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研修で使えるアイスブレイク11選!新入社員研修にもオススメ

社員研修や会議で参加者の緊張がほぐれず、発言が少ない、あるいは偏った人からの発言ばかりになってしまった。。このようなお悩みはありませんか?

この課題を打開する1つとして「アイスブレイクを研修前や会議前に取り入れる」という方法があります。アイスブレイクを行うことで、場の空気が和み、研修や会議への積極的な参加態度を引き出すことが見込めます。

本記事では、導入が簡単かつ、リモートでも利用できるアイスブレイクを12つまとめました。研修や会議を円滑に運営したい方は必見です。


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▼おすすめのアイスブレイクをまとめました。


目次[非表示]

  1. 1.アイスブレイクとは何か
  2. 2.社員研修にアイスブレイクを取り入れることのメリット3つ
  3. 3.ビジネスでアイスブレイクを使うケース
  4. 4.コミュニケーション活性化・チームビルディングにおすすめのアイスブレイク3選
  5. 5.新入社員研修におすすめのアイスブレイク2選
  6. 6.短時間かつ少人数でできるアイスブレイク4選
  7. 7.リモート研修におすすめのアイスブレイク2選
  8. 8.社員研修にアイスブレイクを取り入れる際のポイント3つ
  9. 9.会話の中でアイスブレイクを成功させるコツ
  10. 10.まとめ


アイスブレイクとは何か

アイスブレイク(=Ice Breaker)とは、その名前の通り、こころ・からだ・場の緊張(=Ice)を解きほぐす(=Break)ためのアクティビティです。研修や会議の冒頭の数十分間で自己紹介や場が和むゲームを行うことで、参加者に「その場にいてもいいという安心感」を与えることができます。そして、それが結果として自己開示や他者の受容、自発的な言動といった効果をもたらし、生産性を高めることに繋がるのです。研修や会議では、積極的にアイスブレイクを取り入れましょう。

アイスブレイクを取り入れるメリットについては、以下で詳しく説明していますので、ご覧ください。



▼おすすめのアイスブレイクをまとめました。



社員研修にアイスブレイクを取り入れることのメリット3つ

社員研修にアイスブレイクを取り入れることのメリットは以下の3つです。


  • 積極的な発言を促す
  • 相互理解を深める
  • 参加者のモチベーションを上げる


それぞれ詳しく見ていきます。



積極的な発言を促す

社員研修にアイスブレイクを取り入れることのメリットの1つは、アイスブレイクが会話のきっかけや話のタネとなり、自然とコミュニケーションが取れるようになることです。研修や会議において自分から発言することが苦手な人もいます。そのような人でも、全員参加型のアイスブレイクのアクティビティを通じてアイデアを出しあったり、議論を交わすことで、自然とコミュニケーションをとることができます。研修や会議前にアイスブレイクを通じて社員間でコミュニケーションを取ると、研修や会議自体でも積極的な発言をしやすい環境になります。

また、アイスブレイクを通じてお互いの印象が残りやすいため、研修や会議後の交流に繋がることもあります。


相互理解を深める

コミュニケーションの活性化とも類似していますが、研修や会議で高い成果を出すには小さな懸念や疑問も表明できる心理的安全性の確保が必要です。心理的安全性とは、組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対してでも安心して発言できる状態のことを指します。

心理的安全性を確保するには相互理解が不可欠です。お互いのことを知っていると信頼関係が築きやすく、自分の気持ちや意見を素直に発信することができます。

普段の仕事上のコミュニケーションだけでは、趣味や私生活のこと、その人の価値観などについて知る機会は少ないかもしれません。、アイスブレイクは、アクティビティやゲームを通してそれらを知ることができるので、普段は見えないその人の一面を見ることができ、相互理解を深めることができるでしょう。



参加者のモチベーションを上げる

研修は、基本的に講師が一方的に話しながら進行していくものだというイメージを持たれている方も多いでしょう。知識を身につけるという意味では、このような座学も効果的ではありますが、延々と続くと集中力の低下を招きます。そこで、研修の合間にアイスブレイクを加えることでメリハリができ、参加者の集中力を持続させることができます。休憩後など、研修の途中でもアイスブレイクを取り入れることをお勧めします。


ここからは、以下の軸でカテゴライズしてアイスブレイクを紹介していきます。


  • コミュニケーション活性化・チームビルディングにおすすめのアイスブレイク
  • 新入社員研修におすすめのアイスブレイク
  • 短時間かつ少人数でできるアイスブレイク
  • リモート研修におすすめのアイスブレイク


アイスブレイクの流れや必要な人数、所要時間などを簡単にお伝えします。


ビジネスでアイスブレイクを使うケース

アイスブレイクはビジネスの様々な場面で効果を発揮します。アイスブレイクをおすすめする場面を5つ紹介します。


研修

研修は、参加者間や参加者と講師の間で関係性が構築できていないことが多いです。特に、新入社員研修を外注した場合などは、参加者全員が初対面ということもあるでしょう。
そのため、研修では積極的にアイスブレイクを活用することがおすすめです。アイスブレイクを取り入れて緊張をほぐすことで、参加者が発言や質問をしやすくなります。参加者の能動的な参加を促すためにも、研修冒頭でアイスブレイクを行うとよいでしょう。


会議

日々行われる会議の場でも、アイスブレイクは効果を発揮します。特に、経営陣との会議や関わりの薄いメンバー同士の会議の場合、どうしても形式ばった固い雰囲気になりがちです。
会議の際は参加者同士で軽く雑談する時間を入れるなどして、本題に入る前に雰囲気をほぐすことがおすすめです。そうすることで、意見が出やすい雰囲気を作ることができ、参加者も肩の力が抜けて議論により集中できるようになります。


セミナー・ワークショップ

セミナーやワークショップでアイスブレイクを取り入れると、意見や質問が出やすい雰囲気を作ることができます。
特に、ワークショップでは活発なコミュニケーションが求められます。発言しやすいと感じてもらえるよう、アイスブレイクを取り入れるとよいでしょう。


顧客との商談

顧客との商談の際にもアイスブレイクは重要です。顧客は初めて会う営業担当に対して、少なからず不信感や不安を抱えているものです。いきなりビジネスの話に入るのではなくアイスブレイクを挟むことで、不信感を和らげることに繋がるでしょう。また、商談の雰囲気がよくなるため、予算や他社の提案状況など聞きづらい質問もしやすくなります。


面談・採用面接

採用面接では応募者の能力を正確に把握し、価値観や考え方を明らかにする必要があります。しかし、採用面接を受ける側は緊張していることが多く、本来のパフォーマンスを発揮できないことがあります。
優秀な人材を見逃さないためにも、採用面接や面談でアイスブレイクを取り入れることがおすすめです。


コミュニケーション活性化・チームビルディングにおすすめのアイスブレイク3選

まずは、研修参加者同士のコミュニケーションの活性化やチームビルディングにおすすめのアイスブレイクを紹介します。新入社員研修などを企画している方は、以下のアイスブレイクを取り入れることで、社員の研修に対する積極性を引き出すことができるでしょう。



地図作成ゲーム
自分史ワーク
他己紹介ゲーム
必要な人数
4人~
3人~
2人~
所要時間
60分~
10分~
30分~
お手軽さ
特徴
情報処理能力
情報伝達力
自己開示の重要性
プレゼンテーション力



地図作成ゲーム

地図作成ゲームとは、チームごとで参加者にそれぞれ与えられた情報を共有しあい、それらを整理しながら地図を作成していくというゲームです。このゲームでは、コミュニケーションの活性化を図るだけなく、個々の情報をつなげて考えるという論理的思考力・情報処理能力や、チーム内で分かりやすく情報を共有するための情報伝達力などを鍛えることができます。


参加人数

4~6人/組

時間

60分~

準備するもの

  • ペン

遊び方/ルール

  1. 1組4〜6人程度のチームを作る。
  2. 1人につき数枚の情報カードが配られる。(※情報カードの中身は「病院の隣にバス停」「家からまっすぐ行ったところに公園がある」など、断片的な情報のみ)
  3. 情報カードは他の人に見せず、口頭のみで共有しあう
  4. それぞれの情報をもとに、1枚の地図を完成させる
  5. 結果を発表し、チームごとに振り返りを行う


▼おすすめのアイスブレイクをまとめました。



自分史ワーク

自分史ワークとは、自分の過去や経歴について全員に向けて話し、その後質問を受けるゲームです。幼少期や学生時代のこと、前職での経験、今の会社に入った理由などさまざまなことをテーマにすることで、その人がどんな人生を歩んできたのか簡単に共有することができます。

その人が大事にする価値観や仕事に対する考え方なども知るきっかけとなるので、業務上のコミュニケーションに役立てやすいのも特徴です。


参加人数

3人~


時間

1人3~5分×人数


準備するもの

  • 個々人で記念となる写真やモノなど


遊び方/ルール

  1. 全員の前で自分史を発表する
  2. 質問時間を設ける
  3. 全員の発表が終わるまで1~2の繰り返し


他己紹介ゲーム

他己紹介ゲームでは、ペアとなる相手にいくつか質問をしたうえで、その相手のことを他のメンバーに対して紹介していきます。質問しあうことでコミュニケーションの活性化が図れるのはもちろんのこと、短時間で相手の情報を収集し、魅力的に伝えられるように組み立てるというプレゼンテーション力の強化にも繋がるでしょう。


参加人数

2人/1組


時間

30分~


準備するもの

  • 特になし


遊び方/ルール

  1. 2人1組に分かれます
  2. 5~10分程度時間を取り、ペア同士で質問し合う
  3. 他メンバーにペアのことをそれぞれプレゼンする
  4. 質問を受ける
  5. 全員分が終わるまで1~4の繰り返し

▼おすすめのアイスブレイクをまとめました。





新入社員研修におすすめのアイスブレイク2選

次に紹介するのは、新入社員研修におすすめのアイスブレイクです。ここでは新入社員の緊張をほぐすだけでなく、ビジネスパーソンとしての基礎を学べるものも併せて紹介しています。



バースデーライン
ペーパータワー
必要な人数
5人~
4人~
所要時間
10分~
20分~
お手軽さ
特徴
ノンバーバルコミュニケーション
チームビルディング



バースデーライン

バースデーラインは、前から誕生日の早い順に並ぶゲームです。ルールとして、ゲーム中は無言であることが求められ、ジェスチャーのみで意思疎通します。もちろん筆談も禁止です。ノンバーバルコミュニケーションの難しさや大切さについて考えさせられるゲームとなっています。

道具が不要なので気軽にゲームを実施でき、また軽く体を動かすことでリフレッシュできる点も特徴です。

ノンバーバルコミュニケーションについて詳しくは以下のページをご覧ください。
非言語コミュニケーションとは?重要性やビジネスでの活用例を解説

参加人数

5~10人/1組


時間

10分~


準備するもの

  • 特になし


遊び方/ルール

  1. 5~10人程度のチームに分かれる
  2. チーム内でジェスチャーをしながら、1月1日が先頭で、12月31日が最後尾となるように一列に並ぶ(制限時間は5分程度)
  3. 制限時間になったら、各チームの先頭から順に口頭で誕生日を発表し、答え合わせをする
  4. 複数チームで行う際には、正しい順番で最も早く並べたチームが勝ちとする


ペーパータワー

ペーパータワーとは、A4用紙を30枚ほど用意し、それを使ってどれだけ高いタワーを作れるか競うゲームです。タワーを作り終えたら、全員手を放します。10秒後も倒れずにいたタワーのみ高さをメジャーで測り、その中で最も高いタワーを作れたチームの勝ちです。使えるものはA4用紙のみであるため、チーム内でアイデアを絞りながら、課題を乗り越えていく体験が得られます。また、上手くいかないときでもメンバーを気遣うなど、チームワークの基本を学ぶことができます。


参加人数

4~5人/1組


時間

20分前後


準備するもの

  • A4用紙30枚×チーム数分
  • ストップウォッチ
  • メジャー
  • はさみ


遊び方/ルール

  1. 4~5人/1組にチーム分けをする
  2. 1チームにつき30枚のA4用紙を配布する
  3. 作戦タイムとして5分前後とり、どのようにしてタワーを作るか話し合う(※このとき触ってよい用紙は1チームにつき1枚まで)
  4. 作戦タイムが終わったら、組み立てタイムを5分とる
  5. 組み立てタイム終了後、タワーから手を離し、10秒計る
  6. 10秒後も倒れずにいたタワーのみ高さをメジャーで測り、その中で最も高いものが優勝となる



▼おすすめのアイスブレイクをまとめました。



短時間かつ少人数でできるアイスブレイク4選

ここでは、短時間でできるアイスブレイクを紹介します。準備が簡単で、30分以内で実施できるものとなっています。相互理解の促進はもちろんのこと、ものによっては情報収集力やプレゼン力の強化につなげることもできます。



共通点探しゲーム
条件プレゼンゲーム
グッドオアニュース
みんなで当てよう3択クイズ
必要な人数
2人~
4人~
4人~
3人~
所要時間
10分~

30分~

5分~
30分~
お手軽さ
特徴
相互理解の促進
情報収集力
プレゼン力
資料作成力
相互理解の促進
相互理解の促進



共通点探しゲーム

共通点探しゲームとは、チーム全員に共通する要素を探すゲームです。趣味、嗜好や会社に対する思いなど、内容はなんでも構いません。全員とまんべんなくコミュニケーションを取ることができ、関係性の構築がスムーズになります。


参加人数

2~3人/1組


時間

10分~


準備するもの

  • 付箋
  • ペン


遊び方/ルール

  1. 参加者を2~3人/1組に分ける
  2. まずは、チームごとに1人1分で自己紹介する
  3. チーム全員に共通することを5~10分間でできるだけ多く出す
  4. 出てきた共通点の中でも最もユニークなものを1~2分ほどで決める
  5. チームごとにユニークな共通点とその理由を発表する
  6. 最もユニークな共通点を発表したチームの優勝


条件プレゼンゲーム

条件プレゼンゲームとは、チームごとにいくつかのキーワードを渡し、それらを全て網羅したプレゼンテーションを時間内に完成させます。その中でも最も面白く、優れたプレゼンテーションをしたチームが優勝となります。

想像力や思想力をフルに使い、チームでコミュニケーションをとりながら1つの案に絞り込むという企画プロセスを体験できます。また、プレゼンテーションという実務に即したゲームであるため、情報収集する人、プレゼンする人、資料を作る人などの役割分担も経験できるでしょう。


参加人数

4人/1組


時間

30分~60分


準備するもの

  • PC(or 模造紙 & ペン)


遊び方/ルール

  1. 4人1組のチームをつくる
  2. チームごとに3つ、4つのキーワードを配る
  3. プレゼン作成の時間を30分ほどとる
  4. チームごとに5分以内で発表
  5. 最も面白く、ユニークなチームの優勝


グッドオアニュース

グッドオアニュースは、過去24時間以内、あるいは1週間以内に起きた良いニュースを即興でプレゼンするゲームです。内容の完成度やテーマに関わらず、聞き手はそのニュースに共感を示し、拍手するというルールになっています。

部署をまたいだ信頼関係づくりや、会社全体にポジティブな思考や雰囲気を生み出す効果が見込まれます。


参加人数

4人/1組


時間

1分/人


準備するもの

  • 特になし


遊び方/ルール

  1. 4人1チームに分かれる
  2. 1人1分でプレゼンしていく
  3. 終了

▼おすすめのアイスブレイクをまとめました。



みんなで当てよう3択クイズ

自分に関することで3択クイズを作ります。3択のうち2つは本当のことで、残りの1つはウソです。これらをグループ内でクイズとして出題し、お互いにどの選択肢がウソなのかを当てるゲームです。

自分の知らない相手の一面を知ることができ、人となりが見えてきたり、会話のきっかけを作ることができます。


参加人数

3~6人/1組


時間

30分~50分


準備するもの

  • 特になし


遊び方/ルール

  1. 個人ワークとして、自分のことで3択クイズを作る(※2つは本当のこと、1つはウソ)
  2. 3択の例:私は3人兄弟である/私はワニのパジャマで寝ている/私は買い物が苦手だ
  3. グループワークで、話し手はクイズを出題し、何番がウソの選択肢か募る
  4. 聞き手はウソの選択肢だと思うものに手を挙げる
  5. 話し手は正解を発表し、その理由を伝える(※聞き手は、自由に質問・コメントしてよい)



リモート研修におすすめのアイスブレイク2選

リモートワークを導入し、研修もリモートで行うケースが多くなってきたかと思います。ここでは、リモートでもできるアイスブレイクを紹介していきます。



NASAゲーム
ワードウルフ
必要な人数
4人~
4人~
所要時間
60分~
30分~
お手軽さ
特徴
ディスカッション力
分析力
観察力
推察力



▼おすすめのアイスブレイクをまとめました。




NASAゲーム

NASAゲームでは、チームメンバーとの合意形成を行います。「月に不時着してしまった宇宙飛行士」という設定で、320km離れた母船へと戻るために、手元のアイテムに対して優先順位を決めていきます。NASAの模範解答があり、最も近い回答を出したチームが優勝です。オフラインだけでなく、オンラインでも実施可能なゲームの1つです。

このゲームでは、ディスカッション力、分析能力を訓練することができます。


参加人数

4~6人/1組


時間

60分~


準備するもの

15個のアイテムが書かれたカード(オンラインの場合、画像などで対応可能)


  • マッチの入った箱
  • 宇宙食
  • ナイロン製ロープ(15m)
  • 落下傘の布(パラシュート)
  • ソーラー発電の携帯用暖房器
  • 45口径ピストル(2丁)
  • 粉ミルク(1箱)
  • 酸素ボンベ45kg(2本)
  • 月からみた星座表
  • 救命いかだ(救命ボート)
  • 磁石コンパス
  • 水(19リットル)
  • 信号用照明弾
  • 注射器入りの救急箱
  • ソーラー発電式FM送受信機


遊び方/ルール

  1. 4~6人/1組のチームをつくる
  2. まずは、個人で5~10分程度、優先順位を考える時間を作る
  3. チーム内で20分程度でディスカッションを行い、チームでの優先順位を決める
  4. チームごとに優先順位とその理由を発表
  5. NASAによる模範解答を示し、チームの中でも最も差異が小さいチームが優勝


ワードウルフ

ワードウルフは、(一人を除く)全員に共通したお題を出される中で、一人だけ異なるお題を渡された人を探し出すゲームです。人狼同様に心理戦ゲームのひとつですが、更に少人数かつ短時間で取り組みやすいのが特徴です。

コミュニケーションを促進できるのはもちろんのこと、観察力や推察力を養うこともできます。


参加人数

4~6人/1組


時間

30分~


準備するもの

  • チャットツール


遊び方/ルール

  1. 4~6人で1チームつくる
  2. お題を1人1人個別に示す
  3. ゲームを開始し、誰がワードウルフ(違うお題を与えられた人)か探るために話し合う
  4. 話し合いの時間を終えたら、ワードウルフと思う人に1人ずつ投票する
  5. ワードウルフを当てられなかったら、ワードウルフの勝ち


▼おすすめのアイスブレイクをまとめました。




社員研修にアイスブレイクを取り入れる際のポイント3つ

社員研修にアイスブレイクを取り入れる際に注意すべきポイントは以下の3つです。


  • 目的を明確にする
  • 時間を決める
  • 全員参加型を選ぶ


それぞれ詳しく説明していきます。


目的を明確にする

アイスブレイクを研修や会議に取り入れると、時にただ楽しむこと、ゲームに勝つこと、自分のアピールをすることが目的となってしまうことがあります。アイスブレイクの本来の目的は社員の相互理解を促進し、研修や会議における生産性を高めることです。

アイスブレイクの本来の目的がしっかりと参加者に伝わっていないと、単なる雑談やゲームで終わってしまいます。アイスブレイクを行うこと自体が目的とならないように、アイスブレイクによって何が得られるのかを明確にした上で、実施することが大切です。例えば、初対面の人同士の場合は、自己紹介系のアイスブレイクを挟むことでお互いを知る機会とすることができます。逆に、顔見知り同士の場合には、チームワークを試すようなアイスブレイクを挟むことで連帯感を強めることができるでしょう。


時間を決める

アイスブレイクを行う際には、しっかりと時間を区切って行うことを意識しましょう。アイスブレイクに時間を割きすぎたがゆえに、本題である研修や会議の時間を圧迫してしまっては本末転倒です。また、ダラダラとアイスブレイクを行うと、その後もだらけた雰囲気になりかねません。短時間でおこない雰囲気をつくる、あるいは、和やかな雰囲気は残しながらも、研修や会議に意識を切り替える、という進行が理想です。しっかりと時間を決めてアイスブレイクを楽しみましょう。


全員参加型を選ぶ

研修などにアイスブレイクを取り入れるメリットの一つとして、「積極的な発言を促すことができる」という点が挙げられます。このメリットを十分に活かすために、アイスブレイクでは全員がしっかりと話すことが大事です。仮に、複数のグループに分かれるようなゲームを行う場合でも、全員が議論に参加できるように配慮しなくてはなりません。全員の参加を促すためには、参加者の属性に合わせたネタを選ぶことが重要です。また、プライバシーにあまりに踏み込んだ話題は避けるのが無難でしょう。ポイントは、誰もが話しやすい、議論しやすい話題を選択することです。


会話の中でアイスブレイクを成功させるコツ

アイスブレイクを行いたくても、ゲームやアクティビティをする時間がないこともあるかもしれません。その際は、会話の中でアイスブレイクを行なうとよいでしょう。自然にアイスブレイクを行うコツを紹介します。


自分と相手の共通点を探る

相手と自分の共通点を探り話題にすると、場が盛り上がりやすくなります。また、共通点があると親近感を抱きやすいとも言われています。会話の中で、出身地や趣味などの共通点を見つけるとよいでしょう。ただし、プライベートな内容に触れる際は踏み込みすぎないように注意してください。


事前に相手の情報を収集しておく

事前に相手の情報を収集しておくことも効果的です。前述したように会話の中で共通点を探ることもできますが、なにもとっかかりのないところから探るのは至難の業です。事前に相手の情報を調べておくことで、取り上げるべき話題が見つかります。
1対1の場合、共通の知り合いに話を聞いたり、SNS上の情報を調べたりしておくとよいでしょう。相手が複数人となる場合は、相手の組織全体に関する情報を収集することがおすすめです。


オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンを使い分ける

会話の中で質問する際には、オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンを使い分けましょう。オープンクエスチョンは、相手に自由に回答をしてもらうことを想定した質問のことです。一方クローズドクエスチョンは、相手が「はい」「いいえ」など限られた選択肢の中から回答する形式の質問です。
会話を拡げる際にはオープンクエスチョンを使い、特定の相手に発言してもらうためにはクローズドクエスチョンを使う、というように目的に応じて使い分けることで、スムーズにコミュニケーションできるようになります。


まとめ

研修や会議の冒頭あるいは途中のアイスブレイクは、場の雰囲気を和ませて受講者をリフレッシュさせたり、生産性を高めたりといった効果を期待できます。一方で、無目的にアイスブレイクを行ったり、ダラダラと長時間やることは逆効果となりえます。参加者や状況に応じたアイスブレイクを行う必要があります。仮に、自社でアイスブレイクを行う際には、本記事で紹介した11選を参考にしながら、適切なアクティビティを選びましょう。

▼おすすめのアイスブレイクをまとめました。




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