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新入社員研修は内製か外部委託か?メリット・デメリットと外部委託先の選び方を解説

新入社員研修を実施する方法として、内製と外部委託の2種類が考えられます。それぞれのメリット・デメリットと、外部委託する場合の委託先の選び方をご紹介します。


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目次[非表示]

  1. 1.研修の実施形式は3つ
  2. 2.新入社員研修を外部委託するメリット
  3. 3.新入社員研修を外部委託するデメリット
  4. 4.新入社員研修を内製で行うメリット
  5. 5.新入社員研修を内製で行うデメリット
  6. 6.公開講座に参加するメリット
  7. 7.公開講座に参加するデメリット
  8. 8.内製と外部委託を組み合わせていいとこ取り
  9. 9.外部委託先を選定するポイント
  10. 10.新入社員研修の外部委託ならアルーにお任せください
  11. 11.アルーの新入社員研修事例
  12. 12.まとめ


研修の実施形式は3つ

企業研修の実施形式は主に次の3つです。


  • 社内研修
  • 講師派遣型研修
  • 公開講座への参加


新入社員研修においても、上記3つの方法を取ることが多いでしょう。それぞれの特徴は以下の表のとおりです。


社内研修

講師派遣型研修

公開講座への参加

概要

企画から運営まで社内で行う

外部講師を招く

既存の講座へ参加する​​​

研修企画

社内

講師or研修会社

講師or研修会社

教材の作成

社内

講師or研修会社

講師or研修会社

講師

社内講師

外部講師

外部講師

カスタマイズ

可能

可能

不可

社内研修は、研修の企画や教材作成を社内で実施し、登壇する講師も社内で調達する方法です。企画から当日の運営、研修後の効果測定まで社内で行う必要があるため、研修担当者の負担が最も大きくなります。その代わり、カリキュラムや教材の自由度は高いです。
講師派遣研修は、外部講師を招いて研修を実施する形式です。教材は研修会社や講師が準備するケースが多いでしょう。講師や研修会社によりますが、カリキュラムや教材をカスタマイズし自社の要望を反映することもできます。
公開講座は、研修会社などが開催している講座へ社員を参加させる形式です。既に用意されている講座を受けることになるので、カリキュラムや教材のカスタマイズはできません。また、研修日程も用意されている中から選ぶことになります。

この内、外部委託にあたるのは「講師派遣型研修」と「公開講座」です。



新入社員研修を外部委託するメリット

新入社員研修を外部委託するメリットには次のようなものが挙げられます。


  • 人事の負担を削減できる
  • 研修内容・講義の質が担保される
  • 助成金がもらえる場合もある


それぞれ解説します。


人事の負担を削減できる

新入社員研修を外部委託すると、人事部の負担を軽減できます。
新入社員研修を実施するには、研修内容の企画、教材の開発、講師のアサイン、当日の進行、効果測定など様々な手間がかかります。また人事部以外にも、講師となる社員にも負担がかかります。
4月は採用業務、入退社の手続きなど人事の繁忙期なので、極力工数は抑えたいところです。外部委託をすれば、研修にかかる手間や負担を大幅に軽減できます。


研修内容・講義の質が担保される

研修内容や講義の質が担保されることも、新入社員研修を外部委託するメリットです。
研修会社は人材育成のプロとして、カリキュラムや教材、講師からの話の伝え方などを日々研究しています。新入社員に必要なカリキュラムや伝わりやすい教材を用意できるので、研修の質が向上するのです。
また講師についても、スキルや経験、人柄などを考慮して適切な人材を探してくれるでしょう。社内という限られた母集団の中から選定するより、新入社員研修に最適な講師をアサインできる確率が上がります。


助成金がもらえる場合もある

厚生労働省の提供する人材開発支援助成金などを活用すれば、助成金をもらえる可能性があります。研修を外部委託する際にネックになるのが委託費用ですが、助成金を活用すれば費用面の負担を軽減できます。

研修に使える助成金について詳しくは以下のページをご覧ください。
【2024年最新】研修に使える助成金一覧|申請方法や注意点を解説



新入社員研修を外部委託するデメリット

新入社員研修を外部委託する際には、以下のようなデメリットがあります。


  • コストがかかる
  • 「社風」に合うか分からない
  • 求めるテーマの研修がない場合がある
  • 自社だけのノウハウは教えられない


対処法も含め、それぞれ解説します。


コストがかかる

新入社員研修を外部委託すると社内研修よりコストが高くなってしまいます
研修費用は研修会社や講師によってまちまちです。研修カスタマイズの量や受講人数、講師のレベルによって変わってきます。自社の課題に沿うようにカスタマイズを重ねたり、著名な講師に依頼したりすると費用は高騰するでしょう。
ただし、内製で行う場合も研修担当者や講師の人件費はかかります。実際に計算してみると、そこまで差異が出ないケースもあります。
費用を抑えながら質の高い研修を実施するには、外部委託するプログラムと内製で実施するプログラムを分けるのがおすすめです。特に、新入社員研修は長期間に及び様々なプログラムを実施することが多いので、外部委託と内製とをうまく使い分けることが求められます。


「社風」に合うか分からない

新入社員研修を外部委託する場合、講師や研修の雰囲気が自社の社風と合うかどうか分からないという点もデメリットです。
社風と研修の雰囲気を合わせられないと、研修と現場の雰囲気の違いに新入社員が戸惑ってしまう可能性があります。実際の職場は自由闊達な雰囲気なのに、新入社員研修では過度にピリピリした雰囲気になってしまい、新入社員が社風に馴染むのに時間がかかってしまったというケースもあります。
このような失敗を防ぐには、「厳しく接してほしい」「自由な雰囲気を出してほしい」など、自社の社風を伝えて講師をアサインしてもらうとよいでしょう。


求めるテーマの研修がない場合がある

求めるテーマのプログラムが研修会社のラインナップにない場合もあります。
その場合、近しいテーマの研修プログラムをカスタマイズしてもらう、一から研修プログラムを作ってもらうなどの方法があります。
たとえば、「業界特有のケーススタディを扱いたい」「ロールプレイング中心のプログラムにしたい」といった要望であれば、既存の教材のカスタマイズで対応できる可能性があります。研修会社に相談してみるとよいでしょう。


自社だけのノウハウは教えられない

自社独自のノウハウは教えられない点もデメリットの一つです。
自社サービスや商材の説明、社内用語の説明などは外部委託ではなく社内研修で実施するのがよいでしょう。また、既存社員の独自の経験や知見も外部委託の研修では伝えづらいです。
自社しか持っていないノウハウは、社内研修やマニュアル、OJTなどで伝えるのがおすすめです。



新入社員研修を内製で行うメリット

新入社員研修を内製で行うメリットには以下のようなものが挙げられます。


  • コストを抑えられる
  • 人材育成の機会になる
  • 自社の社風・方針にあわせられる


それぞれ解説します。


コストを抑えられる

新入社員研修を内製で行えば、外部委託するよりコストを抑えられます。教材、講師、当日の運営スタッフまで全て社内で賄えれば、費用はほとんどかかりません。
ただし、人的コストは外部研修よりかかることに注意が必要です。


人材育成の機会になる

新入社員研修の講師を担当することで、既存社員の成長の機会になります。
講師として話すことで、これまでの経験や知識を整理したり、改めて学び直したりする機会になるでしょう。
また、講師を務めるにはファシリテーション力やコミュニケーション力が必要です。講師として登壇することで、これらのスキルを育てることもできます。

講師に求められるスキルについて詳しくは以下のページをご覧ください。
研修講師に求められるスキルとは。講師の選び方や研修を成功させるポイント


自社の社風・方針にあわせられる

内製で実施すれば、自社の社風や方針に合わせた研修にすることができます。
新入社員に身につけてほしいマインドやスキルを自社で選定できますし、講師を社内から選べば社風をそのまま伝えられます。
新入社員育成においては、職場に馴染んでもらうことも重要な目的です。内製研修であれば、現場の雰囲気を感じながら研修に臨んでもらえるでしょう。



新入社員研修を内製で行うデメリット

新入社員研修を内製で行うデメリットは以下の2つです。


  • 人事や講師の負担が大きい
  • 講師次第で講義のレベルに差がでる


それぞれ解説します。


人事や講師の負担が大きい

新入社員研修を内製で行う場合、人事や講師にかかる負担が大きくなります。
人事部の場合、新入社員研修と翌年の新卒採用活動が重なってしまい、非常に多忙になるケースがあります。
また、講師も自身の通常業務にプラスオンして新入社員研修に登壇しなければなりません。研修当日に拘束されるだけでなく、事前準備や人事部とのすり合わせにも多くの時間がかかるでしょう。
全ての負担が社内のメンバーに降りかかってしまわないように、自社でしかできないことと外部でもできることを切り分けることが重要です。


講師によって講義のレベルに差がでる

内製で研修を実施すると、講師によって講義のレベルに差が出てしまうケースがあります。
特に、クラス分けをして複数のクラスで同じ内容の講義を実施する場合は要注意です。
同じ教材を用意したとしても、講師によって重点的に伝える点が異なっていたり、時間管理ができずにプログラムを一部飛ばしてしまったりする可能性があります。
プロの講師であれば、一定の品質でプログラムを伝えきることができるため、クラスごとの教育の違いは出づらい傾向にあります。



公開講座に参加するメリット

新入社員が公開講座に参加するメリットとしては、以下の2点が挙げられます。


  • 他社の新入社員と接して刺激をもらえる
  • 研修会場の準備などの手間が不要


公開講座には他の会社の新入社員も参加しているため、業界や職種の異なる新入社員同士が接する良い機会になります。
また、研修会場や教材などはすべて運営側が用意してくれるため、人事部側にほとんど手間がかからないことがメリットです。



公開講座に参加するデメリット

公開講座で新入社員研修を実施するデメリットとしては、研修内容のカスタマイズができないことが挙げられます。教材や講師は変更できないため、自社の伝えたいこととは異なる内容があったとしても修正できません。
また、講座の日程も既定の候補の中から選ぶことになるため、スケジュールの柔軟性にも欠けます。


内製と外部委託を組み合わせていいとこ取り

実際に新入社員研修を実施する場合には、内製パートと外部委託のパートを組み合わせるケースが多いです。
汎用性の高いスキルを教育する場合は外部委託、実務に直結する教育は内製、というように併用するのがおすすめです。たとえば、ビジネスマナーやロジカルシンキングなどは外部委託し、企業理念や自社製品の説明などは内製で実施するといったケースが考えられます。一定の理論や型があるプログラムはプロの講師に委託し、自社の色を出す必要があるプログラムは内製で実施すると効果的です。
内製パートと外部委託のパートを組み合わせることで、費用を抑えながら質の高い研修を実施することができます。



外部委託先を選定するポイント

外部委託先を選定する際には以下のような点をチェックしてみてください。


  • 自社に合わせて教材がカスタマイズできるかどうか
  • 講師の質
  • 振り返りや育成進捗の可視化が可能かどうか


それぞれチェックポイントを解説します。


自社に合わせて教材がカスタマイズできるかどうか

外部委託先を選ぶ際には、自社に合わせて教材をカスタマイズが可能かどうかが重要です。
研修会社が用意しているプログラムをチェックし、自社が新入社員に求めるマインドやスキルを盛り込めるかどうかをしっかり確認するようにしましょう。
決められたプログラムのみを取り扱っており、カスタマイズができない研修会社もあるため、事前にきちんと確認する必要があります。研修効果を高めるのであれば、カスタマイズできる研修会社がおすすめです。
また、カスタマイズするのが誰なのかも同時に確認することをおすすめします。営業担当や講師がカスタマイズする研修会社もありますが、カスタマイズ専門部署がある企業の方がカスタマイズの質が高い傾向にあります。教材開発の専門知識をもった担当者にカスタマイズしてもらえるかどうかを確認しましょう。


講師の質

講師の質も外部委託先を選ぶ際に重要なポイントです。豊富な講師ネットワークをもっている研修会社を選ぶとよいでしょう。
一言で研修講師と言っても、得意分野や講義の雰囲気は様々です。自社が求めるレベルや雰囲気の講師をアサインしてもらうためには、研修会社がどれだけの講師とネットワークをもっているかがポイントになります。
また、事前に講師と面談可能かどうかも確認してみてください。実際にコミュニケーションを取れれば、自社の研修の講師として適切かどうかがより判断しやすくなります。


振り返りや育成進捗の可視化が可能かどうか

外部委託先を選ぶポイントとして、研修の振り返りや育成進捗の可視化ができるかどうかも重要です。
研修によくある課題として、研修をやっただけで満足してしまい、研修効果が十分だったのか、職場で行動変容が起こっているかを効果検証できないことが挙げられます。

研修後の効果測定を実施してくれたり、研修後の新入社員の様子を継続的にフォローできる仕組みをもっていたりする研修会社であれば、研修の振り返りも簡単になります。

研修の効果測定について詳しくは以下のページをご覧ください。
研修効果測定の方法とは|4つの評価レベルや効果測定のポイント



新入社員研修の外部委託ならアルーにお任せください

新入社員研修の外部委託を検討する際には、ぜひアルーへご相談ください。
アルーは、大手企業を中心に毎年100社以上、2.3万人以上の新入社員へ新入社員研修を提供しています。
研修プログラムを柔軟にカスタマイズできる点が特徴です。お客さまの人事戦略や要望をお伺いした上で、教材開発の専門知識をもったカスタマイズ専門担当者が教材カスタマイズを実施します。
また、研修後の育成進捗を可視化するツール「compath」を提供しています。研修後に新入社員が職場で学びを実践しているかどうか可視化したい企業様に好評のツールです。

詳しくは以下のページをご覧ください。
compath(行動変容にこだわる職場学習支援システム)

▼サービス資料をメールで受け取る

  『compathのご紹介』資料ダウンロード 行動変容にこだわる職場学習支援システムのご紹介資料です。 アルー株式会社

アルーの新入社員研修について詳しくは以下のページをご覧ください。
新入社員研修



アルーの新入社員研修事例

アルーでは、毎年100社以上、2万人以上の新入社員に新入社員研修を提供しています。その中から2つ、新入社員育成の成果が見られた事例を紹介します。

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伊藤忠商事株式会社

伊藤忠商事株式会社の新入社員は、周囲からどのように見られているかに対する意識が及ばず、自分で水準を定めて行動してしまう傾向がありました。
そこで、2023年度の新入社員導入研修では、「社会人としての基本動作の徹底」「自ら学び続け、相手の期待に応えて信頼を得るための土台作り」「伊藤忠生活の原点として自らの志を新たにする」をテーマに掲げ、約3週間の研修を実施しました。アルーはそのうち4日間の集合研修を提供しました。
当研修では、最初に学生から社会人へのマインドチェンジをしてもらい、その後の研修プログラムを自分ごと化できるように工夫しました。また、週初めの月曜日に実施することで、その後の一週間の内製研修で復習をすることができました。

結果として、新入社員は社会人としての心構えを理解し、一度失敗した内容でも的確な改善を行い、「相手の期待を超える」アウトプットまで到達できるようになりました。また、自分の「ありたい姿」を明確にし、自信を持って現場配属を迎えることができました。

伊藤忠商事株式会社の事例について詳しくは以下のページをご覧ください。
【伊藤忠商事株式会社導入事例】相手の期待を徹底的に考え行動できる新入社員へ


第一生命保険株式会社

第一生命保険会社では、「つながり」「たくましさ」「しなやかさ」の3つのテーマを掲げ、新入社員の挑戦を促す仕組みや働きかけを研修に取り入れたいと考えていました。

計2週間の新人導入研修を実施し、その中で、アルーからは冒頭2. 5日間のオンライン研修を提供しました。アルーの研修後に別会社の研修や内製研修があったため、初めに社会人としてのマインド・スタンスを学んでもらい、その後の研修に目的意識をもって取り組んでもらえるよう工夫しました。

研修を通じて、目標設定と振り返りの習慣を身につけることができました。「つながり」や「たくましさ」の習得、ビジネスマナーの習得は期待したレベルを達成できたとの評価を頂いています。

第一生命保険株式会社の事例について詳しくは以下のページをご覧ください。
【第一生命保険株式会社導入事例】「つながり」「たくましさ」「しなやかさ」を備えた新入社員への育成

▼事例資料をメールで受け取る

  第一生命保険株式会社様 新入社員研修導入事例 アルーでは、第一生命保険株式会社様に2023年度新入社員研修を提供いたしました。第一生命保険株式会社様の感想やを資料にてご覧いただけます。 アルー株式会社



まとめ

新入社員研修を外部委託する際には、メリットとデメリットを把握し、社内研修とうまく組み合わせるのがおすすめです。
外部委託先は、カスタマイズの自由度や講師の質、研修後のフォローアップ体制などを基に選定しましょう。

アルーでは、社内研修と組み合わせた研修スケジュールの組み方や、貴社の人事戦略に沿った研修カリキュラムをご提案可能です。
アルーの新入社員研修について詳しくは以下のページをご覧ください。
新入社員研修


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