必要があります。
実際にその土地で生活することで、テキストや語学学校で勉強するだけでは学べない「生きた言語表現」に触れられます。
海外研修を終えれば、現地の人たちと密なコミュニケーションが取れ業務に取り組んでいけるでしょう。

語学力については以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
語学力とは?社員の語学力を高める方法


異文化対応力を強化する

グローバルに活躍できる人材を育てるためには、異文化対応力の育成が必要です。そのため、異文化対応力の強化を目的として海外研修を実施する企業も多いです。
海外の企業や現地スタッフとやり取りをするためには、語学力だけでなく異文化対応力も重要です。
メールの細かい言い回しから、現地の業務の進め方やビジネスに対する考え方など、日本とは異なる場面が数多くあるでしょう。
そのたびに戸惑っていては、スムーズに業務を進めることができません。自分とは異なる文化・価値観の相手とどのように関係を築いていくべきなのか、具体的な方法を学んでもらいましょう。


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海外研修を実施するメリット

海外研修を実施するメリットには、主に3つが挙げられます。


  • グローバル人材育成につながる
  • 企業の海外事業をけん引する人材の発見につながる
  • 海外現地でのリアルな体験を得られる


以下では、上記3つのメリットについて詳しく解説します。


グローバル人材育成につながる

海外研修では、語学力だけでなくコミュニケーションスキルや異文化対応力など、グローバル人材に必要なスキルを身につけられます。
海外研修では常に現地の人と外国語でコミュニケーションをとるため、語学力を集中的に向上させることができます。
また、現地の企業ならではの考え方やビジネスの進め方に触れることで、専門性や異文化対応力の向上につながります。
帰国後は、新しい環境に積極的にチャレンジしたり、さまざまな国のスタッフと積極的にコミュニケーションを取ったりするなどグローバルに活躍できる人材として活躍してくれるでしょう。


企業の海外事業をけん引する人材の発見につながる

海外研修を実施することで、海外事業をけん引する人材の発見が期待できます。
海外研修では語学の壁や、文化や慣習の壁を乗り越えなければなりません。
人によっては、途中で挫折してしまう可能性もあります。厳しい環境の中、積極的に現地の人たちとコミュニケーションをとり、異文化対応力を習得できた人材は、グローバル人材として大きく成長していける可能性が高いです。
そのような人材は、将来的に自社の海外事業をけん引する人材として活躍が期待できます。海外研修で優秀な人材を見つけだし、早期にリーダー職などを経験させるのもよいでしょう。


海外現地でのリアルな体験を得られる

海外研修では、これまでにない新しい視点や発想力が身につくのも大きなメリットです。
現地では、仕事の進め方、日常的なやりとり、文化まで日本とは大きく異なります。
日本との違いを体験することで、日本にはない視点や新しい発想を得られるでしょう。
現地ではさまざまな文化や言葉の壁にぶつかることもあります。一つ一つの困難を乗り越えることで人間的な成長につながります。


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海外研修を行うデメリット

海外研修には、デメリットもあることを理解しておくことが大切です。
海外研修を行うデメリットには、主に以下の4つが挙げられます。


  • 手間・費用がかかる
  • 効果がわかりづらい
  • 大人数を参加させにくい
  • 社員が業務から離れる必要がある


以下では、上記4つのデメリットについて詳しく解説します。


手間・費用がかかる

海外研修のデメリットの一つは、手間や費用がかかることです。
費用は研修の期間や内容によっても異なりますが、語学留学のためアメリカに約3ヶ月間行くとなると、数百万円~1千万円を超えることもあります。
また、MBA留学となると専門性も高く期間も長くなるため、さらに費用がかかります。
海外研修では、企業が研修費用をサポートしなければなりません。また、海外研修のための事前研修や、帰国後のサポートなどが発生することも理解しておきましょ


効果がわかりづらい

海外研修は、効果が目に見えてわかりづらい点もデメリットです。
海外研修では、現地での経験や学習を通して、グローバル人材としての一定レベルのスキルを身につけることを目指します。しかし、費用をかけて海外研修に行かせたとしても、業務に活かせるスキルや経験をどの程度得られたのかを可視化するのは困難です。
海外研修は国内研修より費用が高い傾向にあるため、その分、高い成果が求められます。
語学力のアセスメントツールを使ったり、海外でのフィールドワークの結果を社内でプレゼンしたりと、研修効果が目に見えるような工夫をすることが求められます。


大人数を参加させにくい

海外研修は、一人当たりのコストが高額のため一度に大人数に経験させづらいというデメリットがあります。
上記でも説明したとおり、アメリカで3ヶ月間語学留学をするだけでも一人数百万円ほどかかります。MBAなど専門的なことを学ぶ場合や1年以上の長期にわたる場合などはさらに高額になります。
できるだけ多くの社員に海外研修を経験させたくても、予算内に収めるためには人数を絞る必要があるでしょう。


社員が業務から離れる必要がある

海外研修中は、当該社員が国内の通常業務から離れなければならない点もデメリットです。
社員の研修中は、担当業務が滞らないように代理を立てたり、スケジュールを調整したりする必要があります。特に、当該社員が専門性を有する業務を担当していた場合、同等のスキルの人材を配置しなければならず、調整に時間がかかるケースが多いです。
また、取引先にも当該社員が海外研修に行くこと、代理の人間が担当することをきちんと伝える必要があります。

このように、社員が業務から離れている間の調整に手間がかかる点はデメリットです。


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海外研修を成功させるポイント

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ここからは、海外研修を成功させる5つのポイントをご紹介します。


  • 目的を理解してもらう
  • 日本人より外国人が多い環境を作る
  • 日本語の使用を禁止する
  • 研修先との連携が大切
  • 研修中・研修後のフォロー体制を整える


ポイントをしっかり抑えていれば、海外研修が有意義なものになる可能性が高くなります。
以下では、上記5つのポイントについて詳しく解説します。


目的を理解してもらう

海外研修を成功させるためには、目的を明確に設定し、社員本人に理解してもらうことが大切です。
目的が不透明で本人がよく理解しないまま研修に参加すると、何も得ずに帰国することになりかねません。
最悪の場合、海外での慣れない生活に耐え切れず、途中で帰国する可能性もあります。
海外研修にかけた高いコストを無駄にしないためにも、海外研修の目的は明確に決めておきましょう。
たとえば、語学スキルをビジネスで不自由なく使えるレベルにアップする、国内と海外の業務の進め方の違いを学ぶなど、具体的に提示すると理解しやすくなります。

研修の目的や、目的の設定方法については以下の記事で詳しく解説しています。
研修の目的とは|効果的に研修を実施するための目的の設定方法を徹底解説


日本人より外国人が多い環境を作る

現地では、周りに日本人よりも外国人の方が多い環境を作ることも大切です。
せっかく海外の企業や大学に来ても、日本人ばかりと交流していては良質な経験が積めません。
外国人との業務や活動がメインとなるようにするなど、日本人より外国人が多い環境を作り良質な経験ができるように支援しましょう。


日本語の使用を禁止する

海外研修中は、日本語の使用を禁止することも成果をアップさせる有効な手段の1つです。
特に、短期間で語学力をアップさせたい場合は、一切の日本語を禁止し現地の言葉のみを使うことが効果的です。
はじめは大変かもしれませんが、強制的に現地の言葉を話すうちに段々と慣れてくるでしょう。
また、積極的に現地の人とコミュニケーションをとるようにすれば、ビジネスに必要な積極性も身につくので一石二鳥です。


研修先との連携が大切

海外研修を実施する際は、あらかじめ研修先と目的やプロジェクト、研修に行く社員の情報を共有し連携しておくことが大切です。
研修先との連携が上手くいっていないと、研修先は何をすればよいか戸惑ってしまいます。
せっかく社員が目的とやる気を持って研修に行ったとしても、満足のいく研修が受けられない可能性もあるでしょう。
また、研修中も社員がトラブルに巻き込まれないように、研修先と定期的に連絡を取り合い情報共有するようにしましょう。


研修中・研修後のフォロー体制を整える

海外研修の効果を最大限発揮するためには、研修中・研修後のフォローアップも大切です。
研修中は、慣れない海外生活の中で言葉や文化の壁に直面することも多く、自主性・積極性を持って学習することが困難なこともあります。
困ったことやわからないことがあればすぐに相談できるフォロー体制を整えるようにしましょう。
また、帰国後は現地で学んだことを業務に活かせるよう、新しい業務や役割を与えることがおすすめです。


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海外研修の事例

海外研修を実施した企業ではどのような効果が得られたのか、実際の事例をみていきましょう。
以下では、アルーの海外研修を導入した事例を3つ紹介します。


  • 株式会社三菱UFJ銀行様
  • 帝人株式会社様
  • 2ヶ月間の英語漬けトレーニング事例


アルー株式会社では、海外研修を成功させるためのさまざまなサポートを行っています。
語学学習の成果を視覚化して評価するプログラムや、研修中のさまざまな不安を解決するためのサポートも行っていますので、まずは以下で紹介する事例を参考にしてみて下さい。


株式会社三菱UFJ銀行様

株式会社三菱UFJ銀行では、システム開発運用部の2人が「ALUGO(モバイル英会話トレーニング)」と「ALUGO BOOT CAMP(約2ヶ月のフィリピン滞在型トレーニング)」を受講しました。
これらのトレーニングを受講すると、アルーが開発した緻密で精度の高いアセスメント「ALUGO LEVEL」で自分の現状の英語力と課題を可視化することができます。
ALUGO LEVELは、LEVEL1(自分が知っている単語を用いた片言のコミュニケーションはできるが、純分な意思疎通は難しい)からLEVEL12(ビジネスの難しい局面において、どんな状態であっても局面を打開して大きな成果を上げるための効果的な英語コミュニケーション力を発揮できる)までの指標が設定されています。

	クリップボード貼り付け

システム開発運用部の2人は、受講後にALUGO LEVELがLEVEL1からLEVEL9、LEVEL3からLEVEL7にアップしたという成果を達成していただきました。
コーチの質問に対して3秒以内に答えるという「No interval」の実践では、「とにかく3秒以内に何らかレスポンスをしなければいけない」と自分を追い込むことで、英語の語順で考える癖がついたとのことでした。
また、信頼できるコーチに英語を教えてもらうだけでなく、精神的にも支えてもらえたので、ホスピタリティの面でも満足したとの評価をいただきました。

株式会社三菱UFJ銀行様の海外研修導入事例については、以下のページで詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。

【株式会社三菱UFJ銀行】ビジネス英会話研修導入事例

ビジネス英会話研修「ALUGO」については、以下で詳しくご紹介しています。
スピーキング力強化に特化したマンツーマンビジネス英会話ALUGO

▼サービス資料をダウンロードする

  ビジネス英会話トレーニング「ALUGO」 ビジネスで使えるスピーキング力強化に特化した、1on1ビジネス英会話トレーニング「ALUGO」のサービス紹介資料です。ALUGOは、サービス満足度95.5%を誇るビジネス英会話トレーニングプログラムです。PCやスマホでいつでもどこでも、ネイティブ講師から質の高いレッスンを受けることができます。 アルー株式会社

「ALUGO BOOT CAMP」については、以下で詳しくご紹介しています。
ALUGO BOOT CAMP


帝人株式会社様

帝人株式会社では、中国、ベトナム、タイ、インドネシアの4ヶ国で海外派遣研修を実施しました。新入社員に対し海外の文化や習慣を経験し、目線を外に向け、グローバルな可能性を追求するマインド醸成を図ることを目的としています。
現地ではワークショップやフィールドワーク、ディスカッションやプレゼンテーションといったカリキュラムを実施します。チームワークや積極性を養い、「自分の言葉で伝わるまで伝える」力を身につけることが到達点です。
実際に海外派遣研修を経験した社員からは「相手を受け入れることの大切さや、積極的に伝えようとするという態度・スタンスが豊かになった」「この経験があるからどんな仕事に携わることになっても、文化的背景の異なる方と関わっていく際にこれまでと異なる視点で物事を捉えようと努められる」との声をいただいています。

帝人株式会社が実施した海外派遣研修については、以下で詳しくご紹介しています。
帝人株式会社様 導入事例


2ヶ月間の英語漬けトレーニング事例

大手金融・保険・貸金業のA社では、フィリピンで2ヶ月間、完全マンツーマン制の徹底的な英会話トレーニング「ALUGO BOOT CAMP」を実施しました。
ALUGO BOOT CAMPとは、ビジネス英会話に特化したトレーニングプログラムで、現場で活かせる実践的な英会話力の数値を「見える化」しながら習得できます。
研修中は、進捗を見える化することで課題を発見し、個々に合わせたカリキュラム設計、フィードバック、復習サポートを行いました。
その結果、多くの受講生が「海外との業務がこなせるレベル」であるレベル4を達成しました。社員の中には、わかりやすいプレゼンテーションや相手との良好な関係構築ができるレベル8に到達するほど成長した受講生もいました。

「ALUGO BOOT CAMP」については、以下で詳しくご紹介しています。
ALUGO BOOT CAMP


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海外研修ならアルーにお任せください

アルー株式会社では、企業の海外事業展開、グローバル人材育成、グローバルリーダーの輩出に関する全面的なサポートを行っています。
また、アルーは日本3拠点の他、海外にはシンガポール・中国・インド・フィリピンと経済成長が目覚ましいアジア各国に現地法人を設立しています。
現地に精通したコンサルタントを配置し、万全のサービス体制を構築している点が強みです。
以下では、アルーの強みについて詳しく紹介します。


語学研修から海外赴任者研修までグローバル人材育成をサポートします

アルーでは、語学研修だけでなく、海外赴任者研修や駐在員・海外派遣社員育成などグローバル人材育成をサポートするための幅広いプログラムを用意しています。
特に、異文化対応力、グローバルコミュニケーション、ビジネススキルの育成に強みを持っており、ケーススタディやワークショップを通して実践力を身につけやすいプログラムが特長です。
また、現地の外国人と一緒にプレゼンテーションを行ったり、シミュレーションを中心とした研修プログラムを実施したりなど、研修対象者と目的に応じて研修方法を工夫しています。


海外経験豊富な人材育成コンサルタントがサポートします

アルーでは、これまでアジア10ヶ国400社以上のナショナルスタッフ育成を支援したノウハウを活かし、グローバル人材育成の専門コンサルティングチームを結成しています。
海外研修を含むグローバル人材育成プログラムでは、経験豊富なコンサルタントが英会話やワークショップなどシーンに合わせて最適なサポートを提供します。
専門性の高いコンサルタントが、貴社の経営戦略や課題に合わせて最適な育成施策を提案します。

アルーのコンサルタントは以下のページで詳しくご紹介しています。
コンサルタント一覧


人材育成体系の構築から施策まで支援します

アルーでは、海外研修対象者や目的に合ったグローバル人材育成の構築はもちろん、施策の実施まで支援できる点が特長です。
国内・海外問わずスキルとポテンシャルを発揮して活躍できるグローバル人材の母集団形成をはじめ、海外駐在員育成、グローバルリーダー、ナショナルスタッフなど、アルーならではの幅広い施策を実施します。
そして、一人ひとりに合わせた最適なプログラムを用意し、海外研修で目指すべきスキルを確実に身につけられるようサポートします。


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まとめ

海外研修は、企業の将来的なグローバル人材育成のために有効な手段です。
現地でしか得られないさまざまな経験を通して、語学力だけでなく、ビジネスに必要な交渉力やプレゼンテーション能力、コミュニケーションスキルやリーダーシップを養うことができます。
一方、海外研修を成功させるためには気をつけるべきポイントがあります。
もし、「海外研修の導入を考えているがどういったプログラムを組めばいいかわからない」「コストに見合った効果が得られるか不安だ」とお悩みの際は、アルー株式会社へご相談下さい。
アルーでは、1社1社の課題に合わせて最適なプログラムをカスタマイズします。ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。

アルー株式会社の短期海外派遣研修については、以下で詳しくご紹介しています。
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アルー株式会社
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20年以上、企業向けに人材育成コンサルティングや研修を提供してきた。新入社員・管理職といった階層別研修や、海外駐在員やグローバルリーダーなどのグローバル人材育成、DX人材育成に強みを持つ。その実績は取引企業総数1400社以上、海外現地法人取引社数400社以上に及ぶ。京都大学経営管理大学院との産学連携など、独自の研究活動も精力的に行っている。
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