【従業員規模別】
大企業の25年度人材開発予算の傾向
従業員数1,000名以上企業の実態調査

調査レポートの詳細はこちら

今回アルーでは、従業員数1,000名以上の企業の課長クラス以上を対象に、25年度の人材開発予算に関する実態調査を行いました。
 

  • 25年度の人材開発予算
  • 24年度と25年度における、人材開発予算の変化
  • 研修テーマ別の人材開発予算の変化

 

上記について、従業員規模別に結果をまとめました。

また、効果を感じている研修や人材開発における課題についての調査結果も掲載しています。

次年度の人材開発予算計画の策定に是非お役立てください。

目次

人材開発予算の全体像

2025年の人材開発予算(年間)

  • ●1億5000万円~2億円未満が17.0%と最も多く、1,000~3,000万円が15.8%、3億円以上が13.9%と続く
2025年の人材開発予算(年間)

2025年の人材開発予算(年間) (従業員規模別)

  • 従業員数10,000名以上の企業では、3億円以上が36.8%と最も多い割合を占める
  • 従業員数5,000名以上10,000名未満では、1億円以上が47.8%、1億円未満が47.8%と2極化している
  • 従業員数3,000名以上5,000名未満では、1憶円以上が70.7%を占める
  • 従業員数1,000名以上3,000名未満では、5,000万円未満が50.8%と半数を占める
2025年の人材開発予算(年間) (従業員規模別)

人材開発予算~2024年から2025年にかけての変化~

  • 2025年の人材開発予算は2024年と比べて増加した企業が56.9%と最も多く、減少した企業は3.3%にとどまる

 

人材開発予算~2024年から2025年にかけての変化~

人材開発予算~2024年から2025年にかけての変化~ (従業員規模別)

  • 2024年から2025年にかけて人材開発予算の増加は、従業員数3,000名以上の企業においてその傾向が顕著である
人材開発予算~2024年から2025年にかけての変化~ (従業員規模別)

2025年の社員一人当たりの人材開発予算(年間)

  • 50%以上の企業が、一人当たり15万円以上の人材開発予算をかけている
2025年の社員一人当たりの人材開発予算(年間)

2025年の社員一人当たりの人材開発予算(年間) (従業員規模別)

  • 従業員数10,000名以上の企業では一人当たり500,000円以上かけている企業が31%と最も多い割合を占める
2025年の社員一人当たりの人材開発予算(年間) (従業員規模別)

社員一人当たりの人材開発予算~2024年から2025年にかけての変化~

  • 「増加した」と答えた割合が51.3%
  • 「減少した」と答えた割合は4.0%にとどまる
社員一人当たりの人材開発予算~2024年から2025年にかけての変化~

社員一人当たりの人材開発予算~2024年から2025年にかけての変化~(従業員規模別)

  • 従業員数3,000名以上の企業では「増加した」割合が5割を超える
社員一人当たりの人材開発予算~2024年から2025年にかけての変化~(従業員規模別)

『従業員数1,000名以上企業の実態調査【従業員規模別】大企業の25年度人材開発予算の傾向』は以下よりダウンロードできます。

従業員数1,000名以上企業の実態調査【従業員規模別】大企業の25年度人材開発予算の傾向

 

研修テーマ別の人材開発予算の変化

人材開発予算の変化~2024年から2025年にかけての変化~ (研修種類別)

  • 増加したと答えた企業の割合が多い研修は「DX人材育成・リスキリング関連」「中途採用者向け研修」
  • 減少したと答えた企業の割合が比較的多い研修は「役員研修」「公募研修」「グローバル人材育成」
人材開発予算の変化~2024年から2025年にかけての変化~ (研修種類別)

新入社員研修の人材開発予算の変化~2024年から2025年にかけての変化~ (従業員規模別)

  • どの従業員規模でも「変わらない」という回答が最も多いが、全体の約3割は「増加した」と回答
新入社員研修の人材開発予算の変化~2024年から2025年にかけての変化~ (従業員規模別)

管理職研修の人材開発予算の変化~2024年から2025年にかけての変化~ (従業員規模別)

  • 従業員数10,000名以上企業では、「増加した」と答えた割合が44.7%と最も多かった
  • 従業員数10,000名未満の企業では、「変わらない」と答えた割合が最も多い
管理職研修の人材開発予算の変化~2024年から2025年にかけての変化~ (従業員規模別)

役員研修の人材開発予算の変化~2024年から2025年にかけての変化~ (従業員規模別)

  • どの従業員規模でも「変わらない」という回答が最も多い
  • 全体予算が増加している割合の多い従業員数3,000名以上の企業であっても、役員研修の予算を増やした企業は13.7%にとどまる
役員研修の人材開発予算の変化~2024年から2025年にかけての変化~ (従業員規模別)

公募研修の人材開発予算の変化~2024年から2025年にかけての変化~ (従業員規模別)

  • どの従業員規模でも「変わらない」という回答が最も多いが、全体の約26%は「増加した」と回答
公募研修の人材開発予算の変化~2024年から2025年にかけての変化~ (従業員規模別)

中途採用者向け研修(中途オンボーディング)の人材開発予算の変化~2024年から2025年にかけての変化~ (従業員規模別)

  • 従業員数3,000名以上の企業では「変わらない」と答えた割合が多い
  • 従業員数1,000名以上3,000名未満の企業では、「増加した」と「変わらない」が同数で二極化
中途採用者向け研修(中途オンボーディング)の人材開発予算の変化~2024年から2025年にかけての変化~ (従業員規模別)

グローバル人材育成(語学・海外派遣研修含む)の人材開発予算の変化~2024年から2025年にかけての変化~ (従業員規模別)

  • 従業員数5,000名以上の企業では、「増加した」と「変わらない」が同数で二極化
  • 従業員数30,000名以上の企業では「変わらない」という回答が最も多い
グローバル人材育成(語学・海外派遣研修含む)の人材開発予算の変化~2024年から2025年にかけての変化~ (従業員規模別)

DX人材育成・リスキリング関連の人材開発予算の変化~2024年から2025年にかけての変化~ (従業員規模別)

  • 従業員数3,000名以上の企業では、「増加した」と答えた割合が66.2%と最も多い
  • 従業員数1,000名以上3,000名未満の企業では「変わらない」と答えた割合が最も多い
DX人材育成・リスキリング関連の人材開発予算の変化~2024年から2025年にかけての変化~ (従業員規模別)

今後、予算の増減をしたいと考えている研修種別

  • 予算増を検討されている割合が多いのはDX人材/リスキリング関連、中途採用者研修、中堅社員研修
  • 役員研修は15%の企業が予算を削減したいと考えており、効果の薄さが影響を与えていると思われる
今後、予算の増減をしたいと考えている研修種別

新入社員研修の予算に関する考え(従業員規模別)

  • どの従業員規模でも「現状のままでよい」という回答が最も多いが、全体の31%は「増やした方がよい」と回答
新入社員研修の予算に関する考え(従業員規模別)

中堅社員研修の予算に関する考え(従業員規模別)

  • 従業員数10,000名以上の企業では「予算を増やした方がよい」と考える割合が52.6%と最も多い
  • 従業員数10,000名以上の企業の中に、「予算を減らした方がよい」と回答した企業はなかった
  • 従業員数10,000名未満の企業では「現状のままでよい」という回答が多数を占める
中堅社員研修の予算に関する考え(従業員規模別)

管理職研修の予算に関する考え(従業員規模別)

  • 従業員数10,000名以上の企業では「予算を増やした方がよい」と考える割合が47.4%と最も多い
  • 従業員数10,000名未満の企業では「現状のままでよい」という回答が多数を占める
管理職研修の予算に関する考え(従業員規模別)

役員研修の予算に関する考え(従業員規模別)

  • どの従業員規模でも「現状のままでよい」という回答が最も多い
  • 従業員数1,000名以上3,000名未満と5,000名以上10,000名未満の企業では、「増やした方がよい」という回答より「減らした方がよい」という回答の方が多い
役員研修の予算に関する考え(従業員規模別)

中途採用者向け研修(中途オンボーディング)の予算に関する考え(従業員規模別)

  • 従業員数5,000名以上の企業、従業員数1,000名以上3,000名未満の企業では、「現状のままでよい」という回答がもっと多い割合を占める
  • 従業員数3,000名以上5,000名未満の企業では、「増やした方がよい」という回答の割合が48.8%と最も多い
中途採用者向け研修(中途オンボーディング)の予算に関する考え(従業員規模別)

グローバル人材育成(語学・海外派遣研修含む)の予算に関する考え(従業員規模別)

  • 従業員数5,000名以上の企業では「予算を増やした方がよい」と答えた割合が60.9%と最も多かった
  • 従業員数10,000名以上の企業の中に、「予算を減らした方がよい」と回答した企業はなかった
  • 従業員数5,000名未満の企業では、「現状のままでよい」と答えた割合が最も多かった
グローバル人材育成(語学・海外派遣研修含む)の予算に関する考え(従業員規模別)

DX人材育成・リスキリング関連の予算に関する考え(従業員規模別)

  • 従業員数5,000名以上の企業では「予算を増やした方がよい」と答えた割合が最も多かった
  • 従業員数10,000名以上の企業の中に、「予算を減らした方がよい」と回答した企業はなかった
  • 従業員数5,000名未満の企業では、「現状のままでよい」と答えた割合が最も多かった
DX人材育成・リスキリング関連の予算に関する考え(従業員規模別)

その他の研修種別の結果は、以下よりレポートをダウンロードしてご覧ください。

従業員数1,000名以上企業の実態調査【従業員規模別】大企業の25年度人材開発予算の傾向

 

効果を感じている研修

  • 新入社員研修、若手社員研修、中堅社員研修に対しては、効果を感じている人事担当者が多い
  • 効果を感じないと答えた割合が多いのは「役員研修」「管理職研修」「ダイバーシティ関連」
効果を感じている研修種別

その他の研修種別の結果は、以下よりレポートをダウンロードしてご覧ください。

従業員数1,000名以上企業の実態調査【従業員規模別】大企業の25年度人材開発予算の傾向

 

人材開発における課題

  • 「人材・稼働面での余裕がない」「育成効果を明示できない」ことに悩む企業が多い
  • ノンコア業務のアウトソーシングや人材育成効果を可視化するサーベイなどを用い、課題解決に取り組む必要性がある

人材開発における課題

『従業員数1,000名以上企業の実態調査【従業員規模別】大企業の25年度人材開発予算の傾向』は以下よりダウンロードできます。

従業員数1,000名以上企業の実態調査【従業員規模別】大企業の25年度人材開発予算の傾向

 

人材開発予算への満足度

人材開発の予算に対する満足度

  • 満足している割合が60.2%と割合としては多い
  • 満足していない割合は18.3%
人材開発の予算に対する満足度

人材開発の予算に対して不満がある理由

<予算が足りない>

  • 業績が悪く、人材開発に充てられる予算が絶対的に不足している
  • タレントマネジメントなどシステム導入の予算がないから
  • 中途採用者に対しての教育予算が少ない

 

<人材開発の効果がでていない>

  • 費用対効果は良くない
  • 成果がわかりにくい
  • 人材の絶対数が不足しており、どんなに立派な研修を行っても、効果が薄い

 

<工数が足りない>

  • 金額というより、人材育成にかける工数を増やすことがなかなか難しい

『従業員数1,000名以上企業の実態調査【従業員規模別】大企業の25年度人材開発予算の傾向』は以下よりダウンロードできます。

従業員数1,000名以上企業の実態調査【従業員規模別】大企業の25年度人材開発予算の傾向

 

アルーの研修サービス

アルーの強み

企業ごとのストーリーに基づいた施策設計

アルーはこのような悩み・課題をお持ちの方のために伴走します。

  • 時代の流れを考えたときに、様々な学ぶ方法があるなかで、自社は“従来のまま” でいいのだろうか…
  • 今、実施している育成施策は組織の課題に対してかけ離れていると感じる…
  • 研修直後の本人評価は良いが、職場での実践度はいまいち。自社社員に合う教育を行いたい…

 

 As isーTo beやインテグラル理論のフレームワークなどを用いて、全体を捉えることを大切に、取り組むべき課題を見つけ、施策を成功に導く要点を明らかにします。
特に、組織設計や人事制度などの「目に見えやすいもの」と、理念や企業文化などの「目に見えないもの」の両面から捉えることを大切にしています。

As isーTo beとインテグラル理論

「点から線へ」とデータ活用をラクに実現

職場学習支援システム「compath(コンパス)」を使って、手軽に、研修フォローとデータ活用をスタートできます。

compathの機能

「compath」を使うことで、下記のような成果を導くことに繋がります。

  • 学びの実践・定着度を高められる
  • 効果を分析し、施策を改善できる
  • 次の育成テーマを抽出できる

アンラーニングに着目したアプローチ

知識・スキルの習得に加え、自身の価値観を手放すなど内面の変容にも着目してアプローチします。

※アンラーニングとは、自身の価値観を意図的に手放しながら、新しい知識・スキル・価値観やものの見方や考え方を取り入れるプロセスのこと。

たとえば、下記のようなアンラーニングを取り入れた研修プログラムを提供しています。

アンラーニングに着目したプログラム例

企業ごとのストーリーに基づいた施策設計

育成ゴールの定義は、横軸のテーマを「ジブン・コト・ヒト」の3つの領域に分けたマップに基づいて具体的な行動ベースで設計します。

アルーコンピテンシーマップ

『従業員数1,000名以上企業の実態調査【従業員規模別】大企業の25年度人材開発予算の傾向』は以下よりダウンロードできます。

従業員数1,000名以上企業の実態調査【従業員規模別】大企業の25年度人材開発予算の傾向

 

研修・人材育成に関するお役立ち情報

研修・人材育成に関するお役立ち資料ダウンロード

25卒内定者調査レポート~内定者フォローの”正解”とは

25卒内定者調査レポート~内定者フォローの”正解”とは~

2023年度キャリア意識調査レポート

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大手企業における従業員のキャリア支援のあり方を探る

2024年度新入社員レポート~Z世代と働くヒント~

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研修・人材育成に関する記事

『従業員数1,000名以上企業の実態調査【従業員規模別】大企業の25年度人材開発予算の傾向』は以下よりダウンロードできます。

従業員数1,000名以上企業の実態調査【従業員規模別】大企業の25年度人材開発予算の傾向

 

調査概要

従業員数1,000名以上の企業で人事・人材開発職に従事する管理職以上です。

業種は下記の通り、様々な業種を対象としています。

アンケート回答者属性(従業員数)
アンケート回答者属性(業種)
アンケート回答者属性(役職)

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従業員数1,000名以上企業の実態調査【従業員規模別】大企業の25年度人材開発予算の傾向

 

従業員数1,000名以上企業の実態調査【従業員規模別】大企業の25年度人材開発予算の傾向

【従業員規模別】大企業の25年度人材開発予算の傾向
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その他の調査レポート

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2003年の創立以来、大手企業を中心に1,493社以上の人材育成・研修をご支援してきました。
受講者の行動変容に繋がる育成プログラムを開発し、「育成の成果」を見える化するサーベイのご提供も行っています。
これからも、お客さまの目指す姿に寄り添い、意義ある学びの場を提供し続けます。

アルーが選ばれる理由

  1. 安定した多人数・多クラスでの研修開催が可能

綿密な打ち合わせと連携により、会場が異なる開催となっても、安定した進行と受講者へ同質の学びの提供が可能です。クラス間で学びや気づきにバラつきが出ないよう、事前及び各開催日毎に講師とのすり合わせを実施しています。

  1. 豊富な研修カスタマイズ実績

お客さまに意義ある学びの場を提供するために、カスタマイズを積極的に実施しています。カスタマイズ専門部署に15名以上が在籍し、多くの研修でカスタマイズを実施しています。

  1. 育成の成果にこだわるプログラム・サーベイ

アルーの研修は、「わかる」だけでなく「できる」に到達することを研修の目的としています。「100本ノック」と呼ばれるケーススタディ演習や、研修後の職場での実践を促すサーベイなど、受講者の行動変容に繋がるプログラムやサーベイをご用意しています。

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