年上部下の力を最大限引き出すマネジメント研修施策例

背景と課題

組織の活性化やイノベーション創出を目指す過程で、年上部下のマネジメントに苦慮する管理職がいるという課題があった

ゴール設定 管理職が自身の信念や価値観を自覚し、矛盾を受け容れ、向き合おうとすることにより、部下との向き合い方が変わる
研修の効果 自分のメンタルモデルに意識を向け、相手とのコミュニケーションを試行錯誤するマインドセットができた受講者が見られた

主な背景と課題

製造業界G社様では、組織の活性化やイノベーション創出に向けて、ダイバーシティ&インクルージョンを実現できる組織風土醸成を目指していた。その過程で、年上部下に対するマネジメントに苦慮している管理職が一定数存在しており、人事部として組織課題に手を打つ必要があった。

状況整理を行うと、管理職も部下もお互いに遠慮して踏み込めず、相互理解が進んでいないという状況になっており、この状況に対して、自分の想い込みで行動を抑制してしまい、コミュニケーションにおいて心理的な壁があるという課題を設定した。
上記課題に対して、管理職に対して、年上部下との心理的な壁を自覚し、乗り越えるための第一歩を踏み出すことをコンセプトに研修を設計することを決定した。

研修のゴール設定

・管理職が自身の信念や価値観を自覚し、矛盾があることを受け容れ、向き合おうとしている

・上記変化により、部下との向き合い方が変わる

ゴール達成のためのポイント

Point 1 無意識の思い込みの自覚

誰もが「無意識の思い込み」を持っているものであり、「無意識の思い込み」を通して物事を見ていること・自分と違う見方が存在することに気づかせる設計とした

Point 2 自身の癖に気づかせる設計

年上部下をマネジメントする場面でのケース演習・ロールプレイングを通じて、自身の考え方・
捉え方の癖や、いつもやりがちなコミュニケーション(発信・受信)に気づき、他の選択肢もあることに気づかせる設計とした

Point 3 職場実践との接続

研修中だけではなく、職場でも無意識の思い込み・癖に気づかせるために、研修後の定期的な振り返りの機会を担保する設計とした

プログラム

年上部下の力を最大限引き出すマネジメント研修施策例

受講者の声

自分のメンタルモデルに意識を向けて、相手とのコミュニケーションを試行錯誤するマインドセットができたというコメントが多く見られた

ビジネスマン
自分の根幹にある物に気づくといったことや、その人のありのままを受け止める(モチベーションはマイナスでなければ良い等)といったことが、こうあるべきというこれまでの考え方を柔軟に変えていくきっかけ作りに出来そうな気がした
女性
講義の中では「自分の中のメンタルモデルを自覚し、これまでと敢えて違うパターンで接する等、自分の為にではなく、組織の実現したい未来に向けて選択する」との部分が非常に参考になりました

サラリーマン
年上部下への対応として、「思い込みを自覚し、選択する」など、アプローチを探るうえでのヒントが得られた。

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