
新入社員研修の目的とは?目標の決め方や必要なカリキュラムを紹介
会社へ新たに入社した社員を対象に行われる新入社員研修。会社で活躍していくために必要な土台を作る、重要な研修の一つです。効果的な新入社員研修を実施するためには、研修を実施する目的や研修全体のゴールを明確化することがポイントです。新入社員研修を実施する目的や目標の決め方、必要なカリキュラムなどについて詳しくご紹介します。
2024年度新入社員研修の企画担当者の方必見! |
より深く知るための『オススメ』お役立ち資料
目次[非表示]
- 1.【テンプレートプレゼント!】新人教育育成計画書
- 1.1.テンプレートのサンプル
- 2.新入社員研修の目的とは
- 2.1.学生から社会人としての意識改革
- 2.2.ビジネスマナーや基本スキルの習得
- 2.3.企業についての理解を深める
- 2.4.報連相の徹底
- 2.5.社内コミュニケーションの活性化
- 2.6.業務に必要なスキルを身につける
- 2.7.OJTを成功させるコツ
- 3.新入社員研修の目的を決めるポイント
- 3.1.現在の新入社員のスキルを把握する
- 3.2.必要に応じて「スキルマップ」を作成する
- 3.3.新入社員にどうなってほしいかを決めておく
- 3.4.現場で必要なスキルを把握する
- 4.新入社員研修の目的別おすすめカリキュラムの例
- 4.1.意識改革・マインドセットが目的の場合
- 4.2.ビジネスマナーの習得が目的の場合
- 4.3.コミュニケーション能力の育成が目的の場合
- 5.新入社員研修の主な形態と特徴
- 5.1.講義形式
- 5.2.ケーススタディ形式
- 5.3.ロールプレイング形式
- 5.4.シミュレーション形式
- 5.5.ワークショップ形式
- 5.6.実技&フィードバック形式
- 5.7.テスト形式
- 6.外部に新入社員研修を依頼するメリット
- 7.新入社員研修ならアルーにお任せください
- 7.1.新入社員の傾向に合わせたカリキュラム
- 7.2.研修プランは目的別に組み合わせ可能
- 7.3.フィードバックや経験学習支援で定着を支援
- 8.まとめ
【テンプレートプレゼント!】新人教育育成計画書
アルーでは、年間100社以上の企業、2.3万人の受講者へ新人研修を提供しております。新人教育に役立つチェックシートを下記ページにて無料で配布しています。
テンプレートのサンプル
新人とOJTトレーナーが目標をすり合わせ、進捗を確認するために使用できます。自社の目標に合わせて項目を修正し、すぐに使えるExcel形式の資料です。ぜひダウンロードし、新人教育にお役立てください。
新入社員研修の目的とは
新入社員研修の目的は、学生から社会人への意識改革、ビジネスマナーの習得、企業理解の促進が挙げられます。また、会社へ入社したばかりの社員がスムーズに会社へ馴染めるよう、報連相や社内コミュニケーション、具体的な業務スキルなどについても扱われることが多いです。
まずは新入社員研修を実施する目的について解説します。
学生から社会人としての意識改革
新卒の社員を対象とした新入社員研修を実施する場合、学生から社会人への意識改革が重要なテーマです。多くの新入社員は、学生時代に自由度の高い生活を送っています。一方で、一人前の社会人として働くとなれば、自らの行動に一定の責任を負うことが必要です。
新入社員研修では、まず社会人として働くにあたって必要となるマインドセットについて教えるのがおすすめです。与えられた課題だけに取り組むのではなく、自ら積極的に仕事を探して取り組んでいける、主体性の高い意識を身につけてもらうとよいでしょう。
アルーの新入社員研修「社会人の100本ノック」では、ペアワークやグループワークを使って学生から社会人としての意識改革を行っています。
詳しくは以下のページをご確認ください。
また、「プロフェッショナルスタンス」のプログラムでは、相手の期待に応えるためのG-PDCAサイクルを自分から回せるようになるための講義とワークを組み合わせています。
ビジネスマナーや基本スキルの習得
ビジネスマナーは、新入社員研修で必ずといってよいほどよく扱われるトピックです。一言で「ビジネスマナー」といっても、あいさつや身だしなみを整えることから始まり、電話応対、名刺交換の方法などその内容は多岐にわたります。
ビジネスマナーを学ぶことにより、活躍するための基礎となる土台をいち早く整えることができるため、新入社員研修で多く取り入れられています。
また、基本的なパソコンの操作方法やメールの作成方法など、ビジネスパーソンとしての基本スキルも早い段階で身につけてもらうとよいでしょう。
アルーのビジネスマナー研修については以下のページをご確認ください。
企業についての理解を深める
ありません。特に自社で扱っている事業が幅広い場合、どうしても自分の担当している部分のみに視野が偏ってしまいがちです。
新入社員研修では、企業全体についての理解を深めてもらうのも重要です。まずは企業が具体的にどのような事業を展開していて、将来計画はどのようになっているのかを丁寧に説明しましょう。また、企業の組織構成はどのようになっており、担当部署はどのような役割を求められているのかも、触れておきたいポイントです。さらに企業理解を深めてもらうためには、新入社員研修で自社の歴史を紹介するのもよいでしょう。
報連相の徹底
「報告」「連絡」「相談」を意味する報連相は、ビジネスパーソンとして基本中の基本ともいえるスキルです。常日頃から素早く報連相を実施するクセをつけておくことでトラブルを未然に防げるばかりか、もしトラブルが発生してしまった場合でも損害を最小限に抑えることができます。
新入社員研修では、「報連相」を徹底するように伝えるとよいでしょう。学生時代には報連相を求められる機会が少ないこともあり、新入社員の中には報連相の意義をそれほど深く理解していない社員もいるはずです。報連相を行ったことでトラブルが防げた例や成功した例など、具体的なケーススタディを取り入れるのも効果的です。
社内コミュニケーションの活性化
自社内で仕事を円滑に進めていくためには、社内コミュニケーションの活性化が必要不可欠です。とはいえ、入社したばかりで右も左もわからず、困りごとを相談できる人がいないことも少なくありません。
新入社員研修を行う目的のひとつに、社内コミュニケーションの活性化があります。アイスブレイクのための簡単なゲームや運動、グループワークなどをきっかけに親交が深まった結果、新入社員同士の信頼関係が構築されるケースも多いです。また、社員を講師として起用することでその社員に質問がしやすくなるため、新入社員と先輩社員の間の繋がりが生まれやすいこともメリットの一つです。
業務に必要なスキルを身につける
新入社員が自立した存在として活躍できるようになるためには、業務に必要なスキルを身につける必要があります。ビジネスマナーや報連相など汎用性の高い内容を取り入れることも重要ですが、具体的な業務の知識やスキルも新入社員研修で取り扱うとよいでしょう。
具体的な業務知識を身につけるためには、OJTなどの実践的な育成方式がメインとなります。先輩社員との縦のつながりが生まれれば、新入社員にとって会社の居心地が向上するでしょう。始めは無理のない簡単な仕事から始め、徐々にステップアップしていくことが重要です。
OJTについては、以下の記事で解説していますので、併せてご確認ください。
『OJTとは?OFF-JTとの違いや効果的な方法をわかりやすく解説』
OJTを成功させるコツ
具体的な業務知識を身につけるのに有効なOJTですが、やり方を間違えると新入社員のモチベーション低下や早期離職を招いてしまいます。たとえば、次のような失敗例がよく見られます。
- 教育担当が新入社員同士を比較するような発言をし、新入社員のやる気を削いでしまう
- 教育担当の発言に一貫性がなく、新入社員が混乱する
- 教育担当が何でも自身で実行してしまい、新入社員が指示待ち人間になってしまう
- 上手くいったことを褒めず、だめだった点の指摘ばかりをして新入社員が委縮してしまう
- 理由や過程を無視して結果だけを見て評価してしまい、新入社員が理不尽さを感じてしまう
特に、指導経験のない社員がOJTトレーナーになった場合、このような失敗をしてしまいがちです。人事部はOJTトレーナーに対する研修などを行い、指導経験のないOJTトレーナーでも適切な教育ができるようにフォローしましょう。
アルーでは、OJTトレーナー向けの研修をご提供しています。詳しくは「OJTトレーナー研修」をご覧ください。
また、アルーのOJTトレーナー支援事例については中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京株式会社様の「OJTトレーナー年間プログラム 最終報告会を終えて」の記事もご覧ください。
新入社員研修の目的を決めるポイント
新入社員研修を成功させるためには、新入社員研修の意義を明確にする必要があります。
それでは、新入社員研修の目的を決める際にはどのようなことに注意すればよいのでしょうか。ここでは、新入社員研修の目的を決める際のポイントについて紹介します。
現在の新入社員のスキルを把握する
新入社員研修の目的を決める際には、まず現在の新入社員のスキルを把握することが重要です。さまざまな人材で構成される新入社員は、研修実施側の想定と実際のスキルに幅があることも少なくありません。面接や事前アンケート、さらには昨年度の新入社員研修の結果などを通じて新入社員の傾向を把握するように心がけましょう。
また、新入社員の傾向は年々変化しており、毎年同じ研修カリキュラムで上手くいく、とは限りません。新入社員のスキルにあわせて常にカリキュラムをアップデートしていく姿勢も重要です。
アルーの独自調査で分かった新入社員の特徴については、以下の資料でご確認ください。
必要に応じて「スキルマップ」を作成する
スキルマップとは自社の社員に必要なスキルを一覧化し、それぞれの社員がどのようなスキルをもっているか、どのようなスキルを伸ばしていくべきかを見える化するためのツールです。
新入社員が1年間で身につけておくべきスキルを整理することによって、今後の研修でどういったスキル・マインドを育てればよいのか、また、現場配属された後にどのスキルを中心に育てるべきかが明らかになります。
その結果、研修やOJTの目的が明らかになり、新入社員にとっても「やること」が明確になるためモチベーションを高めることができるでしょう。
さらに、2年目、3年目までを見据えたスキルマップを作成することで、中長期的な目標を立てることができます。2年目以降のマンネリ防止や離職率低下の効果も期待できます。
新入社員にどうなってほしいかを決めておく
新入社員研修を実施する際には、新入社員研修を通じてどのような変化をもたらしたいのかを明確にすることが重要です。研修のゴールが明確でない場合、研修内容にブレが生まれてしまい、新入社員にとって「研修は受けたものの結局自分がどう成長したのかよく分からなかった」といった問題が発生してしまいます。
新入社員研修を通じてどうなってほしいのかをはっきりさせておくことで、具体的な新入社員研修のカリキュラムの内容もスムーズに決まります。まずは新入社員研修を通して新入社員がどうなっていれば良いのか、新入社員のあるべき姿を決めておくと良いでしょう。
現場で必要なスキルを把握する
新入社員研修によくある失敗例として、新入社員研修で教えた内容が現場で役に立たなかった、というものが挙げられます。新入社員研修で身につけたスキルが現場で役に立たない場合、新入社員と現場の先輩社員、双方に負担をかけてしまいます。新入社員研修で設定した研修の目的と、現場で必要とされるスキルが合致しているか確認しましょう。
なお、現場で求められているスキルを把握するためには、定期的に現場へインタビューやアンケートを実施するのが効果的です。
新入社員研修の目的別おすすめカリキュラムの例
新入社員研修には、さまざまな教育方法が存在しています。それぞれの教育方法には一長一短があるため、研修の目的に合わせた教育方法を用いたカリキュラムを作成することが重要です。
ここでは、「意識改革・マインドセット」「ビジネスマナーの習得」「コミュニケーション能力の育成」という3つのケースに合わせて、それぞれにおすすめのカリキュラム例を紹介します。
意識改革・マインドセットが目的の場合
まずは、意識改革・マインドセットが新入社員研修の主な目的の場合です。意識改革・マインドセットの習得を行う場合は、学生から社会人への意識転換、仕事の成果は自分が決めるのではなく相手が決める、人間関係や時間管理の方法、身だしなみといった内容がありますが、基本的には相手を思いやるマインドを伝えることになります。例えば、以下がカリキュラムの一例です。
- 研修1日目:自分の仕事が周りにどのような影響を与えるのかについて考える、ビジネスの基本的なスタンスを座学とグループディスカッションで学ぶ
- 研修2日目:学生時代と社会人の役割の違いについて、実例を交えながらケーススタディを行い、仕事の評価は相手が決めることを学ぶ
- 研修3日目:1〜2日目で学んだ内容を生かしてシミュレーションやグループワークに取り組んでもらい、学んだ内容を再現できるか、各グループで議論した内容を発表してもらう
- 研修実施の半年後:フォローアップ研修を実施して、半年間でいかに研修内容を活かせたか確認する
心構えやマインドセットなどは、ディスカッションなどを行うことで効果的に身につけることができます。新入社員同士のつながりを生むという意味でも、グループワークが効果的です。
アルーの新入社員研修「社会人の100本ノック」については、以下のページをご確認ください。
ビジネスマナーの習得が目的の場合
ビジネスマナーの習得が主な目的の場合、例えば以下のようなカリキュラムが考えられます。
- 研修1日目:基本的なビジネスマナーや電話応対の方法、名刺交換の方法などについて座学で知識を伝える
- 研修2日目:研修1日目に学んだ内容を活かし、グループになってロールプレイを行ってもらう。その後、お互いに良かった点や改善点を指摘しあう。
- 研修実施の半年後:フォローアップ研修を通じて、ビジネスマナーがしっかりと身についているか確認する
ビジネスマナー研修の場合は、まず座学で基本的な知識を伝えるとよいでしょう。その後、ロールプレイによって知識を定着させていくとスムーズです。
アルーのビジネスマナー研修については以下のページをご確認ください。
コミュニケーション能力の育成が目的の場合
コミュニケーション能力の育成が主な目的の場合、以下がカリキュラムの例となります。
- 研修1日目:グループディスカッションを通じて、自信が抱えているコミュニケーションの課題を抽出する
- 研修2日目:座学を通じてコミュニケーションの基礎的な知識や考え方を伝える。また、1日目に抽出した課題を元に、改善方法を模索する。
- 研修3日目:1〜2日目までの内容を活かし、模擬ディスカッションに取り組んでもらう。コミュニケーションが改善した点をお互いに見つけ、まとめとする。
- 研修実施の半年後:フォローアップ研修を実施して、コミュニケーション能力が向上したか測定する
コミュニケーション能力の育成が主な目的の場合、まずは各自が抱えているコミュニケーションの課題を抽出することが大切です。その後は演習を通じて、コミュニケーションを改善していくとよいでしょう。
アルーのコミュニケーション研修については、以下のページをご確認ください。
新入社員研修の主な形態と特徴
新入社員研修では、講義形式の教育のみが行われるわけではありません。もちろん内容によっては講義形式も効果的ですが、ケーススタディやロールプレイングなどを交えることでより一層、質の高い研修が実施できます。
新入社員研修の主な形態と、それぞれの特徴について見ていきましょう。
講義形式
新入社員研修で最もよく取り入れられるスタイルが、講義形式です。十数名〜数百名規模の新入社員に会議室など研修会場へ集まってもらい、外部講師、あるいは社内講師が講義を行うという形式が取られます。
講義形式のメリットは、伝える知識の質が担保できる点です。また、必要な知識を効率的に伝授できるため、一般的な知識や汎用性の高い知識を身につけてもらうのに適しています。一方で、講義は退屈に感じやすい社員が多いのも事実です。適宜休憩を取る、定期的に質問を投げかけるなど、飽きさせない工夫が求められます。
オンライン研修で使える、Zoomのチャット活用術は以下の動画で確認いただけます。
ケーススタディ形式
ケーススタディ形式は、実際の事例をもとにして行う研修のことです。過去、実際に発生した事例を疑似体験してもらう、あるいは実際の事例について議論してもらうことで、新入社員のリスク回避能力の向上などが見込めます。
ケーススタディ形式のメリットは、なんと言っても実例を用いるため実感が湧きやすい点です。新入社員はケーススタディの内容を参考にしながら、実際の業務で直面するトラブルに対処できるようになります。実感の湧きやすい題材や、業務に直結するような事例を用意できるかが重要です。
ロールプレイング形式
ロールプレイング形式とは、お客様への接客や採用面接、クライアント対応など、実際の場面を模擬的に再現して行われる研修です。座学で知識をインプットするだけでは、なかなか自分のものになりません。ロールプレイング形式を用いてアウトプットの機会を提供することで、社員はより一層、知識への理解を深めることができます。
ロールプレイング形式と相性がよい研修としては、新入社員を対象としたビジネスマナー研修が挙げられます。この他、顧客対応や営業のスキル習得でもよく取り入れられる手法です。
シミュレーション形式
シミュレーション形式は、実際の場面を想定したロールプレイングやケーススタディを網羅的に取り入れながら行う研修の形式です。業務に取り組んだときにありがちなシチュエーションやトラブルを想定したトレーニングを行うため、現場で直接役立つスキルを身につけやすいのが特徴です。
シミュレーション形式が適している研修内容の例としては、クレーム対応や営業訪問などが挙げられます。業務を行う上で求められる具体的なスキルを習得するのに向いている手法です。
ワークショップ形式
ワークショップ形式とは、参加者それぞれが自分自身の考えを持ち、お互いに協力しながらディスカッションなどを行うタイプの研修方式です。聴講するだけの講義形式とは異なり、いかに自分自身の意見を持つかが重要となります。
ワークショップ形式で研修を実施することで、新入社員研修に参加する社員間で横のつながりを生み出すことができます。幅広い研修内容に適用できる手法であるとともに、参加者間のコミュニケーションを促進できるのが特徴です。
実技&フィードバック形式
研修の中には、実技&フィードバック形式で実施するのが効果的なものもあります。この形式で行われる研修では、まず新入社員研修の参加者が実際の業務に取り組みます。その後、教育担当の先輩社員から良かった点や改善点などのフィードバックを受け取り、次の実践に活用する、という流れです。
実技&フィードバック形式を取り入れることで、実際の業務に直接役立つスキルを身につけることができるとともに、実際の業務に直面するという緊張感を経験する機会にもなります。具体的なスキルの習得のみならず、社会人への意識転換にも活用できる手法です。
テスト形式
新入社員研修を実施する際には、テスト形式を取り入れるのもよいでしょう。例えばただ単に「2時間の講義を聞いてください」と指示しても、なかなか集中して聞いてもらえない可能性は高いでしょう。そこで活躍するのが、テスト形式です。事前に「終了後に、内容確認のテストを実施します」と伝えておけば、新入社員の集中力は向上します。
また、テストの結果を通して、研修実施側は研修の効果を定量的に測定することができます。他の研修形式と組み合わせて実施したい研修タイプと言えるでしょう。
外部に新入社員研修を依頼するメリット
効果的な新入社員研修を実施する際には、さまざまなノウハウが必要です。例えば新入社員の集中力を続かせる方法一つとっても、休憩の設け方や質問の投げかけ方など、さまざまなポイントに注意を払うことが求められます。
効果の高い新入社員研修を実施するため、最近では外部へ新入社員研修を依頼する企業も増えてきています。新入社員研修を外部へ依頼することのメリットとしては、研修実施に関わる時間的コストを社内で負担する必要がない点、研修の質が担保できる点が挙げられます。新入社員研修を外部へ委託することで、社内の負担を最低限に抑えながら効果的な研修が実施できるのです。
新入社員研修ならアルーにお任せください
新入社員研修にはさまざまなノウハウが求められるというのは、先程お伝えした通りです。アル―株式会社では、長年に渡って人材研修を専門に手掛けてきた企業ならではの育成ノウハウが蓄積されています。
新入社員研修の外部委託を検討している際は、ぜひアル―へお任せください。この記事の最後に、アル―の特徴をご紹介します。なお、アル―の新入社員研修は以下のページで詳しく解説しています。
新入社員の傾向に合わせたカリキュラム
新入社員の傾向は、年々変化するものです。最近の新入社員は、周囲への配慮や協調性に長けている一方で、他者からの目線を気にしやすい、冒険心が薄いという特徴があるともいわれています。
アル―では、新入社員の最新の傾向に合わせた育成カリキュラムをご用意しています。2022年度の実績で103社、受講者数2.3万人を超える新入社員研修の実績を持つアル―ならではのカリキュラムをぜひご活用ください。
研修プランは目的別に組み合わせ可能
研修を実施する際には、新入社員研修全体の目的を明確にしておくことが重要です。アル―では、研修の目的別にプランを組み合わせることができるよう、豊富な研修ラインナップを取り揃えております。
例えば自立した社会人となるために必要なマインドセットを獲得する研修、筋道立てた思考をするためのロジカルシンキングの研修、ビジネスマナーや仕事の進め方を学ぶ研修、などを展開中です。これらを組み合わせて導入していただくことで、目的に合わせた一貫性のある研修を実施できます。
アルーのテーマ別研修については、以下のページから一覧をご覧いただけます。
フィードバックや経験学習支援で定着を支援
研修は、一度実施したら終わり、というものではありません。研修で知識を伝えたあとも継続的にフォローアップして、知識の定着を支援することで初めて効果を発揮します。
アル―では、研修によって生まれた職場での成長や進捗を定量的に測定することを重視しています。研修実施後のフィードバックや経験学習支援によって、一人ひとりの状況に応じた振り返りを実施可能です。成長を可視化することで、新入社員の継続的な成長を支援できます。
まとめ
新入社員研修を実施する際にぜひ知っておきたい新入社員研修の目的や具体的なカリキュラム例、研修方法などについて解説しました。記事の冒頭でも申し上げたように、新入社員研修は新入社員が社会人として今後活躍していく上での土台を作り上げる重要な研修です。
また、新入社員研修を実施する際にはワークショップやロールプレイングなど、演習を豊富に取り入れることで、教育効果を最大限に高めることができます。
新入社員研修にお悩みの方は、ぜひ一度ご連絡ください。
▼アルーの新入社員研修について詳しく知りたい方はこちらの資料をダウンロードください。