ネガティブな傾向について、「周囲からどう見られるか、どういう行動が適切かを知らない」「手の届く情報や居心地のよいつながりで満足をしてしまう」は昨年と同様の傾向になりました。「周囲からどう見られるか、どういう行動が適切かを知らない」については、講義中や休憩中におけるオン・オフの行動の使い分けに対する認識の甘さが起因となる不適切な言動が多々見受けられたようです。「手の届く情報や居心地のよいつながりで満足をしてしまう」については、講義中に課題に取り組む中で講師に質問をせずテキスト内にある情報だけで答えを探そうとしたり、講師や人事とは交流をせず同じグループ間での交流に留まってしまう姿が見られました。
また、今年は「チャレンジより、リスク回避を優先する」が新たに加わりました。こちらは昨今の若者の傾向である「失敗を恐れる」点を踏まえているとも言えるでしょう。研修内では「~~というのは、△△するのが正解ですか?」とストレートに正解を確認してくる受講生もいました。
企業数
118社
研修受講者数
約2.7万人 ※延べ人数
クラス数
651クラス
企業の人事・人材開発職417名に対し、OJTの実施状況と課題に関する調査を行いました。OJTの実施状況、OJT教育の課題、効果を感じるOJTトレーナーへの研修・支援などについて、従業員規模別に結果をまとめています。
企業の人事・人材開発職404名に対し、企業での自律型人材育成の状況と課題に関する調査を行いました。自律型人材育成に向けた取り組みの実施状況、実施した、もしくは実施予定の自律型人材育成施策、自律型人材の育成によって発生した課題などを従業員規模別にまとめています。
アルーでは、従業員数1,000名以上の企業の課長クラス以上を対象に、25年度の人材開発予算に関する実態調査を行いました。25年度の人材開発予算、24年度と25年度における人材開発予算の変化、研修テーマ別の人材開発予算の変化などを従業員規模別にまとめました。また、効果を感じている研修や人材開発における課題についての調査結果も掲載しています。
今回アルーでは、25卒の内定者・内定予定者を対象に、アンケート調査を実施いたしました。内定者が抱える不安や求めるフォロー、企業への期待、内定者研修への期待など、25卒内定者の生の声を集めました。内定者研修や内定社フォロー施策の企画の材料として、ぜひお役立てください。
アルーの提供する「自己成長力支援サービス」の2023年度のデータから、新入社員の一年間の成長プロセスやモチベーション推移、OJT施策と新入社員育成の関わりについて明らかにしました。
2003年の創立以来、大手企業を中心に1,493社以上の人材育成・研修をご支援してきました。
受講者の行動変容に繋がる育成プログラムを開発し、「育成の成果」を見える化するサーベイのご提供も行っています。
これからも、お客さまの目指す姿に寄り添い、意義ある学びの場を提供し続けます。
綿密な打ち合わせと連携により、会場が異なる開催となっても、安定した進行と受講者へ同質の学びの提供が可能です。クラス間で学びや気づきにバラつきが出ないよう、事前及び各開催日毎に講師とのすり合わせを実施しています。
お客さまに意義ある学びの場を提供するために、カスタマイズを積極的に実施しています。カスタマイズ専門部署に15名以上が在籍し、多くの研修でカスタマイズを実施しています。
アルーの研修は、「わかる」だけでなく「できる」に到達することを研修の目的としています。「100本ノック」と呼ばれるケーススタディ演習や、研修後の職場での実践を促すサーベイなど、受講者の行動変容に繋がるプログラムやサーベイをご用意しています。