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理念浸透のためのワークショップ・ゲーム実例5選。押しつけにならないコツ

「企業理念を浸透させたいが、どのように進めれば良いか分からない」「研修で企業理念を教えているが、押しつけ感が出てしまう」といった悩みを持つ人事担当者の方も多いのではないでしょうか。
理念を効果的に浸透させるためには、ワークショップやゲームなど、参加型のアクティビティが有効な手段として挙げられます。
本記事では、理念浸透に役立つワークショップとゲームの具体例をはじめ、研修を実施する際のコツや、成功事例などを解説します。


【人事担当者の皆様へ】海外拠点での理念浸透のコツをまとめました。


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目次[非表示]

  1. 1.理念浸透を実現するワークショップの例
    1. 1.1.管理職向けワークショップ
      1. 1.1.1.ワークショップの内容
      2. 1.1.2.ワークショップのルール
    2. 1.2.一般社員向けワークショップ
      1. 1.2.1.ワークショップの内容
      2. 1.2.2.ワークショップのルール
    3. 1.3.おえかきコミュニケーションワークショップ
      1. 1.3.1.ワークショップの内容
      2. 1.3.2.ワークショップのルール
    4. 1.4.パーパス浸透プロジェクト
      1. 1.4.1.ワークショップの内容
      2. 1.4.2.ワークショップのルール
  2. 2.理念浸透を実現するゲームの例
    1. 2.1.NASAゲーム
      1. 2.1.1.ゲームの内容
      2. 2.1.2.ゲームのルール
    2. 2.2.パズルゲーム
      1. 2.2.1.ゲームの内容
      2. 2.2.2.ゲームのルール
    3. 2.3.謎解きゲーム「シントーン」
      1. 2.3.1.ゲームの内容
      2. 2.3.2.ゲームのルール
  3. 3.理念浸透のためのワークショップを実施するポイント
    1. 3.1.社員自らが理念について話す時間を多くとる
    2. 3.2.浸透レベルに合った内容にする
    3. 3.3.行動変容に時間がかかることを考慮する
    4. 3.4.心理的安全性を高く保つ
  4. 4.理念浸透に成功した事例・取り組み例
    1. 4.1.ミズノ株式会社様
    2. 4.2.東急株式会社様
    3. 4.3.海外現地法人のミッション・ビジョン・バリュー策定事例
  5. 5.理念浸透のためのワークショップの実施ならアルーにお任せください


理念浸透を実現するワークショップの例

企業理念を浸透させるためには、研修参加者が主体的に行動するワークショップを導入することが効果的です。ここでは、企業理念の浸透に向けたワークショップの例を4つご紹介します。


  • 管理職向けワークショップ
  • 一般社員向けワークショップ
  • おえかきコミュニケーションワークショップ
  • パーパス浸透プロジェクト


管理職向けワークショップ

管理職向けワークショップは、マネージャーが企業理念を理解したうえで日々の職場で実践できるようになることを目的としたワークショップです。
単年度の施策ではなく、複数の年度にまたがって施策を実施することで徹底的な企業理念の浸透を促します。
企業理念の内容や策定の背景を理解したうえで、体現するための行動を継続的に実践できている状態が本ワークショップのゴールです。
ワークショップを実施したあとは、現場での実践状況を逐一記録する実践シートも記入してもらいましょう。


ワークショップの内容

本ワークショップは、以下のような6部構成となっています。


  • 事前課題の共有
  • 期待するマネジメントに関する講義
  • これまでを振り返り、インサイドアウトのアプローチを理解する
  • パーパスを自分の言葉で表現する
  • 自組織のビジョンを言葉にする
  • ビジョン実現に向け、マネージャーとして向き合う課題を整理する


単純にビジョンの内容を理解してもらうだけでなく、ビジョンを体解するためにマネージャーとして何ができるのかをワークショップ内で考えてもらっていることが大きな特徴です。
研修の最後にはバディセッションを盛り込み、これから目指したい組織やメンバーとの向き合い方を考えてもらいましょう。


ワークショップのルール

本ワークショップでは、バディセッションの運用時に関係の深い部署のマネージャーとバディを編成してもらうルールを設けます。
単純に企業理念の内容を理解するだけでなく、周囲のマネージャーと横のつながりをつくってもらうことを意識します。現場での実践状況をお互いにフィードバックしやすくなるようなバディ編成となるよう工夫しましょう。
また、バディセッションは各研修の間に1回は実施するなど、頻度や形式についても詳細なルールを設けることをおすすめします。


一般社員向けワークショップ

一般社員向けワークショップは、メンバーに企業理念の内容を理解するとともに、職場で継続的に企業理念の実現に向けた行動をしてもらうことを目的としています。
管理職向けのワークショップと同様に単年度の施策ではなく、複数年にまたがって継続的に実施し、企業理念の定着を図ります。
また、現場での実践を続けてもらうため、職場実践シートを用意して上司との定期的な対話の機会を創出したのが大きな特徴です。


ワークショップの内容

企業理念を浸透させるためには、「読む」「見る」「話す」「聞く」の4つの観点が大切です。


  • 読む:職場実践シートを書き、企業理念の内容を読み上げる
  • 見る:職場実践シートを見て、自身の取り組み状況を確認する
  • 話す:上司や同僚と職場実践シートの取り組み状況について話す
  • 聞く:同僚や後輩の職場実践ノートの取り組み状況を聞く


本ワークショップでは、上司や同僚と積極的に意見交換をしたり、職場実践シートの内容を読んだりすることで、各社員が企業理念を自分の言葉で説明できるまでサポートしています。


ワークショップのルール

本ワークショップでは、職場で理念に基づいた言動ができるよう、職場実践シートの運用方法についてルールを定めています。
具体的には、職場実践シートを通じて上司や同僚、後輩社員と意見交換ができるようなセッションを定期的に取り入れています。
また、職場実践シートの記入そのものが目的化してしまわないように、アクションプランを策定してもらうなど、実践度合いを高めるような工夫もしましょう。


おえかきコミュニケーションワークショップ

おえかきコミュニケーションワークショップは、おえかきを通じて理念浸透を図るワークショップです。
企業理念への理解度を深めるほか、社員同士の一体感の醸成やコミュニケーションの活発化といったチームビルディングの効果も期待できます。
おえかきというアクティビティを通じて企業理念を浸透できるため、堅苦しい雰囲気にならず、気軽な気持ちで取り組んでもらえるのが特徴です。


ワークショップの内容

本ワークショップでは、自社のミッションやビジョン、バリューを絵で表現してもらいます。
その後、絵のなかに表現された自分自身の想いや感情を参加者同士で共有してもらい、企業理念を自分ゴト化することを目指すという流れです。
参加者は事前にコピー用紙を10枚程度と、カラーの筆記用具を用意します。
おえかきコミュニケーションワークショップはオンライン上で実施することも出来ます。楽しみながら理念について考えることができるので、堅苦しい雰囲気にしたくない場合におすすめのワークショップです。


ワークショップのルール

「おえかき」というと、絵の上手い下手が気になるかもしれませんが、本ワークショップはあくまでもおえかきを通じて企業理念への理解を深めることを目的としています。
そのため、絵を上手に描けるかどうかは関係なく、描くことが大切です。
また、絵に込めた内容をあとから言語化してもらうというルールも重要な要素です。
描いた絵を使用しながら周囲とコミュニケーションをとることで、企業理念を徐々に自分ゴト化できるようになっていきます。
絵を描くこと自体が目的となってしまわないように注意する必要があります。


パーパス浸透プロジェクト

企業理念としての「パーパス」を組織へ浸透させる目的で実施するのが、パーパス浸透プロジェクトです。
営業部向けとそのほかの職種向けで内容が分かれているのが特徴であり、営業部向けの内容はより数値目標達成をサポートできるような内容にカスタマイズされています。


ワークショップの内容

本ワークショップは、以下のように前半と後半の2部構成となっています。


  • 前半:企業理念の内容や、策定された背景を理解する
  • 後半:企業理念を自分ゴト化するためのアクティビティに取り組む


プログラムの前半では、「つまりどういうこと会議」と名付けられた会議に取り組んでもらい、企業理念の背景について理解を深めてもらいます。
後半では、実際の企業理念を基に自分自身の成長方法を考えてもらうという内容です。
一般的に理念浸透研修は座学で企業理念への理解を深める形式を採用することが多いですが、本ワークショップでは参加者が主体的に手を動かせるような仕掛けが数多く用意されています。


ワークショップのルール

本ワークショップは、オンライン上でも実施できます。
ディスカッションが多く含まれているため、事前にオンラインでのスムーズなコミュニケーションがとれる環境を整えておくなど、入念な事前準備が必要です。
また、自分の頭で考えてみる時間や手を動かす時間が設けられていることが多く、理念の背景についてしっかり考えられる工夫を加えることも大切です。


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理念浸透を実現するゲームの例

ジクソーパズルのピースを合わせる

企業理念を浸透させる際には、ゲーム形式を取り入れるのもおすすめです。
ゲーム形式で楽しく企業理念について学んでもらうことで、企業理念浸透にありがちな押しつけ感を軽減することができます。
ここでは、理念浸透を実現するゲームの具体例を3つご紹介します。


NASAゲーム

NASAゲームは、ゲームという題材を通じて合意形成のプロセスについて学んでもらうゲームです。
ゲーム内で実際に合意形成してもらい、合意形成の際には「ミッション」「ビジョン」「バリュー」という3つの軸が大切になることを実感してもらいます。
チームメンバーとコミュニケーションをとりながら、楽しく企業理念の大切さを理解してもらえるのが特徴です。


ゲームの内容

NASAゲームは、企業理念の大切さを学べる内容となっています。
数名ずつのグループに分かれてもらい、与えられた課題に対して実際に合意形成を行ってもらう「コンセンサスゲーム」の1種です。
ミッションやビジョン、バリューが共有されている組織における意思決定がいかにスムーズになるかを体感してもらえます。
同時に、その3つの要素が欠けている組織にはどういった問題が起こるのかも理解してもらえるでしょう。


ゲームのルール

NASAゲームでは、チームメンバーに月で遭難した宇宙飛行士役となってもらい、基地への生還を目指してもらいます。
その際、手元に15個のアイテムがある想定で、無事生還するために15個のアイテムをどのような優先順位で使うのかを考えてもらうというルールです。
最初に個人で優先順位を考えてもらい、その後チームで合意形成を行って最終的な結論を出します。
前もってカードを準備してオフラインで実施することが多いゲームですが、ファシリテーターを事前に決めておくといった工夫があればオンラインでも実施可能です。


パズルゲーム

パズルゲームは、企業理念の定義や概念について基本的な理解を深めることを目的としたゲームです。
自社の企業理念を最初に知ってもらいたい場合や、内容を再び思い返してもらいたい場合に効果を発揮します。
また、ゲーム内ではメンバー同士が積極的にコミュニケーションをとるため、組織のコミュニケーションを活発化したい場合にも有効です。


ゲームの内容

パズルゲームではメンバーとコミュニケーションをとりながら、VMVIC(Vision・Mission・Value・Identity・Concept)について理解を深めることができます。
ミッションやビジョン、バリューといった言葉は知っていても、それぞれの定義や内容は区別がついていないという社員も多いのではないでしょうか。
アイデンティティやコンセプトについても、あまり意識したことがないという方も多いでしょう。
パズルゲームを実施することで、それぞれの定義や内容をしっかり理解してもらうことができます。


ゲームのルール

パズルゲームは、架空の会社のVMVICをランダムに並べ、それを定義と照らし合わせながら並び替えてもらうというルールです。
VMVICの定義を理解する必要があるため、想像よりも難しいと感じる社員も多く、議論が盛り上がることが期待できます。
架空の会社のVMVICを用意してそれを並び替えるという内容ですが、自社のVMVICを浸透させるという意味では実際に自社の掲げているVMVICを並び替えてもらうのもおすすめです。


謎解きゲーム「シントーン」

シントーンは、企業理念を理解し、自分ゴト化することを目的とした謎解きゲームです。
企業理念を浸透させるためには、参加者の記憶に残るオリジナリティを持たせる必要があります。
シントーンでは、エンターテイメント性を加えながら企業理念を効果的に伝えられるという特徴があります。
参考:企業理念の浸透、社史を体験で伝える。「シントーン」


ゲームの内容

シントーンは、企業理念で伝えたいことを盛り込んだストーリーや体験などを謎解きゲームに落とし込み、社員に謎解きをしてもらうことで企業理念への理解を深めてもらいます。
企業理念や社史をただ読んで理解するのではなく、ゲーム形式で体験してもらうことによって、理念の内容を忘れづらくしています。
また、ゲーム形式に落とし込むことによって、企業理念にストーリー性を持たせることができます。
情報の羅列となりがちな企業理念をストーリーとして理解することで、事業との関連や策定された背景も見えてくるでしょう。


ゲームのルール

シントーンでは、浸透させたい企業ビジョンの内容に合わせてさまざまなストーリーを構成します。

たとえば、以下のようなストーリーが考えられます。


  • 社長の失われた記憶を取り戻すため、会社の年表に隠された謎を解く
  • 参加者である社員がRPGの主人公となってもらい、アイテムを集めて魔王を倒す
  • 会社の過去の困難をどう乗り越えてきたのかをテーマに謎解きをしてもらう


いずれのストーリーも、エンターテイメント性を積極的に取り入れているのが特徴です。
また、できるだけ社員の記憶に残りやすくなるよう、オリジナリティを意識したストーリー設計となっています。


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理念浸透のためのワークショップを実施するポイント

	ワークショップ中

企業理念を浸透させるためのワークショップを実施する際には、社員が理念について話す時間を多く確保したり、浸透レベルに合った内容にしたりするのが大切です。
また、理念浸透には時間がかかるため、中長期的な目線で施策を考えることも重要といえます。
理念浸透のためのワークショップを実施する際に意識しておきたいポイントを4つ解説します。


社員自らが理念について話す時間を多くとる

企業理念を浸透させるワークショップを実施する際には、社員自身が理念について語る時間を多く確保することが大切です。
人間には本来、「自分の自由を守ろう」と考える傾向があります。
そのため、企業理念の内容を口頭や文章でいくら伝えても押しつけ感が出てしまい、なかなか受け入れてもらえません。
ワークショップを実施する際は、企業理念の内容を伝えたあとで社員一人一人がその内容について周囲と話す時間を設けましょう。
グループワークを通じて理念と自分との関わりを考えてもらえば、企業理念に対する納得度を高めることができます。


浸透レベルに合った内容にする

	①理念浸透のためのポイント.

企業理念を浸透させるワークショップの内容は、現在の浸透レベルに合った内容となるように意識しましょう。

企業理念が浸透するまでには以下の4段階があります。

  • STEP1:理解
    企業理念を頭では理解している状態
  • STEP2:共感
    企業理念を理解したうえで、その必要性に共感している段階
  • STEP3:行動
    必要性に共感したうえで、自ら企業理念に沿った行動をする段階
  • STEP4:浸透
    主体的かつ継続的に企業理念に沿った行動をする段階


たとえば、企業理念の内容が十分に周知されていない段階で理念に沿った行動をいきなり促すのは難しいです。
そのため、はじめは自社の現状を見極めながらワークショップの内容を調整してみると良いでしょう。


行動変容に時間がかかることを考慮する

企業理念を浸透させる際は、時間がかかることを理解する必要があります。
企業理念を浸透させることのゴールは、全ての社員に企業理念を実現するための行動を継続的にとってもらうことです。
理念に基づいた言動を習慣化するには、どうしても時間がかかってしまいます。
そのため、企業理念を浸透させる際には中長期的な施策が求められます。
たとえば、「単年度ではなく複数年度にまたがって実施する」「研修終了後に継続的に社員のモニタリングを実施する」などの工夫を行うと良いでしょう。

行動変容については、以下の記事でも詳しく解説しています。
行動変容を促す社員研修のポイント|ステージ理論に沿った働きかけとは


心理的安全性を高く保つ

ワークショップの効果を最大限に引き出すためには、社員の心理的安全性を高く保つ必要があります。
心理的安全性とは、「何を言っても受け入れてもらえる」という安心感の高い環境のことです。
ディスカッションやグループワークを効果的に進めるためには、心理的安全性を高く保つことが欠かせません。
そのため、場の空気を和ませるといった工夫を施し、自由な意見交換ができる雰囲気を創出することが大切です。

心理的安全性を高める方法は、以下の記事でさらに詳しく解説しています。
心理的安全性とは?高める方法や人事が行うべき施策について


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理念浸透に成功した事例・取り組み例

人材育成のプロフェッショナルであるアルーは、企業理念の浸透に向けたさまざまな施策を支援してきた企業です。
特に企業理念の浸透が課題となりがちな海外拠点での支援実績が豊富な点がアルーの特徴です。
ここでは、企業理念の浸透に成功した事例や取り組み例を3つ紹介いたします。


ミズノ株式会社様

ミズノ株式会社様はグローバル事業の強化を経営戦略の一環として掲げています。
本事例では、海外子会社と日本本社間のコミュニケーション向上を目指した「Global One HR Conference」という理念浸透プログラムを実施しました。
プログラムは3日間に及びますが、「Day0」としてカンファレンスの前日にもコミュニケーションの機会を設け、リラックスした雰囲気での交流を促進したのが特徴です。
プログラム実施後には、「自発的なコミュニケーションが増加した」などの効果が得られました。

本事例の詳細は、以下のページでご覧いただけます。
グローバル事業強化の要として、 本社と海外現法のHRが One Team となるための Global HR Conference(ミズノ株式会社導入事例)

▼事例資料ダウンロードはこちら

  『ミズノ株式会社Global One HR Conference導入事例』資料ダウンロード ミズノ株式会社様にアルーがご支援した、本社と海外現法のHRが One Team となるための Global One HR Conferenceをご紹介します。 アルー株式会社



東急株式会社様

東急株式会社様では、経営人材の育成を推進するための理念浸透研修を実施しました。
本プログラムは、東急グループ内の部長や部長候補者、次世代の経営者候補を対象として、8月から12月までの約4ヶ月、合計10日間にわたって実施されています。
本事例では、「東急グループのDNA」を理解するために幅広いアプローチを行っているのが特徴です。
単純に企業の特徴について考えてもらうだけでなく、東急グループと自身のつながりを深堀りする時間も設けられ、企業が守り続けるべき価値観や使命について理解してもらいました。

本事例の詳細は、以下のページでご覧いただけます。
経営人材の鍵は、矛盾を両立するインサイドアウトのリーダーシップ(東急株式会社様事例)


海外現地法人のミッション・ビジョン・バリュー策定事例

製造業のA社では、タイの現地法人においてミッションやビジョン、バリューの普及を促進するための育成プログラムを実施しました。
本プログラムでは、タイ支社の経営陣が共有すべきビジョンを統一する作業からスタートし、その後ミッションとビジョンの明確化、ジョブディスクリプションの改訂に着手しました。
事前施策として社長との対話を行っていたため、経営陣の意向をまとめるプロセスがスムーズに進展したのが特徴です。
ミッションとバリューの策定段階では集合セッションを導入し、KJ法などを用いて個々の意見を整理しました。
研修の最後にアクションプランを策定し、育成プログラムをまとめています。
日本本社との密接なコミュニケーションに加え、タイ支社におけるミッションとバリューの浸透に成功した事例です。

▼事例の詳細は以下の資料をご覧ください。

  『Mission/Vision/JD策定プロジェクト事例』ダウンロード Mission/Vision/JD策定プロジェクト事例をダウンロードいただけます。製造業のタイ現地法人でのMVV策定とジョブディスクリプション改訂の事例です。 アルー株式会社


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理念浸透のためのワークショップの実施ならアルーにお任せください

アルーは、人材育成のプロフェッショナルとしてさまざまな企業で理念の浸透を支援してきた企業であるため、企業理念の浸透に向けたワークショップの実施ならお任せください。
アウトプット中心のカリキュラムを重視している企業だからこそできる、高品質なワークショップを提供いたします。
また、海外拠点では企業理念の浸透が特に課題となりがちですが、アルーでは海外で理念を浸透させる研修プログラムも用意しています。
ぜひ本記事を参考に、企業理念を効果的に浸透させるワークショップの実施を検討してみてはいかがでしょうか。

本社とのコミュニケーションを活性化させ、海外で理念を浸透させるアルーの研修プログラムは以下のページからご覧ください。
海外理念浸透プログラムの詳細


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