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チームワークを高める研修|具体的な方法と最大化させるポイント、事例を解説

「社内のチームワークを高めたいが、何から手をつければよいのかわからない」
こうしたお悩みをお持ちの人事担当者の方も多いのではないでしょうか。チームワークを高めるためには、研修を実施するのが効果的です。
この記事では、チームワークを高めるために実施する研修の具体的な方法やポイントを解説します。実際の研修事例も紹介するので、チームワークを高める研修を検討している方はぜひ参考にしてください。


【人事担当者の皆様へ】テレワーク下でのチームワーク向上にお悩みですか?




目次[非表示]

  1. 1.チームワークとは?
  2. 2.チームワーク研修の目的とメリット
  3. 3.チームワーク研修の効果を最大化させるポイント
  4. 4.チームワーク研修で使える具体的なゲーム例
  5. 5.チームワーク研修の種類
  6. 6.チームワークを高める研修テーマ
  7. 7.アルーのチームワーク研修事例
  8. 8.チームワーク研修ならアルーへお任せください
  9. 9.まとめ


チームワークとは?

チームワークとは、組織に所属しているメンバーが力を合わせ、同じ方向へ向かって行動を重ねていくことです。ビジネスにおいても一般的な意味合いと同様に、部署内やチーム内のメンバーと力を合わせながら仕事に取り組み、成果の創出を目指すことを指します。
チームワークが高ければ、チームの目標を全員で共有しつつ、メンバーの役割を明確化することができます。それぞれのメンバーの長所を活かし、互いの欠点を補い合いながら仕事を進められる状態が、理想のチームワークです。




チームワーク研修の目的とメリット

組織のチームワークを高めるためには、チームワーク研修を実施するのが有効です。チームワーク研修を実施すれば、新入社員と先輩社員の関係構築ができたり、チーム内の目標をメンバーへ共有できたりするメリットがあります。
また、コミュニケーションの質と量が上がることによる業務効率化も期待できるでしょう。チームワーク研修を実施する目的とメリットを解説します。


新入社員と先輩社員の関係構築

チームワーク研修を実施すれば、新入社員と先輩社員の関係構築を促すことができます。
入社した直後の新入社員は、社会人に求められる自発性や主体性が十分に身についていないケースが多いです。自分から周囲へ働きかけることができず、壁を感じたりコミュニケーション不足に陥ったりする社員も少なくありません。
チームワーク研修を実施すれば、こうした新入社員が抱えがちな課題を解決できます。自分から周囲へ積極的に働きかける重要性を学べるため、先輩社員との間のコミュニケーションも活発化するでしょう。


チームの目標を共有する

チームワーク研修を実施すれば、チーム全体としての目標をメンバーへ共有できます。
チーム全体が一丸となって仕事に取り組むためには、チームの方向性を示す目標の設定が必要不可欠です。チーム全体の目標が周知されれば、自分が取り組んでいる仕事がどのようにチームへ貢献しているのかがわかりやすくなるため、モチベーションが向上するでしょう。
目標を共有する際には、定量的な数値を使って明確に共有したり、社員が覚えやすいスローガンの形にまとめたりするのが効果的です。


メンバーの役割を明確にする

メンバーの役割を明確にするのも、チームワーク研修を実施する目的の一つです。
仕事を進める上で、自分の担っている役割が曖昧だと何に取り組めばよいのか分かりづらくなってしまいます。業務の手戻りが発生したり、混乱を招いたりすることも少なくありません。
チームワーク研修を実施してメンバーの役割を明確化すれば、それぞれが責任を持って仕事に取り組めるようになります。一人ひとりの特性に応じた役割を割り振り、チームのパフォーマンスの最大化を目指しましょう。


コミュニケーションの質と量を上げる

コミュニケーションの量と質を上げるのも、チームワーク研修の大切な目的の一つです。
コミュニケーションの量や質は、組織のパフォーマンスに直結します。コミュニケーションの盛んなチームは情報共有もスムーズなため、チーム全体として業務に無駄が少ないです。
チームワーク研修を実施してメンバー間のコミュニケーションを活性化させ、パフォーマンスの向上を目指しましょう。


フィードバックしあう関係を築ける

チームワーク研修を実施する目的として、フィードバックしあえる環境を作るという点も挙げられます。
仕事を進める上では、業務知識やコミュニケーション力、ロジカルシンキングなどさまざまな能力が求められます。こうした能力を伸ばす際に共通して大切なのが、上司や同僚を始めとした周囲からのフィードバックです。
フィードバックがあれば、自分自身を客観視して改善につなげられます。反対に、自分ひとりだけの価値観で仕事に取り組んでいては、自身の課題に気付けず、実力の向上が見込めません。チームワーク研修を実施すれば、フィードバックし合う風土を形成し、メンバーの能力開発を促すことができます。


アイディアの創出

チームワーク研修を実施する目的やメリットの一つが、アイディアの創出です。
イノベーションにつながる革新的なアイディアを生み出すためには、日常会話も含めた周囲とのコミュニケーションが大切です。「思いついたことをなんとなく口にしたら、そこから思いがけないアイディアが生まれた」ということも多いでしょう。
チームワーク研修を実施し、チーム内のコミュニケーションを促進することで、業務改善に役立つアイディアがより生まれやすくなります。




チームワーク研修の効果を最大化させるポイント

	ジクソーパズルのピースを合わせるチームメンバー

チームワーク研修の効果を最大化させるためには、いくつかのポイントがあります。
ここからは、チームワーク研修の効果を最大化させるポイントを、「研修企画時」と「研修運用時」の2つに分けて解説します。


チームワーク研修企画時のポイント

チームワーク研修を企画する際には、成功の循環サイクルを意識して研修の順序を決めることが大切です。具体的には、以下の4つのステップで進めることを意識しましょう。


  1. 関係性の質
  2. コミュニケーションの質
  3. 思考の質
  4. 結果の質


まず、「関係性の質」にアプローチする施策を取り入れ、その後コミュニケーションの質や思考の質へと内容を変化させていきましょう。
それぞれのステップの詳細について解説します。


Step1:「関係性の質」を強化する施策から始める

チームワーク研修を実施する際は、成功の循環サイクルにおける「関係性の質」を強化する段階から始めましょう。
関係性の質は、さらに細かく5つのレベルに分かれています。


  • レベル1……挨拶、声掛け
  • レベル2……雑談、会話の量
  • レベル3……感謝、活気、互いの尊重
  • レベル4……背景の理解、素直さ、チームを超えたつながり
  • レベル5……一体感や協働、信頼、越境


現在の状況を見つつ、チームワーク研修でどのレベルにアプローチするのかを決めてみてください。


Step2:「コミュニケーションの質」でチームコミュニケーションのあり方を扱う

関係性の質が改善したら、次にコミュニケーションの質を改善しましょう。
コミュニケーションの質としては、アイコンタクトやリアクション、ペーシングなどが挙げられます。相手の話の事実を理解するだけでなく、話の背景にある思考や価値観へ共感しようとする姿勢が大切です。
チームワーク研修を通じてこうした傾聴の姿勢を身につけてもらい、コミュニケーションの質の改善につなげてください。


Step3:「思考の質」にアプローチして思考を変える

コミュニケーションの質が改善したら、次に思考の質へアプローチしていきます。
思考の質も、関係性の質と同様に以下の5つのレベルに分けられます。


  • レベル1……関心の広がり、共同での思考
  • レベル2……受け止め、ポジティブな思考、行動に向けた意欲
  • レベル3……当事者意識、内省、発想
  • レベル4……探求や革新、Win-Winな関係性、視座の高さ
  • レベル5……社会への貢献意識、意味創造


思考の質を深めれば、チームとしての成果につながりやすい行動が現れ、成功の循環モデルが回りやすくなります。コミュニケーションによって関心を広げたり、ポジティブな思考を習慣化させたりして、行動変容につなげましょう。


Step4:行動と結果の振り返りを行う

チームワーク研修で思考の質へアプローチしたら、実際に行動に移し、結果にコミットしていくことが重要です。
成果が出れば、その成功をメンバー間で共有し、信頼関係が構築され、関係性の質が向上するという好循環が生まれます。ただし、Step1からStep3までを適切に実施した上で、行動と結果の質にアプローチすることが大切です。
よくある間違いは、急いで「行動の質」や「結果の質」を変えようとして、メンバーに行動を押し付けてしまい、「やらされ感」を生じさせ、結果的に信頼関係を損ない、チームワークを悪化させてしまうことです。


チームワーク研修運用時のポイント

チームワーク研修を運用する際には、当事者意識を持たせたり、研修のグループ編成に工夫を凝らしたりすることが大切です。また、研修への前向きな姿勢を引き出すのも欠かせません。
チームワーク研修を運用する際のポイントを4つ解説します。


当事者意識(オーナーシップ)の視点を持たせる

チームワーク研修を実施する際には、当事者意識を持たせましょう。
せっかくチーム研修を実施しても、参加者に当事者意識がないままでは研修効果が半減してしまいます。中には、「自分は周囲とコミュニケーションを取っているから関係ない」と感じる社員もいるでしょう。チームワークを改善するためには、メンバー全員で取り組むことが必要不可欠です。自分がコミュニケーションを取っているかどうかに関わらず研修に参加する意義があることを積極的に伝え、当事者意識を醸成しましょう。


研修のグループ編成をしっかり設計する

研修のグループ編成に力を入れるのも、チームワーク研修を実施する際のポイントです。
チームワーク研修では、ディスカッションや演習などのグループワークを取り入れることもあるでしょう。グループワークの場面で、チーム編成をランダムすると効果が十分に発揮できない場合があります。
自社のコミュニケーションが不十分な場合は年代の近い社員同士でグループを形成して横のつながりを作ってもらう、ある程度コミュニケーションがある場合にはあえて部署が入り交じるグループ編成にして交流を促進するなど、自社の状況にあったグループ分けを意識してみてください。


前向きに参加してもらえるよう促す

チームワーク研修を実施する際には、前向きに参加してもらえるよう促すのも大切です。
社員の中には、「どうして忙しい業務の時間を割いてまで研修へ参加しなければならないのか」「自分の部署のチームワークは問題ないだろう」と感じている人もいるでしょう。こうした社員に研修へ前向きに参加してもらうためには、冒頭で研修の目的や意義を説明するのがおすすめです。「チームワークを高めれば、現場で起こるトラブルが減ります」「実際に〇〇部では、チームワークの改善で業務効率が2割上がりました」といったように、研修へ参加する意義を伝えてみてください。


研修を外部企業に委託する

チームワーク研修を実施する場合、研修を外部の企業へ委託するのも手です。
チームワーク研修を実施する際には、グループワークやディスカッションなどさまざまな演習を盛り込む必要があります。また、研修前の準備や研修後のフォローアップなどにかかる時間的コストも大きいです。
研修を外部委託すれば、こうした時間的コストを一律で削減できます。人材育成を専門としている講師が研修を実施するため、質の高いチームワーク研修を実施できるでしょう。

研修を外部委託する際のポイントや、外部委託するかどうかの判断基準は以下のページをご覧ください。
研修は外部委託すべき?委託している割合や委託先選定のポイント




チームワーク研修で使える具体的なゲーム例

チームワーク研修を実施する際には、ゲームを導入するのがおすすめです。ゲームを導入すれば、楽しみながら効果的にチームワークを高めることができます。
チームワーク研修で使える具体的なゲーム例を紹介します。


Talking in the Park

Talking in the Parkは、会話形式でメンバーへの想いを伝えるカジュアルなゲームです。
まずは公園で雑談をしているという設定で参加者に集まってもらい、そのうちの一人が「寝落ち」します。その後、残ったメンバーは寝落ちしたメンバーに対して日頃思っていることや感謝の気持ちをそれぞれ2〜3分程度で語ります。
全員が語り終わったら、寝落ちしたメンバーを「おはよう」と迎え入れ、最後に寝落ちしたメンバーが感じたことを一言伝えるというゲームです。
普段はなかなか口にしないような気持ちや感謝をカジュアルに伝えられる、ユニークなゲームです。


嘘つきあてゲーム

嘘つきあてゲームは、グループ内に紛れ込んでいる嘘つきを当てるゲームです。
3〜5名程度のグループを編成し、そのうち1人がお題に対して嘘をつく「嘘つき」となります。その後、チーム間で質問を交わしていき、最終的に「嘘つき」を見破れたチームの勝利です。
嘘つきを見破られないようにするためにはチーム内で協力する必要があるため、チームワークを鍛えられます。また、他チームの嘘つきを見破る過程を通じて、相手の表情を読み取る力や洞察力も身につくゲームです。


条件プレゼン

条件プレゼンは、それぞれのチームにいくつかのキーワードを渡した上で、それらをすべて盛り込んだプレゼンを実施してもらうゲームです。
シンプルなゲームですが、どのようなキーワードを選ぶのかによってゲームの難易度が大きく変化します。キーワードの盛り込み方やプレゼンの構成方法などを考える過程で、チーム内でのコミュニケーションが活性化されます。
チームワークと同時に、プレゼンスキルや想像力といった実践的なビジネススキルも身につくゲームです。


コンビニ経営ゲーム

コンビニ経営ゲームは、チームで一つのコンビニチェーンを経営する設定で、高い企業価値を持ったコンビニチェーンを育てるゲームです。
5名程度で1つのチームを作り、6✕6マス程度のマップにコンビニを出店していきます。コンビニの売上高やコストは、エリアや周囲の環境などさまざまな要因により変動するのが特徴です。
ゲームを進めるためにはチーム内で意思決定を行う必要があるため、チームワークや意思決定力が磨かれます。また、経営戦略や外部環境分析など、経営に必要な知識も身につくゲームです。

コンビニ経営ゲームを活用した研修は以下のページからご確認いただけます。
ビジネスゲーム研修 コンビニ経営ゲーム

▼サービス資料をダウンロードする

  『新人向けコンビニ経営ゲームご紹介資料』ダウンロード ビジネスゲームを通じて、楽しみながら大局的な視点で「経営」や「戦略」を考えることを体感できる研修のご紹介資料をダウンロードいただけます。 アルー株式会社




チームワーク研修の種類

チームワーク研修を実施する方法としては、以下の4種類が挙げられます。


  • 対話形式(ダイアローグ)
  • ゲーム形式
  • アクティビティ形式
  • 合宿形式


それぞれの形式には一長一短があるため、自社の状況や研修の目的に合わせたものを選択するのが大切です。チームワーク研修の種類を解説します。


対話形式(ダイアローグ)

対話形式は、お互いの思っていることを口に出したり、価値観を話し合ったりする方法です。雑談のようなものだけでなく、ディスカッションやディベートのようなタイプも、対話形式に含まれます。
対話形式のチームワーク研修を実施すれば、他者の思考の過程や価値観を知ることができます。その結果、メンバーのことをより深く理解できたり、自分自身の思考のクセや偏りに気づけたりする点がメリットです。具体的な手法としては、先程紹介したTalking in the Parkを始めとするゲームや、ディスカッションなどが挙げられます。


ゲーム形式

ゲーム形式は、競争や勝敗の有無があるアクティビティを通じてチームワークを養う方法です。
ゲーム形式でチームワーク研修を実施すれば、「研修のやらされ感」を軽減しつつ、楽しくチームワークを醸成できます。また、何気ない会話のきっかけづくりにも役立つため、普段のコミュニケーションの活性化にもつながるでしょう。
具体的な方法としては、コンビニ経営ゲームを始めとしたビジネスゲームや、人狼ゲーム、ビブリオバトルなどが挙げられます。


アクティビティ形式

アクティビティ形式は、メンバーが体を動かしながらコミュニケーションを取り、チームワークを形成する方法です。
体を動かすこと自体がリフレッシュになるため、ゲームと同様に楽しく取り組んでもらえる効果が期待できます。また、メンバーの普段とは異なる一面を見られるため、相互理解も深まるでしょう。
具体的なゲーム例としては、手を繋いだ状態でフラフープを移動させる「フープリレー」や、全員で一つの大きな絵を完成させる「Big Picture」などが挙げられます。


合宿形式

合宿形式も、チームワークを深めるための研修スタイルの一つです。
期間はケースバイケースですが、チームワーク形成が主目的の場合は2〜3日程度のプログラムが主流です。参加者にホテルへ宿泊してもらい、日中はアクティビティを通じてチームワークの形成を図ります。
通常の研修よりもコストがかかる一方で、日常生活も含めた多くの時間を社員とともにすることとなるため、チームワークを効果的に形成できるメリットがあります。




チームワークを高める研修テーマ

会議中

チームワークを高めるための研修テーマとしては、自分らしさを活かすことで仕事と他人との関わり方を考えるワークショップやチームビルディング研修、さらには階層ごとの研修などが挙げられます。
チームワークを高めるためにアルーが提供している、具体的な研修テーマを紹介します。


自分らしさを活かすことで仕事と他人との関わり方を考えるワークショップ

自分らしさを活かすことで仕事と他人との関わり方を考えるワークショップは、自己理解メソッド「MBTI®(※注)」を活用しながら自己理解と他者理解を深め、チームワークを形成する研修です。
まずはMBTI®の概要について扱い、MBTI®の結果として表れる16のタイプがそれぞれどういったスタイルなのかを知ってもらいます。その後、事前に検査したタイプを基に、しっくりくるタイプを探していきます。その過程を他の受講者と共有することで、自分自身や相手への理解を促進することができます。
自身やチームメンバーのMBTI®のタイプを知ることで、お互いにどのようなコミュニケーションを取れば心地よいかが分かります。コミュニケーションの質を改善し、チームワーク向上に寄与する研修です。

※注:MBTI is a registered trademark of the Myers&Briggs Foundation in the United States and other countries.

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チームビルディング研修「パスタブリッジ」

パスタブリッジは、パスタで橋を作るゲームを通じてチームワークを形成する研修です。
1本のパスタだけではすぐに壊れてしまいますが、パスタをうまく組み合わせることによって強度の高い橋を作ることを目指します。パスタの組み合わせ方を考える過程でコミュニケーションが生まれるとともに、実際に手を動かしながら楽しめるユニークな研修です。


DNAワーク

DNAワークは、会社理解を促すことでチームワークの形成を目指す研修です。
DNAワークの中では、役員講話や自社の歴史の振り返りなどを行いながら、自社に通底する「DNA」を理解することを目指します。主に新入社員を対象とした研修ですが、幹部としての活躍が期待される管理職へ改めて自社理解を深めてもらったり、中堅社員へのリテンションとして実施したりすることも可能です。

DNAワークのカリキュラム例


アルーの提供しているDAワークの資料は、以下のページからダウンロードしていただけます。

  『DNAワーク紹介資料』ダウンロード DNAワークのサービス紹介資料をダウンロードいただけます。新入社員の会社理解を促進し、同時に仕事の疑似体験もできるワークショップです。 アルー株式会社


新入社員・若手社員向けネットワーキング研修

チームワークを高めるためには、自分から社内の人に話しかけたり、普段からお互いに良好な関係性を作ったりすることが必要です。
自分の部署のみならず、他部署や他チームの人に対してもコミュニケーションを積極的に取れるような研修を実施すると良いでしょう。

▼新入社員・若手社員向けネットワーキング研修のカリキュラム例

テーマ
概要
進め方

イントロダクション

グランドルールと研修目的を確認する


導入講義

  • 狙い:社内の様々な人の知恵を活用して、仕事をうまく進めることの必要性を知る
  • 学び:組織の総力をうまく活用する

①ネットワークを広げる

  • 狙い:他部署・他チームの人・知恵が自分の業務の役に立つことを実感する
  • 学び:社内の「相談先」を増やす
  • 自分の困っていること・解決したいと思っていることをグループに提示する。次に、グループの他の人がその悩みに対して自分ができそうなこと・役に立ちそうなアイデアやアドバイスを付箋に書いて渡す。もともと受講生が思いもよらぬ人やアイデアが出てくることで、ネットワークをつくり、活用していくことの動機付けを行う(互恵ワーク)

グループワーク

②ネットワークを深める

  • 狙い:必要となったときにだけ声をかけるのではなく、普段からお互いに小さなGIVE&TAKEを積み重ねることで良好な関係性をつくっていくことの必要性を方法を理解する
  • 学び:お互いに小さなGIVE&TAKEを積み重ねることで頼り・頼られる関係をつくる
  • 相手の役に立つ、かつ自分ができることを考え、自分が周囲に対してどのようなGIVEをすることができるのかを考える

グループワーク

③相手へ協力を依頼する

  • 狙い:他部署・他チームに具体的な依頼・相談をする際のポイントについて理解する
  • 学び:前提情報を丁寧に伝える
  • 他部署・他チームの相手に対して、1回目は「アドバイスをいただきたい」、2回目は「提出物を早めに提出してほしい」という設定。他部署・他チームの相手への依頼方法を実践し、練習する

ペアワーク

④引き受けてもらいやすくする

  • 狙い:相手に協力を引き受けてもらいやすくするための、事前準備の必要性と方法を理解する
  • 学び:相手が意思決定しやすいよう依頼前にあらかじめ準備をする
  • 自分の仕事において、依頼前にあらかじめどのような準備をすることができるのかを考える

個人ワーク
グループ共有

総括セッション

振り返り、質疑応答





アルーのネットワーキング研修では、ネットワークを拡げ、相手へ協力を依頼する方法などを学ぶことができます。
詳しくは、以下のページよりご確認ください。

「ネットワーキング」研修プログラム詳細

▼サービス資料をダウンロードする

  『ネットワーキング』資料ダウンロード 『ネットワーキング』の資料をダウンロードいただけます。こちらの研修では組織の力をうまく活用して高い成果をあげるためのネットワーキングを学びます。本資料では、実際の研修で扱うアジェンダやワーク資料などをご紹介しています。 アルー株式会社


チームワークを高めるコミュニケーション研修

コミュニケーション研修の中に、チームワークを高めるためのプログラムを取り入れるのもよいでしょう。
コミュニケーション研修で扱う具体的な内容としては、この記事で解説したTalking in the Parkや嘘つきあてゲームがおすすめです。こうしたゲームを研修に盛り込むことで、コミュニケーションを楽しみながらチームワークを高めることができます。
コミュニケーションとチームワークは密接に関連しているので、ぜひ研修で効果的にアプローチしていきましょう。

アルーのコミュニケーション研修は以下のページから詳しくご確認いただけます。
コミュニケーション研修


チームワークを高めるリーダーシップ研修

チームワークを高めるためには、リーダーシップ研修を実施するのもおすすめです。
高いリーダーシップがある社員は、チーム全体が同じ方向へ進むようにメンバーを牽引できます。結果として、チーム全体に一体感が醸成され、チームワークが向上するでしょう。
リーダーシップ研修では、リーダーシップを発揮する方法やリーダーシップのスタイル、リーダーとしての役割などを伝えるのがおすすめです。
アルーが提供しているリーダーシップ研修は、以下のページからご確認いただけます。

リーダーシップ研修




アルーのチームワーク研修事例

人材育成を手掛けているアルーでは、これまでにさまざまな企業でチームワークを向上させるための支援を実施してきました。ここでは、それらの中から特に参考となる事例を3つ厳選し、紹介します。


ミズノ株式会社様

ミズノ株式会社様では、海外本社間と日本本社間のコミュニケーションの希薄化が課題となっていました。そこで、リージョン間のコミュニケーションを促進してチームワークを形成するための研修を実施しました。
海外子会社のマネージャーを日本に集め、対面でコミュニケーションを取る機会を確保しました。ミッションやビジョンの共有とともに、「Day0」を導入したカジュアルな雰囲気でのコミュニケーションを促進した結果、リージョン間の自発的なコミュニケーションが生まれた成功事例です。

ミズノ株式会社の取り組み事例の詳細は以下をご覧ください。
グローバル事業強化の要として、 本社と海外現法のHRが One Team となるための Global HR Conference ミズノ株式会社様 導入事例

▼事例資料をダウンロードする

  『ミズノ株式会社Global One HR Conference導入事例』資料ダウンロード ミズノ株式会社様にアルーがご支援した、本社と海外現法のHRが One Team となるための Global One HR Conferenceをご紹介します。 アルー株式会社


ポーラ化成工業株式会社様

女性活躍を推進する風土を醸成したいという課題があったポーラ化成工業株式会社様では、リーダーシップの獲得とチームワークの醸成という2点を目的とした研修を実施しました。
研修プログラムは5回に分けられており、それぞれの間に1ヶ月程度の実践期間が設けられました。継続的に参加者へ集まってもらうことで、参加者同士にチームワークが形成され、「困ったことがあればすぐに相談できる」という環境が整った研修事例です。

本研修事例の詳細は、以下のインタビュー記事をご覧ください。
女性活躍推進の風土づくりに「リーダーシップ」「チームワーク醸成」の重要性を理解する(ポーラ化成工業株式会社)


組織ぐるみのOJT環境構築研修

組織ぐるみのOJT環境構築研修では、部下の育成を担当する上司を対象として、育成の重要性やスタンス、方法を学ぶ研修を実施しました。

組織ぐるみで育成を行うOJT環境づくり施策例

まずは導入として、関係性構築や環境づくりの方法などを学んでもらっています。その後、実践期間を経て中間フォローを実施し、OJTの進捗共有を行いました。最後にOJTの結果共有と次期への引き継ぎを実施して、まとめています。
必要に応じて上長にも参加してもらい、OJTを効果的に実践するためのチームワーク形成に力を入れた研修事例です。

本事例の詳細は、以下のページからご覧ください。
組織ぐるみで育成を行うOJT環境づくり施策例

▼事例資料をダウンロードする

  組織ぐるみで育成を行うOJT環境づくり 組織ぐるみで育成を行うOJT環境づくりと題する管理職研修の導入事例をダウンロードいただけます。課題の特定から解決までのフローをご確認いただけます。 アルー株式会社




チームワーク研修ならアルーへお任せください

チームワーク研修なら、ぜひアルーへお任せください。
アルーでは、これまでに数多くの業界でチームワークを形成する支援を実施してきました。アルーでは研修の企画段階からヒアリングを実施し、企業の課題にあわせて最適化したプログラムを提供しています。コミュニケーション研修やリーダーシップ研修などと組み合わせたチームワーク研修を実施することも可能です。
チームワーク形成のことなら、何でもお気軽にアルーまでご相談ください。




まとめ

チームワーク研修について、具体的な内容やポイント、事例などを幅広く解説しました。
チームワーク研修を成功させるためには、成功の循環サイクルを意識しながら、まずは関係性の質へアプローチするのが大切です。また、研修プログラムにはゲームなど楽しく取り組める内容を豊富に盛り込んで、参加者の前向きな姿勢を引き出すのもよいでしょう。
ぜひこの記事の内容を参考にしながらチームワーク研修の設計を進め、コミュニケーションの活発なチームを構築していきましょう。



アルー株式会社
アルー株式会社
20年以上、企業向けに人材育成コンサルティングや研修を提供してきた。新入社員・管理職といった階層別研修や、海外駐在員やグローバルリーダーなどのグローバル人材育成、DX人材育成に強みを持つ。その実績は取引企業総数1400社以上、海外現地法人取引社数400社以上に及ぶ。京都大学経営管理大学院との産学連携など、独自の研究活動も精力的に行っている。
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