アルー株式会社では、2026年度3月~ 4月の2カ月間で新入社員約3.6万人に研修プログラムをご提供しました。
それらの研修プログラムに関わった講師や当社コンサルタントに対し、新入社員の傾向や様子についてのアンケートを毎年実施しています。2025年度の新入社員導入研修に関しても同様のアンケートを実施し、今年度の傾向を示しました。


「やり方や意義の理解ができれば、実行は早い」「自分の成長につながると感じると、強くコミットする」といった傾向は、タイパ(タイムパフォーマンス)・コスパを重視するスマホネイティブ世代ならではの特徴と言えます 。情報が溢れる環境で育った彼らは、「これは自分にとって価値があるか」を瞬時に見極め、納得した瞬間に行動へ移す合理的な学び方が自然と身についています 。研修現場でも、意義を理解した後の修正スピードや、成長につながる場面での質問・挙手の量が顕著に増えていく姿が多数見られました 。また、役割を自然に分担し、仲間がピンチの場面では即座にフォローに回るなど、個を大事にしながらもチームとして機能することへの意識が高い点も、今の世代らしい強みです 。
一方で「自ら前に出ようとする積極性に欠ける」点については、挙手や発言が一部の受講者に偏り、残りは様子をうかがい受け身になるという二極化が多くの現場で見られました 。これは「目立つリスクを冒してまで前に出ることに合理的なメリットが見えない」という、合理主義の裏返しとも言える判断が働いている可能性があります 。また、重要性を理解しながらもワークでは実践できないといった、学んだことと現実の行動をつなぐ「転移」の難しさが今年度の大きな課題として浮き彫りになっています 。さらに、自ら「適切な着地点」を設定して「そこそこ」で満足し、内容を深めようとする姿勢が乏しいという報告もありました 。2020年度にも同様の傾向は見られましたが、当時は消極的な姿勢が主因であったのに対し、2026年度は「いかに効率よく、損をせず立ち回るか」という合理主義が要因となっており、時代背景に伴う変質が鮮明に表れています 。

綿密な打ち合わせと連携により、会場が異なる開催となっても、安定した進行と受講者へ同質の学びの提供が可能です。クラス間で学びや気づきにバラつきが出ないよう、事前及び各開催日毎に講師とのすり合わせを実施しています。
お客さまに意義ある学びの場を提供するために、カスタマイズを積極的に実施しています。カスタマイズ専門部署に15名以上が在籍し、多くの研修でカスタマイズを実施しています。
アルーの研修は、「わかる」だけでなく「できる」に到達することを研修の目的としています。「100本ノック」と呼ばれるケーススタディ演習や、研修後の職場での実践を促すサーベイなど、受講者の行動変容に繋がるプログラムやサーベイをご用意しています。