現在、教員を取り巻く社会状況は急速に変化し、求められる資質・能力も大幅に高度化、複雑化しています。そのため、継続的で個別最適化された教員の学びのための学習環境を整備することが求められています。
当社は、この課題を解決するために長年培ってきた社会人教育の知見を学校教育に活かし、国立大学法人東京学芸大学と連携しながら教育者研修プラットフォームの開発を推進しています。その一環として、東京学芸大学が連携している一部教育委員会による協力のもと教員への告知等を行い、このたびの取り組みを開始することとなりました。
東京学芸大学は、「高い知識と教養を備えた創造力・実践力に富む有為の教育者を養成する」ことをミッション・ステートメントとする教育の総合大学として、日本の教育養成の中核を担っています。教育分野のみならず人文・社会科学、自然科学・芸術、スポーツなど多様な専門分野の教授陣のもと、緑豊かなキャンパスにおいて少人数教育を実践し、次世代の子どもを育成するための人材養成に取り組んでいます。
また、本連携の実施主体となる先端教育人材育成推進機構は、Society5.0に向けた教員養成・現職教員研修・教育支援人材育成のニーズに対応するため、先導的な教育プログラムの研究開発、教師教育の高度化システムの開発を進める拠点としての機能を果たし、国内外のネットワークを通じた教員養成のナショナルセンターとして、その成果を広く展開することを目的としています。