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新入社員研修でeラーニングを活用するメリットは?事例や成功のポイント

リモートワークが進んだ昨今、新入社員研修をeラーニングで実施したり、集合研修とeラーニングを併用したりする企業が増えてきています。
 
eラーニングで新入社員研修を実施すれば、いつでもどこでも気軽に学習してもらえるといったさまざまなメリットがある反面、モチベーション維持など対策すべき点があるのも事実です。
 
この記事では、新入社員研修でeラーニングを活用する際のメリットや注意点、事例や成功のためのポイントを徹底的に解説します。


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目次[非表示]

  1. 1.【テンプレートプレゼント!】新人教育育成計画書
    1. 1.1.テンプレートのサンプル
  2. 2.新入社員研修でeラーニングを活用するメリット
    1. 2.1.場所・時間を問わず実施が可能
    2. 2.2.予習・復習がしやすい
    3. 2.3.教育の質を均等にできる
    4. 2.4.学習の進捗を把握しやすい
    5. 2.5.研修コストを削減できる
  3. 3.新入社員研修でeラーニングを活用する際のデメリットと対策法
    1. 3.1.モチベーション維持が難しい
    2. 3.2.受講者の環境整備が必要
    3. 3.3.実習が必要な研修には向いていない
    4. 3.4.教材作成が必要になる
    5. 3.5.コミュニケーションが取りづらい
  4. 4.新入社員研修のeラーニングを成功させるポイント
    1. 4.1.アクティブラーニングを取り入れる
    2. 4.2.集合研修と組み合わせる
    3. 4.3.受講後のフォローも大切
  5. 5.eラーニングを使ったアルーの新入社員研修のプログラム例
    1. 5.1.新入社員/内定者向け <スタンダードプラン>
    2. 5.2.新入社員/内定者向け <ライトプラン>
    3. 5.3.新入社員研修
  6. 6.eラーニングを活用した新入社員研修の事例
    1. 6.1.ブレンディッドラーニングを活用した事例
    2. 6.2.研修運営効率化を叶えた新入社員研修事例
  7. 7.新入社員研修のeラーニング活用ならアルーにお任せください


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アルーでは、年間100社以上の企業、2.3万人の受講者へ新人研修を提供しております。新人教育に役立つチェックシートを下記ページにて無料で配布しています。

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新入社員研修でeラーニングを活用するメリット

新入社員でeラーニングを活用するメリットは、大きく分けて5つ挙げられます。
実際、リモートワークの普及に伴いeラーニングを新入社員研修で活用する企業も増えてきました。
 
まずは、新入社員研修でeラーニングを活用するメリットを確認していきましょう。


場所・時間を問わず実施が可能

従来の対面型研修では、社員へ一堂に会してもらっていました。集合研修では決められた場所と時間で学んでもらう必要があるため、移動や宿泊などさまざまな手間がかかってしまいます。
 
eラーニングを活用すれば、場所や時間を問わず研修を実施することができます。
新入社員が、仕事の合間や会議の待ち時間など、隙間時間を使って自分のペースで学習できるため、効率的に知識をインプットすることが可能です。
また、eラーニングは自宅からでも受講できるため、リモートワークを導入している場合でも活用しやすいというメリットもあります。


予習・復習がしやすい

対面形式で実施する研修では、研修中に浮かんだ疑問点などをその場で確認する必要がありました。
後から講師へ連絡を取って質問をすることもできますが、手間がかかってしまいますし、講師も後日の質問に必ず対応できるとは限りません。
 
一方、eラーニング上で配信された教材はいつでも視聴することが可能です。そのため、内容が理解できるまで何度も繰り返し視聴でき、事前に予習をしたり必要なタイミングで復習をしたりすることもできます。自分のペースと理解度に合わせて学習をすれば、知識が定着しやすくなるでしょう。


教育の質を均等にできる

大人数の社員を対象として実施する対面型の研修では、クラスを分けて同じ内容を繰り返し実施するケースも多いです。
複数回研修を実施する場合、担当する講師によって内容や質に幅が出てしまうことがあります。また、来年度以降も同じ研修内容を継続的に提供できるとは限りません。
 
eラーニングを活用すれば、教育の質を均等にできます。
一度高品質な教材を作成すれば、同じ教材を繰り返し使い続けることも可能です。
特に新入社員研修の場合、ビジネスマナーやOfficeツールの使い方など、同じ内容を繰り返し教育するケースが多いでしょう。
eラーニングを活用すれば、高品質な教育を継続的に提供できます。


学習の進捗を把握しやすい

対面形式で研修を実施する場合、紙のアンケートやテストを実施して、別途それを集計する必要があります。
しかし、紙のデータの集計は時間がかかりますし、何よりそれぞれの社員の到達度を細かく把握することには限界があるでしょう。
 
eラーニングを使えば、テストの結果や教材への取り組み具合など、社員の学習の進捗をひと目で把握できます。特に、eラーニングを管理するLMSの中には、社員の動画教材の視聴履歴を秒単位で記録できるものも存在します。
こういったツールを使えば、社員がどこまで学べていて、どのような内容でつまずいているのかを即座に把握することができるでしょう。


研修コストを削減できる

対面形式で研修を実施する場合、事前に会場を押さえておく必要があります。講師や研修運営スタッフの日程調整も必要です。
 
eラーニングを活用すれば、こうしたコストを一気に削減できます。もちろんeラーニングで研修を実施する際にも一定のコストはかかりますが、対面研修と比べると金銭的にも時間的にも、さまざまなコストを削減できることは間違いありません。
特に昨年度の教材を活用できる2年目以降は、研修運営の負担が大きく軽減するでしょう。


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新入社員研修でeラーニングを活用する際のデメリットと対策法

eラーニングを新入社員研修に活用することにはさまざまなメリットがありますが、一方でいくつか気をつけたいポイントが存在するのも事実です。効果的なeラーニングを実施するためには、どういった点に注意すればよいのでしょうか。
 
新入社員研修でeラーニングを活用する際のデメリットと、その対策法を解説します。


モチベーション維持が難しい

eラーニングでは、いつどれくらい学習を進めるのかが本人に委ねられています。そのため、学習の進捗がそれぞれのモチベーションに左右されてしまうのがデメリットです。
集合研修と違って一人で取り組むため、周りに勉強をする仲間がいないのもモチベーション維持の難しさに拍車をかけてしまいます。
 
こうしたデメリットを解決するためには、eラーニングを集中的に行ってもらう時間を取るのがおすすめです。
研修期間中にeラーニングを進める時間を設けたり、「〇月までにここまで終わらせてください」といった期限を設定したりするのがよいでしょう。


受講者の環境整備が必要

eラーニングを実施する際には受講環境を整える必要があります。
例えば容量を気にせず使えるインターネット環境が必要ですし、教材を視聴するタブレット端末やパソコンを別途支給する場合もあるでしょう。
 
受講者の環境整備が必要な点も、eラーニングのデメリットといえます。受講者の環境整備を行うためには、事前の周知を徹底することが重要です。eラーニングの受講のためにどのようなデバイスとネットワーク環境が必要なのかをあらかじめ伝えておき、必要に応じてサポートを提供しましょう。


実習が必要な研修には向いていない

eラーニングの大きなデメリットとして、実習が必要な研修は行いづらいという点が挙げられます。
例えば新入社員研修であれば、ビジネスマナーを学ぶためのロールプレイングなどはeラーニングでは実施できません。
 
このデメリットを解決するためには、eラーニングと集合研修と組み合わせて実施するブレンディッドラーニングの活用がおすすめです。eラーニングで事前学習を行い、集合研修ではディスカッションやロールプレイングを実施する流れのことを反転学習とも呼びます。

反転学習とは

eラーニングで知識をインプットして、集合研修でそれをアウトプットするという流れを作り、双方のメリットを活かした研修を実施しましょう。


教材作成が必要になる

eラーニングを実施する際には、動画教材やスライドなどを作成する必要があります。
しかし、ノウハウがゼロの状態から質の高い動画教材を作るのは難しいものです。録音や録画などに予想以上の手間がかかってしまうケースもあるでしょう。
 
eラーニングでは、自社での講演記録やセミナーの録画など、すでにある教材を使える場合もあります。こうした既存のアセットを活用すれば、教材作成の手間を削減できるでしょう。
 
なお、アルーでは自社オリジナル教材の作成支援を行っております。オリジナルでの教材作成をご検討の場合は、ぜひ人材育成のプロであるアルーにご相談ください。
アルーの自社オリジナル教材の作成支援については、以下のページで詳しくご確認いただけます。
eラーニング教材
※アルーのLMS「etudes」の公式サイトへ遷移します。


コミュニケーションが取りづらい

eラーニングのデメリットとして、双方向的なコミュニケーションが取りづらい点が挙げられます。画面にボタンを表示してクイズに回答してもらうといったやり取りは可能ですが、ディスカッションのような複雑なやり取りはeラーニング上ではそもそも不可能です。
 
こうしたデメリットを解決するためには、集合研修と組み合わせるブレンディッドラーニングの活用がおすすめです。対面形式でのディスカッションを取り入れたり、フォローアップ研修を実施したりして、必要なサポートを行いましょう。
また、上司がeラーニングでの研修について定期的に声掛けするのもおすすめです。eラーニングを進める中で困ったことがあれば、すぐに相談できる環境を整えておくとベストです。


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新入社員研修のeラーニングを成功させるポイント

	作業する女性

新入社員研修のeラーニングを成功させるためには、いくつか気をつけておきたいポイントが存在します。例えば、アクティブラーニングを取り入れたり、集合研修と組み合わせたりすると有効でしょう。
 
eラーニングを取り入れた新入社員研修を成功させるポイントを3つ紹介します。


アクティブラーニングを取り入れる

アクティブラーニングとは、社員の主体的な学ぶ姿勢を引き出しながら実施する研修手法のことです。テーマ別研修や職種別研修ではもちろん、主体性の構築が重要な新入社員研修でもよく取り入れられています。
 
eラーニングを実施した新入社員研修を実施する場合には、アクティブラーニングの手法を取り入れるのが有効です。アクティブラーニングを実施すればeラーニングへのモチベーションを維持できるため、前向きな姿勢でeラーニングに取り組んでもらいやすくなります。
例えば現場での実践期間を設けて主体的な行動を促したり、学んだスキルを使って取り組むワークショップを実施したりするのが有効です。


集合研修と組み合わせる

eラーニングの課題として、実践的な演習ができなかったり、コミュニケーションが取りづらかったりといった点がありました。こうした点を克服してeラーニングによる研修を成功させるためには、集合研修と組み合わせるのが効果的です。
 
例えばビジネスマナーを身につける研修では、eラーニングで基本をインプットして、集合研修でロールプレイングに取り組んでもらうといった活用法が考えられます。
また、Officeツールなどの使い方を教える際も、eラーニングで使い方を説明する動画を配信し、対面研修で実際にWordを使った文書作成に取り組んでもらうといった実践が可能です。


受講後のフォローも大切

eラーニングを使った研修にありがちな失敗例が、研修後に何もフォローアップを行わないというものです。フォローアップを行わない場合、新入社員が研修内容を振り返る機会がなくなってしまいます。そのため、いつでも内容を復習できるというせっかくのeラーニングの利点も活かされません。
 
eラーニングを実施した後には、必ず受講後のフォローを実施しましょう。例えば「動画教材の中で分かりづらい部分はなかったか」といったヒアリングやアンケートを実施すれば、社員が内容を思い出すきっかけになります。加えて、eラーニングで配信した教材の改善点を見つける機会にもなるでしょう。


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eラーニングを使ったアルーの新入社員研修のプログラム例

アルーでは、eラーニングを使ったさまざまな新入社員研修のプログラムをご提供しています。受身の姿勢ではなく、本気で自分で考えて解かなければ合格できないアウトプット中心のカリキュラムが特徴です。
 
アルーの提供している、新入社員研修のプログラム例を3つご紹介します。


新入社員/内定者向け <スタンダードプラン>

新入社員や内定者向けのスタンダードプランでは、学生から社会人への意識転換や自己改善サイクルを中心とした、合計10種類以上のコースを学んでもらうことができます。
マインド面とスキル面の両方で、学生から社会人へのステップアップを実現するカリキュラムなのが特徴です。
 
また、WordやExcel、PowerPointなどビジネスに必須のツールを使いこなせるようになるためのコースもそれぞれご用意しています。

新入社員・内定者向けのスタンダードプランは、以下のページから詳しくご確認ください。
新入社員/内定者向け<スタンダードプラン>


新入社員/内定者向け <ライトプラン>

新入社員や内定者向けのライトプランは、スタンダードプランに含まれるコースの中から、特に重要なものを厳選してピックアップしたプランとなっています。
学生から社会人への意識転換はもちろん、ロジカルシンキングやビジネスマナーなどビジネスパーソンとしての基礎がバランスよく身につくカリキュラムなのが特徴です。
 
なおライトプランでも、WordやExcel、PowerPointを使いこなせるようになるためのコースが充実しています。

新入社員/内定者向けのライトプランは、以下のページから詳しくご確認ください。
新入社員/内定者向けeラーニング <ライトプラン>


新入社員研修

人材育成を専門に手掛けているアルーでは、新入社員研修をトータルでサポートしています。
自立した社会人になるために必要なスキルやマインドをまとめて獲得できる研修カリキュラムをご用意しているため、ぜひお気軽にご相談ください。
 
eラーニングについては、集合研修のサービスラインナップに合わせたコンテンツをご用意しています。
アウトプット中心の研修となっているのが特徴で、集合研修と連動したブレンディッドラーニングにもぴったりです。
 
アルーの実施している新入社員研修の詳細は、以下のページからご覧いただけます。
新入社員研修


新入社員向けeラーニング コンテンツ集


eラーニングを活用した新入社員研修の事例

	オンラインで話す女性社員.j

アルーでは、これまでにさまざまな企業の新入社員研修をサポートさせていただきました。
ここでは、アルーが以前に実施した新入社員研修から、eラーニングを取り入れる際に参考となる2つの事例を厳選してご紹介いたします。
新入社員研修でeラーニングの導入をご検討の場合は、ぜひ参考にしてください。


ブレンディッドラーニングを活用した事例

通信業のA社では、新入社員が4月にビジネスマナーを学んでいたものの、配属前に忘れてしまって現場で活用できていなかったという課題がありました。そこで、アルーでは新入社員を対象としたブレンディッドラーニングの取り組みをサポートしました。
 
事前に基礎知識をeラーニングでインプットした上で実践に取り組んでもらい、配属前に実地テストを行いました。さらに、配属後も実践ドリルや実践シートなどを導入し、継続的な取り組みを後押ししました。その結果、現場でのマナーの定着に成功し、研修で実践した内容を現場でスムーズに活かせるようになりました。

アルーのブレンディッドラーニングを活用した研修事例については、以下のページで詳しくご確認いただけます。
ブレンディッドラーニングを活用し、配属前にマナーが定着している状態を作る

▼事例資料ダウンロードはこちら

  『ブレンディッドラーニングを活用し、配属前にマナーが定着している状態を作る新入社員研修事例』資料ダウンロード 通信業社の研修事例集です。新入社員が4月にマナーを学んでいるものの、配属前に忘れてしまい現場で実践できていない事が課題だった。 上記経緯より、 研修後も実践を行いながら配属前にマナーテストを行う事で、マナーを定着させる研修を行った。 アルー株式会社


研修運営効率化を叶えた新入社員研修事例

インフラ業のB社では、毎年400名規模の新入社員を採用していました。25名ずつの16クラスに分けて研修を実施していましたが、新型コロナウィルスの影響で研修の運営コストが増えたことをきっかけにLMSの導入を検討しました。アルーの提供している「etudes」を使って、複雑な研修カリキュラムの管理を実現しました。
 
システム導入後は社員が自分に必要なコースへすぐアクセスできるようになったため、これまでメール添付で送信していた研修資料の管理も一気に効率化されました。
研修運営にかかっていた時間が浮いただけでなく、その時間を使って研修内容そのもののブラッシュアップにもつなげることができた成功事例です。


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新入社員研修のeラーニング活用ならアルーにお任せください

アルーは、新入社員研修を始めとした階層別研修やテーマ別研修を数多く実施している人材育成のプロです。
 
新入社員研修でeラーニングの活用をご検討の場合は、ぜひアルーへお任せください。アルーでは、使いやすいUIが特徴のLMSである「etudes」や、導入後すぐに役立つeラーニングのコース一式なども提供しております。アルーの提供する新入社員向けのeラーニング・プログラムについては、以下のページから詳しくご覧ください。
新入社員/内定者向け <スタンダードプラン>
 
ぜひこの記事の内容を参考にして、新入社員研修でのeラーニングの導入を成功させましょう。


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