OJTの実施状況と課題
実態調査レポート

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企業の人事・人材開発職417名に対し、OJTの実施状況と課題に関する調査を行いました。OJTの実施状況、OJT教育の課題、効果を感じるOJTトレーナーへの研修・支援などについて、従業員規模別に結果をまとめています。

今後のOJT教育の改善に是非お役立てください。

目次

OJTの実施状況

OJTの実施状況

  • 70.0%以上の企業がOJTを実施している

  • 約4社に1社はOJTへの取り組みを強化する

OJTの実施状況

OJTの実施状況(従業員規模別)

  • 従業員数3,000名以上では34.6%以上が「昨年度より取り組みを強化する」と回答し、約40.0%以上が「昨年度と同じ取り組みをする」と回答
OJTの実施状況(従業員数規模別)

OJTを実施する期間

  • 約半数の企業が3カ月以上実施している

  • 6カ月以上実施している企業が30.5%、1年以上実施している企業は21.0%を占める

  • 1カ月未満の企業は19.4%

OJTを実施する期間

OJTを実施する期間(従業員規模別)

  • 従業員数3,000名以上の企業では、3カ月以上の期間を設けている企業が60.0%を超える

  • 従業員数3,000名未満の企業では、3カ月以上の期間を設けている企業は40.0%程度

OJTを実施する期間(従業員規模別)

OJTの対象社員

  • 新卒入社1年目社員を対象にしている企業が多く、78.4%
  • 新卒入社3年目社員を対象にする企業は25.9%と、4社に1社程度となる
  • 中途採用者へのOJTを実施している企業は43.8%
OJTの対象社員

OJTの対象社員(従業員規模別)

  • 中途入社社員へのOJTを実施している割合は、従業員数規模が小さいほど高くなる
  • 従業員数10,000名以上企業は新卒入社2年目もOJTの対象としている割合が22.0%と比較的高い
OJTの対象社員(従業員規模別)

OJTトレーナーを担当する社員の在籍年数

  • 50.0%以上の企業が3~6年目の社員をOJTトレーナーに任命している
OJTトレーナーを担当する社員の在籍年数

OJTトレーナーを担当する社員の在籍年数(従業員規模別)

  • 従業員数3,000名以上の企業では、在籍5~6年目の社員がOJTトレーナーを務めることが多い
  • 従業員数3,000名未満の企業では、在籍3~4年目の社員と在籍5~6年目の社員に二分されている
OJTトレーナーを担当する社員の在籍年数(従業員規模別)

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OJTの実施状況と課題 実態調査レポート

 

OJTの課題

OJT教育に課題はあるか

  • 63.2%の企業が「課題がある」と回答
OJT教育に課題はあるか

OJT教育の課題

  • 「OJTトレーナーの指導にばらつきがある」が最も多く、約半数の企業が課題に感じている

  • 「OJTトレーナーが業務過多になった」は37.6%、「新入社員の成長度合いにばらつきが生まれた」は34.4%の企業が課題に感じている

OJT教育の課題

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OJTトレーナーへの支援策とその効果

OJTトレーナーへの研修・支援

  • OJTトレーナー向けの研修や支援を実施している企業は81.3%

  • 「OJT開始前のOJTトレーナー研修」「OJTマニュアルの作成」「OJT期間中のOJTトレーナーのフォロー」の3つは約40.0%の企業が実施している

OJTトレーナーへの研修・支援

OJTトレーナーへの研修・支援に効果を感じるか

  • どの施策も「とても効果的」「やや効果的」の合計値が75.3%以上となっている
  • 最も「とても効果的」「やや効果的」の合計値が多い施策は「OJT開始前のOJTトレーナー研修」
OJTトレーナーへの研修・支援に効果を感じるか

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OJT教育の改善策

OJT教育の改善策として実施、実施予定の施策

  • 「職場ぐるみで育成する文化作り」に取り組んでいる(取り組み予定)の企業が38.1%と最も多い
  • OJT制度自体の廃止は3.7%の企業が実施、もしくは実施予定
OJT教育の改善策として実施、実施予定の施策

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アルーのOJTトレーナー研修サービス

集合研修・オンライン研修

プログラム概要

目的 

 

 

新入社員を早期にひとり立ち(※)させるために必要なOJTトレーナーとしての心構え・知識・スキルを習得する
※ひとり立ち:入社1年目終了時を想定。1年後の育成目標に到達できている状態を指す

学びのポイント

 

  • OJTトレーナーの役割を理解する
  • OJTトレーナーに必要な心構えを理解する
  • 新入社員を早期に組織に馴染ませるための打ち手を理解する
  • 育成スキル(傾聴・フィードバック・ティーチング)の方法を理解し、それに対する自身の課題を明確にする
  • (自己成長力支援サービス/新入社員とOJTトレーナーの対話会)
対象

 

新入社員を育成するOJTトレーナー
学習時間

 

 1日標準8.0時間 (8.0~9.0時間)
受講者人数

 

  • 適正人数24名/1クラス
  • 最少10名~最大36名程度(2~6グループ)
期待できる育成効果

 

【研修前】

  • 新入社員の組織適応期、ビジネス適応期における課題などを理解しておらず、適切なフォローができない
  • 新入社員の課題を想定した上で、OJTトレーナーの役割、心構え、知識、スキルを理解しておらず、早期にひとり立ちさせることができない

【研修後】

  • 新入社員の組織適応期、ビジネス適応期における課題などを理解しており、適切なフォローができる
  • 新入社員の課題を想定した上で、OJTトレーナーの役割、心構え、知識、スキルを理解しており、早期にひとり立ちさせることができる
備考

 

  • 3つのパターンあり。

①自己成長力支援サービスを導入していないパターン、②導入しており新入社員・OJTトレーナーが振り返りを入力していないパターン、③導入しており新入社員・OJTトレーナーが振り返りを入力済みのパターン

  • アジェンダの内容はお打ち合わせの上、変更が可能

 

アジェンダ

項目  概要 進め方

イントロダクション

  • 研修目的を確認する
  • OJTトレーナーの役割を理解する
  • OJTトレーナーに必要な心構え・知識・スキルの全体像を理解する
 

心構え

 

  • 狙い:OJTトレーナーの心構えについて理解する
  • 学び:I’m OK,You’re OK
  • 講義とプチノックを通して、I’m OK,You’re OKの必要性と内容について学ぶ
 

個人ワーク

グループワーク

知識

 

  • 狙い:新入社員を組織に馴染ませるためのオンボーディングについて理解する
  • 学び:組織に馴染んでいる状態とは/リアリティ・ショックとは/オンボーディングとは/オンボーディングでまず初めにやるべきこと/オンボーディングで目指すこと
 

スキル
  • 狙い:新入社員に仕事を覚えてもらうためのスキルを習得する
  • 学び:

関係構築のコミュニケーション:ストローク/傾聴

 ノック1本目:仕事以外の話

G-PDCAの支援

フィードバック

 フィードバックのポイント

 プチノック:YOUメッセージとIメッセージ

 ノック2本目:新入社員へのフィードバック

ティーチング

 ノック3本目:新入社員へのティーチング

 

個人ワーク

トリオワーク

自己成長力支援サービスについて

 

※本パートは自己成長力支援サービスを導入されていることを前提としています
  • 狙い:自己成長力支援サービスの概要と新入社員とOJTトレーナーとの対話会の進め方について理解する
  • 学び:自己成長力支援サービスとは/対話会について/対話会の進め方 
 

個人ワーク

トリオワーク

まとめ

 

振り返り、質疑応答

 

 

OJTトレーナー研修について詳しくは下記ページをご覧ください。

OJTトレーナー研修

eラーニング

OJTトレーナーに求められる要素を、網羅的に学べる13コースをOJTトレーナー向けセットとしてご提供

	OJTトレーナー向けeラーニングセットの一覧
OJTトレーナー向けeラーニングセットの一覧2

「職場で実践できること」をゴールに、学習意義から実践のコツまでを一貫して学べるコース設計

アルーのeラーニング設計のポイント

OJTトレーナー向けeラーニングについて詳しくは以下をご覧ください。

eラーニング教材 セットプラン OJTトレーナー向け

OJT教育に関するお役立ち情報

研修・人材育成に関するお役立ち資料ダウンロード

環境に左右されない!新入社員を成長させるOJTトレーナーが実践している3つのコツ

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OJTとOFF-JTを使い分けるコツ

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	25卒内定者調査レポート~内定者フォローの”正解”とは~

25卒内定者調査レポート~内定者フォローの”正解”とは~

研修・人材育成に関する記事

従業員規模別の情報も含めた『OJTの実施状況と課題 実態調査レポート』は以下よりダウンロードできます。

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調査概要

今回のアンケートでは下記のサンプルを収集のうえ、作成しました。

したがって、当資料のすべてのデータに関しては、下記表に記載のサンプルから収集したアンケート結果をベースとしています。

 

本アンケートの回答者の属する企業の従業員規模は、1,000名未満が52.6%、1,000名以上が43.7%となっています。

アンケート回答者属性(従業員数規模)(OJTレポート)

本アンケートの回答者の属する企業は下記の通りであり、様々な業種を対象としています。

アンケート回答者属性(業種)(OJTレポート)

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その他の調査レポート

アルー株式会社について

2003年の創立以来、大手企業を中心に1,493社以上の人材育成・研修をご支援してきました。
受講者の行動変容に繋がる育成プログラムを開発し、「育成の成果」を見える化するサーベイのご提供も行っています。
これからも、お客さまの目指す姿に寄り添い、意義ある学びの場を提供し続けます。

アルーが選ばれる理由

  1. 安定した多人数・多クラスでの研修開催が可能

綿密な打ち合わせと連携により、会場が異なる開催となっても、安定した進行と受講者へ同質の学びの提供が可能です。クラス間で学びや気づきにバラつきが出ないよう、事前及び各開催日毎に講師とのすり合わせを実施しています。

  1. 豊富な研修カスタマイズ実績

お客さまに意義ある学びの場を提供するために、カスタマイズを積極的に実施しています。カスタマイズ専門部署に15名以上が在籍し、多くの研修でカスタマイズを実施しています。

  1. 育成の成果にこだわるプログラム・サーベイ

アルーの研修は、「わかる」だけでなく「できる」に到達することを研修の目的としています。「100本ノック」と呼ばれるケーススタディ演習や、研修後の職場での実践を促すサーベイなど、受講者の行動変容に繋がるプログラムやサーベイをご用意しています。

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