多様な価値を実現するパラドキシカルリーダーシップとはセミナー
<経営思想のアカデミー賞とも称されるThinkers50のベストマネジメントブック2023にも選出>
『両立思考 二者択一の思考を手放し、多様な価値を実現するパラドキシカルリーダーシップ』出版記念セミナー


AかBか、難しい選択肢に意志決定を下すのは、リーダーの重要な役割のひとつです。

しかしその意志決定の裏側に、「二者択一」の前提があると、短期ではうまくいっても、中長期では思わぬ悪循環に陥ることがあります。また昨今は、短期利益と環境配慮、既存事業の深化と新規事業の探索など、一見相反するが、相互依存し、持続する要素(パラドックス)を、同時に実現することが求められており、「二者択一」から「両立」へ、経営の意志決定のあり方のパラダイムシフトが必要となっています。

本セミナーでは、経営学における「パラドックス研究」を世界的に牽引する二人による共著、『両立思考 二者択一の思考を手放し、多様な価値を実現するパラドキシカルリーダーシップ』(原題『Both/And Thinking』)の監訳を務めた、京都大学経営管理大学院パラドキシカル・リーダーシップ産学共同講座の関口教授、落合元特命教授、中村客員准教授の3名が、経営学におけるパラドックス研究の概要やこれからの展望、本書のポイントなどについて紐解きます。

<プログラム>
第1部:経営学におけるパラドキシカル・リーダーシップ
第2部:パラドキシカル・リーダーシップの実践としての「両立思考」のポイント
第3部:パネルディスカッション「これからの展望とQ&A」

【セミナー概要】

日時:2023年11月16日(木)10:30~12:00(日本時間 GMT+9)

対象:本テーマにご興味を持たれた方ならどなたでも参加可能(特に、人事部門、経営企画部門など経営やリーダー育成のあり方に関わる部署の方や、この分野の研究者の方)

参加費:無料

配信形式:Webセミナー(Zoom Webinar)

申込期限:11月15日(水)00:00まで(日本時間 GMT+9)

セミナーURL送付:11月15日(水)中に送付します

参加方法:メールでご案内するZoomのURLから参加ください

【登壇者情報】

関口 倫紀氏



京都大学経営管理大学院 教授
関口 倫紀

大阪大学大学院経済学研究科教授等を経て2016年より現職。専門は組織行動論および人的資源管理論。欧州アジア経営学会(EAMSA)会長、日本ビジネス研究学会(AJBS)会長、国際ビジネス学会(AIB)アジア太平洋支部理事、学術雑誌Applied Psychology: An International Review共同編集長、Asian Business & Management副編集長等を歴任。海外学術雑誌に論文多数。共編著書に『国際人的資源管理』(中央経済社)がある。

落合 文四郎
アルー株式会社 代表取締役社長
京都大学経営管理大学院 元特命教授
落合 文四郎


東京大学大学院理学系研究科修了後、株式会社ボストンコンサルティンググループ入社。株式会社エデュファクトリー(現アルー株式会社)を創業し、代表取締役に就任。2018年12月に東証マザーズ(現グロース)上場を果たす。起業家としての経験から「経営は矛盾の両立」という哲学を持つに至り、パラドキシカルリーダーシップの研究に取り組んでいる。

中村 俊介
アルー株式会社 エグゼクティブコンサルタント
京都大学経営管理大学院 客員准教授
中村 俊介


東京大学文学部行動文化学科社会心理学専修課程修了。大手損害保険会社を経て、株式会社エデュ・ファクトリー(現アルー株式会社)に入社。納品責任者、インド法人代表などを歴任し東証マザーズ(現グロース)上場に貢献。現在はビジネスリーダの育成やプログラム開発に携わるほか、パラドキシカル・リーダーシップ産学共同講座の創設に主導的に関わり、研究に従事。