7月から1月にかけて「自己成長力」の足踏み期間があることがわかりました。自己成長力を高めることで、能力的成長をより早期に高く伸ばすことができるでしょう。
各ステージでの成長のポイントが異なるため、新入社員の継続成長を実現するためには、1年間をかけた中期的な育成プランの設計・実行が欠かせません。
「自己成長力」は、戦力化・充実期の前期まで緩やかに下降していました。この足踏み期間をいかに短縮できるかが、能力的成長を伸ばす鍵となります。
「能力的成長」は、組織適応期の後期から業務適応期にかけた伸び悩みを解消できると、一年間を通じて成長角度をキープし続けることができるのではないかと思われます。
昨年度と比べてフォロー対象者が増える時期が早まりました。11月以降にフォロー対象者が増えています。
フォロー対象者と判定されたことのある新入社員の割合は、「3人に1人」から「5人に1人」に減りました。
一方で、継続的にフォロー対象者と判定される新入社員の割合は増えました。
落ち込みが継続してしまうと、受け身な姿勢につながったり、エンゲージメントの低下から早期退職につながってしまう場合もあるため、落ち込みを立て直すフォローが必要です。
一方で、新入社員のトレーナーに対する評価は、トレーナー側の自己評価とは真逆の傾向が見て取れます。OJTの実施状況に対する認識ギャップがあるのです。
また、新入社員とトレーナーの間で認識のギャップがあり、新入社員はトレーナーを高く評価していますが、トレーナーの自己評価が低いことがわかります。
出典:『サーベイ・フィードバック入門』(中原 淳)
以下のStep1からStep5までの流れを1年間繰り返すことで、新入社員の自律的・継続的な成長を促進します。
精神的成長と自己成長力を土台にして、新入社員の能力的成長(社会人の基本スキル)が育まれます。
◆IEEE TALE 2020(IEEE International Conference on Teaching, Assessment, and Learning for Engineering)
◆SN Social Sciences
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