多くの日本企業が海外事業で直面する壁

グローバル化の進展と共に、海外事業の舵取りはますます複雑になっています。これまでの成功体験が通用しなくなり、多くの企業が共通の課題に直面しているのです。例えば、こんなお悩みはありませんか?

日本本社の視点

  • 「いつまで日本人駐在員に頼るのか…」 現地主導の事業開発が進まず、成長が鈍化している
  • 「現地のリアルな情報が入ってこない…」 市場の変化から取り残され、競合に後れを取っている
  • 「優秀な現地人材が育たない、辞めてしまう…」 キャリアパスを示せず、幹部候補が育たない
  • 「本社と現地の連携がうまくいかない…」 戦略の意図が伝わらず、一体感のある経営ができていない

現地法人の視点

  • 「本社から現地の情報がほしいと言われたが、何をすれば良いのか…」本社の意図が汲み取り切れないまま、情報収集に対応してしまう
  • 「情報収集を始めてみたものの、そのための人材・予算もない…」 本社から上手く支援を取り付けることができない
  • 「本当はもっと良い情報収集の手段がありそうだが、その手段の調べ方も分からない…」「自己流」で情報収集を進めてしまう

もし一つでも当てはまるなら、本セミナーがその解決のヒントになります。

現地法人の役割を捉え直す

コロナ禍を経て、世界は大きく変化しました。欧米などの先進国に加え、特に中国・東南アジアなどの新興国における変化も著しく、これまでの「製造・販売拠点」という役割だけでは、海外拠点のフルポテンシャルを生かしきれない状況になってきています。

かつて世界をリードした日本企業の海外事業モデルは、今、大きな岐路に立たされています。市場は成熟し、現地の競合は驚異的なスピードで進化しています。中国では、もはや「世界の工場」ではなく、イノベーションが次々と生まれる「世界の市場」へと変貌を遂げました。

このような環境下で、貴社の海外拠点は、5年後、10年後も競争力を維持できるでしょうか?製造・販売するだけの役割では、変化の速い市場に対応できず、成長の機会を逃してしまいます。むしろ、新興国を含めた海外の先進事例を発掘する機能も海外拠点に具備させ、グローバルな商品・サービス開発に生かすことが、今後世界で戦っていく上での必須条件となりつつあると言っても過言ではありません。今こそ、海外拠点を単なる「市場」としてではなく、現地のニーズを吸い上げ、新たな価値を創造する「知の拠点」へと進化させることが必要ではないでしょうか。

この度「現地法人の役割を捉え直し」をテーマに、2回シリーズでセミナーを実施します。第1回セッションでは、戦略コンサルティングのCDIと中国の最新トレンドを熟知した34Kr Japanの2社を中心に、海外拠点の新たな役割と、その実現に向けた具体的なアプローチを、国内外の先進事例を交えながら解説します。

第1回 現地法人の役割を捉え直す
第2回 タイトル:現地法人の役割の捉え直しを踏まえた組織変革と人材育成

当日のプログラム

  • オープニング:セミナー趣旨説明、登壇者紹介【alue】
  • Part1:市場としての海外から、知の拠点/探索活動の拠点としての海外へ【CDI】
    ・情報収集・研究開発機能における、海外拠点の役割の進化
    ・市場としての海外から、リサーチ拠点としての強まる海外の位置づけ
    ・日系企業の象徴的な事例とその背景の分析
    ・リサーチ拠点として「価値のある」情報提供を行うための要諦
  • Part2:日本に届かないリアルな中国の最前線情報【36Kr Japan】
    ・コロナ禍の3年間で激変した、中国の最新消費・テクノロジートレンド
    ・知られざる中国先進産業の進化の事例
    ・日本企業の課題:情報とネットワークの偏り
    ・他山の石:中国企業の海外展開の取り組みを参考に
  • クロージング:質疑応答、第2回のご案内

予告:第1回で海外拠点が担うべき未来像を描いた後、第2回ではその未来像を「いかにして実現するのか」を、組織変革と人材育成の観点から具体的に解説します。
開催日時: 2025年12月10日(水)14:00-15:00

セミナー概要

日時:2025年11月19日(水)14:00~15:00(日本時間)

対象:海外現地法人の事業・組織に関わる方、日本本社の海外管理部・海外事業部の方、海外人事に関わる方

参加費:無料

配信形式:Webセミナー(Zoom Webinar)

申込期限:11月17日(月)中

セミナーURL送付:11月18日(火)中に送付します

参加方法:メールでご案内するZoomのURLから参加ください

備考:研修を事業とされている企業などの同業他社様、「個人」の方のお申込みはご遠慮いただいております。

登壇者情報

株式会社コーポレイトディレクション

日本初の独立系経営戦略コンサルティングファーム。大企業の経営戦略立案から実行支援まで、幅広いテーマで数多くの実績を持つ

マネージャー
外山 一成(そとやま かずなり)

東京外国語大学 中国語学科卒。経営コンサルタントとして、日本企業の中国進出・中国企業の日本進出など、日中企業の支援実績を有する。特にヘルスケア・食品関連のプロジェクト実績が豊富

36Kr Japan

中国で絶大な影響力を持つテクノロジー・スタートアップ専門メディア「36Kr」の日本法人。日本に届きにくい中国の最新トレンドやイノベーションに関する情報を発信する

パートナー

公文 信厚(くもんのぶあつ)

大学在籍中に北京大学へ留学。2019年に36Kr Japanに入社。日本におけるメディアの立ち上げや、日本経済新聞社との協業等に携わる。

アルー株式会社

人材育成・組織開発のプロフェッショナル。特にグローバル人材育成、次世代リーダー育成に強みを持ち、中国をはじめとするアジア各国での豊富な支援実績を有する

グローバルHRソリューション部 グループマネジャー

駒木根 利哉

中途でアルーに入社し、人材育成コンサルタントとして、クライアント企業の人材育成体系の構築、研修企画、組織開発を支援。現在は、グローバル人材育成サービスのデリバリー部門で、サービス開発から企画・運営に従事

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本セミナーは3社共催で実施いたします。
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