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社員のビジネス英語力を高める勉強方法3選

ビジネス英語とは、仕事の会議やメールなどで使用する英語表現のことです。

論理的な会話が多かったり、専門用語や業界用語が多用されたりと、日常会話と違いがあります。

ビジネス英語は日常会話より使用する語彙が少ないことなどから、日常会話より先に勉強を始めると良いと言われています。

今回は、社員にどのようなビジネス英語のスキルを身につけてもらうべきか、学んでもらう前に確認すべきポイント、ビジネス英語を学んでもらう方法などを紹介していきます。


	【人事担当者の皆様へ】ビジネス英語学習の成功の秘訣をご存じですか?.


ビジネス英会話トレーニング「ALUGO」

羽鳥丈太監修者情報



目次[非表示]

  1. 1.ビジネス英語とは
  2. 2.日常英会話とは
  3. 3.ビジネス英語と日常英会話はどう違う?
  4. 4.ビジネス英語を学ぶ方法4選
  5. 5.ビジネス英語を学ぶ前に確認すべきポイント
  6. 6.間違えやすいビジネス英語に注意する
  7. 7.効果的にビジネス英語力を伸ばす方法
  8. 8.ビジネス英語で求められるスキルとは
  9. 9.日常英会話よりビジネス英語を学ぶべき理由
  10. 10.アルーのビジネス英語研修事例
  11. 11.アルー株式会社の人材育成
  12. 12.まとめ


ビジネス英語とは

ビジネス英語とは主に仕事の会議の場、業務メールなどで使用される英語表現です

ビジネス英語は、丁寧で相手に失礼のない文法・単語を使用することが求められます。したがって、省略表現を減らした正しい文法表現が用いられます。


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日常英会話とは

日常英会話とは、友人や家族との会話など、日常生活で使用する英語表現です。ビジネス英語に比べてより、やわらかい表現をすることが求められます。したがって、省略表現を用いることが多いです。


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ビジネス英語と日常英会話はどう違う?

ビジネス英語と日常英会話の違いとは、どのようなものなのでしょうか。

主な違いとして、以下のような内容が挙げられます。


  • ビジネス英語の方が論理的な会話が多い
  • ビジネス英語の方が専門用語や業界用語が多い
  • ビジネス英語の方が省略語や短縮形が少ない


以下にて、詳しく内容を見ていきましょう。


ビジネス英語の方が論理的な会話が多い

もともと「英語」は、はっきりしていて論理的な言語と言われていますが、ビジネス英語ではその事象がより顕著になります。ビジネス英語ではロジカルスピーキングをベースとし、以下の三点を重要視して会話をします。


  • 先に結論を伝えること
  • 具体的に伝えること
  • 結論に対して理由をつけること


これらは日本でもよく新入社員研修などで言われることです。ビジネス英語ではより、論理的な会話が求められる傾向にあるため、この三点を重視し、論理的な会話をする必要があります


ビジネス英語の方が専門用語や業界用語が多い

ビジネス英語は、業務を効率よく進めるため日常英会話では使用しない専門的な熟語表現や業界用語を使用するケースが多いです。

例えば、「Core values(会社が最も大切にしている考え方)」や「Boil the ocean(多くの時間を無駄にする作業やプロジェクト)」などです。これらの用語を利用することで、業務内容や問題点を効率よく相手に伝えることができます


ビジネス英語の方が省略語や短縮形が少ない

ビジネス英語の方が日常会話に比べて省略語や短縮形を利用しない傾向にあります。それは以下の理由によるものです。


  • 誤解を与えないようにするため
  • 失礼のないようにするため(一般的に略語がない方がフォーマルな表現となります)
  • 第二言語として英語を話す人も多く、意思疎通のためより丁寧に話すことが求められるため


しかし、実際の現場ではスピード感を優先し、短縮系を使うケースも多いでしょう。実際に海外で仕事をする場合には、最初は省略語や短縮形を使わず、状況をみて、使用するかどうかを判断した方が良いと言えます。


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ビジネス英語を学ぶ方法4選

オンライン受講する女性

ビジネス英語を学ぶ方法は大きく四つに分かれます。


  • 独学で学ぶ
  • 短期留学をする
  • 対面レッスンを受ける
  • オンラインレッスンを受ける


それぞれ解説していきます。


独学で学ぶ

まず一つ目に、独学で学ぶ方法があります。独学で学ぶ場合、独自に学習計画を立て、それに沿って適切に学習を進めなくてはなりません。英語ができる方が周りにいる方はスピーキングやコミュニケーションの学習が可能ですが、英語ができる方が周りにいない場合には、スピーキングやコミュニケーションの学習が困難であり、身につけるのも時間がかかります。

また、周りの目もないため挫折しやすく、実際に使えるレベルのビジネス英語を独学のみで身につけるのはかなり大変です。


短期留学をする

短期留学をする方法もあります。留学先で一定期間すべて英語でのコミュニケーションを経験することで、短期的にビジネス英語を身につけることが可能です。

ただし、留学をするほどにまとまった時間を作るのが大変、留学費用が高額になる、移動や準備に手間がかかるなどのデメリットがあることは留意しておくべきです。

また、前提条件として最低限の文法や英単語は覚えておかないと学習効率が悪く、ビジネスレベルまで引き上げるのは困難と言えるでしょう。

アルー株式会社では、短期留学のような英語漬けの環境をオンラインで叶える「ALUGO BOOT CAMP ONLINE」というサービスをご提供しています。

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対面レッスンを受ける

対面レッスンの場合には、定期的なレッスンを受けられるので、学習のマイルストーンにもなり、学習効率を上げることが可能です。しかし、移動時間がかかることや、店舗によって英会話サービスの質が異なることがデメリットとして挙げられます。


オンラインレッスンを受ける

オンラインレッスンは、パソコン一台あればレッスンを受けることができるため、移動時間も不要で、自分の目的にあったサービスを探すことが可能です。また、旅行先や出張先でもレッスンを受けることができ、物理的制約もありません。

実際に学ぶ内容はオンラインと対面で大きな違いは無いため、オンラインレッスンはビジネス英語を学ぶ方法として効果的だと言えるでしょう。

ビジネス英語に特化したオンラインレッスンをお探しなら、「ALUGO」をぜひご検討ください。

海外駐在員・グローバル人材の育成に強みを持つアルー株式会社が開発したオンライン英会話トレーニングです。

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ビジネス英語を学ぶ前に確認すべきポイント

指さす女性

学習を始める前に把握・確認するべきポイントを解説します。


  • 今のビジネス英語力を診断する
  • 課題や目的に沿って学習計画を立てる
  • 受講生のタイプに合った英会話サービスを選ぶ


以下にて、詳しく内容を見ていきましょう。


今のビジネス英語力を診断する

まずは今の英語力を把握することが大切になります。ここでの英語力の把握というのは、ただ単にTOEICで何点取れる、というような能力の把握だけではなく、スピーキング/ライティング/リーディングのどれが苦手でどれが得意なのか、文法と単語力、定型表現のどの能力が不足しているのかなど、より具体的に強み・弱みを把握することを指します

今の英語力を正確に把握することで、次の学習プランの計画や効率的な勉強方法につなげていくことができます。


課題や目的に沿って学習計画を立てる

現時点の英語力の把握が完了したら、続いて目的・課題を明確にし、学習計画を立てる必要があるでしょう。目的や課題は個人によって変わり、モチベーションにもつながります。後続の学習計画にも大きな影響を与えるので、しっかり考える必要があると言えます。

また、学習計画を立てる際にはいつまでになにをできるようにするのか、明確にしましょう。マイルストーンを設けて適度にモチベーションを保つ仕組みを入れることが大切です。

もし、課題や学習計画がうまく立てられない場合には、次の英会話サービスの選び方を参照すると良いでしょう。


受講生のタイプに合った英会話サービスを選ぶ

課題の把握や学習計画は一人で立てるのが難しい場合も多々あります。そのような場合には英会話サービスを用いてサポートを受けると良いでしょう。以下の三つのパターンに分けてサービスを紹介します。


	受講生のタイプに合った英会話サービスを選ぶ_3つのタイプの画像


なにが課題かが分からない場合

自身の英語力と目的からどこが課題なのかを分析し、その課題に対して、最適な学習内容と学習計画を立て、計画通りに学習する必要があります。

なにが課題かが分からない場合、パーソナルコーチに課題を明確にしてもらうと良いでしょう。パーソナルコーチが計画を立てて、指定された教材を用いて独学を行うことを「パーソナルコーチ型」と呼びます。このパーソナルコーチ型と、オンラインで英会話レッスンを行う方法を組み合わせることをおすすめします。


課題は分かるが、学習計画を立てられない場合

自身の課題は分かるけれども、学習計画が立てられない場合も、パーソナルコーチ型をおすすめします。パーソナルコーチに学習計画を立ててもらい、指定された教材で独学を行うことと、オンラインでの英会話レッスンを併用するとより良いでしょう。


課題を把握した上で、自分で学習計画を立てられる場合

自分で目的や課題を把握し、最適な学習内容や学習計画が立てられる場合は、レッスンや教材、学習環境を選択できる方が良いでしょう。オンライン英会話レッスンを利用しつつ、適切に教材を選んで独学で学習を進めるのが良いと言えます。


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間違えやすいビジネス英語に注意する

ビジネス英語では、選ぶフレーズや単語により誤解が生まれてしまうことは避けたいものです。ビジネス英語研修では、間違いやすいビジネス英語についても伝えましょう。特に、日常会話で使う英語とビジネスで使う英語の違いについては、例を示しながら伝えることを心掛けてください。ここでは、ビジネス英語研修で取り上げるべき間違いやすいビジネス英語について紹介します。


カタカナ英語と英語を混同しない

日本においてカタカナ英語としてよく使われている単語の中に、ビジネス英語では言葉の意味が変わってしまう単語があります。例文もよく読んで、覚えておくとビジネスの場で役に立つはずです。


service

日本での会話では、「サービス、業務」として使っている「service」ですが、ビジネス英語では、「対応・修理・点検する」という意味になります。

“We hired  a technical consultant to service the customer's computers.”
「顧客のコンピュータ修理のため技術コンサルタントを雇った」


address

「アドレス」というと「住所」という意味でよく使用されますが、ビジネス英語では、「話す・話しかける・対処する」という意味になります。

“We are going to address the critical issues.”
「私たちはもっとも重要な問題に取り組むつもりです」


present

「プレゼント」は、「贈り物・プレゼント」や「贈る・贈呈する」という意味で使われていますが、ビジネス英語では、「示す、伝える」という意味になります。

“Today I'll be presenting our sales results for the current fiscal year.”
本日は、今年度の営業成績についてご説明します。


project

「プロジェクト」は、日常会話で「企画する・計画する」また「プロジェクト」そのものとして使用しますが、ビジネス英語では、「予測する・見積もる」という意味になります。

“We project steady growth for the next 10 years.”
「今後10年間は着実な成長を見込んでいる」


stall

“stall”は、日常会話では「売店・露店」として使用されています。カタカナ英語としては馴染みがありませんが、ビジネス英語では、「引き延ばす・避ける」としてまったく違った意味になってしまいます。

“He could no longer stall off his creditors.”
彼はそれ以上債権者をごまかして支払いを延ばすことができなかった.。

こちらでは日常会話でよく使われる単語の中から、ビジネス英語では違った意味で使用される単語を5つ紹介しました。同じ単語でも使い方や意味がまったく違うことがありますので、複数の意味を覚えて、使い分けられるようにしておきましょう。


ビジネスではフォーマルな単語が用いられる

ビジネス英語では、やや堅苦しいながらも、正式な場面や文書ではよく使用される単語があります。そのようなフォーマルな単語も抑えておきましょう。


remuneration

あまり馴染みのない単語ですが、「報酬」や「給料」という意味で使用されます。報酬や給料という意味なら、”salary”や”pay”がよく使われますが、「remuneration」がビジネスの場ではよく使われますので覚えておきましょう。

”Lawyers tend to receive high.remuneration.”
「弁護士の給料はとても高い傾向にある」


adversarial

“adversarial”は「敵対的な」という意味です。この単語もフォーマルな単語で、法律用語でもよく使用されています。カジュアルに言うと、”hostile"や”unfriendly”などが使用されますが、ビジネスの場ではカジュアルすぎますので、適切に使い分けをしましょう。

“Adversarial negotiations must cease.”
「敵対的な交渉はやめるべきだ」

ビジネス英語でより適切な表現となる単語を2つ、ご紹介しました。フォーマルな表現を身につけることで、交渉の場や契約書の確認などのシーンでも役に立つことでしょう。

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効果的にビジネス英語力を伸ばす方法

ビジネス英語力の勉強方法にも実はコツがあります。ここでは英語力を効果的に高めるコツを二点紹介していきましょう。


英文法・単語の暗記には分散学習が効果的

脳の記憶構造は、


  • 宣言記憶(Declarative Memory)
  • 手続き記憶(Procedural Memory)


から構成されています。「宣言記憶(Declarative Memory)」とは頭で覚えた記憶のことで、英語力トレーニングにおいては英文法や単語の暗記などで発揮されます。

宣言記憶を保持するためには、反復練習をすると良いとされています。つまり、分散学習をすると効果的ということです。分散学習とは、物事を一度覚え、忘れかけたころにもう一度覚えることを繰り返す勉強方法です。

単語であれば、一日10個確実に覚えるというのでなく毎日70個軽く確認し、一週間で70単語を確実に暗記するという方法で学習すると良いでしょう。このように繰り返し学習を習慣づけることが重要です。


スピーキングには集中学習が効果的

一方、スピーキングを「意識しなくても身体が覚えている」レベルにするには、集中学習が効果的です。脳の記憶構造でいうと、「手続き記憶(Procedural Memory)」の領域に達する必要があるでしょう。

手続き記憶とは、車の運転や自転車の乗り方など、意識しなくても身体が覚えている記憶のことで、短い期間で集中してアウトプットし続けることでこの領域に移行できると言われています。

 英語、特にスピーキングを上達させるためには、短期間での集中学習を通して、意識しなくても英語を話せるようにトレーニングするのがおすすめです。

しかし、日々業務を抱えている社員が集中学習を行うことは非常に困難です。そこで、希望者に対しては短期留学の制度などを用意することがおすすめです。

アルーでは、4~12週間で100~300時間の英語学習時間を確保できる英会話トレーニングプログラムをご用意しています。フィリピンへの短期留学を行う『ALUGO BOOT CAMP』と、日本でオンライントレーニングを行える『ALUGO BOOT CAMP ONLINE』の2種類です。お客さまの課題や状況に合わせたプランをご紹介しますので、お気軽にお問い合わせください。


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ビジネス英語で求められるスキルとは

休憩で談笑する社員

ビジネス英語で求められるスキルは、大きく分けて以下の項目があります。


  • 【メール編】リーディング・ライティング
  • 【電話編】リスニング・スピーキング
  • 【会議編】リスニング・スピーキング
  • 英語でのロジカルスピーキング
  • 英語でのプレゼンテーション
  • 英語でのアサーティブコミュニケーション
  • 英語でのネゴシエーション
  • 英語でのマネジメントコミュニケーション


メール対応・電話対応・会議の場ではリーディングやライティング、リスニング、スピーキングのスキルが求められます。また、仕事を円滑に進めるために英語でのプレゼンテーションやマネジメントスキルも求められます。

ここからは、それぞれの場面で求められるビジネス英語のスキルを紹介いたします。


【メール編】リーディング・ライティング

メールではリーディングとライティングのスキルが求められるでしょう。仕事ではメールを確認する時間はごくわずかです。そのわずかな時間で要件を伝えるために、以下のスキルが必要になってくるでしょう。


  • 短く文章をまとめるスキル
  • 要点を的確に伝えるスキル
  • 自然でかつ丁寧な表現にするスキル


その一方でリーディングでは以下のスキルが求められます。


  • 相手の伝えたい点を把握するスキル


これらがメールで求められるリーディング・ライティングのスキルになります。


【電話編】リスニング・スピーキング

電話ではリスニングとスピーキングのスキルが求められます。電話は相手の表情や仕草を確認できないため、難易度の高いコミュニケーション方法の一つです。リスニングでは以下のスキルが求められます。


  • 電話対応独特の表現を理解できるスキル
  • 前提条件を把握するスキル
  • 相手の伝えたいことを把握するスキル


一方でスピーキングでは以下のスキルが求められます。


  • 前提条件や伝えたい内容を的確に伝えるスキル
  • 電話対応独特の表現を使用できるスキル


これらが電話対応でのリスニング・スピーキングで求められるスキルになります。


【会議編】リスニング・スピーキング

英語を使用する会議では、リスニング・スピーキングのスキルが求められます。電話とは異なりジェスチャーを使用できるので、より効率的に相手に情報を伝えることができますが、参加者が複数人いる場合には、会議についていけるよう全体を把握する必要があるのです。

したがって、電話対応の場合と共通する部分もありますが、会議におけるリスニングでは以下のようなスキルを求められます。


  • 前提条件を把握するスキル
  • 相手の伝えたいことを把握するスキル
  • 全体の流れを理解し、誰がなにを言っているのかを把握するスキル


一方でスピーキングでは以下のスキルが求められます。


  • 前提条件や伝えたい内容を的確に伝えるスキル
  • 要点を的確に強調して伝えるスキル
  • 非言語コミュニケーションのスキル


これらが会議の場でのリスニング・スピーキングで求められるスキルになります。

スピーキングで求められる非言語コミュニケーションについて詳しくは以下のページをご覧ください。
非言語コミュニケーションとは?重要性やビジネスでの活用例を解説

英語でのロジカルスピーキング

ビジネス英語ではロジカルスピーキングのスキルは欠かせません。英語はもともとロジカルな言語であり、かつビジネスの場の会話になりますので、より一層以下の点に気をつけてスピーキングをするスキルが求められます。冒頭で述べましたが、英語でのロジカルスピーキングで求められるスキルは以下の三つです。


  • 先に結論を伝えること
  • 具体的に伝えること
  • 結論に対して理由をつけること


英語でのプレゼンテーション

会議の場ではプレゼンテーションを求められることもあると思います。このプレゼンテーションスキルもビジネス英語では必須のスキルです。

英語でのプレゼンテーションは、会議の場で話す語学力があればいいというわけではありません。

日本のビジネスの場におけるプレゼンテーションとの違いとして、以下のような点が挙げられます。


  • ローコンテクストなプレゼンテーション構成をする

「起承転結」ではなく「起(概要)・承(詳細)・結(結論)」でプレゼンテーションを作り上げる必要があります。


  • アイコンタクトやジェスチャーを多用する

日本のプレゼンテーションでは資料やスライドのみを注視しながら話すこともありますが、英語圏では聞いている人に向かってアイコンタクトやジェスチャーをしながらプレゼンテーションをするのが一般的です。


  • 体の動きまで意識する

プレゼンテーションの内容や流れに合わせて、移動をしながら話すように意識します。全ての聴衆に対してアイコンタクトができるようになります。


英語でのアサーティブコミュニケーション

アサーティブコミュニケーションとは、相手の立場や意見を尊重しつつ、自分の意見や主張を正確に伝える表現方法です。言いづらいことを伝える必要があるビジネスシーンでは、アサーティブコミュニケーションを習得することで同僚や取引先と対等な関係を作ることができます。


  • 正しい英語で自分の意見をしっかり伝えることができるようになる
  • 相手にとって受け止めやすい言い方で自分の意見を述べることができる
  • 相手の意見に敬意を払って理解を示すことができる


といったことをゴールとして設定し、社員に習得させましょう。


英語でのネゴシエーション

ネゴシエーションとは「交渉」といった意味でビジネスの場において使われますが、決して強引に話を進めるスキルではありません。

相手との意見対立がある困難な状況においても、それを乗り越えて相手との関係性を深めながら交渉ができるスキルです。

英語でのネゴシエーションスキルの習得には、以下のようなゴールを設定しましょう。


  • さまざまな状況における交渉のテクニックを学び、実際の交渉の場で実践できる
  • 話し合い全体を通じて、相手と良い関係性を保てている
  • 自分の主張・理由を伝えて相手の主張・理由を深掘る質問ができる


英語でのマネジメントコミュニケーション

英語でのマネジメントコミュニケーションとは、業務指示や評価面談、部下へのネガティブフィードバックができるスキルです。

適切に相手に伝える必要があるため、英語力と合わせてコーチング・ティーチングスキルも向上させなくてはなりません。

英語でのマネジメントコミュニケーションを習得するには、以下のようなゴールを設定しましょう。


  • 部下への仕事の依頼、指示の方法を学び、より効果的な業務指示ができるようになる
  • 業務プロセスやキーポイントの説明、褒め方といったティーチングのスキルを身につける
  • 部下に対する正しいフィードバックができるようになる(ポジティブ・ネガティブフィードバック、サンドイッチフィードバック等)


英語でのビジネススキルは社員の独学では身に付きづらいですし、英会話スクールによってはカリキュラムとして用意されていないこともあります。会社としてビジネス英語学習を推進する場合、これらのスキルが学べるかどうかも考慮して研修会社やスクールを選びましょう。


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日常英会話よりビジネス英語を学ぶべき理由

皆さんは日常英会話とビジネス英語どちらを最初に学ぶべきと考えるでしょうか。結論からいうと、実はビジネス英語を先に学んだ方が良いのです。

ここでは、なぜビジネス英語を先に学んだ方が良いのか、その理由を紹介します。


会話の内容が限られているため推測しやすい

ビジネス英語は仕事の場で使用する会話を学ぶため、会話場面や会話内容がある程度限られています。なにを伝えたいのか、なにを話しているのかが推測しやすく、より効率的に英語を身につけることができるのです


定型表現が多いため覚えやすい

ビジネスの場では、よりスピーディかつ正確に相手に情報を伝える必要があるため、誰にでも伝わる定型表現を多く使用する傾向にあります。

その結果、使用する単語数も日常英会話では約3,000〜4,000語であるのに対して、ビジネス英語では1,500語程度とビジネス英語の方が少なくて済みます。定型表現が多く、かつ使用する単語数も少ないため、ビジネス英語の方が早く身につけることが可能です。


実際の業務で使用するため主体的に覚えられる

社員が実業務で英語を使用するため、ビジネス英語のスキルアップを考え始めたという人事担当者の方も多いのではないでしょうか。その場合、実際の業務を想定してビジネス英語を学んでもらうことが多いでしょう。

具体的な会話の場面や内容をイメージしながら学ぶため、英語表現や話し方を主体的に考えることになります。そうすることで、より実践的な英語力を身につけることができます。

また、覚えた英語表現をすぐに職場で使用することもあるかもしれません。英語は使用しなければ身に付きません。レッスンの場のみならず、実際の業務でも使用できれば、より主体的に英語を覚えることができるでしょう。


キャリアアップにつながる

また、社内での昇進においてもTOEICの点数が昇進条件に含まれていることがあります。

ビジネス英語を学ぶことは、昇進においても武器となるのです。


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アルーのビジネス英語研修事例

アルーでは、株式会社三菱UFJ銀行様にALUGO(モバイル英会話トレーニング)とALUGO BOOT CAMP(約2カ月のフィリピン滞在型トレーニング)を導入いただきました。
▼ALUGOの詳細はこちら
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受講者からは、「トレーニング前は、ブロークンな英語で話すことが多かったようですが、冠詞や文法について丁寧な指摘を受けたことで、文法を意識した英語を話す習慣ができるようになりました」と好評の声を頂いています。また、研修前に全然聞き取れなかった長文の問題が、研修後半では理解できるようになり、ディスカッションでも論理的に意見が述べられるようになったそうです。

これまでは英語教育においてTOEICに注力していましたが、もう一段上の「話せる」レベルに到達するために今後もALUGOを利用していきたいとのことです。

▼株式会社三菱UFJ銀行様の事例を詳しく知りたい方は下記ページをご覧ください。
視線の先には、日本の未来・世界の未来がある(株式会社三菱UFJ銀行)


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アルー株式会社の人材育成

ここまでビジネス英語の学習に関して解説してきましたが、ビジネス英語を社員に自主的に身につけさせるのはかなり困難と言えます。今後、グローバル化が進む中で社員の自主性に任せるだけでなく、会社として教育体制を見直すことが必要です。

アルー株式会社では、課題やテーマに合わせてさまざまな学習プログラムを提供しています。社内のニーズにあった人材育成をすることが可能です。

英語の学習プログラムも、隙間時間のレッスンやオンラインでの集中レッスン、海外留学を提供しており、自社のコストや体制にあったプログラムを導入することができます。

オンラインでのマンツーマンビジネス英語トレーニングについて詳しくは『ALUGO』をご覧ください。


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また、集中レッスンを取り入れたい方は『ALUGO BOOT CAMP ONLINE』をご覧ください。


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海外展開を検討しているお客さまや、ビジネス英語スキルを保持している人材不足に悩まされているお客さまは、是非アルー株式会社にご相談ください。


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まとめ

本記事ではビジネス英語の必要性やメリット、勉強方法に関して解説してきました。ビジネス英語は単語数が少ない上、シチュエーションも限られてくるため、日常英会話に比べて手早く身につけることが可能です。また、キャリアアップにも直接つながるため、習得するメリットも大きいです。

しかし、ビジネス英語を学ぶためには自身の英語力を把握し、課題や目的設定を適切に行う必要があります。独学での学習はかなり難しいため、適切にレッスンを取り入れて、効率的に学ぶ環境を整えると良いでしょう。

社員のビジネス英語力を高めたいとお考えの人事部のご担当者様は、是非アルー株式会社の学習プログラム導入をご検討ください


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